F log
ここ一年程 F の仕事の関係 F 嫁と平日休みが重なることが皆無になっていました。
お互い別職種のサービス業故、休みはなかなか合わないのですが、以前はなんとか火曜日に休みを取っていました。
平日休みだとどこに出かけるにしても空いているので良いのですが、アカンのは各種定休日です。
F & F 嫁が大好きなお店、とん亭九十九 (とんていつくも) さんもそんな火曜日定休のひとつでした。
せっかくふたりの休みが合っても火曜日であれば九十九さんは定休日。
距離的に離れていることもあり帰りの渋滞を考えると祝祭日はなかなか近寄りがたいのでした。
先週の木曜日は超久しぶりに火曜日以外の平日でふたりの休みが合致しました。
なので一も二もなく九十九里までクルマを走らせたのでした。
au AQUOS SERIE mini SHV33
今年の 9 月末で 3 年が経ち最初の車検を迎えるウチのアバルト595コンペティツィオーネ。
東金有料道路から圏央道へと入り一路とん亭九十九さんに向かっている途中、オドメーターが 40,000km の大台に達しました。
路肩の広い所を見つけてスマホで記念撮影です。
5,000km ごとにオイル、10,000km ごとにオイル・エレメント交換をしているので今回は両方交換となります。
翌々日にアバルト千葉に入庫予定でしたがどうしたものか‥
RICOH GR
そうこうしている間に横芝のとん亭九十九さんにとうちゃくです。
毎回こんな写真を撮っている気がしますが華麗なるワンパターンということで。
この日はランチの開始時間 11 時に合わせてと思っていたのですが 15 分ほど前に着いてしまいました。
前日に思いついて九十九のご主人にツイートしておいたのが功を奏しw少しだけ早く入店させてくれました。
RICOH GR
テーブル席に座り豊富なメニューを見ながら悩んでいるとご主人がとりあえずと出してくれたのが 蛤のガーリックバター でした。
ブリップリの身とお皿の下にたっぷりと旨味を含んだスープが。
バターがダメな F は残念ながら食せませんでしたが、その分 F 嫁がものすごい勢いで完食。
OK サインを出しながらスープまでキッチリ飲み干したのでした。
RICOH GR
とん亭九十九さんはその名の通り豚肉が売りのお店ですが、地の利もあり魚介類も素晴らしいんです。
たまにしか来れないのでせっかくだからと海のものも頼んでしまいます。
これは千葉県が宇宙に誇る郷土料理 なめろう です。
細かく捌いたアジ、イワシ、サンマ等の青魚を味噌、酒、ネギ、ショウガ等と混ぜまな板の上で粘りが出るまで叩いたシンプルな料理です。
元々は漁師さんが船の上で食べていた漁師料理と言われています。
RICOH GR
なめろうの名前の由来である 「皿まで舐めたくなる」美味が際立ちます。
九十九さんのなめろうは単体でしっかり味付けされており、そのまま食べて超旨いです。
もちろんお酢や醤油をちょいと垂らしてもまた別の旨味が広がります。
クルマ故、お酒が飲めないのは拷問に近いですなぁw
RICOH GR
という訳で運転の F はともかく F 嫁は飲んでもいいのですが自分んだけ飲むのは忍びないと烏龍茶で乾杯です。
RICOH GR
魚介ついでに お任せの六点盛り です。
奇をてらった所のない質実剛健な盛りでどれも美味しかったのですがイカのねっとりとした甘さに悶絶。
やはり酒が欲しい…
RICOH GR
ここに至ってようやく肉です。
これは 復刻版!大木式ソーセージ&ベーコン というスペシャリテです。
地元横芝光町出身で日本ソーセージの父と呼ばれる大木市蔵氏の製法を忠実に再現したものだそうです。
大木氏はドイツ人より製法を学び、日本全国にソーセージ造りを広めた偉人であります。
ソーセージも市販の品とは一線を画す逸品ですが、何より驚いたのはベーコンです。
肉の旨さ、脂の上品な甘さ、食感、どれをとっても超絶美味なんです。
これをつまみにビール飲んだら旨いだろうなぁ‥と焦がれつつ烏龍茶をグビリ。
RICOH GR
11時半を過ぎて急激にランチのお客さんが増えてきました。
目立つのは家族連れ、そして地元の年配の方々です。
九十九さんは大小個室、宴会場まで備え、会合や法事関係にも便利なんです。
