Quantcast
Channel: F & F嫁の “FFree World”
Viewing all 386 articles
Browse latest View live

ブログのレイアウトについて ( 追記あり )

$
0
0
F log


いつも拙ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

先日 goo blog のトラップ的な仕様変更によりブログのレイアウトが崩れました。

用意されたバックアップにて復旧しましたが、一部のブラウザ、スマートフォン等での閲覧に齟齬が生じているようです。



当ブログ PC サイトは、黒い背景に黄色い文字のタイトル、左右に青いメニュー、右上で 6 人の gif ダンサーが踊っております。



背景が白くなりフォント等のバランスもおかしい旨、複数の方からご指摘をいただいております。

自宅の PC からは正常に見えておりますが、スマートフォン、タブレットからは白背景になってしまいます。

HTML/CSS等の知識に乏しいため、しばらく試行錯誤しますのでご辛抱ください。












※ 2013.03.10 追記

いろいろやってみしまたが、復旧は諦めて別の汎用レイアウトを採ることにしました。

カスタマイズは最小限で、タイトルを黄色にしたいのですがそれもままなりません。

まぁ白バックよりは見やすいかなと。

これをベースにまた考えて行きたいと思います。










大阪喰い倒れ 其ノ参

$
0
0

F log












大阪滞在 2 日目。

昼にお好みを食べ、夕刻からベリーダンスのショーを堪能した F & F 嫁です。

ショーが終わる頃、お仕事を終えた h 兄者 がホールにいらっしゃいました。




h 兄者といえば関西夜の部ナビゲーターとしてつとに有名ですw

2008 年関西行き で、h 兄者に誘われた 2 夜連続の饗宴は F & F 嫁にとって忘れられない想い出となっております。


2008 年 4 月 27 日 新福島  「 kamoshiya Kusumoto 」

2008 年 4 月 28 日 芦屋  「 RISTORANTE raffinato 」



どちらも洗練を極めた名店でしたが、厚顔にも今回 h 兄者にリクエストしたのは 「 街の串かつ屋さん 」 でした。

ソースの二度づけ禁止に代表される関西串かつ文化に触れてみたい、それも地元の方々が集うような大衆店で。

そんな思いでお願いをしてみました。

 










LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.



北新地の街を歩く御一行様です。




ベリーダンスのショーで合流させていただたいのは、h 兄者のご友人というか呑み友達と仰っていた K ご夫妻です。

泡命のご主人と超美人の奥様。

美女大好きの F 嫁のテンションも です。





それに反してテンションが上がり切らないのが北新地の街でした。

じつはこの夜は日曜日。

大阪を代表する繁華街であり、普段酔客であふれているはずの新地がガラガラです。

庶民的な串かつ屋さんということであるなら新世界らしいのですが日曜日は全滅。

h 兄者にもご苦労をおかけしました。












LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.



そんな中で日曜日でも営業していて比較的条件に近いと h 兄者が選んでくれたのは、一つ前の写真にも看板が写っている 「 だるま 」 さんです。

新世界にも店がありこちらは支店ということになるのでしょうか。

5 人は勇んで入店したものの…




他に営業している店が少ないからか、満席で待ち時間ありでした。

しばらく待つしかないかと覚悟を決めたところ、K さんがどちらともなく走り去りました。

椅子に座って待っていると外からお呼びがかかりました。

どうやら界隈で別のお店を探してくれたようなんです。

そこはなんと…












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



関西食通の皆様が度々話題にされ、以前から憧れていた 堂島精肉店 じゃあないですか!!!

うわぁぁまさかここに行けるなんて。

今度は F のテンション です。




北新地/堂島精肉店 ( 食べログより )














LEICA M-E / Voigtl�・nder Ultron 21mm F1.8 Aspherical




トップ写真にもありますが、幕の幅がほとんどお店の幅です。

店内は奥に細長く、この写真でビールの受け渡しが行われてる下に普通の精肉店にあるガラスのショーケースがあります。

素人目に見ても良い肉ということがわかる見事な霜降りに混じって、シャンパーニュやワインが無造作に突っ込んであります。

元々は街の精肉店だったのでしょうね。

アンニュイな頬杖wの h 兄者が座るカウンターが 5 席。 ( この夜は我々御一行が占拠しました )

ショーケースの前に 2 席ほど。

奥には VIP 席というテーブル席もあるようです。

どんなに詰め込んでも 10 人ちょっとしか入れないでしょう。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



