F log
大阪滞在 2 日目。
昼にお好みを食べ、夕刻からベリーダンスのショーを堪能した F & F 嫁です。
ショーが終わる頃、お仕事を終えた h 兄者 がホールにいらっしゃいました。
h 兄者といえば関西夜の部ナビゲーターとしてつとに有名ですw
2008 年関西行き で、h 兄者に誘われた 2 夜連続の饗宴は F & F 嫁にとって忘れられない想い出となっております。
2008 年 4 月 27 日 新福島 「 kamoshiya Kusumoto 」
2008 年 4 月 28 日 芦屋 「 RISTORANTE raffinato 」
どちらも洗練を極めた名店でしたが、厚顔にも今回 h 兄者にリクエストしたのは 「 街の串かつ屋さん 」 でした。
ソースの二度づけ禁止に代表される関西串かつ文化に触れてみたい、それも地元の方々が集うような大衆店で。
そんな思いでお願いをしてみました。
LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.
北新地の街を歩く御一行様です。
ベリーダンスのショーで合流させていただたいのは、h 兄者のご友人というか呑み友達と仰っていた K ご夫妻です。
泡命のご主人と超美人の奥様。
美女大好きの F 嫁のテンションも です。
それに反してテンションが上がり切らないのが北新地の街でした。
じつはこの夜は日曜日。
大阪を代表する繁華街であり、普段酔客であふれているはずの新地がガラガラです。
庶民的な串かつ屋さんということであるなら新世界らしいのですが日曜日は全滅。
h 兄者にもご苦労をおかけしました。
LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.
そんな中で日曜日でも営業していて比較的条件に近いと h 兄者が選んでくれたのは、一つ前の写真にも看板が写っている 「 だるま 」 さんです。
新世界にも店がありこちらは支店ということになるのでしょうか。
5 人は勇んで入店したものの…
他に営業している店が少ないからか、満席で待ち時間ありでした。
しばらく待つしかないかと覚悟を決めたところ、K さんがどちらともなく走り去りました。
椅子に座って待っていると外からお呼びがかかりました。
どうやら界隈で別のお店を探してくれたようなんです。
そこはなんと…
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
関西食通の皆様が度々話題にされ、以前から憧れていた 堂島精肉店 じゃあないですか!!!
うわぁぁまさかここに行けるなんて。
今度は F のテンション です。
北新地/堂島精肉店 ( 食べログより )
LEICA M-E / Voigtl�・nder Ultron 21mm F1.8 Aspherical
トップ写真にもありますが、幕の幅がほとんどお店の幅です。
店内は奥に細長く、この写真でビールの受け渡しが行われてる下に普通の精肉店にあるガラスのショーケースがあります。
素人目に見ても良い肉ということがわかる見事な霜降りに混じって、シャンパーニュやワインが無造作に突っ込んであります。
元々は街の精肉店だったのでしょうね。
アンニュイな頬杖wの h 兄者が座るカウンターが 5 席。 ( この夜は我々御一行が占拠しました )
ショーケースの前に 2 席ほど。
奥には VIP 席というテーブル席もあるようです。
どんなに詰め込んでも 10 人ちょっとしか入れないでしょう。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
カウンターに貼られたお品書きです。
もう右も左もわからずキョロキョロ状態ですので注文はナビゲーターにおまかせです。
K さんと h 兄者はよくいらっしゃるようで、テキパキとオーダーを入れていきます。
しっかしシャトーブリアンて…
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
生ビールとともにやってきた最初の肉は 二種のハムカツ でした。
ここ堂島精肉店では料理はスーパーなどで使用される発泡スチロール製のトレイで供されます。
これがまたこの雰囲気の中では魅力的に感じるから不思議なものです。
ビールで乾杯してハムカツにソースをドボドボかけていただきます。
関西圏ですからウスターソースですね。
厚切り揚げたて熱々のハムカツは当然のように旨いです。
もう一種のはチーズ入りハムカツでしたので味見はしてませんw
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
串かつ屋さんには入れませんでしたが、ここ堂島精肉店にも 串かつ がありました。
3 本 500 円というこの串かつの中身は…幾重にも重なったバラ肉でした。
いやこれ旨いですね。
揚げ物とビールという悪魔の組み合わせには抗う術さえありません。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
K さんと h 兄者の 「 ヘレとモモあたりいっとこか? 」 という軽妙なやり取りの後、注文されたお肉がカウンター直後の鉄板で焼かれます。