写真はメニューを見ながらメインを決めかねている F 嫁でかなりご機嫌のようです。
RICOH GR
結局悩んだ末、とん亭九十九さんのひとつの売りである 上ロースかつ(300g) を単品で頼みました。
巨大かつ分厚い豚肉が豪快にとんかつとして登場です。
RICOH GR
しっかりとついた衣、肉はサクッと噛み切れ、脂身の旨さも際立ちます。
カラシをたっぷりつけて特製のソースでいただきます。
RICOH GR
そしてトップ写真にも使用したとん亭九十九を代表する一皿 ポークソテー(300g) です。
九十九さんに来たならばまずこれを食さなくては始まらない熱々鉄板に乗った超人気メニューです。
ウチが九十九さんにハマったのもそもそもこのポークソテーでした。
以前は 600g にチャレンジ したこともありましたが、この日は他のオーダーもあったので標準の 300g で。
300g というとビックリされる方もいらっしゃいますし、女性では「無理~」と思われる向きもありましょう。
いやこの 300g はイケますよ。
F 嫁も普通に食べますし、なにより柔らかいしオリジナルソースは美味しいのでよほど小食でなければ完食できます。
RICOH GR
カリッと焼けた周辺が柔らかい肉質をより強調し、まさに旨さの相乗効果と言えましょう。
F 嫁による箸上げですが、写真を撮る間も惜しむかの様に消えてなくなりましたw
とん亭九十九さんのポークソテーは豚肉ラバーのみならず、全人類に食べてもらいたい一品です。
前日の計画ではこの後、シメに 滋養めし をいただく予定でした。
滋養めしとはこれまた九十九名物のモツ煮を根菜とともに卵とじにしたものをご飯に乗せて丼としたものです。
これまた絶品なのですがこの日は魚介をたくさんいただいたこともあり、滋養めしまで辿り着けませんでした。
残念無念です。
帰りしなご主人に話した世迷い言は、ポークソテーは特注の 600g よりデフォルトの 300g の方がバランスいいのではないかと。
GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
2011 年に食べた 特注 600g のポークソテー
この日はそう思ったのですが、一晩経って過去の写真など見直して考えが変わりました。
やはりこの鉄板 (300gのより大きいです) を圧倒する 600g の巨大な肉塊にどうにも心が踊るのです。
地元で 800g を完食した猛者もいると聞きました。
次回とん亭九十九さんを訪れる際には、旨い千葉の魚をセーブしても 600g に逝こうと。
いや、まだ無理の効く内に更に上を目指すべきでしょうかw
いずれにしてもやはりポークソテーを食してこその九十九さんだと再認識しました。
12 時を回りランチのお客さんで混雑し始めた頃、ご主人にご挨拶して満腹の F & F 嫁はお店を後にしました。
今回も美味しかったです、ごちそうさまでした。
道の駅でお土産を買い、九十九里を後にします。
この時、アバルトのオイル交換が出来ないかと思いつき、ダメ元で電話してみました。
幸いピット作業に空きがあり、そのままアバルト千葉へと向かったのでした。
RICOH GR
オイル・エレメント交換を待つ間、ショールームを見て回ります。
これは最新のアバルト、595 コンペティツィオーネ・スコルピオ です。
特別色のメタリックレッドが眩しいですが、反面各パーツは黒マットでその対比がシブいです。
パワーは 160ps → 180ps へと更に過激になっているとのこと。
ブレーキ回りも同時に強化されていますが、なんとタービンも IHI 製からギャレット製に変更されたとのこと!
RICOH GR
過激なのは価格もそうです。
税込3,747,600円の価格はジュリエッタの展示車より高く、ショールームの中でダントツでした。
マフラーはまだレコモンじゃありませんが、馬力アップに加えタービン変更でどんな音を奏でるのか興味津々です。
また先日ブログで書いた アバルト 124 スパイダー についても店長さんにいろいろお聞きしました。
良い話とそうじゃない話がありますが、今回は 美味しいものカテゴリー なので別の機会に。