F log
2014 年 5 月 28 日に 「グローブマニア」 というエントリーがありました。
サバゲーで使用するタクティカル・グローブについて書いたものでした。
今回はその帽子版 「キャップマニア」 であります。
サバゲーが大人の戦争ごっこであるならば、ヘッドギアとしての第一選択はヘルメットということになります。
とりわけ装備にこだわるゲーマーの方々は、既存の部隊を再現する過程でヘルメットは避けて通れないと思います。
現代ヘルメットの一例ですが、以前のように 「鉄兜」 というイメージはすでにありません。
樹脂製で軽量、かつ通信のヘッドギア、暗視装置など数々のオプションが装着可能なハイテク品です。
でも F の装備は軍の部隊ではなく PMC 風、もしくはタクトレ風ですからデフォはベースボール・キャップなんです。
装備系で万人共通の悩みは 「サイズ」 だと思います。
最近活躍が著しい女性ゲーマーの方々も、例えばプレキャリのサイズ感で苦労してらっしゃるという話を聞きます。
F は幸い身長だけは外人サイズなので、被服関係で苦労したことはあまりありません。
まぁグローブの指の長さが合わない (足りない) ぐらいでしょうか。
そんな F 最大の悩みは 頭の大きさがデカイ ことです。
ご承知の通り、欧米人は東洋人に比べて頭の大きさが小さく浅いです。
キャップにはいわゆる フリーサイズ が多いのですが、彼らに合わせたフリーサイズでは F には小さすぎます。
いろいろ試行錯誤の結果、キャップもたくさん集まることになってしまいました。
ところが最近になってやっと理想型ともいえるベースボール・キャップを入手したので、過去を振り返る意味で書いてみたいと思います。
RICOH GR
現存するいちばん古いのがコイツです。
一見、H&K の純正キャップのようですが、じつは高校球児の野球帽にパッチを縫いつけたものです。
縫い方がいかにも素人‥というのは置いていおいて。
野球帽は日本製ですから大きなサイズが選べ、日本人向けに深い被り心地です。
これはこれで気に入っていたのですが、一時あれほど好きだった H&K とは最近とんと疎遠で(笑)
RICOH GR
イーグル・インダストリー のロゴが入った…と思いきやコイツも違います。
じつはこれはアディダスのキャップなんです。
正面にはもちろんアディダスの三角形のロゴが入っていました。
ポーチだったかバックパックだったかのイーグル製品からタグを外して縫いつけたものです。
素人なりに縫い方が上手くなっているような気がしませんか?
もちろんイーグルの純正キャップとは似ても似つかぬ代物です。
サイズは野球帽ほどではないにしろ、そこそこフィットしました。
しかし海外デザインらしく被りは浅目でしたね。
RICOH GR
今も好きなメーカーである タクティカル・テイラー の純正キャップです。
戦場の仕立て屋らしいロゴが気に入っています。
代用じゃないのでヘッドセットを考慮して、てっぺんのボッチ (何て言うんでしょうね) がありません。
被りも深くサイズもフリーにしては大きいので、なかなかのフィット感でした。
RICOH GR
やはり大好きなギア・メーカーである ハイスビード・ギア の純正キャップです。
素材といい配色といい大好きなんですが、サイズ的には最悪でした。
まずフリーサイズって子供のか!と訝るほど小さいです。
そしてタクティカル・テイラーと比べると一目瞭然、被りが極端に浅いです。
要するに F が被ると頭の上部にちょこんと乗っているだけというとてもみっともない状況になります。
これは本当に残念です。
RICOH GR
AMD-65 改用に プライマリー・ウェポンズ・システムズ のマズルブレーキを購入した際、同時に入手した純正キャップです。
漢字の 「小」 のような同社のロゴが面白いですね。
サイズはフリーですが、タクティカル・テイラー同様深い被りでまぁまぁのフィット感です。
スウェードの様な触り心地も気持ちよく高い質感を感じますが、暑がりの F としては真冬以外被れません。
RICOH GR
グローブマニアの項で触れた アウトドア・リサーチ のキャップです。
上記 PWS のキャップがあまりに暑く、その反動としての解答がコイツです。
RICOH GR
サイドメッシュの極薄の素材に加え、首筋を日射から守るカバー付きです。
まぁ変わり種といえばそうですが、明るい色調ですからサバゲー以外での活躍が期待されるところです。
RICOH GR
一番最初のヘルメット参考写真で使わせてもらった チーム・ウェンディ の純正キャップです。
さすがにヘッドギアのメーカーだけあって、ベースボール・キャップも素晴らしいです。
実際に初夏のゲームで使用して、快適に使うことができました。
フロントの色合い、後半の大胆なメッシュ、サイズも含めほとんど理想のキャップと思ったのですが…
頭頂のボッチが邪魔なのと、ベルクロ部分がなくパッチで楽しめないのが残念なところです。
RICOH GR
それらをすべて踏まえ、今回限りなく F の理想に近いベースボール・キャップというのがこれです。
ユニークなパッチで知られる ミルスペック・モンキー のベースボール・キャップです。
ベルクロ、メッシュ、サイズ、深さ、どれも文句のつけようがありません。
フロントのベルクロにはお気に入りである US.Palm のパッチを取り付けています。
RICOH GR
キャップ後端で調整する方式ではなく、伸縮式のフレックスフィットが採用されています。
とはいえ今までもフレックスフィットはあったのですが、絶対的なサイズが足りませんでした。
そこで国内流通に頼らず、ミルスペック・モンキー社に直接発注することにしました。
RICOH GR
XL-XXL サイズを(笑)
ただでさえ直径がデカイ F の頭ですが、寝方が悪かったのか後頭部に頭蓋骨の出っ張りがあるのです。
なので 61cm というアイドルのウェストより大きなサイズとなっております。
それをカバーするのが XL-XXL サイズなります。
国内には M かせいぜい L-XL サイズしか輸入されないですよね。
RICOH GR
ヘッドセットが邪魔ですが、やっと理想のキャップに出会えて嬉しいです。
RICOH GR
なのでメッシュなしの冬用も同時に入手してしまいました。
もちろん XL-XXL サイズです。
こちらには F 嫁お気に入りのインストラクターである ジェイソン・ファラ先生主催 RED BACK ONE のロゴを貼りました。
RICOH GR
ひとつひとつは気楽に買える価格とはいえ、これだけ集まると恐ろしいですな。
個人輸入だと運賃もバカにならないですし。
まぁベストなひとつを選ぶのに必要な過程だったと思うしかありませんね。