うわっなんだこのテーブル・マウンテンのような肉は。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
肉が焼けるまでにワインにチェンジ。
お手頃なのからそれなりにするものまで揃っているようです。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
やはり食品トレイで 「 はい、ヘレです 」 と渡された肉に驚愕。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
食べてみてさらに驚嘆。
いや〜美味しいですね。
まぁ見れば分かるか。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
あまりに感動したんでもう一枚。
塩胡椒だけで絶妙な火加減に焼かれたヘレ肉は言葉を失う旨さでした。
精肉店との名前を残すだけあって、肉には相当の自信を持っているようですね。
事実、口の中で咀嚼するたび旨味が爆発する肉は見事としか言いようがありません。
そいつをワインで流す快感といったら…
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
続いては もも肉 です。
これも同様に食品トレイに載ってきました。
ヘレに比べて歯応えはあるものの、肉を噛み締めることのできる心地良い弾力です。
これまた牛肉喰いの醍醐味が味わえます。
もちろん赤ワインとの相性は抜群でございました。
この時点でワインが 2 本空いていました。
5 人とはいえよいペースです。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
ここで先達が選択したのはお店の名を冠した 堂島ハイボール です。
贅沢にもニッカウィスキーを代表するシングルモルトである 竹鶴 12 年 を使用したハイボールだそうです。
1 杯 700 円と聞いてちょっと高いなと思ったのも口をつけるまで。
飲んでみたら見事なドライ、納得の美味さです。
これ 3 杯以上お替りした記憶がかすかにありますw
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
またまたおふたりの 「 バラもいっとこか? 」「 いっときましょ 」 という会話のキャッチボールの末やってきたのが バラ肉 です。
サッと焼かれて大根おろしとネギ、ポン酢がかけられています。
なるほど〜こいつにはハイボールかも。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
全国数百万の脂身ファンの皆様、お待たせしましたw
いやヘレもモモも旨かったんですが、バラ肉の脂身がすべて持っていったとは言い過ぎでしょうか。
それくらい最後にきてのバラ肉にはインパクトがありました。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
ご常連のおふたりが最後にオーダーした超魅力的なお言葉 「 ◯ー◯ッ◯◯ャー◯◯! 」
それに答えてお店の方が手早く調理を始めます。
なんだかよさそうなお肉が小さく切られて焼かれてます。
そこに全卵を投入。
そしてご飯が登場し…
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
そうです、やって来たのは ガーリックチャーハン です。ブラボー
これも無造作にトレイに盛られ、人数分のプラスチックスプーンがついています。
それにしても香ばしい良い香りです。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
この米と肉の海に溺れたいと思うのは F だけでしょうかw
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
もうね、「 旨い 」 しか言葉が出ないですよ。
ま、その通りなので許してください。
ここで堂島精肉店はシメとなりました。
我々が飲み食いしている間もひっきりなしにお客さんが訪れて、ほぼ満席状態がつづいていました。
カウンター 5 席が空いていたのは奇跡だなぁ。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
その後場所を移動した Bar で、ショーの打ち上げを終えた出演者の n子 さんが合流しました。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
Bar では美味しい泡をいただきましたが、暗過ぎたので画像はなしです。
K さん、ありがとうございました。
というわけで浪速の喰い倒れメインイベントが嬉しい誤算で終了しました。
当初の目論見と違ったものの、以前から憧れていた 堂島精肉店 にご常連様のナビゲートにより堪能できたことはたいへん嬉しかったです。
期待に違わないすばらしいパフォーマンスで、お店のざっくばらんな雰囲気も気に入ってしまいました。
実際、この店を訪ねるために西行きを決意する日が来るかもしれません。
h 兄者、そして K さんご夫妻、お世話になりありがとうございました。