F log
F 嫁が仕事で遅くなる日、F が夕食として作ったものです。
何も参照していない脳内レシピでしたが、結果はたいへん美味しくここにご紹介するものです。
まぁ豚肉を焼いてマスタードを塗っただけというばそうなんですが‥
RICOH GR
国産豚でも試しましたが、このレシピに関してはイベリコ豚が良いようです。
イベリコの出自に関してはいろいろ議論があるようですが、地方都市の小さなスーパーですから細かいことは申しません。
賞味期限が近づいて 2 割引でしたので 300g のパックを 2 個買い物カゴに放り込みました。
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もうひとつ購入したのは仏マイユ社の種入りマスタードです。
キャッチコピーにある通り、シャウエッセンをパリッと焼いてこれつけると最高ですね。
店内にある 103g の小瓶の上は 865g の大瓶でしたので、この小瓶を 2 個購入しました。
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火を着けていないフライパンにオリーブオイルをたっぷりと敷きます。
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そこにイベリコ豚の肩ロース 300g を適当に並べます。
本当は一枚一枚丁寧に敷いた方がよいのでしょうが、男の料理はこの程度です。
このあと軽く塩胡椒しておきます。
まだ火はつけません。
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ここで種入りマスタードを取り出して…
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気付けば何故か瓶が空に。
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まぁトップ写真でバレバレですが、103g のマスタードを一瓶すべてイベリコ豚に塗ってしまいます。
ここでもムラのある部分がありますが、特に気にする必要はありません。
丸々一瓶使ってしまうことに抵抗があるかもしれませんが、豚肉 300g に対してこの量がベストです。
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左に少しだけ写っているのはハチミツの容器です。
そのままでもいいのですが、ハチミツを少し入れるとコクが出ます。
細い糸のように出てくるハチミツ容器で、渦巻状に 2 周ほど回しかけます。
ご想像の通り、ハニーマスタードから連想して適当にやってみたのですがこれが正解。
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その頃、帰ってきた F 嫁はタブレットで世の中の動きをチェック中。
F 嫁が頂いてきたワインを用意しました。
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さてフライパンに蓋をしてやっと火をつけます。
まず最初は強火です。
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オリーブオイルの量が多いし豚肉から脂も出るので揚げ焼きの様になります。
この時点で豚肉にしっかりと強めの焼色をつけるのがコツです。
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裏面にしっかりと焼色がついたら一気にひっくり返して中火に火力を弱めます。
まぁいっぺんに出来なくともよいのですがマスタードが油に触れた途端、盛大にはねます。
なのですぐに蓋をしてください。
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マスタードのはねが治まってきたら蓋を開けてみます。
裏表が美しくありませんが、なかなか旨そうです。
マスタードの酸味が飛び過ぎないうちにそろそろ盛りつけです。
フライパンに残ったマスタードは油を避けてなるべく盛りましょう。
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野菜とともに皿にドーンと載せてみました。
手前の焼色がベストですね。
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イベリコ豚の旨さはしっかり焼いた時に現れるような気がします。
とはいえ真ん中あたりのマスタードとしっとり絡んだところも美味です。
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まだ撮影途中ですが辛抱たまらなくなった F 嫁が箸を突っ込んできますw
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F 嫁様、箸上げにご協力。
その後、食べ始めた F 嫁からもお褒めの言葉を頂戴しました。
いや自分で食べても絶品なんですよこれ。
しっかり焼けたイベリコ豚のカリッとする食感、種入りマスタードの酸味を少量のハチミツが引き立てます。
一回箸をつけると止まらなくなるヤツです。
ただご飯のおかずというよりはお酒のつまみですね。
ワインとの相性は抜群ですが、ビール、焼酎なんでもいけます。
もちろんしっかり焼きさえすれば国産の安心ポークでも大丈夫です。
ただマスタードだけは絶対に種入りをご用意ください。