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ドイツLE風装備の変遷 11

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F log



ドイツLE風装備の変遷 10 より続く





だらだらと続いているこの連載ですが、ここで現状を整理しましょう。
まず前提としてウチには 「家庭内銃4丁規制」 というのがあります。

F 嫁様が際限なく増えるであろうと先手を打って発布した法律であります。
元々は3丁規制だったのですが、プライマリー&セカンダリーのメイン・予備と考えれば最低4丁だろうと押し切ったつもりでした。

F 嫁武器査察官殿は 「本来は3丁。4丁というのはあくまで暫定措置」 と仰っております。




まぁともかく現在は4丁が自宅にある訳で、それは以下のラインナップです。


RICOH GR


VFC / MP5A5(AEG)、VFC / MP7A1(GBB)、東京マルイ / Glock17、KJ WORKS / Glock19 です。


F の場合まず銃器に惚れる場合が多く、H&K の2丁もそのバイザーストックの機能美に惹かれたのでした。
Glock は入手前はあまり好きではありませんでしたが、実際に手に取ってみるとしっくり馴染みました。

しかしこの4丁以外、びた1丁たりとも増やせないというのはしんどいですよ。
ブリーチ用にショットガンが欲しいけどそれもダメ。

左腰の テイザーは銃か否か で武器査察官殿と揉めたのも記憶に新しいところですw






さて、ここ数年傾注しているドイツ地方警察特別出動コマンド(Spezialeinsatzkommandos 通称 SEK)のコスプレとしては、
プライマリーの2丁でふたつのラインに別れます。




A : MP5 をメインとした全身黒の装備

B : MP7 をメインとした SG-O 色(茶系)の装備




A はドイツ LE 好きになったキッカケであるハンブルク州警察 MEK をイメージして始めました。

RICOH GR




RICOH GR




これは最大の難関、バイザーヘルメットが入手出来ず停滞しております。
MP5 はかなり理想に近くなって来たため残念です。

ドイツ本国の方とレプリカの製作についてやり取りを始めたのですが、お互い独語日本語が分からず不確かな英語での通信なのでいまひとつ意思の疎通がシャキッとしません。





RICOH GR


下ジーンズの駆けつけ装備はよく見られますが、こちらにしてもバイザーヘルメットが無いと締まりません。
まぁコスプレ写真としては車輌の横で着替えている途中という想定ならバラクラバだけでもいいのですが。

この格好でセカンダリーは G17、G19 と2丁使ってしまっているので後はプライマリーの変更しか出来ません。









B の MP7 をメインとした装備は、その色に苦しめられています。



RICOH GR


目標としているバイエルン州警察 SEK は近年、黒から Steingrau-Oliv (ストーングレイ・オリーブ) という茶系の装備に更新されています。
それらを警察に納品しているドイツのメーカー Lindnerhof Taktik (LHT) は一般に出回っておらずなかなか苦労します。

写真の左2つ、MP7 用マガジンポーチ、ハンドガン用マガジンポーチは LHT 製 SG-O の製品です。
右にあるラジオポーチは米国 Velocity Systems の製品で、こちらはレンジャーグリーン (RG) なんです。

似ていますよね‥というか LHT の 2 製品でもけっこう色味が違うので処置なしです。
RG にしてもメーカーによってはもっと緑がかっており、なかなか希望のカラーが集まりません。



前 log で書いたように、BDU は各所のご協力を得て近い形に持っていくことが出来ました。




RICOH GR



RICOH GR



RICOH GR



ハッキリ言ってアーマー類は A とまったく一緒です。
本来はここの黒部分も BDU と同系の色でならなければならないのですが。

ニーパッドの収納部からベルトだけ外に出ている部分は、LHT‥というかアークテリクスの造形を上手く再現出来ました。
州警察によってはこのように茶系 BDU に黒アーマーの組合せもありますが、やはりバイザーヘルメットは必須となります。

あくまで B で目指しているのは、バイザーストックに 30rd マガジンを装着したバイエルン州警察 SEK なのです。
それであればヘルメットは Ops-Core でよく、レプリカですが現状再現出来ています。





まとめると…


A : ULBRICHTS ZENTURIO 05 というバイザーヘルメット実物、もしくはレプリカが必要。

B : 特殊な形をした Steingrau-Oliv(SG-O) のアーマー(ボディの他、ネック、スロート、ショルダー、グローイン含む)が必要。


どちらもハードルは果てしなく高いです。
バイザーヘルメットはレプリカ頼み、アーマーに関してはオーダーが可能だとしても SG-O の生地が手に入るかが問題です。

まぁ前述のように限りなく緑系が希薄な RG で揃える選択肢も考えられなくはないです。






どちらにしても大仕事であり、財源が必要なわけですのでじっくりと取り組むしかありません。
その間は手を付けてられる程度の改良を地道にやっていきます。

まずはここです。



RICOH GR


VFC のガスブロマガジンをぶった切って無理やり 30 連マガジンをでっち上げた訳ですが、
スプリングと BB 弾が入る溝がそのままなんです。






RICOH GR


単体で見るとこんな感じですが、以前にも書いたようにコスプレ用で BB 弾の発射機能はありません。
横から見る分には分からないのですが、前から見るとやはりこの溝が目立ちます。





RICOH GR


なので太いプラ棒の芯材を入れ、エポキシパテで硬め、表面を光硬化パテで盛ってみました。
パテを扱うのは随分久しぶりなので、まぁおぼつかない手つきでした。






RICOH GR


表面をヤスリで削ってペーパーで均し、フラットブラックを吹いたらこんな状態になりました。





RICOH GR


オリジナルの VFC 40 連マガジンと比較するとこんな感じです。
多少表面が凸凹していますが、遠目にはまずわからないでしょう。




RICOH GR


マガジンを装着してみます。
これだとちょっと影になって分かりにくいですね。





RICOH GR


まぁこれも完璧な自己満足の世界ですよ。
そこまで気にしている方もいらっしゃらないでしょうし。




RICOH GR


ただこうしてグリップを握った写真を見れば、やはり弄って良かったと思います。
しかし VFC の完調なガスブロを所持していながら、未だに試射以外発砲していないというのは
やっぱり変態ですなw







来月半ばには 「ドイツ祭り」 が開催されます。
てっきり国防軍の集いかと思ってましたが、どうやらドイツであれば LE でも参加可能なようです。

仕事のスケジュールが微妙ですが、都合がつけば末席で参加してみたいですね。
その上でブンデス関連の諸先輩にご挨拶をしたいところです。

しかしコスプレイベントではなくサバイバルゲームである以上、発泡できない銃ではダメですね。
となると必然的に MP5 となるわけですが、嗚呼バイザーヘルメットがそれまでに入手出来る可能性はほとんどありません。

制服警官ならともかく、MP5 を所持していて AM95 や 05 以外のヘルメットというのはあまり見たことがありません。
さぁどうしたものか。









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