F log
ここ数ヶ月、毎週日曜日にブログを更新しているのですが、2週続けて同じカテゴリーは避けてきました。
ましてや拙ブログでもっとも評判の悪い 「サバイバルゲーム」 カテゴリーですから問題です。
まぁ仕事も連年の如く忙しくて週一回の休日である日曜日にそうそうイベントも外食もありません。
とはいえポチッとしてブツが届くのは曜日に関係なく、黒い話題続き ですが御容赦ください。
RICOH GR
さてずらりと並んだ黒い布。
LE (警察等の法執行機関) 装備には欠かせない黒のバラクラバです。
一般的には「目出し帽」と呼ばれ、どちらかと言うと法執行機関とは対極の方々の装備というのが世間の認識です。
法執行機関の職員が職務を執行するにあたり、自身の身元を隠すために非制服勤務の方々には必須となります。
そんなバラクラバですが、左から古い順に並んでいます。
一番左はノーブランドの分厚いバラクラバ。
その隣りもノーブランドでこちらは少々薄手のバラクラバになります。
次の 2 枚は同じ UNDER ARMOUR のバラクラバですが、左が 2014 モデル、右が 2015 モデルとなります。
そして一番右側がつい数日前にやって来た XGO Phase2 のバラクラバです。
RICOH GR
現在愛用している UNDER ARMOUR ですが、デザインは同じですが明らかに生地の色合いが異なります。
複雑な縫製ラインで目出しの上下が別布になっているのがお分かりかと思います。
これが被りやすさを演出しているのですが、それで終わっていればこの記事はありませんでした。
RICOH GR
まず左から 2 枚を並び順に被ってみます。
どちらもサイズが小さくてキツいです。
特に左は布地も厚いので窮屈だしすでに毛玉だらけです。
右も生地は薄手で快適ですが、目出しの窓が小さ過ぎて頭の大きな F にはちょっと無理です。
RICOH GR
で、最近よく使っているが UNDER ARMOUR の 2 枚です。
左の 2014 年モデルと、右の 2015 年モデルで窓の広さが異なりますがこれは自在に調整できるデモです。
基本的に 2 つはほとんど使用感も同じですしどちらも使い勝手が良いです。
であるならば F 嫁に「何枚必要なの?」と疑問を呈されていながらもう 1 枚ポチした理由は何でしょう。
ドイツ LE の一例です。
この方のバラクラバは正中線に縫い目があり、目出しの窓部分がシャープです。
UNDER ARMOUR のバラクラバは鼻から耳上まで伸びる線に対し、目の上側からの布が下がって繋がる タレ目 です。
対して新たに購入した XGO のバラクラバはドイツ LE のサンプル同様 ツリ目 なんです。
RICOH GR
左 UNDER ARMOUR、右 XGO です。
タレ目、ツリ目の意味がおわかりでしょうか。
ミリフォトならぬポリフォトを見ると、ドイツ LE では圧倒的にツリ目が多いんです。
ならばなんちゃってドイツ LE を名乗る F としてはツリ目一択となります。
ただ生地の肌触りや装着感は UNDER ARMOUR の方が薄手だしとても良いのです。
XGO はサイズが大きくて締め付けられる感が無いので助かってますが。
RICOH GR
XGO バラクラバの装着例です。
これは Phase2 といって中厚手の難燃繊維で出来ています。
並べた写真でおわかりのように XGO バラクラバは首下がとても長いです。
激しい動きをしても首の露出が避けられる (難燃の目的があるなら重要) スグレモノですね。
本職のお兄さん達がよくやっている鼻出しを右でやってみました。
まぁこれは彫りが深くて鼻の高い西洋人だから似合う被り方ですね。
ただこちらの鼻出しもツリ目の XGO の方が開口部の構造上、楽ですね。
RICOH GR
そのままヘッドセットを装着してみました。
うーんバイエルン SEK でこんな感じの超カッコイイ写真があるんだけどなぁ。
もっとも彼らはこの上からバイザーヘルメットを被るのでそこから先は真似できません。
RICOH GR
で、ウチで出来る精一杯の軽量ヘルメットを被ってみました。
左は再掲でスイス・アイのトレーニングヘルメットに UNDER ARMOUR、右はプロテックに XGO です。
骨伝導のヘッドセットと X800 は共通です。
RICOH GR
プロテックはスイス・アイに比べてひと回りスリムで、F のデカい頭を強調せずに済みます。
チンスト替えたいんですがヘルメット本体より高いので躊躇しいるのはあいかわらず。
ところで写真の様に X800 をヘルメット上に載せていればまだバラクラバの違いもわかるのですが…
RICOH GR
ゴーグルを装着しちゃうとほとんどわかりませんね。
F 自身はどちらかとタレ目なので UNDER ARMOUR の方が似合うのかもしれません。
でも真似したい、近づきたいという装備趣味の原点に戻ればやはりツリ目でいきたいと思うのです。