カウンターに貼られたお品書きです。

もう右も左もわからずキョロキョロ状態ですので注文はナビゲーターにおまかせです。

K さんと h 兄者はよくいらっしゃるようで、テキパキとオーダーを入れていきます。

しっかしシャトーブリアンて…












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



生ビールとともにやってきた最初の肉は 二種のハムカツ でした。

ここ堂島精肉店では料理はスーパーなどで使用される発泡スチロール製のトレイで供されます。

これがまたこの雰囲気の中では魅力的に感じるから不思議なものです。




ビールで乾杯してハムカツにソースをドボドボかけていただきます。

関西圏ですからウスターソースですね。

厚切り揚げたて熱々のハムカツは当然のように旨いです。

もう一種のはチーズ入りハムカツでしたので味見はしてませんw












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



串かつ屋さんには入れませんでしたが、ここ堂島精肉店にも 串かつ がありました。

3 本 500 円というこの串かつの中身は…幾重にも重なったバラ肉でした。

いやこれ旨いですね。

揚げ物とビールという悪魔の組み合わせには抗う術さえありません。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



K さんと h 兄者の 「 ヘレとモモあたりいっとこか? 」 という軽妙なやり取りの後、注文されたお肉がカウンター直後の鉄板で焼かれます。

うわっなんだこのテーブル・マウンテンのような肉は。













RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



肉が焼けるまでにワインにチェンジ。

お手頃なのからそれなりにするものまで揃っているようです。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



やはり食品トレイで 「 はい、ヘレです 」 と渡された肉に驚愕。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



食べてみてさらに驚嘆。

いや〜美味しいですね。

まぁ見れば分かるか。













RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



あまりに感動したんでもう一枚。




塩胡椒だけで絶妙な火加減に焼かれたヘレ肉は言葉を失う旨さでした。

精肉店との名前を残すだけあって、肉には相当の自信を持っているようですね。

事実、口の中で咀嚼するたび旨味が爆発する肉は見事としか言いようがありません。

そいつをワインで流す快感といったら…













RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



続いては もも肉 です。

これも同様に食品トレイに載ってきました。




ヘレに比べて歯応えはあるものの、肉を噛み締めることのできる心地良い弾力です。

これまた牛肉喰いの醍醐味が味わえます。

もちろん赤ワインとの相性は抜群でございました。

この時点でワインが 2 本空いていました。

5 人とはいえよいペースです。














RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



ここで先達が選択したのはお店の名を冠した 堂島ハイボール です。

贅沢にもニッカウィスキーを代表するシングルモルトである 竹鶴 12 年 を使用したハイボールだそうです。

1 杯 700 円と聞いてちょっと高いなと思ったのも口をつけるまで。

飲んでみたら見事なドライ、納得の美味さです。

これ 3 杯以上お替りした記憶がかすかにありますw













RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



またまたおふたりの 「 バラもいっとこか? 」「 いっときましょ 」 という会話のキャッチボールの末やってきたのが バラ肉 です。

サッと焼かれて大根おろしとネギ、ポン酢がかけられています。

なるほど〜こいつにはハイボールかも。














RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



全国数百万の脂身ファンの皆様、お待たせしましたw




いやヘレもモモも旨かったんですが、バラ肉の脂身がすべて持っていったとは言い過ぎでしょうか。

それくらい最後にきてのバラ肉にはインパクトがありました。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



