F log
梅雨真っ只中の 6 月 25 日。
K-Ballet 『ジゼル』を観に F 嫁と上野の東京文化会館へと出かけました。
ウチが揃って出張るのはもちろんプリンシパルの 浅川紫織ちゃん がジゼルを踊るからです。
今回は直前に『海賊』があり『ジゼル』としては全 4 公演のミニツアーです。
祥子さんが 2 日、紫織ちゃんが楽日 1 日ですが、キャスト変更で荒井さんが 1 日踊ることになったのです。
荒井さんのジゼルも観たかったなぁ~
K の『ジゼル』は 2001 年初演に続いて 2006 年、2009 年、2013 年とコンスタントに上演されています。
ウチの場合初 K が 2007 年 2 月の『白鳥の湖』だったので『ジゼル』は 2009 年から観ている事になります。
紫織ちゃんでいえば 2009 年はミルタ、2013 年は ミルタ と ジゼル を踊りました。
今回 2017 年はジゼルだけですが、紫織ちゃんのミルタも絶品なので観たかったです。
雨が落ちてきそうな曇り空の下、上野駅でササッとうどんをかき込み道路を渡って東京文化会館へ入りました。
RICOH GR
たった 4 日間の公演ということもあり、その最終日である日曜日は流石の集客。
東京文化会館の 5 階席まで埋まっており、ほぼ満席と言ってよいでしょう。
我々の席は 11 列目下手とまずまず。
シートに腰を落ち着けてスマホの電源を落としいざ鑑賞です。
ジゼル
数多の古典バレエにおける主役女性の登場場面の様に、ジゼルが現れる瞬間も印象深いものです。
アルブレヒトがジゼルの家のドアをノックしすぐさま裏手へと隠れます。
家の中を移動するシルエットが見え、ドアをパッと開け放ちジゼルが登場するシーンでは表情が重要と思います。
もしかしたらあの人が…との期待を胸に、パァッとひときわ明るいひときわ明るい笑顔で表に飛び出します。
紫織ちゃんの村娘ぶりはなかなかのもので、2013 年に断腸の思いで観逃した F は感無量なのであります。
軽快な音楽に乗ってスキップを踏む様なステップで舞台を一周した後マイムです。
紫織ちゃんのそれは文脈を辿るロイヤルスタイル。
胸に指を当て 「私は」
耳に手を当て 「聞いた」
両手でその仕草をして 「ノックの音を」
両手を大きく広げ 「愛しいあの人はどこかしら」
ロシア系の多くはドアの方を指差し、ノックの音がした、という簡潔なマイムです。
ロイヤルで刷り込まれた F としては、ここを丁寧に語ってくれるのは嬉しいところです。
古典バレエに登場する「村娘」に関しては F はうるさいですよ。
10 年以上前にはこんなコンテストを開催してますしw
第1回ミス村娘コンテスト世界大会
まぁ冗談はさておき紫織ちゃんの第 1 幕、素朴で少し病弱、でも踊りが好きな村娘はピッタリでしたね。
アルブレヒトが見つからずガッカリする表情、一転見つめ合ってはにかむ笑顔、どれも素晴らしくよいです。
心臓に病を抱えた少女、という意味ではその部分を強調していたように思います。
プログラムのインタビューで前回 (2013年) は病弱さを少し忘れていた‥との反省が述べられていました。
当時の舞台は残念ながら観逃しましたが、今回は胸が苦しい描写がより丁寧になったのだと思います。
その思いが強かったのか心臓発作と同時に、一部分では悪心(おしん)に見えてしまったかもしれません。
さてジゼルの幸せな時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
ヒラリオンにより暴かれたアルブレヒトの正体を知ったジゼルに待ち受けているのが「狂乱の場」です。
正気を失うタイミングとしては首飾りを投げ捨て髪が解けて倒れ込んで以降、意識が別世界に行ってしまう表現が多いです。
これもプログラムのインタビューからですが、紫織ちゃんのターニングポイントはもう少し前だそうです。
