F log
2 日の日曜日。
F 嫁を仕事に送り出してからゆっくりと朝食を摂り、順便万端整えて PC 前に着席しました。
イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットを別のブラウザで立ち上げ、電話機も固定と携帯と2台横に置いてスタンバイです。
今回チケット争奪戦に参加するのは…
高円宮殿下記念 ローザンヌ・ガラ 2013
一般発売の 10 時と同時に各ブラウザで突入します。
ま〜あいかわらずつながりませんね。
しばらくしたら回線も落ち着くとはわかっているんですが、もしソールドアウトになったら…と毎回冷や汗をかきます。
もちろん同時に電話もかけるので腕がもう二組ほど欲しいところです。
15分ほど過ぎた頃、やっとチケぴにつながり無事に 2 日目のチケットを 2 枚入手できました。
ローザンヌ・ガラといえば、2010 年のステージ は観に行くことができました。
2007 年は残念ながら見逃しましたがウチでローザンヌ・ガラといえば、もちろん ロイヤル・バレエの崔 由姫ちゃん ですね。
今回も同僚の平野さんと踊りますが、今年は話題のリアム・スカーレット振付の作品だそうです。
前回のタイスはたいへんしっとりとした優美なステージでしたが、新進気鋭の振付家作品で今年は弾けてもらいたいものです。
作品名も発表になりましたが、あえて予習はしないでぶっつけ本番で観たいと思います。
そして謎のトップ写真ですが…
正規の出演者に加えて 2013 年第 41 回ローザンヌ国際バレエコンクール入賞者によるデモンストレーション が
2 名だけですが行われるそうです。
スカラシップ第 3 位の山本雅也君のソロルも楽しみですが、F が決勝のテレビ放映から釘付けだったのはもうひとりの
ミコ・フォガティ ( Miko Fogarty ) ちゃん です。
ミコちゃんはその名の通り、英国人の父上と日本人の母上の間に生まれたハーフです。
弱冠 15 歳ではありますが、更に若い頃から様々なコンテスト等にエントリーしている実力のある娘です。
ガラで踊るのはローザンヌ決勝で踊ったコッペリアではなく、エスメラルダのヴァリエーションです。
Miko Fogarty, 15, Varna IBC 2012 Bronze Medalist, 2nd Round - Esmeralda -
昨年のヴァルナで踊ったコレですね。
( 余談ですがこのステージ背景を見ると宮本すばるを思い出します。彼女天井桟敷で来日してましたっけ?w )
このコンテストではミコちゃんはジュニアのブロンズに輝いています。
トップ写真は最近の F の待ち受け画面ですが、頭上はるか高くポワントでタンバリンを叩いた瞬間です。
他にも動画は YouTube で数多く見つけることができます。
ドキュメンタリー映画 「 ファーストポジション夢に向かって踊れ! 」 においても 12 歳の彼女を見ることができます。
( 昨年スクリーンで見逃したので BD 予約しました )
ミコちゃんの美点はプロのピアニストである日本人の母上から受け継いだのでしょう、とても音感に優れているところだと思います。
ゆっくりな曲でもあわてず音をたっぷり使って踊れるように見受けられます。
背中も充分に柔らかいです。
そして 15 歳にして老獪。
やはり YouTube で見たジゼルやシュガープラムのヴァリなど、ふとした首のかしげ方、視線などニュアンスがプロなのですよ。
このプロっぽいというのは、ジュニアにおいてはこまっしゃくれと受取られる危険もあります。
しかし F は楽しい学生生活も青春もすっ飛ばして邁進するミコちゃん ( と母上 ) の人生を掛けた挑戦を応援したいと思うのです。
しかしこのエスメラルダはよいですなぁ。
音楽が始まってすぐポワント立ちのポーズ一発でオジさんは殺られました。
ま、いろいろゴタクを並べてみてもカワイイんですよ純粋に。
50 目前のオヤジが 15 歳の少女をスマホの待ち受けにするというトホホな状態も気にならないほど。
F 嫁には 「 だんだん若くなるじゃない? 」 なんてチクリと言われてますがw
その F 嫁も楽しみにしているローザンヌ・ガラ 2013。
また暑い最中ですが、梅雨のいまから wktk が止まりません。
※ ロイヤル・バレエ驚愕の話題に関してはまた後日…