ご常連のおふたりが最後にオーダーした超魅力的なお言葉 「 ◯ー◯ッ◯◯ャー◯◯! 」

それに答えてお店の方が手早く調理を始めます。




なんだかよさそうなお肉が小さく切られて焼かれてます。

そこに全卵を投入。

そしてご飯が登場し…













RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



そうです、やって来たのは ガーリックチャーハン です。ブラボー



これも無造作にトレイに盛られ、人数分のプラスチックスプーンがついています。

それにしても香ばしい良い香りです。














RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



この米と肉の海に溺れたいと思うのは F だけでしょうかw














RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



もうね、「 旨い 」 しか言葉が出ないですよ。

ま、その通りなので許してください。












ここで堂島精肉店はシメとなりました。

我々が飲み食いしている間もひっきりなしにお客さんが訪れて、ほぼ満席状態がつづいていました。

カウンター 5 席が空いていたのは奇跡だなぁ。


















RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



その後場所を移動した Bar で、ショーの打ち上げを終えた出演者の n子 さんが合流しました。



















RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



Bar では美味しい泡をいただきましたが、暗過ぎたので画像はなしです。

K さん、ありがとうございました。


















というわけで浪速の喰い倒れメインイベントが嬉しい誤算で終了しました。

当初の目論見と違ったものの、以前から憧れていた 堂島精肉店 にご常連様のナビゲートにより堪能できたことはたいへん嬉しかったです。

期待に違わないすばらしいパフォーマンスで、お店のざっくばらんな雰囲気も気に入ってしまいました。

実際、この店を訪ねるために西行きを決意する日が来るかもしれません。




h 兄者、そして K さんご夫妻、お世話になりありがとうございました。




















船本眼鏡店

$
0
0

F log







夕刻からベリーダンスのショーを観て、夜は肉々パラダイス という濃い〜一日だったひな祭り in 大阪。

その日の午前中、 F & F 嫁は大阪中心部から電車で兵庫県伊丹市へ向かいました。




関西行きの目的のひとつだった専門店を訪ねるためです。

それはタイトルにもあるように今年で創業 90 年という伊丹市の老舗、船本眼鏡店です。


船本眼鏡店 HP


ネット上の些細な偶然から船本眼鏡店の御主人と知り合いはや 7 年になります。

最初はコメントのやり取りだけでしたが、そのうち実際にお会いする機会を得ることができました。

もちろん先輩ではありますが、自分と似た匂いを感じ取り勝手に親近感を抱いておりました。

御主人はすべてにおいてこだわりのお方。

そんな方が専門家としての矜持をもってセレクトする眼鏡は、さぞかし心地よいものだろうとの憧れがありました。




前回の関西行きである 2008 年に初めて伊丹市のお店にお伺いし、眼鏡を作っていただいたのでした。

眼鏡を作りに関東から関西まで…というと贅沢に思われますか?




F は写真撮影 ( 気合を入れてファインダーを覗く為 ) と、バレエ鑑賞 ( 気合を入れてオペラグラスを覗く為 ) の際に

使い捨てコンタクトレンズを使用する以外、人生の 9 割 5 分は眼鏡生活です。

どんどん価格破壊が進む眼鏡業界に喜んでいたのも最初だけでした。

身につけるものはたとえ非破壊価格でも品質の良いものを選びたい…歳を重ねるごとにそう思うようになりました。




ましてや眼鏡というのはそのレンズを通して視覚情報を得るものであり、人としての印象を形作るものであります。

視力の矯正という意味では、広義における医療具であるとも考えます。

より専門性の高い、商品にこだわりのある眼鏡店。

そして人としても信頼のおけるプロが営むお店にたどり着いたのは必然と言えましょう。











また文章が長くなってしまいました。

とにもかくにも F & F 嫁は JR 伊丹駅に降り立ちました。

船本眼鏡店は阪急の伊丹駅からが近いのですが、前回と別のルートで行ってみようということで JR から歩きました。









LEICA M-E / LEICA SUMMICRON-M F2 35mm ASPH.



いたみホールの向かい側、ドイツ風の三角屋根が見えればそこが船本眼鏡店です。

御主人のバックグラウンドに根ざしたこの建物ひとつとってもこだわりがわかろうかというものです。

欧州の街並みでよく見られる通りにはみ出した看板も眼鏡の形と凝ったものです。










LEICA M-E / LEICA SUMMICRON-M F2 35mm ASPH.



お店に入り御主人とガッチリ握手、久しぶりの再会です。

通りに面したショーウィンドウや、店内の飾り棚も細かなディテールの積み重ねでそこかしこに工夫が凝らされています。













LEICA M-E / LEICA SUMMICRON-M F2 35mm ASPH.



カウンターの奥には立派な飾り棚があります。

この前が御主人の定位置です。

店内は暖かい雰囲気で落ち着きます。









LEICA M-E / LEICA SUMMICRON-M F2 35mm ASPH.



さっそくカウンターに座ってコンサルティング開始です。

こういった専門店の “売り” は、経験に基づいた状態把握であり、親身な提案であり、それらに則った丁寧な仕事であります。

検査 15 分、待ち時間 30 分で眼鏡が出来上がる激安店には得がたいものですね。










じっくり時間をかけた検査、的確なアドバイスでの商品選びから 9 日後。

自宅で待つ我々に、兵庫県からふたつの眼鏡が届きました。

まずは F から。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



F が選んだのは国産眼鏡の一大生産地、福井県鯖江市製 OPUS です。

前回船本眼鏡店で作っていただいたのはオーストリアのシルエット社のフレームレスでした。

それも気に入っていますが、今回は国産 ( 対抗・浜本テクニカル/三工光学 ) にこだわりたかったのです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



フレームの色は落ち着いたワインレッドですが、テンプル下端が赤なんです。

仕事でもかけるつもりなので少しだけ冒険です。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



ヒンジの部分に特徴があります。

ひとつ前の写真でケースに厚みがあるのはここで折れるからなんですね。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



こうして見るとおとなしいですが…












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



角度を変えるとアグレッシブにw












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



最初はフレーム端の面積が視界に入って気になったのですが、一日かけていたら慣れました。

このデザインのおかげでレンズの厚みが気にならないという効果もあります。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



