F log
2015 年から目覚めたブンデス (ドイツ連邦軍) 装備初心者にして、Kampfschwimmer (ドイツ海軍版 SEALs) なんて
ややこしくてあまり情報がない難物にうっかり手を出した F です。
ブログ 11 年め最初の記事が案の定のこんなんですみません。
そもそももう一本の柱、ドイツ LE (ハンブルク警察 MEK) にしてもプライマリーの MP5 に凝り固まったおかげで停滞しているわけです。
ただ F の場合、装備よりもまず 『銃』 ありきなので、そこのところはどうしてもこだわりたいのです。
お仕事中の Kampfschwimmer 諸兄です。
空陸海はもとより戦うスイマーという直訳通り、いわゆるフロッグマンと呼ばれる潜水も任務の一つです。
写真の方達は高速ボートで船舶を急襲するチームみたいですね。
Kampfschwimmer の多彩な任務のうち、F が好きになってしまったのは、狭い船内で活動するこの装備なんです。
機銃手を始め船首から 4 名が高速ボート要員、残りの 8 名が船内に突入して仕事をするチームです。
見ておわかりの通り、MP7 を構えていますね。
ボート後部の立ち乗り座席、遊園地のアトラクションで見られる乗り物みたいですね。
写真では乗船直前でバラけてますが、高速でかっ飛ばす時はここにハマっているのでしょう。
RICOH GR
というわけで MP7A1 GBB です。
B&T の特徴的なハイマウントに Aimpoint PRO を載せています。
このマウントについては こちらの記事 をご参照ください。
RICOH GR
肝心のメーカーですが、なんと NB (ノーブランド) なんです。
購入したのは秋葉原の SIDE ARMS さん、最近お気に入りのガンショップです。
この MP7A1 に関してはチャンバーと精密バレルの交換、マガジンのバルブ交換をお願いしました。
当初は VFC/Umalex のそれにしようと思っていたんです。
最近の円高傾向で輸入トイガンやパーツは軒並み値上がりしており困ったものです。
VFC の MP7AI/Navy も以降の入荷では 5 万円の大台を突破するんじゃないかとの話です。
確かに外装はよく出来ているんですが、GBB としての性能と価格を総合的に考えてこちらにしました。
もちろん NB といってもそこは大人の事情。
実際は GBB で定評のある 「私たち」 の製品となります。
評判の良いマルイの GBB にしなかった理由はひとえにサイズです。
ご存知の通りマルイ/KSC は微妙に縮小モデルなんです。
この NB の MP7A1 はほぼ VFC と同じサイズです。
フレームの印象が若干違うんですが、寸法というより雰囲気レベルの話です。
冬場の GBB は使えないでしょうけれど、ほぼリアルサイズの MP7A1 ということであれば選択肢は多くありません。
VFC の Navy タイプもカッコイイですが、Kampfschwimmer となれば必然的に A1 ということになります。
外装も刻印等のっぺらりんだったんですが、秘密のライナーに適合パーツが付属しておりパチンパチンとハメると…
まぁそのあたりはあまり追求されませんよう(笑
RICOH GR
この MP7A1 いちばんのチャームポイントはもちろんこのマウントです。
某オクで偶然発見したのですが、あの時の興奮は今でも思い出すほどです。(ついでに MP5 用 B&T のレールマウント転がってませんかね)
LCT/AMD65 に使用していた Aimpoint PRO を移植しました。
AMD の方は初めてアイアンサイトで運用していますが、それはそれで新鮮です。
B&T のマウントは本当にしっかりした造りが印象的です。
ロック付きのレバーもがっちりしていて、いったん装着するとびくともしません。
RICOH GR
本職さんの装着位置を見ると、もう少し後部でグリップ直上ぐらいですね。
再三申しているように、F はドットサイトの前付けが好きなのでこうしていますが、今後見直す余地はもちろんあります。
翌日グリップ直上に取り付けてみたところ、その取り回しやすさに納得したのでトップ写真のみ入れ替えました。
マガジンからグリップを垂直の棒と考えそれを握っているとすれば、上に載る重量物はその延長線上にあった方がいいに決まってますよね。
一番奥の唯一非フレック隊員さんは、グリップ直上から更に 1~2 ノッチ後方みたいに見えますね。
手前の方はマガジン挿してないのか、それとも 20 連なのでしょうか。
本当は Aimpoint のゴム製アウターカバーが必要なんですが、なかなか手に入りません。
レプリカは入手しましたが、テカテカであまりカッコよくないので保留にしてあります。
上の写真を見ると、アウターカバーはほとんどの方が黒です。
ただいちばん手前の隊員はただひとり FDE のカバーを装着しておりこれがまたカッコイイんですわ。
BK か FDE か、ゴム製とはいえ実パーツだとお安くないので考えどころです。
RICOH GR
付属の前後アイアンサイトは隊員によってそのままの方と外している方がいます。
外したほうがスッキリしてシルエットが美しいのでそうしてます。
伸縮式のストックはとてもしっかりした造りです。
最長から一段短くしたあたりが好きなポジションです。
スリングフックを引っ掛ける穴はやはり小さすぎなのでパラコードを通してあります。
強度を考えて左右のそれを同時に使っています。
強度で思い出して計りましたが、この状態で 2.7 kg ありました。
ドットサイトも載ってるし、マウントは金属の塊ですからね。
RICOH GR
トップレールのマウント前に LLM-PI を取り付けたいんですがもちろん入手出来ません。
