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Channel: F & F嫁の “FFree World”
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BMW i3

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敬愛する西の傑物、hirorin330 様はその名が示す通り BMW フリークです。
3 月末のブログで BMW 最新の電気自動車 i3 に試乗 された話題がありました。

内燃機関を愛する hirorin330 様ですが、同時に新しいモノを積極的に楽しまれる懐の深さもお持ちです。
昨年は数日間に渡って 日産リーフ をモニター試乗されていました。

個人的にリーフのデザインはどうにも琴線に触れませんが、i3 は PC のモニタ越しに見る限り塊感があって好きです。
ラテン車乗りとしては少し遠い存在でしたが、元ハイブリッドユーザーとしては気になる存在であり続けました。





土曜日、K-Ballet 「ロミオとジュリエット」 マチネを観るために F 嫁と渋谷の街を歩いておりました。
東急文化村の前を通った時、入り口の真ん前で BMW の即席展示会が催されていました。

手前に 5 シリーズのセダン、そしてその奥に BMW が日本市場に送り込んだ i3 の展示車があったのでした。
舞台の開場が迫っており、ゆっくり眺めたり座ったりする時間が無いのが残念でしたが数枚写真を撮りました。


BMW i3




RICOH GR


グレイとブラックの BMW i3 。

トップ写真のように小さな電気自動車ではありますが、しっかりキドニーグリルを備えています。
もっともメッシュ状にはなっておらず、純粋にデザイン的な表現ですが。

グリルやエンブレム周辺のブルーが特徴的でキレイですね。
フロントフェンダーの切り込みは給油口です。

純然たる電気自動車なのに給油口?
そーなんです。これは電気自動車オーナーの心の平安を保つため(笑)の i3 レンジ・エクステンダー です。

電気自動車はバッテリが切れたらそこで止まってしまいます。
充電ステーションの密度や、かかる時間を考えると行動半径に制約を受けるのは現代バッテリ事情では仕方ありません。

そんな不安を解消するのがレンジ・エクステンダーです。
要するに非常用に小さなガソリンエンジンを搭載し、いざという時にエンジンを使って発電するという発想です。

これは純粋に発電するためだけのエンジンで、走行性能には一切寄与しません。
一見デッドウェイトとも思えますが、この直 2 で 700cc 弱のエンジンが乗っている安心感には代えがたいでしょう。






RICOH GR


特に好きなのがリアの佇まいです。
他のどのクルマにも似てませんよね。

リアのフェンダーに位置するのが充電口です。
フロントにも充電口があり、グリルの一部が可倒ボンネットロックするギミックは日本独自仕様だそうです。う〜ん芸細!

日本の立駐に合わせてサスを弄った (=車高を低くした) というのは本当でしょうか。
いや BMW だったらやりかねないな。

基本的に電気自動車なので排気口はありませんが、レンジ・エクステンダーはどこかで排気しているのでしょうね。








インテリアの写真を撮っている時間がありませんでしたので、BMW のサイトからお借りしました。

hirorin330 様も書いておられるように、走行メーターを含めたディスプレイ関係はまさにスマホとタブレット。
F 個人にはシンプルを極めた好ましい内装と映りましたが、F 嫁には素っ気なさすぎると不評でした。

外観からドア 2 枚しか見えませんが、マツダ RX-8 やミニ クラブマンの様に観音開きのリアドアが存在します。
超個人的に 「小型車はドア 2 枚」 が心情の F ですが、これなら許容範囲です。






RICOH GR


上の写真にも写ってますが、展示車の他に路駐された試乗車が 2 台ありました。
その内の 1 台が F が大好きなソーラー・オレンジとフローズン・グレイのツートーンです。

あぁ Viron でランチしたかったな〜






RICOH GR


う〜ん、このオレンジはいいわ。i3 だったら一択ですね。
いやどこぞの球団のイメージカラーとか言わないでくださいね(笑

よく見るとエンブレム周りはブルーですが、キドニー周辺はマットなグレイです。
ワイパーは中央から左右に分かれて吹き上げるタイプですね。





試乗したい!
胸のすく加速とアクセルオフでの急減速を体験したい!

でももう 「ロミオとジュリエット」 開演まで時間がありません。
F 嫁に引っ張られながら断腸の思いでオーチャードホールへと向かいました。









RICOH GR


3 時間後。

オーチャードホール楽屋口で恒例の出待ちを敢行している時、件の試乗車と思われる i3 が背後を通りました。
残念ながらオレンジではなくダークグレイの方でした。

耳を澄ましましたがやはりタイヤノイズしか音がしません。
まぁハイブリッドでのモーター走行時に体験していますが、これが延々と続く感覚を試してみたいですねぇ。

ブラックアウトされたリアハッチからストップランプが浮いているように見えるデザインが素敵です。











もし宝くじが当たったとしても i3 をおいそれと導入できない事情は、集合住宅における充電ですね。
戸建てであればガレージ付近に充電ステーションを設置 (それはそれでたいへんそうでが) すればいいのですが。

このような電気自動車用の充電設備がマンションの駐車場に標準装備される時代が近い将来やってくるのでしょうね。









紫織ちゃんの唯一のジュリエットについては後ほど









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