美しいカーブを描くテンプルです。

メイド・イン・ジャパンの刻印が光ってます。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



デザイン、装着感、レンズ ( Nikon 製 ) の質、すべて気に入りました。

プライマリー眼鏡として大事に使っていきたいと思います。





















さて次は F 嫁です。

F 嫁は仕事の関係もあり F とは逆で生活の 9 割がコンタクトレンズ使用です。

ところが最近では様々な物質が浮遊しているようで、時折仕事で都内をめぐるときなどかなりしんどいといいます。

私も船本さんで眼鏡を作りたい、と F 嫁が言い出すのも時間の問題と思っておりました。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



そんな F 嫁が御主人のアドバイスによって選択したのは、NY の有名眼鏡店が送り出すブランド ROBERT MARK ( ロバート・マーク ) です。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



なにが絶妙ってこの色合いでしょう。

そしてこの優しげなフレームとの対比がいいですね。

よく見るとこのフレーム、透過してますね。

コンサバかつ、ちょっと洒落てます。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



テンプル基部の金属パーツがロバート・マークの特徴らしいです。











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



カラーバリエーションはいくつかあったのですが、F 嫁はこの絶妙な色が気に入ってしまったようです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



ロバート・マークはアメリカのブランドですが、ハンドメイド・イン・フランスと書かれていました。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO



ロバート・マークのフレームは F 嫁が好きな女優さんである 井川遥さん も愛用されているとのこと。

これまた素敵なケースとともに、ますますテンションの上がる F 嫁でした。

















お世話になった船本眼鏡店の御主人は取得に数年の歳月がかかるという「 SS 級認定眼鏡士 」資格をお持ちです。

そして専門教育機関で教鞭もとっておられます。

眼鏡店という専門性の高いお仕事に誇りをもっておられると感じています。




お店の公式 HP とは別に、御主人が眼鏡について自由に語るブログがあります。


メガネだより フナモトメガネ


眼鏡だけではなく日常から趣味まで熱く語る男 ( やはり認定眼鏡士である超美人の奥様も時折登場します ) を見るのも楽しいものです。

F もこのブログを見て研究‥というか妄想していました。

貴方も新しい眼鏡が作りたくなること請け合いです。















プライマリー最終形?

$
0
0

F log





前回 アイアンサイトを取っ替え引っ替えした記事 の最後でウェポンライトの問題が生じました。

フロントサイト前に取付けた TLR-1s のシルエットが高過ぎて、フロントポストの下半分が隠れてしまうのです。

ポスト上端は見えているのですが、視界が遮られいかにも鬱陶しいです。

とはいえサイドレールへの装着 ( して銃の幅が広がるの ) が嫌いで、左手の親指で操作しやすいこの位置は、

ライトの置き場所として好みなんです。

さて…









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


結局、セカンダリーである 1911 に取付けていた SureFire X300 ULTRA とチェンジしました。

単純にこちらの方が背が低いというのが理由です。











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


前後にはかなり大きいんですが、確かに姿勢は低いですね。

マガジンが P-MAG 20 なのは特に意味ないです。

IKEA で買った武器庫 には ロングマガジンだと入らないからなんです。

しかし 14 〜 16 inch の銃身になったらどうしたらいいのやらw












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


フロント部分です。

あいかわらず URX 2 のフロントサイトはガタつかないようタイラップで締めています。

LMT タイプのフロントサイトはもう 1 ノッチ前に出してライトとの間を詰めたいところですが、ギリギリ無理なんですよ。

くやしぃ〜












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


変更前の TLR-1s だったら前に進められてライトとの隙間がピッタリ埋まります。

う〜ん絶対にこっちの方がカッコイイんだけどなぁ〜












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


しかし X300 ULTRA にしたおかげで、フロントサイトの視界はスッキリしました。

ポストが下まで視認できます。

やはりカッコより使いやすさでしょうね。

いやいやそもそもコスプレみたいなもんだから、やはりカッコよさ優先か…悩むところです。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そういえばスリングを替えました。

ワンポイントスリングというものを知った時、これはカッチョええと思ったものです。

ましてやマグプルの MS3 は、フックを付け替えればあっという間に 2 ポイントへ早変わり、というのにホレました。



ところが使っていると 2 ポイントでいることの方が多く、あまり意味をなしていませんでした。

そこでリサーチの末選んだのは、元デルタのガンスミス兼インストラクターである ラリー・ヴィッカース 先生のモデルです。


Padded Combat Applications Sling






















RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


コンバット・アプリケーション・スリング、肩にやさしいパット入りです。

QD スイベル付きのモデルはなかなか見つかりませんでしたがやっとのことで。



フロントはレール先端部に取付けました。

写真のグレイ部分を引っ張ることにより、スリングの長さを瞬時に調整できます。

これものすごく便利です。

リア QD は上の方の写真にありますがストック後端、それも右側に取付けました。

その方がキャリング時に銃が身体に密着するからと某雑誌で教わりました。



しかしこのヴィッカース・スリング、最高に快適です。

肩パットがこんなにも楽なのかと驚きました。

よく考えたらバッテリを装着したプライマリーは 3.7 kg もあるんですからね。



















RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


さてプライマリーも一応落ち着いたので装備をつけてみました。 ( 以下撮影 F 嫁 )



