Quantcast
Channel: F & F嫁の “FFree World”
Viewing all articles
Browse latest Browse all 386

ネタバレ反対

$
0
0

F log





バンバーガーを喰った後、F 嫁待望の映画を観に行きました。


アナと雪の女王


前 log でも触れましたが F はミュージカルというものが大の苦手。
ヅカファンでもあった F 嫁は逆に大好きと好みの違いが浮き彫りとなっております。
まぁ世界で空前のヒットを記録している作品だし、TDL にもとんと縁のない F ですから
最新のディズニーとはどんなものなのか少しは興味もありました。


そこで F 的にはとっても許せない事態に遭遇したのです。


拙ブログをお読みいただいているご奇特な方々ならお分かりのように、重箱の隅を電子顕微鏡で拡大するのが F です。
要するにどーでもいいことが気になって仕方ないのですわ。
中年オジがネチネチ粘着するのはみっともないですが、個人が運営する個人の趣味丸出しのブログですから思う通りにやらせてもらいます。








世界的に大ヒットしている主題歌とも言うべき「Let It Go」です。
アメリカのミュージカル俳優イディナ・メンゼルさんが歌っています。

F & F 嫁が見たのは 「アナと雪の女王」 吹き替え版です。
12 時からの上映に向けて 15 分ほど前に着席すると、このビデオが丸々一曲分大スクリーンで流されたのです。


え? これから始まる映画の山場 (かどうかは分かりませんが) を先に見せちゃうの?


大ヒットしていて YouTube でもバンバン再生されているのも知っていました。
なので 意図的に TV スポット以外でこの曲に触れるのを避けてきました。

世界が絶賛した歌声が劇中でどのように響き渡るのか、またどのような状況で歌われるのか楽しみにしていました。
ところが上映前に流された映像により、エルサが孤独に雪山を登って行くところから手袋、マントを脱ぎ捨てるところ、
巨大な氷の城を作り上げ、ブルーのドレスをまとう過程まですべて目に入ってきてしまいました。


それも上映前のざわついた明るい館内で‥





F は思い直しました。
これはプロモーション用の言うなればミュージックビデオに違いない。
本編では歌は同じでも絵は異なるのだろう、と。

でもご承知の通り本編上映の中でも寸分違わぬ映像と歌、字幕が流れたのでした。


申し訳ないけど絶対に許せません。自分の目と耳に飛び込んで来る第一印象を大切にしたいんです。


映画を見ようとチケットを買って席に座った客に対して、劇中の一部、それも大切な部分と思われる一部を
劣悪な状況で先に見せてしまうことの意味を教えて下さい。

誰がこのタイミングでこの映像を流す事を決定したのでしょう。
BGM のつもりであるなら作品に対して、歌い手に対してあまりに礼を失しています。

まったく意図と意味が不明です。









後日、配給会社に電話して聞いてみましたが、当初はこちらの意図が伝わりませんでした。
「それで何か問題がございますでしょうか」と。

丁寧に説明したところ趣旨はわかってもらえたものの、結局どうしてそのようになったのか分からないとのことでした。
お客様からその部分についておかしいのではないかとの意見を頂戴したとの記録を残しますとだけ言われました。


自分、おかしいですかね?










同様のケースとして テレビドラマの CM 入りの際、CM 明けのシーンが先に流される ことってありますよね。
あれも許せないし大嫌いなんです。

とある警察ドラマで CM 明けに犯人逮捕に突入するシーンが予定されていました。
CM に入る前に背景でその突入シーンがバッチリ流されたんですよ。

それもあーしてこーしてあれしてこれする格闘部分が事前にわかってしまいました。
主人公が犯人のどこを殴るかまで…

もう本当にがっかりです。


事前にこれから先の映像を見せることにどんな意味があるのでしょう。
チャンネルを変えられないための予防策でしょうか。

だったらそれだけの作品だということですよ。







K-Ballet の新作 「ラ・バヤデール」 に関しても、我々が観たのはツアー後半でした。
なのでネット上では感激、罵倒、ネタバレが入り乱れておりました。

ブロンズを絡めた新演出ということは制作ドキュメンタリーで知っていたのでネタバレには特に気を使っていました。
また個々のダンサー評についても紫織ちゃんがどうだったのか見たい気持ちをグッとこらえておりました。

おかげで自身が観た時、初めて目に耳に飛び込んできた K ワールドを大いに楽しめました。
ブロンズの登場も生の舞台を観て、はぁ〜なるほどと思ったものです。







再度言います。

意地悪な友人にネタバレされたのとは違います。
舞台、映画、テレビ等の演出で 制作側からの公的なネタバレ は本当に勘弁してください。

久しぶりに吠えてしまい、たいへん失礼しました。











Viewing all articles
Browse latest Browse all 386

Trending Articles