F log
たいへん珍しく平日にふたりの休みが合ったので、火曜日に DIC 川村記念美術館 へ行ってきました。
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アバルトを転がして東関道を下り、田舎道を通って美術館の駐車場に到着です。
この日は曇りの天気予報でしたが、雲は多いものの青空が広がってドライブ日和でした。
駐車場の周囲やトップ写真のように川村記念美術館は豊かな自然の中に佇んでいます。
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美術館の入館と庭園の散策が出来るチケットを購入、森の中を歩いていきます。
やはり木々の下は気持ちが良いですね。
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DIC 川村記念美術館は、旧 大日本インキ化学工業 である現在の DIC が運営する美術館です。
広大な敷地には池や森などがあり、奥に見える建物は DIC 関連のものだと思います。(一般人は立ち入り出来ません)
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三角屋根が特徴の2つの塔が印象的な川村記念美術館入り口です。
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チケットを受付けに見せてエントランスに入ります。
2つの三角屋根部分は大きな照明となっていてやわらかな光が降りてきます。
エントランスには立像の彫刻があり、それ越しに天井を撮ってみました。
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彫刻の背中から振り返ると美術館の中庭が見えます。
展示は回廊状になっており、左から奥の渡りを経て右の 2 階建て部分へと続きます。
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奥の渡りから見た逆の構図です。
一枚上の写真は塔の下にあるガラス部分からこちらを撮ったものです。
美術館内はもちろん撮影禁止ですので絵はありません。
F は第 1 展示室にお気に入りの ラトゥール「花瓶の花」 を見つけて満足。
ローテーションによって展示されていない場合もありますから。
レンブラント「広つば帽を被った男」 は独立した小部屋を与えられるほどの名作。
いつ見てもビロードの表現に唸ります。
F 嫁は意外なところで日本画‥というか美人画好みですね。
鏑木清方「水汲」 が好きだと申しておりました。
展示品をすべて解説するわけにもいきません。
が、ある意味川村記念美術館の目玉であり世界的にも評価の高いロスコ・ルームはまったくわかりません。
元来 F は抽象画より写実画が好きなんです。
彫刻にしても然り、2階に鎮座する数々の不思議な物体にはいつまの事ながらあまり心を動かされません。
特別展 「サイ・トゥオンブリーの写真-変奏のリリシズム-」は興味深かったです。
写真の他に絵画、彫刻、ドローイング、版画など縦横無尽な活躍ぶりのトゥオンブリーです。
モノクロもしくは色彩を落としたスクエアファーマットの写真はとても魅力的でした。
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さて展示を順路通りに進み、2 階のトゥオンブリー展を見終わると階段でエントランスに戻ります。
下る階段の途中から撮った一枚です。
先程の立像は アリスティード・マイヨール「ヴィーナス」 です。
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展示を観終わって再び池の前に出てきました。
美術館内の静謐な空気も好きですが、やはり雲が流れる青空は気持ちいいです。
平日の昼間ということもあり、人出はあまりありません。
ゆっくり見ることが出来てとてもよかったです。
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池には数羽の白鳥が水面を優美に進んでおりました。
他にもガチョウやオシドリ、マガモなど水鳥がいるはずですが今日は姿が見えません。
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美術鑑賞といつもセットになる散策路を歩きます。
美術館に入館しなくとも 200 円で散策路だけに入ることが出来ます。
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透過を見るとつい写真を撮りたくなります。
もちろんまだ緑ですけど。
この位置あたりから振り返ると、木々の中から美術館の建物が見えます。
それがトッブ写真です。
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この後は庭園の紫陽花特集ですw
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散策路に沿って小川が流れています。
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そこから振り返ると森に沿って作られた道に紫陽花が咲き誇っています。
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球形に密集して花をつける紫陽花より、こちらのタイプの方が個人的には好きです。
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前日まで職場の展示会 4 Days を乗り切った F 嫁お疲れ様です。
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散策路の奥には小さな池があり、蓮が生息しています。
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いくつか開花しているのもあり、緑の葉と白い花がダークな水面に映えます。
森林浴まではいきませんが、緑の中を歩いて空気もキレイだしとても気分が良いです。
美術鑑賞で頭を使い、お散歩して身体を使えば当然お腹が空くわけです。
美術館併設のレストランで昼食を摂る事にしました。
その様子はまた後日~