背の高い LLM-01 だとドットサイトの視界を遮ります。
RICOH GR
LLM-01 を右サイドレールに取り付けている隊員もいますが、F の個人的嗜好で武器の幅が広がるのは嫌なんです。
なので手持ちの Inforce を載せてみました。
なかなかスッキリしたシルエットだし、左手親指で操作する感触も悪くありません。
とはいえ Kampfschwimmer の中で採用されている可能性はまず無いだろうし、今回だけの気の迷いということにしておきます。
RICOH GR
さて朝一で選挙行き F 嫁を仕事に送り出した後、さっそく試射といきます。
必要なのはガス、BB弾、弾速計、そしてドライヤーとなります。
この弾速計 X3200 は香港マニアさんで AC 電源仕様に改造してもらったものです。
もちろん従来の電池駆動も可能です。
RICOH GR
500g とずっしり重い MP7 用ロングマガジンは約 40 発の BB 弾を収納できます。
爪が引っかかりにくいのですがなんとか BB 弾を詰めました。
ちなみに OD のこのバイオ BB 弾は 0.25g です。
RICOH GR
日本仕様のバルブに交換してもらったマガジン底面からガスを注入します。
やはり音がすると安心です。
その後ドライヤーで温めます。
綺麗なお姉さん御用達のナノケア仕様ですが、BB 弾とガスにナノが効くのかは不明です(笑
RICOH GR
マガジンを充分に温めたら弾速チェックです。
OD の 0.25g BB 弾と、白い 0.2g BB 弾を使い分けてみました。
RICOH GR
だいたいの平均値は左 0.25g で 80 台半ば、右 0.2g で 90 弱という結果でした。
海外製品にまれに見られるオーバーパワーもありませんし、目論見通りで満足です。
ただ真夏の炎天下に放置されたマガジンは要注意とのことでした。
GBB の長物 (というか中物?) は初めてだったんですが、チャーハンをジャキッと引いて初弾を装填するのは快感ですね。
また射撃のリコイルもガツンときて楽しいです。
この NB/MP7A1 のトリガーには特徴があります。
セミで遊びがありハンマーが落ちるタイミングと、フルのそれはえらく違うんです。
フルだとセミのだいぶ前にトリガーが切れてしまい、遊びがあまりありません。
セミと同じように遊びを探りながら‥とやると暴発の危険があります。
フルは思い切って一気に引くことが肝要かと思います。
と、ここでピンポーンと呼び鈴が。
どうやら宅配便が来たようです。
RICOH GR
MP7 といえばと張り切って REALMENT さんに頼んでいたんです。
Velocity/Mayflower の MP7/5 用の 4 連ポーチを。
スリム&シンプルなデザインでかっこいいですね。
背面は重量軽減を目的とした独特の仕組みになっています。
ところがマガジンを挿してみたらキツくてなかなかすんなり入らないんです。
REALMENT さんのサイトで見た感じと随分違う感じなんです。
まさか写真で入っているのはマルイのマガジンなんでしょうか。
とりあえずコンシャツとパンツを着込んで CIRAA MAR レプリカにマグポーチを取付けてを着込んでみます。
RICOH GR
FLYYE 製 CIRAS レプリカはよく出来ている製品ですが、とにかく色が微妙です。
写真のそれは CB ですが、かなり緑がかっています。
ずっと昔の写真ですが、マルイ製 MP7A1 の電動ガンを持つ F です。
これを見るだけで今回の NB/MP7A1 との大きさの違いがわかると思います。
それはともかく、MP7 のマガジンが 4 本入ったポーチがいかにもキツそうですね。
コードも伸びきってますし。
やはり個人的に趣味ですが同じマガジンを複数収納するのでも、1 本づつのポーチが好きなんです。
ツイッターでのブンデス繋がりから、今度 Zentauron のマグポーチを注文することが出来るかもしれません。
そうしたら独立した MP7 用ポーチを 4 本、ピストルマグポーチを 2 本お願いすることにします。
ピストルマグポーチといえば、この中にはグロック用の予備マグが 2 本収まってます。
P8 はもちろん持ってませんし MP5 が製作中である今、手を伸ばせば家庭内四丁規制に抵触してしまいます。
写真ではレッグリグを吊ってませんが、しばらくは LE なら堂々と使えるグロックでコソコソいくしかありません。
RICOH GR
上下は LK のコンシャツとパンツ、PIG のグローブです。
頭から上はあくまで暫定的な装備で、LE 用の骨伝導ヘッドセットなんて使ってます。
キャップは MSM のシンプルな物に、S&G で買ってきたベルクロパッチをつけました。
親戚の海軍 Boardingkompanie の動画でこんなキャップを被っている兵士が出てきたので真似しました。
いずれはレプリカですが COMTAC2 と ACH ヘルメットを用意したいと思ってます。
ダミーの MBITR が欲しいのですが、コネクターとかいろいろたいへんそうですね。
とりあえず例の BB ボトルモトローラを突っ込んでありますが、ポーチサイズが大き過ぎて沈んでます。
今後の目標としては…
◯ 緑系ではなく茶系のフレックターン迷彩上下を用意する (eBay 入荷待ち)
◯ マグポーチの一新 (Zentauron製)
◯ 頭部の充実 (ヘルメット、ヘッドセット、オレンジ系レンズのシューティンググラス、)
◯ 適当なグローブの選択 (セージのフライトグローブ?)
◯ ダミー無線機の策定
◯ CIRAS のサイズ調整とポーチ配置の検討、着脱慣れ
◯ その他諸々…
まだカエル男への道は遠いです。
ブンデスの諸先輩方におかれましては、雰囲気すらまだまだですが生暖かい目で見ていただきますよう。