バチルドから「彼は私と婚約しているのよ」と告げられ、アルブレヒトを揺さぶるように「嘘でしょう? 嘘でしょう?」と
問い質すもアルブレヒトは目を逸らし、否定しなかった時点で正気を失ったとの解釈だといいます。
この辺りは荒井さんとも祥子さんとも異なる紫織ちゃん独自の視点でこれは素晴らしい事だと思います。
古典で語り尽くされて役柄ですが、表現者として常に探求していってもらいたいものです。
第 2 幕は森の奥にある墓場。
舞台下手のジゼルの墓。
ウィリとなったジゼルが現れるのですが、この登場シーンは K の演出でも好きな場面ですが詳しくは後ほど。
ミルタに促されしずしずと舞台中央へ歩みます。
ウチかよく言うところのミルタによる「ウィリ入会式」ですが、この部分もジゼル屈指の名場面だと思います。
音の間の後、急に手を伸ばした前傾姿勢になりますが、この瞬間の紫織ちゃんのキレは半端なかったです。
直後にア・テールでの激しい逆回転が始まり、途中から両足でポワント立ちして回転は続きます。
ここは人間がウィリと化す重要な場面で、ここの動きが激しく鋭いほど人外の要素が強まると思います。
既にジゼルは心臓の心配無くいくらでも踊り続けられるのです。
紫織ちゃんのその部分はたいへん素晴らしかったですが、後半のポワント部分に若干の物足りなさを感じました。
それは個人的に究極の変身シーンとしているヴィシニョーワ様のせいですね。
ヴィシ様の逆回転からのシームレスでポワントに移行し回転が加速する様は本当にカタルシスがあります。
この踊りに強烈なインパクトを植え付けられてしまったのです。(01:35:15~)
Giselle (with comments by Diana Vishneva and Vladimir Malakhov) - RussianBroadway.com
まぁダンサーそれぞれの解釈があるので別の踊り手を真似しろと言っている訳ではないのですが‥
このヴァリエーション最後のジュッテ三連発で、いつもの F が気にする左手は紫織ちゃんの場合アン・オーでした。
外向きのアロンジェが多いのですが、個人的にはアン・オーが好きなのでここは嬉しく思いました。
手と言えば紫織ちゃんのポール・ド・ブラは以前から素晴らしかったのですが今回も本当に良かったです。
もう観ていてウットリするくらい。
重隅ですが F が紫織ちゃんのジゼルで最も感銘を受けたのは次のシーン。
Alina Cojocaru Anton Bogov Giselle variations 2
動画はコジョカルちゃんですが、アルブレヒトが疲れて果てて倒れ、ミルタに再三許しを請うシーンです。
時間で言えば 01:00 ~ ジゼルがアルブレヒトのいる下手から上手に移動します。
その際、紫織ちゃんの「右手」が鳥肌立つくらい美しかったのです。
同じ様な柔らかい動きを 3 回続けるのですが、ここに関しては「永遠のジゼル」コジョカルちゃんより良かったです。
紫織ちゃんの踊るウィリとなったジゼルは慈愛に満ちて、かつアルブレヒトを守りたいという意思も見えました。
村娘もウィリもそしてミルタさえも高い次元で演じ踊る紫織ちゃんはやはり大好きなバレエダンサーであります。
アルブレヒト
アルブレヒトは宮尾俊太郎さんでした。
2013 年の紫織ジゼルの相手役は遅沢さんで、F 嫁はその舞台を生で観ております。
その F 嫁曰く「ああ、今日も遅沢さんだったら‥」
確かにこの日の宮尾さんは不調だったのか全体的に安全運転が目立ちました。
ヴァリエーションでも身体重そうだったし。
独自の解釈と思えたのは第 1 幕でのアルブレヒトの造形です。
ちょっとやり過ぎかと思えるくらいコミカルというか子供っぽく振る舞ってました。
