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Blade-Tech WRS Level II Duty Holster w/Tac-light

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GLOCK SAI CUSTOM part2 より続く。




今回は GLOCK 用ホルスターの話なんですが、ここに至るまでには紆余曲折ありました。
まず、6 月末に米国 Blade-Tech 社に発注したのは、当時購入予定としていた FNX-45 用のホルスターでした。


Blade-Tech Industries


ポチしたもののすぐにカスタマーサービスの Mr.M からメールが帰ってきました。(もちろん英文です)
FNX-45 をホルスターで保持する際、ハンマーポジションはコックなのかデコックなのかと聞いているようです。

情けないことに英語はからきしダメなので、在カナダの F 妹にヘルプのメールを送りました。
ところが日常的に英語を読み書きする F 妹も、銃器の用語についてはまったくニュアンスが分かりません。

あーでもないこーでもないと考えている内に、FNX-45 の初期ロット入手が困難になってしまいました。
そこで Glock への変更を決断し、Google 翻訳を活用して Mr.M にオーダー変更についてお願いしたのでした。

オーダー変更について了解した、と MrM からメールが帰ってきたのが 7 月 9 日。
それからわずか 10 日、UPS 便でやって来たのは…





RICOH GR


このホルスターです。
オーダー内容を記載すると以下のようになります。


WRS Level II Duty w/ - Glock 20/21 W/Rmr Uncover - Black - Right - Streamlight TLR-2

Manufacturer: Glock
Gun Model: Glock 20/21 w/RMR Uncovered
Attachment: TMMS DD/OS G2 to Molle G2
Rail: Integrated Single Slot
Light: Streamlight TLR-2
Canter: 3-Position Adjustable Cant
Color: Black
Hand: Right Hand



なにやら呪文のようですが、要するに Glock20/21 & TLR-1/2 右利き用のホルスターで色は黒ということです。






RICOH GR


パッケージの中身はこれだけ。
右はホルスター本体、中央はベルト位置からの高さを下げるアダプター、左は MOLL 装着用アダプターです。

2 種のアダプターにはそれぞれスマホカバーの様な受けが付いていますね。
これが TMMS という Blade-Tech 社の着脱システム♀側 (Outer) です。






RICOH GR


ホルスター前面です。

WRS (Weapon Retention System) と呼ばれるロックシステムが装備されています。
この状態ではロックが解除されて、スライドを抑えるループが 90 度倒れています。







RICOH GR


ホルスター裏面です。

3 つのプラスネジで止められているのが、2 つ前の写真にある TMMS システムの♂側 (Inner) です。
一箇所だけある切り欠け部分がロックレバーが食い込むところです。








RICOH GR


XDM45 用に使用している同じく Blade-Tech の Outside the Waistband (OWB) ホルスターと並べて。
Tac-Light は両方共 TLR-1 用です。

XDM45 用の方は歴戦のキズがたくさんついています。
WRS 等のロックシステムはありませんが、カチッと気持ち良く樹脂のホルスターが銃を保持してくれます。

飛び跳ねてもビクともしません。

なのにどうして今回は WRS にしたのか。
まぁ一度体験したかったのもありますが、いずれやってくる実物 RMR を含めた落下事故防止に万全を期したかったからです。





RICOH GR


余談ですが XDM45 には一時期 SureFire X300 ULTRA を装着していたのですが、その際のホルスターはこちらでした。
そうなんです、ウエポンライトを変える度に専用のホルスターが必要なのはカイデックスホルスターの弱点です。







RICOH GR


ホルスターの裏側比較です。

シルバーの金属パーツは、Blade-Tech のホルスターを G-Code という別会社のアダプターに取付けるアタッチメントです。
この部分が TMMS で言えば♂側にあたります。

銃とライトの種類が書いてあるのは、複数の似たホルスターを見分けるためです。
銃を手放した のでもう不要なのですが、手元にあるもう一つには 1911/TLR-1 と書いてあります。







