F log
先日 F が仕事でお世話になっている方に連れて行っていだたいたお寿司屋さんです。
美味しかったので写真付きのメールを F 嫁に入れたのですが、そしたらまぁこうなりますわな当然。
というわけで土曜日、仕事帰りに F 嫁と待ち合わせしてレッツゴー。
RICOH GR
駅からすぐの立地、ネタの写真あり価格明示の親しみやすい すし藤乃 です。
とはいえ F 嫁と回らないお寿司屋さんはずいぶんと久しぶりなので楽しみです。
じつはこの写真撮影位置から振り返るとそこは もぢ ょい有限会社 なんです。
ウチがこの藤乃にたどり着かなかったのは、手前に旨くて安いもつ焼き屋さんがあったからですね(笑)
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土曜日の 20 時に入店、カウンターの左端に陣取ります。
まずはハイボールとチューハイで乾杯。
F の白州ハイボールは旨かったですねぇ。
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F 嫁がまず目をつけたのは 白子ポン酢 でした。
あん肝と白子は前菜の定番ですよね。
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続いてはお任せで お造り を。
F が青魚LOVEなので秋刀魚としめ鯖はもちろん入ってます。
二切れしかないしめ鯖をうっかり F が食ってしまったので F 嫁やや切れです。
しかし鯛の皮目を炙ったものがめっぽう旨く、機嫌を持ち直しました。
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お造りとくれば当然日本酒へとシフトです。
まずは 浦霞 特別純米生一本(宮城県) をいただきました。
しかし魚、山葵醤油、酒ってどうしてこんなにも美味いんでしょうね。
つくづく日本人に生まれて良かったと思うわけです。
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揚げ物はど真ん中、フグの唐揚げ を頼みました。
手前に塩が盛られていてちょんとつけ、ハフハフいいながら食べて浦霞で流します。
美味しい以外に語彙がありません。
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焼き物はかます塩焼きと迷いに迷って 太刀魚塩焼き にしました。
もう言葉は要らりません。この形の枕が欲しいほど好きです、旨いです。
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焼き物その 2 はひと捻りして 鮪のほほ肉串焼き 2 本にしました。
ねぎまで焼かれた大ぶりなほほ肉はジューシーでネギとの相性も抜群です。
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こんな美味いものが続いたんじゃあっという間に酒も無くなります。
続いて頼んだのは 司牡丹 超辛口 (高知県) です。
浦霞は少し甘めだったので若い職人さんに辛口をとリクエストしたらこれを推されました。
彼は自店のラインナップ中、これがいちばん好みだそうです。
土佐の辛口、たいへんスッキリしてしてこれから頼む濃い口二品にピッタリでした。
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藤乃は一品料理も充実していて、魚以外でと頼んだのは 牛すじ大根 です。
よく煮込まれたトロットロの牛すじと、味染み染みの大根が素晴らしく旨いですな。
肉じゃがや牛モツ煮もあったので次は頼んでみたいです。
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煮物で小キンキと迷ったのは ソイの煮付け です。
ソイというのはメバルの仲間らしいですが、この時期から春先までが旬だそうです。
身離れもよく濃い目の煮汁が白身を引き立てます。
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ソイの煮付けをつまみに司牡丹を空ける F 嫁です。
まぁ濃い煮魚の汁と超辛口の司牡丹の相性は抜群で、F 嫁のこの表情も止むを得ないでしょう(笑)
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お新香の盛り合わせ ですが、F 的にキュウリの漬かり加減がベスト中のベスト。
浅漬け、古漬けの中間からやや古漬け寄りという絶妙なラインです。
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そこに頼んでいた 自家製塩辛 が届いてこのショットとなりました。
お新香、塩辛、日本酒だけでもいいですな。
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この後カウンター上をあらかた片付けると大きな湯呑みで熱いお茶が供されました。
お茶を飲んでさあ帰ろう‥となるはずもなく、喰いしん坊の F & F 嫁はシメの握りに突入するわけです。
和食の店ではここまで食べられてもにぎり鮨はなかなか食べられませんからね。
握ってくださるのはカウンター内にいる店長さんです。
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とはいえある程度の量を既にたべているので厳選して。
まず F の好みである青魚三昧。
左から 小肌、生鯖、秋刀魚 です。
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この時期は 秋刀魚 の最盛期ですね。
間違いなく美味いです。
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F 嫁が好きなのは 小肌 です。
これもシメ加減が絶妙だったそうです。
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F 嫁がこだわるのは ウニ です。
F はあまりウニやイクラは食べませんが、F 嫁は大好物ですので一貫だけ。
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最後は 炙り三兄弟 です。
手前からエンガワ、鯛、ハマチのハラスです。
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エンガワの炙り はいちばん想像しやすい味でしたが、もちろん美味でした。
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鯛の炙り はお造りに入っていた時は皮目だけでしたが、身も炙ってあります。
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炙る前に塩を振られており、醤油を使わずにそのままパクリと頬張ります。
うむむむむ、旨い、旨すぎる。
炙り三兄弟の頂点は鯛…かと思いきや、
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最後に待っていた ハマチのハラスの炙り には完全にノックアウトされました。
ご覧のとおり脂の多い部位ですが、炙ったことによって香ばしさが勝り美味しく食べられます。
これも塩が振られてますのでそのままいただきます。
う~ん旨いね、と隣を見ると F 嫁も悶絶しています。
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このままシメてもよかったのですが最後に醤油の味が恋しくなり、手巻きで トロタク 巻き を頼みました。
手巻寿司用のスタンドに乗って登場したトロタク巻きはさっぱりしていて美味しかったです。
これでふたりともお腹パンパンで大満足になりました。
F 嫁は初めて訪れたお店でしたが、たいへん気に入ったようです。
F 嫁が気に入ったということはリピートありということです。
途中から酔っ払って計算も曖昧でしたが、会計はふたりがこれくらいだろうと予想した額を大きく下回っていました。
帰りには若い職人さんだけでなく店長さんの入り口でお見送りしてくれました。
すし藤乃、お品書きも豊富でまだまだ試してみたい品がたくさんありました。
遠からず再訪する予感がしています。