ふたりが戯れるシーンでジゼルの顔をまじまじと見つめ「カワイイ~ もう僕(愛を)誓っちゃうもんね!!」と
ばかりに興奮して二本指を差し挙げるマイムをするところなどその象徴とも言えます。
全体的に貴族のプレイボーイの火遊び‥というより駄々っ子が新しいおもちゃに喜んでいる風情を感じました。
でも第 1 幕の実験的な試みとしては面白いし、積極的な役探索の現れだからいいんです。
F & F 嫁が物足りなさを感じたのは第 2 幕です。
細かなバレエのテクニックについて指摘も言及も出来ません。
ただ墓参に訪れたアルブレヒトの前に初めてウィリとなったジゼルが現れるシーン。
ここは見えないけど気配を感じる‥どこかにジゼルがいる‥
とアルブレヒトが感じ、観客に手探りの危うさを見せなければなりません。
F 嫁は 2009 年の『ジゼル』で遅沢さんと紫織ちゃんの第 2 幕で散々泣かされたといいます。
今回は残念ながら F 嫁の涙腺には届かなかった様です。
またミルタへの懇願シーンで舞台を横断するブレゼに果敢にトライしたのはよいのですが‥
世バ特別全幕プログラムでのマニュエル・ルグリ様の尋常じゃないスピードとキレのブレゼが頭に残って。
以前みたいに紫織ちゃんと遅沢さんのペアを観たいのですが、遅沢さんは祥子さんと組む場合が多いですからね。
宮尾さんは本当に性格も良さそうだしファンサービスも厚いし人間として素晴らしい方だと思います。
ダンサーとして、いやカンパニーを牽引するダンサーとしてもう一皮二皮剥けて欲しいと切に思います。
ミルタ
期待の新星である矢内千夏さんのミルタは素晴らしかったですね。
K の『ジゼル』では紫織ちゃんの役として初見をしたので思い入れのある役です。
またミルタのヴァリエーションの曲が個人的に大好きなんです。
矢内さんは素晴らしいテクニックに加え存在感もあり、好きなミルタでした。
これは言っても詮無いことですが、ミルタはもう少しだけ上背が欲しい気がしました。
矢内さんの冷たい熱演 (←褒めている) には関係ありませんし、彼女の別役を観たみたいと思わせました。
RICOH GR
幕間は F 嫁お約束の「泡」、F はミネラルウォーターです。
階段上の座席に座って第 1 幕をあーだこーだ喋っていると下から熱視線を感じましたw
わぁ~お久しぶりの N さんとご友人でした。
N さんは以前に出待ちで知り合った紫織ちゃんのファンで、彼女の公演オンリーの F & F 嫁とはよくお会います。
我々のバレエ関係の知り合いは揃いも揃って美女ばかりなのですが、N さんはその中でも一二を争う美女。
しばらく第 1 幕の感想を話してまた出待ちでお会いしましょうと約束して別れました。
ヒラリオン
ソリストの石橋奨也さんが演じたのは粗野なイメージでは無く知的に振ったヒラリオンでした。
ジゼルの母ベルタとは信頼関係を築いており、アルブレヒトが現れなければ独身同志ジゼルと結婚していたかもしれません。
ジゼルがヒラリオンに対してどういう思いだったのかは分かりませんが、結局自身もミルタによって殺されてしまう可愛そうな役です。
狂乱のシーンではどうしてもジゼルとアルブレヒト、そしてバチルドを目で追ってしまいヒラリオンに注目できなかったのが残念です。
バチルド
ガムザッティ好きな F は立役とはいえ『ジゼル』のバチルドも大好きな役なんです。
今回のツアーでバチルドを演じたのは、なんと中村祥子さんの妹である倉田陽子さんでした。
姉上同様スラッと背の高い素敵な方でした。
お顔も表情によってはよく似ています。
笑顔で花を受取り横を向いて無表情に側近に渡すバチルド。
後に褒賞として貰った首飾りのお礼にと手の甲への接吻をやんわり拒否するバチルド。
どれも身分制度がなせる行いですが、倉田さんのバチルドは極端にやり過ぎず優しさの残った仕草でした。