RICOH GR


受ける♀側のアダプターです。

左の G-Code を長らく愛用してきましたが、今回右の Blade-Tech の物を試用してみます。
形は違いますが両方ともホルスターをベルト位置から少し下げ、同時に脱着をしやすくする工夫がされています。







RICOH GR


こちらは同じシステムを MOLL 装着するアタッチメントです。
すみません左右が逆でしたね。右が G-Code です。

あ、Blade-Tech は天地が逆でした。
まったく迂闊者です。






RICOH GR


G-Code を MOLL 装着するにはネジを外して円盤をバラさなければなりません。
その点この Blade-Tech のそれは先端がロックで外れるようになっており、簡単に MOLL 装着が可能です。








RICOH GR


XDM45 を OWB ホルスターに挿入した状態です。
ウエポンライトが無いと保持できませんが、ピッタリカッチリとロック出来てます。






RICOH GR


こちらは GLOCK を今回導入した WRS ホルスターに挿入した状態です。
スライド後端を支えるシステム故か、トリガー周辺等が大胆にカットされています。

こちらも同様にウエポンライト未装着では銃を保持できません。







RICOH GR


そして今回のキモである w/RMR Uncovered です。
要は RMR 周辺がぶつからないようにカットされている仕様です。

Un がつかない Covered というのもあり、RMR の位置がモッコリと膨らんでいるバージョンもあります。
もちろんカバーされている方が安心ですが、むき出しの方がカッコイイと思うんです。








RICOH GR


TMMS はホルスター側のインナーを上から滑らせて挿入するシステムです。
最初はちょっと固いですが、何度か脱着を繰り返すとこなれてきます。






RICOH GR


最後まで押し込むと先端部分がカチッとハマり、同時にこの親指部分のサイドロックで 2 重にロックします。







RICOH GR


ホルスターに装着された両セカンダリーです。

GLOCK の方は Blade-Tech 純正、XDM45 の方は Blade-Tech & G-Code のハイブリッドです。







RICOH GR


コブラバックルのリガーベルトに BLACKHAWK のハーフモールパッドに装着してみます。

最後の写真を除く以下は洗面台の鏡に写った姿を撮影し、左右反転して掲載しています。







RICOH GR


予備マガジンは FastMag のハンドガンマガジン用に収納です。
これゴムのテンションでマガジンを保持する仕組みで、ホントに素晴らしく使い勝手が良いです。

マガジンエクステンションが出っ張っているので、手に引っかかりやすくマグチェンジもスムーズです。
ただこの位置だとチェストリグと干渉するので今後要検討です。







RICOH GR


ドローする場合はまず WRS レバーを親指でベルト方向に傾けます。







RICOH GR


するとロックが外れ、スライド後端を抑えていたループがスプリングのテンションでパタンと前方に倒れます。







RICOH GR


すると銃はフリーになりますので、通常のカイデックスホルスター同様に力を入れて抜けばいいだけです。







RICOH GR


銃をホルスターに戻したら、前方に倒れていたループを起こします。
スライド後端を包んだ時点でカチッとロックして完了です。






RICOH GR


初の WRS 搭載 Blade-Tech ホルスターでしたが、使い勝手も含めたいへん満足しています。

ただ唯一誤算だったのはベルトを通す穴がおそらく 2 インチ対応だったと思われることです。
写真のベルトは 1.5 インチなので余っています。

大は小を兼ねると思いがちですがホルスター自体がこの遊び分、上に動く可能性があります。
咄嗟のドローの際には、その数センチが生死を分けることになりかねません。

ここは 1.5 もしくは 1.75 インチ用にするべきでした。








RICOH GR


もう一つ、XDM45 の G-Code アタッチメントと比較すると、Biade−Tech の位置が少し高いですね。
これはアーマーやリグを装着してみて、どれだけ干渉するかチェックしたいと思います。








RICOH GR




FNX-45 騒動からいろいろありましたが、Blade-Tech 社の対応は丁寧で対応も素早かったです。
G-Code との使い勝手比較はまた別の機会に書きたいと思います。

さぁ後はドローの練習でもしますか。

















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