F log
趣味とは仕事を忘れて没頭するものだと思っていますが、仕事が忙しい時に限って趣味が濃いことになるんです。
構想半年、11 月 10 日にショップにオーダーの相談メールを送ってから 2 ヶ月。
ショップ様には途中何回もの仕様変更にも辛抱強くお付き合いいただき、パーツの入手 等紆余曲折を経て、
年が明けた 2014 年 1 月 11 日、丸 2 ヶ月かかって「ブツ」が届きました。
翌々週にたいへんな仕事が待ち受けているのはひとまず置きますw
サバゲに復帰した F の現在の愛銃は VFC SR-15E3 / MARUI XDM であります。
もちろん素で使うことの出来ない呪われた性格なので、両者ともかなり弄ってあります。
ミハイル・カラシニコフ氏の容態が悪化するにつれ AK を使わなくちゃとの思いが‥‥というのは思いっきり後付けですが、
AK 、特に最近流行りの タクティカル AK に興味があったのは事実です。
※ 今回の AK 嫁入りに際し「家庭内三丁規制」を遵守するため、WA のガバは、友人のお子さんに譲ることになり旅立ちしました。
顛末はいずれ。
RICOH GR
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土曜の夜、いつもの様に Be-MAX さんから宅配便で “精密機器” が届きましたよ。
Airegun Custum Proshop Be-MAX
さっそく開封の儀…の前に、数多ある AK ヴァリエーションの中で F が選んだのはコイツです。
(参考画像)
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東欧諸国で数多く制作された AK クローンである、ハンガリー製の AMD-65 です。
この写真がオリジナルの状態です。
なんだか頼りない一本物のフォールディングストック、むき出しのガスチューブ、60 年台であるのに
近未来的な印象すらあるハンドガードと前傾したフォアグリップ、そして巨大なハイダー。
カービンサイズなのも好みです。
とまぁこのままでも非常に個性的で F が好きそうな AK なんですが、決定打だったのは次の写真を見たからです。
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某年、某所で活動中の某部隊のおじさま三人衆の有名な写真です。
逆光で見難いのですが、三人とも AMD-65 を吊っています。
そして両端のおじさまがお持ちのタイプに目が留まったのです。
大仰なシュアのフォアグリップはともかく、クレブスのレイルドハンドガードをつけたその姿に一目惚れ。
左のおじさまからはトップレイルのギザギザが、右のおじさまからはハンドガードの丸い放熱孔が見て取れます。
AK のカスタムメーカーであるクレブス社の実物ハンドガードはとんでもなく高いので、レプリカを手配してもらい、
前述のショップ Be-MAX さんにて、他の指定部品とともに制作が始まりました。
それを覆したのは、Midwest Industries Universal AK47/74 Handguard with ML2 Topcover という長いタイトルで書いたブログの通り、
別の画像、動画で注目していた MI / US Palm のハンドガードがラッキーにも手に入ったからでした。
その後紆余曲折を経て無事に納品となったのはコイツです。
RICOH GR
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VFC の箱とくらべて非常にそっけない LCT のダンボールを開けて取り出した納品直後の素の状態です。
当ブログでは AMD-65改 と呼称します。
VFC も LCT も台湾のエアソフトガンメーカーです。
RICOH GR
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Be-MAX さんにお送りして組込みを依頼した MI / US Palm のレイルドハンドガードがバッチリと取付けられています。
レイルドといってもご覧通り、上面はレイルではなく 30mm チューブのドットサイトを載せるアダプターになっています。
RICOH GR
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そしてこれが AMD-65 いちばんの特徴であるワイヤーストックです。
見た目非常に頼りないのですが、強度はそれなりにあると思いますよ。
グリップ後ろのボタンを押して右サイドに折りたたむ事が出来ます。
LCT 製の AMD-65 はショルダーパッドの接着が弱いらしく、Be-MAX さんに強化を依頼しました。
強化といえば細身のグリップに隠れたモーターは EG1000 に換装していただいております。
RICOH GR
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フロント周りです。
巨大なハイダーが目に止まります。
カービン化したことによるリコイル、マズルフラッシュをかなり抑え込むことができるそうです。
エアガンでは関係ありませんが、AMD-65 のアイデンティティのひとつでしょう。
RICOH GR
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フロント周り逆側です。
個人的に AK には「こうあってほしい」というポイントが何点かあり、その一つがフロントサイトの独立です。
最新の AK ではガスチューブがフロントサイト基部と兼用となっているモデルも多いのですが、
フロントサイトがスクッと屹立しての AK であると考えます。
同時にバレルとガスチューブは二本見えて欲しいのですよ。
