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Zentauron / Schnellziehtasche MP7・P8

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マルイの MP7 と違って WE-Tech (VFCも) の MP7 はサイズが大きいです。
というか後者が実銃サイズに近くて、前者は若干縮小されているようです。

マルイ MP7 のマガジンは、MP5 用のマガジンポーチに比較的楽に収納できます。
ところが WE のそれは比べるとかなり大きく、マグポーチを選ぶことが必要になります。

H&K 特有の張り出した防塵リブもサイズを大きくしている一因だと思います。
連結用の出っ張りまである G36 ほどではないにせよ、なかなか厄介な構造だと言えます。

 





RICOH GR


夏用の装備としてブンデスでも LE でもない軽装ということで、メイフラワーのチェストリグ を用意しました。
リンク先とポーチの位置が逆ですが、アドバイスによりセカンダリーを左に持って来ました。

4 連マグポーチは同じくメイフラワー、ハンドガン用はファストマグを 2 個リグにつけています。
メイフラワーの 4 連は、MP5/7 用ではありますが、マルイ以外の MP7 は少し窮屈です。

リブの他に BB 弾送り出しのリップも出っ張っていますから、その分実銃のマガジンとは縦にもサイズが異なります。





RICOH GR


そんな折、ツイッターでお世話になっている方からドイツのナイロンメーカー Zentauron を教えていただきました。
ブンデスファンの皆様からは親しみを込めて 「善太郎」 と呼ばれています。

そんな善太郎に HSGI TACO を彷彿とさせるオープントップのマグポーチがありました。
幸い輸入しておられる 智葉屋さん 発注時に便乗して若干数ですがお願いすることができました。
(タイミングが合えばショップに無いものでも相談にのっていただけます)

必要なのは MP7/5 用 4 本、9mm ハンドガン用が 2 本です。
待つことしばし、指定したコヨーテ色のポーチが計 6 本自宅に届いたのでした。





RICOH GR


P8 用とされるハンドガンの方は、対象が Glock ですから心配しておりませんでしたがやはりぴったり収まります。
次に大きい方に WE-Tech MP7 のマガジンを入れてみると、これが 見事なまでにジャストフィット なんです。

写真の様に挿入するとジャスト防塵リブの位置でピタッと収まります。
デフォルトのゴム圧で逆さにしても落下しませんし、抜く時はたいした抵抗無しにサッと取り出せます。





RICOH GR


ハンドガン用を HSGI TACO と比較してみます。
この TACO はカイデックス部分を切断したり改造していますからその点割り引かなければなりませんが。

左側の TACO の方がゴムの配置が複雑で、カイデックスの構造も立体的です。





RICOH GR


そしてここが最も差があるところとでしょうか。
ブンデスの大先輩である Nekotin 様がご自身のブログで詳細な記事を書かれていますのでご参照ください。

 Zentauronポーチを触ってみる

Zentauron はカイデックスの中側にゴムひもが通る構造で、マガジン自体にひもが接触するのです。
幸い G36 と違い、Glock と MP7 のマガジンではリブが無いか中に入らないので問題になることありませんでした。

それより若干の問題が生じたのは MOLLE への取り付けでした。
その件は後述します。






RICOH GR


チェストリグの MOLLE に MP7/5 用を取り付けてみます。
取付テープは長いナイロン製で幅が細いので MOLLE に通すのがとても楽です。





RICOH GR


ところがサイドにゴムひもが出っ張っているのでその分幅を取ります。
端から 4 つの MOLLE に続けて取り付けると、4 個目は斜めになって収まりが悪くなります。





RICOH GR


ならばと MOLLE をひとつ飛ばしにしてこう並べてみました。





RICOH GR


テープを通すのももどかしくさっそく MP7 のマガジンを突っ込んでみます。
う~ん整然として美しい。

やはり連装のポーチよりシングルをたくさん並べたほうが好みであります。






RICOH GR


ところがひとつ飛ばしにしたおかげで、ハンドガン用のポーチを配せなくなりました。
ベルトパッドでもいいのですが、ここは TACO へのオマージュで ダブルデッカー にしてみました。






RICOH GR


Glock 17 用のマガジンを 2 本刺した状態です。
ハンドガン用はフィット感といい見た目といいまったく問題ありません、というかカッコイイです。




RICOH GR


なかなかイケてる景色です。
これはこれでありだな‥と思っていました。




床に置いた状態から身につけてみるまでは。









RICOH GR


問題その 1

MOLLE テープの幅が狭くて通しやすいのですが、その分左右にブレてしまいます。
MP7/5 用ポーチは 1 本ですから、G36 用の左右 2 本テープがあるポーチではこの問題は生じないのかもしれません。






RICOH GR


問題その 2

GBB のマガジンは重いですからダブルデッカー部分の重量はこれだけで約 900g になります。





RICOH GR


長い MP7 のマガジンは重心が上にあり、それを細い MOLLE テープ 1 本で支えるのは若干無理があるようです。
MOLLE への取り付けは写真だけではなく各種工夫してみましたが、リグ側の最上段部分が伸びてしまいます。

その点 TACO のテープ部分は幅が MOLLE ピッタリの硬い樹脂製で、よれたりたわんだりはしないようです。
このあたり先発である TACO に一日の長があるのかもしれません。





RICOH GR


中央は MP5 AEG 用のマガジンです。
このサイズ・重量であればまったく問題がないので、MP5 用としてはすぐにも使えます。

しかし 7 月 12 日の職場小隊有志の定例参加に MP5 は間に合いそうにないので、MP7 GBB で行くしかありません。
MP7 に使用するには MOLLE への取り付け、並べ方など工夫しなければならない点がいくつかあります。

Zentauron ポーチを安定して取り付ける方法をなんとか見つけたいと思います。





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追記


ツイッターでお世話になっている Mr.若妻⊿ さんからいただいたアドバイスを元に再構成しました。
どうもありがとうございます。


RICOH GR


MOLLE を詰めて並べても水平状態では窮屈でも着用すれば身体に沿って湾曲するから余裕がでるのでは?

実際に詰めてマグポーチを再配置してから着てみたらまさにその通りです。
プレート無しのチェストリグだから身体正面から右側面に関して R を描いており横方向の窮屈さはありません。

いつも感じるのですがひとりだとどうしても固定観念に縛られてしまいます。
その点ツイッターなどで貴重な助言をいただけるのはたいへんありがたいことで時代に感謝ですね。






RICOH GR


とはいえ MP7 各マガジンの底部があちこち向いているようにやはり装着の強度はありません。
強度というか踏ん張る力ですね。

これは Zentauron から MOLLE クリップ がオプションで出ているので、で解決出来るかもしれません。
もしかしたら他社製のクリップでも可能かもしれません。

あ、この T シャツ、GSG9 のプリントがあります。







RICOH GR


現在はこんな状態です。
やはり MP7 のマグポーチ 4 本は若干グラグラして少し頼りないです。

確かに重い GBB のそれも長いマガジンが半分しか保持できていないのですから。
よほど装着部がしっかりしいないと、上半分の重量を支えきれますまい。

また工夫が必要のようです。
とはいえこうして並ぶとやっぱりカッコイイです。






RICOH GR


現在の WE-Tech / MP7A1 です。
軍とも警察ともつかない中途半端な仕様です。

12 日のサバゲーは初 GBB 長物で参戦ですので楽しみにしています。










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