A-TACS のパンツ、ROTHCO のタクティカルジャケット。

お馴染み Tactical Tailor のプレートキャリア、マグポーチ各種。

Tactical Assault Gear のコブラバックルのリガーベルトとタクティカルベルト。

グローブは Outdoor Research のアイアンサイトグローブです。これマジでイイです。

左肩にはファラ先生率いる Red Back One のパッチを貼りました。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


セカンダリーはちょっと変則でこういう状態です。

お尻の部分にあるのはナルゲンの 1000ml ボトルポーチです。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


変則というのは G−CODE のアタッチメントに Blade Tech のホルスターをアダプターを介して取付けてあるからです。

カイデックスがカッチリ銃を保持しますし、ベルトラインから下がっているので抜きやすいです。

中身は 1911 / TLR-1s の組合せです。


















RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


まぁ統一性のない装備ですね。

最近の好天時にこれだとかなり暑いでしょうね。

ジャケットを脱いだ状態も考えなければなりません。



おっと胸の部分に謎のホルスターが付いているは見なかったことに…(笑

まぁ 「 家庭内銃三丁規制 」 なので、もう一丁は大丈夫なはずですからビクビクすることもないのです。


射撃姿勢 1   射撃姿勢 2


もっとも実際のフィールドではへっぴり腰で遮蔽物に隠れるのが精一杯だと思いますが。






しかし一週間後の 日曜日にはフィールドデビュー だというのに、カッコばかりで全然練習してません。

さてどうなることやら。





















墓参り

$
0
0

F log








19 日、お彼岸の火曜日。
久しぶりに揃って平日の休みだった F & F 嫁は双方の墓参に行くことにしました。


まずは市内南端にある F の実家へ。
実家にクルマを停めて徒歩でお墓参りに行きました。


トップ写真は F 実家の菩提寺です。
上総七里法華 ( かずさしちりぼっけ ) の本拠地としてその筋wでは有名なんです。


境内で幼稚園児が元気に遊んでいましたが、写真の左側に F も卒園した幼稚園があります。
そういえば右奥の小学校も卒業しているわけで、要するにガキの頃からこの境内で遊んでいたということです。
子供のすることとはいえ、墓地に対して罰当たりな所業も数々。


猛烈な強風だった昨日とは違い、この日は初夏を思わせる陽気でした。
かなり暑いと感じましたが風もなく線香への着火もスムーズでした。

















RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


墓参りを終えて実家に帰るとちょうど昼でした。
両親が奮発して寿司の出前を取ってくれてました。
昔なじみの 鯛八寿司 です。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


この日は本来お休みなのですが、F 母と女将さんの某所における直接交渉により昼の出前のみ実現しました。
どうりでいつものラインナップと少々異なると思いました。
でもあいかわらずトロけるような中トロは健在です。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


青魚の由来を強烈に感じるコハダ。
いや〜旨いな〜











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


貝も旨かったですが、巻物で貝ヒモを使ったヒモキューがよかったです。
F 母が用意した野菜など副菜もたっぷりあってお腹いっぱいになりました。














LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.


しばらくゆっくりした後、市内の霊園にある F 嫁母のお墓参りに移動しました。
お花と線香を供えた後、ふと見上げると霊園に林立する桜の木にポツポツと花が咲いています。














LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.


まとまって開花しているところこそないものの、この陽気では 3 月中の満開もあり得ますね。
4 月 7 日予定の職場の花見はどーなるんでょうねぇ。







そうかと思うとまた気温が下がるという天気予報もありました。
季節の変わり目は気温の上下があるとはいえ、昨今のはちと激しすぎですね。
皆さん体調を崩さないようにご注意ください。















遠足前夜

$
0
0

F log





明日、桜が満開の日曜日。

いよいよ数十年ぶりにフィールド再デビューです。
昨年からお世話になっている職場にはサバイバルゲームのチームが存在し、
某フィールドの定例会に参戦するのに合わせて誘っていただきました。
そのチームにはやはり明日デビューする若手がいるそうです。
体力では負けると思いますが初心者同士、仲良く楽しみたいと思います。

F 嫁が仕事から帰宅したら悲鳴が上がることでしょうねw
まるで遠足前夜の子供のようにワクワクしています。
明日の天気予報は曇り。
幸い雨のマークは消えましたが、朝方などは寒くなるようです。
準備運動をしっかりして怪我のないようにしたいと思います。
ゲームでは殺られまくると思いますが、目標は最低 1 HIT です。

