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Channel: F & F嫁の “FFree World”
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鳥焼 Gregory

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ある日、以前職場で同僚だった女性と一杯飲んできました。
ちなみに F 嫁も知っている方で、嫁公認で送り出してもらいました。
文字通り“旧交を温め”なおかつ美味しい時間となりました。



RICOH GR


元同僚のSさんと待ち合わせたのはJR都賀駅です。
モノレールの駅がある反対側のロータリーは馴染みですが、逆側は初めてかもしれません。
時刻は午後 16 時半、まだまだ明るいです。





RICOH GR


ネットで調べて選んだお店は、駅から徒歩数分の 鳥焼 Gregory (グレゴリー) さんです。
ちょっと微妙な感じの飲食店ビルの地下にあります。
トップ写真の看板、何故かニワトリが「ニャー」と鳴いています。
一癖二癖ありそうなお店ですね。


鳥焼 Gregory


Sさんと店の前で待ち合わせ、17 時の開店と同時に突入です。
店内はカウンター 8 席、小さなテーブルが数個、満席で 14〜15 席の小じんまりとしたお店です。

入るとレゲエ音楽がガンガン鳴っており、カウンター内に強面の男性がいました。
この方がマスターなんでしょうか。






RICOH GR


カウンター端に陣取って初めての来店と告げます。
とりあえずお店がオススメする おまかせコース 1,800 円 をお願いしてみました。

Sさんは梅酒のロック、F はハートランドの生で乾杯です。
コースの頭は野菜 4 種のつなぎ。

レゲエなマスターは強面も言いましたが、オススメやら料理の質問やらには優しく答えてくれます。
そして何よりカウンター越しに皿を置く所作が丁寧です。
「内臓系は大丈夫ですか?」と尋ねられ、大好物です!と元気良く答えましたw






RICOH GR


続いては ムネ肉のタタキ です。
いや〜美味そうですね。
柚子胡椒と梅肉、画面手前が切れてますがゴマが入った塩ダレがあります。
ミョウガと一緒にタタキを食すると、期待に違わず美味いです。







RICOH GR


ビールがあっという間に無くなったので、ハートランド生(茨城県取手産) をお代わりです。
生のハートランドは初めてでしたが、これまた軽くてグイグイいけます。
ジョッキもキンキンでイイ感じです。






RICOH GR


串モノはまず 丸ハツと白レバー が塩で出されました。
何これ?このプリップリの丸いハツ(手前)激旨なんですけど。
白レバーもねっとりしたナイスな食感でこれまたたいへん好みです。
この二串で Gregory の実力がうかがい知れます。






RICOH GR


串モノが続くと思わせての内角高め、牛すじと根菜の煮込み です。
煮込まれて充分柔らかくなったすじ肉はもちろん、野菜がたっぷりなのが嬉しいところです。
スープは喉を鳴らして飲めるほどアッサリかつ旨味たっぷりです。






RICOH GR


追加のビールもあっという間に無くなり、週替りに日本酒に移行です。
この日は 石川県の特別純米 貴 が用意されていました。
Sさんも梅酒を飲み干して日本酒をおつき合いです。

業界は同じなれど働いている場所も職種も異なるSさんですが、昔からなんだか波長が合うのです。
Sさんの近況の他、彼女にとっての旧職場である現在 F が所属している組織の改変等、酒を飲みつつ話が弾みます。
まぁライトな話題からヘヴィーな噂話までいろいろ出ましたねぇ。

あ、ちなみに日本酒の影にぼんやり写っているのがマスターです。






RICOH GR


美味い純米酒をグイッと飲っていると、ビジュアル的にすんばらしい ササミ が供されました。
表面は軽く炙られ、中心はご想像通りレアで、上に茎わさびが乗せられています。
これがまた旨かった。
ササミがボソボソしている‥と仰る方はコレを食べるべきでしょうw
茎わさびと日本酒の相性も完璧です。






RICOH GR


ここで一息入れて野菜を…と思ったら、アンチョビが乗ったズッキーニ は休憩どころでない旨さでした。
Sさんは炭火でコレが焼かれている時からワクワクしていて、お味にも満足のようでした。






RICOH GR


畳み掛けるように登場した串は くび です。
いつも行く焼き鳥屋さんでは「せせり」と呼んでます。
首周りのよく動かす部位で、その弾力が最高に魅力的です。
焼きと塩の塩梅も絶妙でした。





