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ドイツ地方警察装備の変遷 25 Südbayern SEK

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ドイツ地方警察装備の変遷 24 より続く




前 log の 24 はセカンダリーの SFP9 特集でしたので装備としては 23 からとなります。
南バイエルン州警察特別出動コマンド (SEK) 目指して邁進する拙ブログですが、全体像としてかなり固まって参りました。

最近ではツイッターやインスタに更新の大小に関わらず気軽に up してしまいますのでブログとしてまとめる気力が湧いてきません。
とはいえ個人の備忘録としてまとまった記事は後々有用ですし、少ないとはいえこんなブログを読んでいただいている方もおられるようです。

SNS のフォロワー様には重複する絵になりますが、しばしお付き合いください。






23 で GETEX 演習時に SEK が背負っていたブルーのバールを入手しました。



右から二人目のアサルトパック内側から上に伸びているのが見えますね。




RICOH GR


SEK 仲間のマルメの鷹さんに教わったのですが、スウェーデン製のバールで eBay にて落札しました。






RICOH GR


以前に BDU のカスタムでお世話になった Nao さんにバールホルダーを造っていただきました。
GETEX 時とは取り付け方法が異なりますが、これはこれでカッコいいです。

この生地はマルメの鷹さんがスケルコムさんから購入して頂いたもので SGO その物ズバリです。
一応刃先には 2 箇所ともカバーをつけてあります。






RICOH GR


同時に Nao さんに制作していただいたエントリツールホルダーは今のところ中身が無いので取り付けできてません。
こちらもいつかは…






RICOH GR


こちらは南バイエルン SEK が左のショルダー部につけている独自のパッチです。
これもパッチ職人でもあるマルメの鷹さんが制作オーダーしていただいたものです。

めちゃくちゃカッコよくありません?
肩に上向きなのでいまいち目立たないのが残念です。

Südbayern とは南バイエルンのことです。









RICOH GR


23 で届いた Defender Gear製 Zenturio C1300H レプリカ です。
バラクラバは bttc.さん がオリジナルで作製された POLIZEI プリントのものです。

前のこの位置と後頭部に POLIZEI の印刷が入ってます。
前は一文字分上げて後ろは逆に一文字分下げてとお願いしてあります。










RICOH GR


さて南バイエルン SEK の特徴のひとつは、バイザーヘルメットの迷彩カバーです。
この写真はバイザーヘルメットをドイツにオーダーした際、マルチカムと間違えて頼んでしまったものです。

マルメの鷹さんが SNS を通じて本職さんから受けた助言により、マルチカムではなくスローカムだと判明したのでした。









中央ヨーロッパのスロベニア共和国の迷彩柄であるスローカム BDU の一例です。
スロベニアの装備メーカー UF-Pro の製品です。

マルチカムよりクッキリハッキリしてますね。
最近ドイツ警察で LHT から UF-Pro への装備更新が急激に進んでいます。

その関係で迷彩生地から提供されてのではと推測しています。
そうじゃなからったらフレックでいいですもんね。







RICOH GR


結局ドイツのレプリカ工房にスローカムにて発注をし直したのでした。
紆余曲折の後、届いたのがこのスローカムヘルメットカバーです。

加えて本来 TAN だったシュラウドと左右のレイルもバイエルン仕様の黒に変更するパーツも取り寄せました。
ハンブルクは TAN なのでどうしてもという場合はシュラウドとレイルを入れ替えます。







RICOH GR


うーんやはりマルチカムとは違いますねぇ。
このスローカムの迷彩って、個人的感想ですがヨーロッパの町並みに合う気がするんですよ。

バイザーヘルメットの完成と前 log のセカンダリー SFP9 をもって久しぶりに装備を着込んでみました。









RICOH GR


ディテールはまだまだなのですが、南バイエルン州警察特別出動コマンドとしてある程度形になってきました。

※右大腿部の Glock FM81 は ASP の伸縮バトンに更新予定です。








RICOH GR


各ポーズにいく前に自白してしまいすが、今回もやっちゃいました。
特製MP7 の 30 連マガジン底部がズレてます…

毎回いろいろチェックするのですが必ずなにか瑕疵が発見されます。装備を脱いだあとに(笑







RICOH GR


メインはいわゆるゥレプで、現状バイエルン SEK を演るにあたって第一選択となり得るものです。
手近な類似品を辿って遠回りするのなら、いっそいきなりこれにしてしまえというのがマルメの鷹さんと私の共通認識です。

この写真を撮った後にバールホルダーやセカンダリー用のサファリランド等が追加されてます。








RICOH GR






RICOH GR






RICOH GR








RICOH GR


ヘルメットライトは前の写真でサイドワインダーコンパクト 2 の丸い取付け基部が左耳部に見えますがこちらも試してみました。






RICOH GR


単三電池が使用可能な Princeton Tec CHARGE MPLS ですがこの位置での使用例はありません。
サイドレイルへの使用例はありますが、分厚いバイザーが邪魔になって上手く前を照らせません。

バイザーを最大上げた時に、ライトの首がグイッと上を向いちゃうのが嫌なんですね。
使用例を採るか、使い勝手を採るか、は悩みます。






RICOH GR


サイドワインダーコンパクト 2 の取り付け例で、こちらはヘルメットカバー無しのハンブルク MEK 風装備です。
バイエルン州警察でもこの位置に装着例がありますので、前出の Princeton Tec とは迷うところです。








RICOH GR


サイドワインダーコンパクト 2 は右胸の MOLLE に付けられていますが、ここでは光軸を左右に振れても上下は無理です。
それにこの位置にはこの後、超重要装備 が取り付けられる予定なので空けておかなければなりません。

後はこれも到着待ちですが左脇に LTH のウェポンキャッチが付く予定です。
モトローラは本当は10キー付きのに変えたいところですが、このラジポなら目立たないですね。







RICOH GR



このブログが up される頃、お世話になっているマルメの鷹さんのところにも同じ仕様のバイザーヘルメットが届いているはずです。

マイナーな欧州警察、中でもドイツ南バイエルンの地方警察特殊系というさらにニッチな路線。
そんなディープな世界に飛び込んだ人間が自分以外にもう一人いるというのは奇跡ですね。

いやいやそんな上から目線ではなく現在においてその行動力やリサーチ力、かける情熱も完全にマルメの鷹さんが上手です。
この装備に至るまでどれだけ助けられたことか。



そんなマルメの鷹さんと 昨年 12 月のドイツまつり において SEK として共演することが出来ました。
今年もまつりがあるならよりパワーアップした Südbayern SEK を御覧いただけるかと思います。

これから夏になりとても装備を着る環境にありませんが、更にディテールを煮詰めて行きたいと思います。








ドイツ地方警察装備の変遷 25 に続く











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