F log
ドイツ地方警察装備の変遷 23 よりつづく
久しぶりのブログ up もやっぱりこのジャンルですみません。
昨年より課題だったセカンダリーの更新がやっと叶いましたので報告を兼ねて。
マルイの Glock17 をカスタムした前任セカンダリーは気に入ってはいましたが、バイエルン州警察が H&K SFP9 を
採用するとの報に激しく反応。今年頭に 17 を売却、VFC VP9 をベースにカスタムをお願いしたのでした。
ところがその後、SNS等で教えて頂いた現地レア情報によれば、州警察全体のサービスピストルは確かに SFP9 に
変更されますが、特殊系の皆様は依然として Glock17 のままであるとの事。
新しいものに飛びついた完全な勇み足と申せましょう_| ̄|○
まぁ SEK における SFP9 の先行評価試験中 という脳内設定で乗り切る事にしますよ、ええ。
※前任 Glock17 は物販で購入頂いた仏GIGN装備の方に可愛がられている模様。よかったです。
RICOH GR
F がいつもお願いしている秋葉原の SIDE ARMS さん にお願いしたのは 2018年 1 月半ば。
4ヶ月かかってやっと完成したとの報で、日曜日に引取りに行ってきました。
いえ作業量が4ヶ月分ということではありません。フレーム刻印の作業が混み合っていて順番待ちだったという事です。
写真は本体の箱、予備マガジン2個、そしてカスタムスライドの箱です。
カスタムの内容は…
◯VFC VP9 STD
◯クルセイダーVP9パーツセット
◯デトネーターSFP9スライド
◯フレームSFP9刻印、塗装
前述の様に最後の刻印、塗装に時間がかかりました。
カスタムスライドが本体より高いので全体では推して知るべし‥です。
RICOH GR
RICOH GR
1枚目の写真、グリップエンド近くに「SFP」の刻印があると思います。
これはもちろんVFCの商品では「VP」です。
RICOH GR
それを削って埋めて梨地に近づけようと苦労した後が見受けられます。
刻印のフォントはスライドのそれと近いものにして頂いたそうです。
RICOH GR
安定のデトネーター製カスタムスライド。
今回はこの「SFP」がもちろん主眼です。
「VP」フォルクス・ピストルという名前は、欧州でのセールス時には「SFP」ストライカー・ファイア・ピストルと
名称変更されました。まぁ詳細な理由についてはデリケートな問題なので言及を避けます。
ともかく現在コスプレイヤーとして注力している南バイエルン州警察は「SFP9」を採用したのです。
VFCそのままの「VP9」でいる選択肢は端からありませんでした。
ただカスタムスライドは組み込めば良いのですが、フレームのVP刻印は厄介でした。
見て見ぬふりをする大人の判断もありでした。装着時に目立つ右サイドには本物も刻印無しなのですから。
とはいえやらかしてしまうのは4丁しか持てないという縛りがある故だと勝手に解釈してます(笑)
RICOH GR
装着するウェポンライトはもちろん TLR-1HL です。
RICOH GR
RICOH GR
全体像はこうなります。
そうそう、右サイドの長いレバーはアンビのスライドストップレバーです。
RICOH GR
RICOH GR
グローブ装着でのグリップ状況です。
愛用のOakley SI Tactical Touch Gloveです。
昨今のポリマーフレームハンドガンの常でサイズ調整出来るグリップはL、M、S、と3種類でMを装着してあります。
素手で握るとやや細めと感じますが、グローブ着用だとちょうど良い塩梅です。
RICOH GR
収めるホルスターは先行して導入していた Safariland 6305-5932-131(VP9/TLR1.2用) です。
RICOH GR
写真ではスッキリ収まっていますが、最初からドンピシャ…とはいかず若干の加工が必要です。
ホルスター内に収納する銃口位置に突起があり、それがバレルに挿入され安定する仕組みになっています。
もちろんその径は 9mm に対応した物なので、6mm のインナーバレルには入らず所定の位置に銃が収まりません。
その樹脂製の突起をニッパーでパチンと切断すると全体がバッチリ収まる様になります。
突起を6mm以下に削るという選択肢もありますが面倒なので(笑)
RICOH GR
スライド後端を抑えるストラップを前に倒し、写真の親指の位置にある小さなレバー手前にを引くとロックが外れます。
要は二重に安全になっており、ややこしいですが慣れれば一連の動作で自然に抜くことが出来ます。
あ、手前から相手の手が届かないようにカバーもあり、ランヤードも加えると四重防御ですね。
LEはハンドガンを奪われたら終いですから。
RICOH GR
スライド後端のコッキングインジゲーターです。
左の赤がコック状態、右の黒がデコック状態です。
XDMのピンが突出する方が暗闇でも手探りで分かるとの評価もありますが、この色が切り替わるギミックは個人的に好きです。
RICOH GR
VFCオリジナルのスライドとともに。
さてこれで懸案のセカンダリーが具現化しました。
ターシャリは依然Glock19のままですが、ここまで来たらSFP9SKにしたいですね。
SIDE ARMSさんにはSKが出たらよろしくともうお願いしてあります(笑)
RICOH GR
前 log で書いたバイザーヘルメットですが、左右のレイル、シュラウドを黒に変更するパーツと迷彩ヘルメットカバーが羽田に到着したようです。
数日の内に配達になるでしょうから、今週末には南バイエルン州警察特別出動コマンドのバイザーヘルメット仕様が一応形になる予定です。
連回のコスプレネタですみませんが、全身着込んでまた up したいと思います。
ドイツ地方警察装備の変遷 25 につづく