リポバッテリーの充電が終わったら最後の試射です。
中年ゲーマーの武運長久を祈っていてください。










戦場 (いくさば) にて

$
0
0
F log








人間、半世紀も生きて人生の後半真っ只中ともなれば、様々なしがらみや締め切りに追われることはあっても、
何かを夢中になって追いかけたり、逆に追われて文字通り必死に逃げ回ることなどそうそう無いと思います。

子供の頃に鬼ごっこをした時、無心で追い追われたのを思い出しました。




最近カテゴリーのヲタクで 延々と装備品や銃について書いていました が、
24 日の日曜日についにサバイバルゲーム ( 再 ) デビューとなりました。

再というのは数十年前のエアガン黎明期、空気を圧縮するエアタンクを背負って山の中を走り回っていたからです。
当時は専用のフィールドなどもちろん無く、他人様の山で勝手に撃ち合いを演じておりました。
警察に通報されて怒られたこともありましたねぇw




関東地方の桜が満開の週末。
天気は曇りで気温は低いものの、各地でお花見が開催されていることでしょう。











OLYMPUS XZ-1


東関東自動車道の四街道インターから走ること十数分。
サバイバルゲームフィールド「戦 ( いくさ ) 」 が見えてきました。


職場に存在していたチームで誘っていただき、フィールドの定例会に参加することになったんです。
定例会とはオープン参加のサバイバルゲームで、フラッと来場して気楽にゲームに参加することができます。






au HTL-21 


8 時半〜 9 時頃に到着すればでいいですよ、と言われていたのに 8 時前に着いちゃいました。
東関道がガラガラでスーイスイだったのです。

こちらは竹林脇にある管理事務所です。
クルマが一台停まっていたので声をかけると、管理人さんが出てきてくれました。






OLYMPUS XZ-1



今日は初めて参加しますのでよろしくお願いしますとご挨拶。
管理人さんは気さくな方で、必要な心得を教えていただきました。

誰もいないセイフティーエリアで管理人さんに写真を撮ってもらいました。
この後に待つ地獄を知る由もなく、まだ余裕の笑みですw

気温は朝 10 ℃ 以下だったのでジャケットでちょうどよかったです。
…とこの時は思っていました。







au HTL-21


三々五々、人が集まって来ました。
セイフティーエリアはネットで囲まれた休憩場です。
この中ではフィールドで必須のゴーグルを外すことができます。
そのかわり戻るときにチャンバーを空にして、マガジンを外しておくことが求められます。
空撃ちも厳禁です。
暴発事故において必ず本人は 「 まさか弾が装填されているとは思わなかった 」 と曰うのですから。


職場の皆さん 3 名が来られたのでご挨拶。
この日は誘っていただいた方が急な都合で来られなくなってしまい残念でした。







OLYMPUS XZ-1


F も装備を広げて準備します。
スタッフの方から 「 弾速チェックしますので準備できた方はシューティングレンジへどうぞ 」 と声がかかります。







au HTL-21



駐車場脇に 30m ほどのレンジがあります。
ここでひとりひとり使用する銃の弾速を専用の測定器で計測します。( 写真は計測時ではありません )

遊戯用エアガンの初速は業界団体の自主規制において 0.2g の 6mm BB 弾で 99 m/s ( 0.989J ) を超えてはならない とされています。
ただでさえ誤解を受けやすい業界。法律が襲いかかってくる前の厳密な自己規律は当然のことでしょう。
サバイバルゲームフィールド 「 戦 」 においても規制遵守の上、さらに厳しい自主規制がありました。
0.2g のバイオ弾 98 m/s 未満、0.25g のバイオ弾 87 m/s 未満となっていて、長短すべて計測するそうです。

F の VFC 製 SR-15 は 0.2g バイオ弾 2 回測定で最高値 97.5 m/s とギリギリセーフ。
さすが Be-MAX さん のチューニングは凄いですな。( ちなみに F のオーダーは こちら )
ハンドガンの方は 50 m/s 前後とこの時期のガスブローバックらしい値でした。
 






OLYMPUS XZ-1


弾速測定をクリアした銃にはスタッフがシールを貼ってくれます。
この番号で管理されたシールが貼られた銃以外は使用することができません。
もし無認可の銃使用が発覚したら即刻退場となります。

えっ…セカンダリーが以前と違う?