バチルドのドレスを手に取ってしまったジゼルとのやり取りはマイムとして興味深いシーンです。
ドレスを褒めるジゼルに対応して世辞を言うバチルド、私のは手作りなんですと答えるジゼル。
踊りが好きというシゼルが踊って見せ、身体を案じて母のベルタが制止する場面。
ベルタに身体をぶつけられ一瞬怒った表情を見せます。
その後ジゼルの病気を知ったバチルドはベルタの心配をよそにジゼルに踊ることを半ば強制します。
貴族のお戯れに過ぎないのでしょうが、ここはいちばんバチルドの傲慢が現れるシーンですね。
倉田さんはこの立役だけにいらしたのでしょうか。
今後も K にゲスト出演する事があるのだとしたら楽しみです。
クーラント公:キャシディさんについてはあまりの安定ぶりに双眼鏡させ向けなくなってしまいます‥失礼。
コール・ド・バレエ
いや~見事でした。
ウィリ全体の舞いもモイナ&ズルマのソロも素晴らしかったですね。
K のコール・ド・バレエは本当にレベルが高いと思います。
ウィリの登場シーンで左右から床にドライアイスが焚かれたのはまた印象的でした。
またそのスモークがウィリの前進速度にピタリと合いながら展開したのには唸らされました。
舞台監督ブラボー。
ジゼルの母親ベルタ
ロイヤルのピーター・ライト版を踏襲するならばベルタはもっとも重要な立役となります。
何故なら第 1 幕でミルタとウィリ達の恐怖について観客に知らしめなければならないからです。
ベルタ役の徳井美可子さんはキャラクターアーチストの筆頭です。
今回のベルタには F は特に感銘を受けました。
ミルタのポーズを真似たマイムはとても丁寧で分かりやすいものでした。
ヒラリオンに寄せる信頼、アルブレヒトに対する不審もよく目に現れており好感が持てました。
ジゼルに対し「踊ってごらんなさい」と促した(←事実上の強制)バチルドに対しても刺す様な視線を送っていました。
あ、F はマイムや芝居の際は上半身を双眼鏡てガン見しますので‥w
特に素晴らしかったのは紫織ちゃんがインタビューで「♪ピロリロリ」と表現した狂乱の場でのシーン。
正気を失ったジゼルには他の人々が見えないモノが見えてしまいます。
虚空に向かいソレを追いかけるジゼルを見たベルタは顔を覆って号泣したのです。
そう、伝承に詳しい彼女はジゼルの仕草を見ただけで、己の娘に死が迫っている事に気づいたのです。
キャラクターアーチストも達者な方だと舞台がピリッと引き締まります。
プロダクション
第 1 幕でまず思ったのは遠景の書割りにお城のシルエットって書いてありましたっけ? という事。
再演の度にブラッシュアップされていく K の舞台ですからプラスで加えられたものだとその時は思いました。
K の『ジゼル』は両幕とも舞台装置の造形量が凄いのです。
『ジゼル』であれば舞台を簡略化しようとすればどこまでも出来ます。
そんな中、舞台の隅から隅までディテールに凝る御大のこだわりが炸裂しているところですね。
遠景のお城については 2013 年のプログラムにも小さな写真が乗っており F の勘違いでした。
ディテールへのチャレンジは第 2 幕でも続き、舞台両袖の森の情景は素晴らしいです。
ただひとつ以前から K の『ジゼル』で違和感を感じているのが、第 2 幕の鉄柵なのです。
墓地の奥に舞台幅の鉄柵が設けられており、入り口が 1 ヶ所開いております。
個人的な勝手な感想ではありますが、鉄柵の背後には道が見えてしまうのです。
ウィリ達が舞う墓地はもっと鬱蒼とした森の中というのが F のイメージなんです。
鉄柵の背後には人間の生活痕が見えてしまうのです。
今まで賛同を得たことは無く、F だけのイチャモンだとは思いますが。
イチャモンついでにアルブレヒトが墓前に持参する百合の花束にも触れたいと思います。
最後に生き残ったアルブレヒトが後退りながら花を少しずつ落としていくのですが、プラスチックの造花は落下の際カツンと音を立てます。
