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Channel: F & F嫁の “FFree World”
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レストラン「ベルヴェデーレ」

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前 log 川村記念美術館 の続きです




美術館の順路、散策路と歩きまわった後は当然のごとくお腹が空くわけです。
ここ川村記念美術館はその立地から周辺に飲食店らしきものは見当たりません。

昨今の美術館ブームの一助となっているのは併設されたレストランにあると思っています。 
川村記念美術館にも庭内に 「ベルヴェデーレ」 というレストランが存在しています。



美術館併設の食事処といえば、これまた千葉で大好きな美術館である ホキ美術館 にもありました。
それは イタリアンレストラン「はなう」 です。 

「はなう」はそれは小洒落た店で、イタリアンだけあってチーズがダメな F は苦労しましたが F 嫁は大好きなようで、
彼女の中でホキさんとはなうさんはセット物の様です。



川村記念美術館併設の「ベルヴェデーレ」も以前はさほど印象に残らなかったのですが、久しぶりに訪れてみたら
たいへん印象が変わっていて楽しく美味しく食事出来ました。





RICOH GR


駐車場からも直接レストランに入れますが、こちらは庭園散策路から入る入り口です。
左側に客席が伸びており、先端は緑と光りに包まれたたいへん景観の良いテーブルとなっていました。





(同店ウェブサイトより)


残念ながら写真の先端部は満席でしたが、手前側になんとか席を確保できました。
予約無しの飛び込みなのでそこは仕方ないところです。






RICOH GR


食う気満々の F 嫁様を外の緑が見える席に座らせてさっそく注文です。

アラカルトからランチフルコースまで揃っていますが、選んだのは パスタランチ 1,600円 です。
前菜盛り合わせ、パスタ(三種から)、デザート盛り合わせ、飲み物、自家製パンの簡易コースとなっています。

まぁ大食いの我々ですから加えてアラカルトから数品頼むことも忘れませんw






RICOH GR


F 嫁の前に置かれた 前菜盛り合わせ です。

どれもお洒落で美味しそうなんですが、F は例によってチーズ等の乳製品が食べられません。
洋食系ではいつもお店にご迷惑をおかけしますが、フロアの担当者は親身に苦手排除を受け入れてくれました。






RICOH GR


こちらは F の前に置かれた前菜盛り合わせです。

手前のマリネはちょっと食べてしまいましたが、キッシュとパテが差し替えられていますね。
謎のスティックが載っているライスサラダは抜群に旨かったです。

また例によって「バケツ一杯喰いたい」と言っていたら、後日 F 嫁が再現 してくれました。多謝。






RICOH GR


パスタランチのコースには無い追加のアラカルトその1、千葉県産柏幻霜ポークのテリーヌ 自家製のピクルス添え です。

F & F 嫁は大のテリーヌ好き で、メニューにあると必ず頼んでしまいます。
特に目がないのが豚肉を使った田舎風のテリーヌで、これはまさに弩ストライクです。





RICOH GR


ピスタチオがたっぷり含まれ粗めの肉の食感がたまりません。
添えられた粒マスタードをたっぷりつけていただきます。






RICOH GR


当然ワインを飲りたいところですが残念ながら F は運転手、勧めた F 嫁も一応遠慮してノンアルコールとしました。
フロア担当者に勧められたのは、ブドウ酢のソーダ割り です。

ココファームというワイナリーのブドウで造られた酢をトニックウォーターで割った発泡酒ライクな飲み物です。
甘過ぎずすっきりとした味わいで、お酒の雰囲気だけは充分味わえました。






RICOH GR


アラカルトからもう一皿は、A5 ランク和牛のローストビーフ です。
こうなるとほとんど普通のコースに近くなっちゃいますな。

低温ローストのしっとりした牛肉はもちろん、バルサミコを使ったソースが旨いですね。(トップ写真も)
あ~ワイン飲みてぇ。






RICOH GR


これはパスタランチに含まれる 自家製パン二種 です。
手前はゴマ、奥はバターの効いたパンですので F 嫁とシェアして、ゴマゴマ、バタバタとしていただきましたw






RICOH GR


パスタランチのメインであるパスタは F 嫁が、フジッリ 柏幻霜ポークとヒヨコ豆のラグー を選びました。

この小さな螺旋状のパスタをフジッリと呼ぶそうです。
前出のテリーヌでも登場した柏幻霜ポークというブランド豚を使用しているそうです。

F は試食出来ませんが、F 嫁によればしっかりとした味付けでたいへん美味しかったそうです。





RICOH GR


F が選んだのは、スルメイカと野生のルッコラのペペロンチーノ です。

といっても野生のルッコラが強すぎてこれではなんだかわかりませんね。





RICOH GR


ルッコラを避けてやるとやっとパスタとスルメイカが出てきました。

ペペロンチーノといいつつ意外にも色がついています。
これはどうやらイカの肝をつかったソースの様で、こちらもたいへん美味しくいただきました。

前の皿にも頻出する野生のルッコラは本当に力強い味で美味しかったです。






RICOH GR


ペロリンチョと食べきり満足の笑みをこぼす F 嫁です。

意外にもパスタの器が大きいのが分かりますでしょうか。
大食いの我々ですが、普通の方ならアラカルト無しのパスタランチのみで充分満足出来るでしょう。






RICOH GR


飲み物は アイスコーヒーと紅茶 をいただいて…





RICOH GR


デザート盛り合わせ でコースは終了となります。

レモンのソルベにイタリアのビスケットであるアマレッティ、メインはガトーショコラです。





RICOH GR


ガトーショコラの底部を覗くとそこにはびっしりと八街産のピーナッツが使われていました。
ベルヴェデーレのコンセプトの一つは 千産千消 なんです。

千産千消とは地産地消にかけた造語で、千葉県産の食材を千葉県内で食べましょうということです。
たいへん美味しくいただきました。ごちそうさまでした。






RICOH GR


奥の森からやって来てレストランで食事し、反対側から出て階段を昇ると最初の駐車場になります。
偶然 F と F 嫁が写り込んでますね。





RICOH GR


階段を昇りきったところがバスのお尻あたりになります。


2回に渡ってお送りした川村記念美術館シリーズ。
久しぶりの平日休みが合ったこともあり、五感すべてが満足した一日でした。













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