F log
山が動いた…
いや政治の話なんかじゃなくて単なるヲタクネタなんですけど。
凝り性である配偶者の性格を熟知している F 嫁が科した 「家庭内三丁規制」
(おもちゃの) 銃は三丁までしか所持しちゃいけません、との法は厳格に守られてきました。
ところがサバイバルゲームに復帰してからセカンダリーであるハンドガンの予備が欲しくなってしまったんです。
サバゲデビューした職場の若人と参加したゲーム、ハンドガン戦で N さんに XDM45 を持たせて送り出したんです。
オジさんだからハンドガン戦は休憩と称して。
まぁおもちゃとはいえ可動部品を持つ機械だとすれば、いつ故障してもおかしくありません。
プライマリーである SR15E3 と AMD65 が補完し合っている事を考えれば、ハンドガンも予備として欲しいところです。
紆余曲折あったものの永年の地道な交渉が功を奏し、F 嫁様に追加のハンドガン所持を許して頂ける事になりました。
そうとなればいつその時が来てもいいように続けていた無駄なリサーチが物を言います。
条件は 9mm パラ以上のオートマチックでタクティカルライトを装着できるアンダーレールを設けていること。
見た目としては XDM45 のように サイレンサー装着用のネジが切られたロングバレルが好みです。
いやサイレンサーは持っていないんですが、単純にスライドからバレルが突出しているのが好きなんです。
タクティカルライトを吊った場合のバランスもありますが、それについては後述します。
候補としては CyberGun/FNH FNX45 TACTICAL または KJWorks/CZ P09 DUTY あたりを考えておりました。
両方共7月上旬時点では未発売なのが問題ですが。
FNX45 は国内販路が無いそうで無理かと思っていたのですが、発売自体が年越しみたいな話も出てきて諦めました。
販路が決定している P09 は入荷したサンプルを撃たせてもらいましたが、グリップが薄過ぎて違和感がありました。
モノは結構良かったのですがアクセサリー類が皆無なのと、米国でも対応ホルスターがほとんど無い状態でした。
値段も安かったし規制がなければ間違いなく購入してた 1 丁だと思いましたが、今回はご縁が無かったですね。
さてここで振り出しに戻ってしまった訳ですがじつはもう一種類、長年に渡って考え続けていた銃があります。
それがメジャー中のメジャー、オーストリアの GLOCK (グロック) です。
RICOH GR
欧州銃にこだわっていたのに、プライマリーに M4 系を、サイドアームに 1911 を持って変なこだわりは捨てましたよ。
実際使ってみると M4 いいじゃないですか、ガバ撃ちやすいじゃないですか。
他にもメジャーで良い所はアクセサリーやカスタムパーツ、周辺機器がものすごく豊富に存在することです。
まぁそれだけあれもこれもとお金がかかる危険があるのですが、楽しいですよね実際。
カスタムパーツ … サラッと書きましたが、これがまた蟻地獄のような底無しの世界です。
おそらくこれ以上の銃所持は困難だからと、気合が入り過ぎたのが今回紹介する 4 丁目のトイガン、
GLOCK SAI CUSTOM です。
RICOH GR
定評ある国産、東京マルイのグロック 18C がベースとなっています。
SAI カスタムの SAI とは、Salient Arms International という実銃 Glock 用のカスタムパーツを造っているメーカーです。
もちろんこれは SAI の実物ではなく、GBB 用に造られたレプリカです。
前ログで「かんだ食堂」の後に向かった、サンコー東京店 さんで購入したものです。
ベースのカスタムにさらに加えた詳細については part2 で書きたいと思います。
じつはこの SAI カスタムになったのは、とある方に受けた多大な影響があります。
それはグロックのカスタムパーツといえばココと定評のあるウェブショップ 「Tacmart あふりか屋」 さんです。
店主である あふりか さんのブログ 気持ち的には日刊 Tacmart あふりか屋新聞 もずっと見ていました。
そこでググッと興味を引いたのがこのカスタムです。
上記ブログからお借りしてきた店主のあふりかさん私物のグロックです。
思い入れたっぷりに細かな箇所までキッチリと手の入った素晴らしいカスタムですね。
影響を受けた F は、SAI レプリカのスライドを造っている Ace 1 Arms 社 が大人の事情で再生産が難しいと聞くに及び、
サンコー東京店さんに残った最後の 1 本を迷わず手にしたのでした。
RICOH GR
再び F の SAI カスタムですが、あふりかさんのと細かな点が異なります。
目立つのはアウターバレル、マガジンエクステンション、グリップフォースの色です。
ガーダーフレームのセレーションも細かなところで違いますね。
これってご自分で加工されたんだっけかな。
RICOH GR
アウターバレルとスライドストップは実銃グロックカスタムで定評のある、ローンウルフタイプの製品を使いました。
RICOH GR
スライドに付属する Trijicon 社のドットサイト RMR RM02 はおもいっきりレプリカです。
大陸製ですから耐久性にも疑問があり、ネット上の評価では “スタイルとして載せている” らしいです。
2032 1 個で一応ドットは点灯していますが、ヴィンテージ/エレベーションはピクリとも反応しません。
無倍率の光学機器に関しては実物主義 と申しましたが、RMR についても時間はかかるかもしれませんが貫きますよ。
RICOH GR
ローンウルフタイプのアウターバレルはフルートじゃないですが、イイ感じにマットなシルバーで好きなタイプです。
シルバーといえばアルミ製の軽量ブリーチがチラッと見えていますね。
トリガーセイフティは SAI レプリカのストレートタイプです。
オレンジの色がアクセントになってます。
RICOH GR
お約束のウェポンライトは Streamlight 社の TRL-1 HL です。
ウェポンライトも実物主義なのでこれもリアル 630 ルーメンです。
ありゃりゃ、エキストラクターがズレてるわ。
RICOH GR
先輩のセカンダリー、XDM45 との比較です。
XDM はオリジナルでは 40 なのですが、45口径好きとしては弄らずにはおられませんでした。
45 オートと 9 パラオートの比較ですが、そんなにサイズは変わりませんね。
XDM は BK スライドに OD フレーム、Glock は FDE スライドに BK フレームと見事に逆ですね。
RICOH GR
ウェポンライトは Streamlight 社の競演。
XDM が TLR-1s、Glock が TLR-1HL です。
新型の HL は 630 ルーメンというこのクラスでは桁外れの大光量を叩きつける凶器です。
ランタイムは 1.25h と極短いですが、この光を正面から浴びたらヤバいですよ。
光軸の芯も凄いですが、周辺にも適度に拡散してとても見やすい大光量です。
ストロボモードのパワーも 1s の比じゃありません。
HOT の警告と HL だけに設けられたヒートシンクがたまりませんな。
RICOH GR
リフレクターが F が嫌いな凸凹タイプから、ツルッとスッキリタイプになったのが嬉しいです。
もちろん LED 自体と回路もオーバードライブしているのでしょうが、反射系やレンズにも工夫がありそうですね。
RICOH GR
右手で握ってみます。
ガーダー製のカスタムフレーム+グリップフォースアダプターは最強ですな〜
手に吸い付くようで握りやすいです。
基部がえぐれているトリガーガードとグリップフォースのおかげでハイグリップに何の支障もありません。
とりあえず外観中心に 2 丁目のセカンダリーである、グロック・サイ・カスタムをご紹介しました。
次回 part 2 では組まれていたカスタムパーツと、追加したカスタムパーツについて書きます。