もちろんそういうものとして観客も観ている訳ですが、もう少し工夫が出来ないかと思える箇所です。
ミルタがウィリ召喚の際、左右に投げる花にも同じ事が言えます。
素晴らしいところはウィリとなったジゼルの登場シーンです。
下手のお墓に登場するのは変わりありませんが、上動画のヴィシ様の様に自分で横移動して現れる場合が多いですね。
K の場合、他のウィリ達がミルタの指示で一時的にお墓の前に集まり覆い隠します。
その間にジゼルは墓の前に現れる事が出来るのです。
そしてその際ジゼルはヴェールを被っており、絶妙なタイミングでそれが引き払われるのです。
ここはあらゆる『ジゼル』の中で最も好きな演出です。
蛇足ですがカナダ国立バレエのヴェールを中央でミルタ自身が取り去るという演出も面白いと思いました。
『ジゼル』は休憩 1 回で 2 時間弱という長さもありとても観やすいプロダクションですね。
第 1 幕と第 2 幕の対比も鮮やかですし、また K での再演を期待したいと思います。
その時は一度でいいから紫織ちゃんがミルタを踊ってくれないかなぁ。
もう一度彼女のミルタが観たい… 素晴らしいジゼルを堪能した上に贅沢ですがそう思いました。
RICOH GR
出待ち
両方経験された方ならお分かりの様に、オーチャードと東京文化会館では出待ちの負担がまったく違います。
オーチャードでは狭い歩道にぎゅう詰めで歩行者にも気を配ら慣れればならないし、駐車場からクルマは頻出するしでなかなかたいへんです。
N さんとの約束通り出待ちに向かおうとした我々は紫織ちゃんの母上に呼び止められました。
お母様がいらしたこと自体に驚愕しました。何故ならその日の朝、紫織ちゃんの実家がある県はかなり大きな地震に見舞われていたからです。
大丈夫でしたか? と尋ねる F にお母様は同じ県といってもかなり離れていたのでまったく気付かなかったとのお答え。
とりあえずホッとしました。
クローク前でしばらくお話してから N さんのいらっしゃる出待ちの列に向かいました。
曇り空でほんの少し雨が落ちてきたり不安定な天候でしたが暑くはなく出待ちとしては楽な環境でした。
N さんとご友人とともにバレエ談義をしながらひたすら紫織ちゃんが出てくるのを待ちます。
おふたりとも現在進行系でバレエを習っていて、ご友人などは発表会も控えているとのこと。
いいなぁ‥自分ももう 20 歳ほど若かったらw
名前のついた役のダンサーさんたちが次々と現れ希望者にサインをしていく中、主役のふたりは一向に現れません。
御大は自身でハンドルを握るクルマの後部座席にキャシディさん、助手席に荒井さんをのせ颯爽と楽屋口を後にしました。
1 時間半が経過した頃、ようやく紫織ちゃんが現れましたがこの日は残念ながら出待ちはスルー。
迎えのクルマの後部座席に直行してしまいました。
その際、出待ちの人々に手を振ってくれました。
これはファンゆえの妄言、妄想と捉えて頂いて結構ですが、F と目が合ってアッと気付いた様な気がしました。
まぁあそこに並んでいた半数は同じ様に思っているのでしょうけれどw
後ほどお母様にお聞きしたところ、この日は終演後に別の用事(仕事?)が切迫しており皆さんが並んでいるのは分かっていたけど失礼しましたとのこと。
まぁ出待ちは水モノですからこんな日もあります。
待っている間、F & F 嫁は N さんとご友人といろいろお話出来たので楽しかったです。
10月の新作『クレオパトラ』の日程は別の日で残念ですが、またどこかの劇場でお会い出来たら幸いです。
RICOH GR
K-Ballet『ジゼル』の楽日、紫織ちゃんが上野に舞った舞台はとても素晴らしく充実していました。
最近は K の舞台ばかり観ていますが、来月は ENB の『海賊』を観に行く予定です。