まぁその話は追々w








OLYMPUS XZ-1


9 時 45 分、ゲーム開始 15 分前にセイフティーエリア内でブリーフィングが始まります。
マイクを持っているのが管理人さん、隣りがスタッフの方です。

管理人さんはフィールド、セイフティーエリアすべての絶対権力者です。
すべての参加者の安全に対して責任を持っています。
とはいえ居丈高なわけではなく、ゲームが円滑に進むよう、参加者が楽しめるよう、常に気を配っておられました。

管理人さんがしきりに恐縮しておられたのは、この日定例会に集まった人数が少なかったからです。
この時点で集まったのは 11 人でした。
通常日曜の定例会は 30 人以上参加するそうで、ベテランの方も 「 今日は少ないなぁ〜 」と不思議がっておられました。

やはり花見に取られましたかねぇ。



絶対数が少ないということで管理人さんとスタッフさんもゲームに参加する事になりました。
計 13 人を 7 人と 6 人に分けます。
テーブルの上に赤と黄のガムテープが置いてあります。
サバイバルゲームは基本的にレッドチームとイエローチームに分かれます。
F は職場の方々 3 人と別にもうお 1 人、そして管理人さんを加えた 6 人のイエローチームに配属されました。


ちなみに参加料はひとり 2,500 円です。
10 時からゲームが開始され、昼食休憩 1 時間を挟んで 17 時までたっぷり運動できる環境にしては安いです。
後必要なのは大量に要求される水分と、人によって消費量の異なる BB 弾の代金くらいでしょうか。





ゲームはだらだらと長く続くわけではなく、1ゲーム約 10 分を短い休憩を挟んで繰り返すのです。
内容は千差万別で参加者が飽きないように管理人さんが工夫してくれます。

いちばんベーシックなのは フラッグ戦 で、要するに陣取りゲームですね。
レッド・イエローそれぞれのフラッグポールにパフパフ鳴らすホーンが取付けられています。
敵陣に突入してホーンを鳴らした方が勝利というシンプルなゲームです。

とはいえ人数を攻守どう配分するか、どのルートで敵フラッグに接近するか、陽動は行うか等々、頭を使うところはたくさんあります。








OLYMPUS XZ-1






OLYMPUS XZ-1






OLYMPUS XZ-1



サバイバルゲームフィールド 「 戦 」 の戦場は平地と高地に分かれています。
写真左側が竹林を開墾した平地、ハシゴがかかっている上は高地でさらに奥はブッシュになっています。
平地にしても起点のセイフティーエリアから見れば緩やかな登り坂です。
初参戦の F にはわかりませんでしたが、経験者はこの高低がキツイんだわと仰っていました。




さて、肝心のゲーム中の写真はほとんどありません。

人数が少ないのでひとりの責任が大きく、サボって写真をとっている暇などありませんからw
唯一撮影可能なのはゲーム開始時早々にヒットされ、すごすごとセイフティーエリアに戻ってきた時くらいです。









OLYMPUS XZ-1


セイフティーエリアの中から見た戦闘中のゲーマーさんです。
このレッドチームの方はチノパンにフリース、プレートキャリア、ラルーのキャップに M4 系という PMC 装備でかっこ良かったですね。
個人的には上下迷彩の純軍装よりもこの位のほうが好みです。

彼の背後、セイフティーエリアのすぐ横にレッドチームのフラッグがあり、防衛している形ですね。
高地の上では遥か彼方にあるイエロチームのフラッグに向けて他のレッドチームメンバーが突入していると思います。

この後、左側からイエロチームのアタッカーが突入してきて同時ヒットの相撃ちになってしまいました。





サバイバルゲームにおけるヒットとは、発射された BB 弾 ( 直径約 6mm のプラ弾 ) が身体、装備を問わず自分に当たったことです。
自分が被弾したら大声で 「 ヒット!! 」 とコールして、手を上げて戦意のないことを示しつつセイフティーエリアに戻ります。
通常は直撃でも跳弾 ( 樹木等に跳ね返った被弾 ) もヒットですが、この日は参加人数が少ないので直撃のみとなりました。

以前に書いたように サバイバルゲームはゴルフと並ぶ紳士のスポーツ です。

被弾は自分にしかわかりません。
しまったと思ったらどんなに些細な被弾でも、反射的にヒットコールをしなければなりません。
これくらいは敵から見えなかっただろう‥とズルしたい気持ちを押さえて正直に申告しないとゲームになりません。
そうでない方は “ ゾンビ ” と呼ばれ、サバイバルゲームにおいてはタブー中のタブーとされます。

F も最初は敵の位置も発見できず蜂の巣状態でしたが、おかげでヒットコールだけは上手くなりましたw
恥ずかしがっていたのもつかの間、お昼前には大声で 「 ( ちくしょう!! ) ヒット〜!! 」 と叫べるようになりました。








au HTL-21


ブレブレですみません。
ひとつ前の写真から右に振ったエリアです。
赤い旗がレッドチームのフラッグで、ポール途中にホーンがついているのが見えるでしょうか。

コの字型のバリケードに潜んで右奥の高地からの急襲を警戒しているのは、シュマーグも粋な AK 使いのゲーマーさんです。
この方もカッコ良かったですねぇ。

装備がスマートで無駄がありません。
コスプレ状態で余計なものを満載している F とはえらい違いです。



自陣周囲に 2 人を配置。
つまりこのフラッグ戦でレッドチームの戦略は、7 人と 1 人多い数を生かして 2 人をフラッグの防衛に当て、
残りの 5 人でイエロチームのフラッグを襲ったと思われます。