レイルドハンドガードでフロントまで長くカバーしてしまうと、AK らしさが失われてしまうような気がします。
ま、あくまで個人的見解ですが。
RICOH GR
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なんだかんだ言っても F がミーハーであると証するのがこの写真。
前述した AK カスタムメーカーであるクレブス社のセレクタレバーとマグウェルです。
残念ながらいずれもレプリカです。
とはいえ正規にクレブス社とライセンス契約を結んでいるダイナミックスター社の物です。
無しも選べましたが、あえて刻印入りにしたのはカッコイイからですね。
まぁミーハーなのでお許し下さい。
これも人間工学を無視してフレーム右側にあるセレクタレバーはこの位置がセイフティ。
∞ がフルオート、1 がセミオートと視覚的にわかりやすいですね。
本家 AK ではここはロシア語表記です。
画像でお気づきかもしれませんが、オール金属です。
LCT のエアガンは実銃同様にスチールプレスの黒染め仕上げであり、ショルダーパッドと樹脂のグリップ以外は
外装すべて金属と言っていいでしょう。
エッジが立ちまくっており、迂闊に素手で持つと怪我します。
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本体付属のマガジンはやはり金属製の多弾倉タイプです。
いわゆる「バナナマガジン」ってやつですね。
しかし F は別のマガジンを考えているのでした。
それはまたのちほど。
RICOH GR
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給弾孔を下から覗くとさすがにエアガンです。
丸い穴から 6mm 経の BB 弾が吸い込まれていきます。
その周囲、U 字型で LCT のエンブレムが彫られている部品は同社のマグウェルスペーサーです。
AK のエアガン独特の問題でこのパーツをつけることにより、マガジンの脱着と給弾をスムーズにすることを目的としたものです。
画面左側に立ち上がって湾曲しているパーツはマグウェルです。
AK は M4 系に比べてマガジンの挿入にコツが入ります。
特定の角度で侵入させ、特定のスイングをしないとちゃんとロックしません。
これは右利きのシューターが左手でマガジンを挿入する際、ルートガイド的な補助になるものです。
まぁこればかりは使ってみないと良さを説明できません。
加えてカッコがよろしいという利点もありますw
RICOH GR
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電動ガンの動力であるバッテリー交換はレシーバー上部のカバーを外して行います。
このあたりは実銃での整備と同じ手順なのでイイですね。
バッテリはリポ仕様にしていただきました。
使用するバッテリを選べばきちんとボルトハンドルを引くことが出来ます。
さてここまでは納品されたまま 「素の状態」 でしたが、これから F 仕様にしていきます。
RICOH GR
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それはもちろん Aimpoint PRO を載せることです。
この 30mm の穴に通すために用意したのですから。
いや〜さすがにドンピシャでカッコイイです。
フリップアップカバーは下向きではそもそもクリアランスの関係で装着できず、上向きとなりました。
サイドレイルにはレイルカバーです。
思いつきで DE 色にしてみましたが、イマイチ浮いてますな。
やはり BK にしましょう。
アンダーレイルには MAGPUL PTS の AFG2 を取付けました。
SR-15E3 では却下された同パーツですが、AMD-65改にはピッタリとハマります。理由は後述。
そしてマガジンを前方にスイングしつつ脱着する AK 独特の縛りにより、長いフォアグリップ不可というのも AFG には追い風です。
RICOH GR
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さあ全体像です。
自分で言うのもなんですが、超カッコよくないですか?
おっと純正とは異なるマガジンが装着されていますね。
MAGPUL PTS / US Palm コラボの AK 用耐衝撃性強化ポリマー樹脂マガジンです。
装弾数は 150 です。
ハンドガードが US Palm というのもありますが何より軽くてカッコイイ、それが理由です。
スリングはワンポイントの MAGPUL MS3 をとりあえずつけてありますが、これは後日変わるでしょう。
いえ確実に変わります。
というかすでに変わってます。
これはあくまで到着した夜の状態なので、抱いて寝ない間でも在宅中は四六時中弄り回している為、仕様は刻々と変化します。
また随時変更点を追加していきたいと思います。
RICOH GR
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最後に懸案の Lower 1/3 Co-Witness ですが、これはもう目論見通りと言っていいでしょう。
写真があまりにも下手なので上手く伝わらないのですが、左側はアイアンサイト、ドットともに視野の下側 1/3 に収まっているでしょう。
右はそのまま顔を上げてフリーでドットを追った状態です。
う〜んこれは良い!
Be-MAX さんにはワガママなオーダーを聞いていただき、丁寧な往復書簡(メール)で仕様を固める事が出来ました。
たいへん感謝しています。
今後は少しづつ手を加えて更に自分好みに染めていきたいと思います。
これで仕事に余裕があればまたフィールドに行きたいところですがしばらくは我慢の日々です。