RICOH GR


日本酒をお代わりしまくり、この辺りから徐々に写真が怪しくなってきます。
これは個人的なこの日の串チャンプ、つなぎ です。
HP のキャッチコピーに「レバーとハツをつなぐ大動脈。湯水のごとく湧き出る旨味」とありまさにその通りです。
別名は「あぶら」「ハツオチ」等で、いつも行く焼き鳥屋さんの「ナカオチ」が近いのかなと思います。
これはタレで供されましたが、タレもキリッとした甘さでたいへん美味しかったです。
また日本酒が進むわ。






RICOH GR


ここで真の変化球、あいこトマト です。
名前がついているということは何か特別なトマトなのでしょう。
塩とバジルで熱が入ったトマトが旨くないわけありませんね。






RICOH GR


記憶が曖昧なのですがこれは ふりそで だったと思いました。(違っていたらごめんなさい)
こいつのキャッチコピーは「手羽先と胸のちょうど中心部分。皮ごと刺しているのでスーパージューシー」でした。
脂の旨味たっぷりの見事な一串でした。






RICOH GR


串の最後はタレで仕上げられた つくね です。
モモ肉、くび肉、タマネギ、塩、コショウのみで仕込まれた逸品です。
これまた日本酒消費串ですなぁ。






RICOH GR


おまかせコースが終了しても饗宴は続きます。
いえSさんは普通の食欲なのですが、大喰らいの F が居りますものでね。
追加で注文したのは 白レバテキ です。
マスターに「串の白レバーとダブりますかね?」と尋ねたら「こちらはゴマ油が立っているので別モノですよ」との回答。
それは大正解でありました。
軽く炙って中がレアな白レバーとゴマ油の風味たっぷりのネギが合うことといったら…







RICOH GR


これはSさんが頼んだ バリバリキャベツと鶏みそ です。 
焼き鳥屋定番の箸休めであるキャベツはもとより、この鶏みそがまた美味いんです。
究極、この鶏みそだけで日本酒いくらでも行けるでしょ。





RICOH GR


料理の最後は ムネ肉のタタキ です。
冒頭 モモ肉のタタキとダブるかと思いきや、ジューシーさとボリュームでまったくの別モノです。




RICOH GR


これもビジュアル的に素晴らしいのでもう一枚。
ニンニクよし、柚子胡椒よし、ポン酢よし、です。






RICOH GR


途中から登場したフロア係の女性にカウンター中から撮ってもらった一枚。
ふたりとも日本酒片手にイイ調子です。








RICOH GR


お客さんが数組やって来た頃、締めに入る我々です。
Sさんが最後に選んだのは お茶漬け です。
といっても鶏屋のお茶漬けはひと味違います。





RICOH GR


薬味がたくさん添付されゴマで和えられたタタキが乗ったご飯に、鶏の出汁たっぷりの熱々スープを注ぎます。
ま、これで旨くないわけないですよね。
鶏とご飯の間にも様々な謎の食材が添付され、旨味を引き出しております。
少々味見させてもらいましたがじつに旨いですね。





RICOH GR


F が締めに選んだのは TKG DX こと卵かけごはんデラックス です。
手ブレがひどい画像ですが、ただの卵かけごはんでないことは一目瞭然ですね。
たっぷりの海苔と頂点に梅肉、かつお節ベースの様々なモノが混ざり合っていますが酔っているのでよくわかりません。
間違いないのは卵をかけないでこのままでも旨いということです。






RICOH GR


卵かけごはんのキモはもちろん卵です。
とよんちのたまご という房州産の地卵を使っています。
見ての通り、素晴らしい鮮度、色、味です。





RICOH GR


卵をといて先ほどのご飯にぶっかけ、よ〜くかき混ぜていただきます。
もはやブレで画が破綻しておりますことをお詫び申し上げます。
ただこの美味しさは本物であります。
この TKG を味わうためだけの再訪もアリだなと思っています。








RICOH GR


Sさんとの会合が先にあり、地理的要件からネットで慌てて選んだお店でしたが大正解でした。
レゲエの BGM が流れ、マスターがそれに合わせて鼻歌を歌っているたいへん個性的なお店ですが料理は本物です。

焼鳥大好きの F 嫁も訪問必至の名店だと思います。
Sさん、おつき合いいただきありがとうございました。
今度は F 嫁を連れて来たいと思います。










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