この後作戦が功を奏しレッドチームはフラッグを守り切り、同時に攻撃に向かった 5 名が見事イエローのフラッグを獲ったようです。







au HTL-21


どちらかのフラッグが奪われたらホイッスルが鳴りゲームは即終了。
皆さんマガジンを抜いて、チャンバーの残弾を消費してセイフティーエリアに戻ってきます。
口々に今のゲームの感想や反省を言い合います。
BB 弾が直撃すればそれなりに痛いですが、そこはお互い様で和気あいあいとしています。



F もゲームを重ねていくうちにヒートアップしてきました。
いえいえ体温的に熱くなってきたということです。
ジャケットを脱いでシャツの上からプレートキャリアを装着します。
腕まくりもしたいところですが、被弾は痛いので長袖のままです。









通常のフラッグ戦の他、様々なゲームが行われました。
捕虜転向ありのメディック戦 ( ヒットされても衛生兵にタッチすると復活する ) も面白かったですが、
F がもっともスリリングに感じたのは ポリタンク護衛戦 でした。







チームのひとりが灯油を入れる 18 リットルのポリタンク を持ちます。
ポリタンクは空ですが、チームは持っている人間を護衛しつつフィールド外周から数メートル範囲限定で時計回りに逃げます。

対抗するチームは距離を開けてスタートし、やはり外周から中に入らないでポリタンクを追跡します。
ポリタンクを重要物、もしくは持っている人間を VIP と想定してもいいでしょうね。

護衛側、追跡側ともに 反時計回りに行動するのは許されません。ここがポイントですね。

ポリタンク係が被弾したら代わりの人間が引き継ぎます。
とにかくポリタンクを守りつつ 10 分間逃げ切ったら護衛チームの勝利、ポリタンクを奪取したら追跡チームの勝ちです。

ゲームをスリリングにするために護衛チームはフルオート射撃ありですが被弾即アウト。
追跡チームは 2 回まで復活 OK ですがセミオート射撃オンリーとされました。



最初我々イエローチームはポリタンク側でした。
ポリタンクを持っているとろくに反撃できないので、いちばん影響の少ない初心者の F が立候補しました。
確かにハンドガンしか撃てません。ヴィッカース・スリングをギュッと締めてライフルを背中に背負います。

6 名で構成されるイエローチームの作戦は、ポリタンクを持った F を 2 人が護衛しつつ先行して逃げます。
残り 3 人で追跡のレッドチームを足止めしようというものです。
フルチューンの凄い銃をお持ちの H さん が、そのハイサイクルを活かして阻止側に回ってくれました。



ゲームスタートの合図とともに F と直衛の 2 人は猛ダッシュで逃げます。
猛ダッシュではありますがまず登り坂、その後は登攀ともいうべき高所が待っています。
そしてその上は結構なブッシュですから、フィールド外周に沿ってヒーヒー言いながらひたすら逃げます。

そのうち後方から味方と追跡チームが交戦している音が聞こえ始めました。
セミオートの射撃音が複数聞こえ、それに H さんを含む味方がフルオートで応射しているのがわかります。
これはものすごい恐怖ですよ。

ポリタンクを持つ F と護衛の 2 人は山道をひたすら逃げますが、ここで考えなければならないことがあります。



はたして敵は 7 人全員で追跡しているのだろうか? ということです。



時計回りにフィールド外周に沿って行動するということは、追跡チームがスタート地点に数名残してアンブッシュを意図していたら、
我々は逃げているつもりがそこに突っ込んでしまうということになります。

F 直衛 2 人のうちベテランの M さん がこの場で待機するよう指示し、単独で斥候に先行してくれることになりました。

遠くで聞こえていた発砲音が徐々に近づいてきます。
直衛で残ってくれた I さん と顔を見合わせて 「 そろそろヤバそうですかね? 」 と無言で会話します。



その時 「 ヒット!! 」 という味方の声とともに、数名がブッシュをかき分けてダッシュする音が遠くで聞こえました。
これはもう足止めする任務の味方は殺られてしまったということでしょう。
我々 2 人もさらに逃げることにしました。

ところがその先はロープを伝って降りなければならない文字通りの崖っぷち。
斥候で先行した M さんが崖下に戻ってきて、F がポリタンクを抱いたまま降りるのを手伝ってくれました。

F が崖を降りている間に、直衛してくれていた I さんが崖の上で発砲し始めました。
もう追跡チームはすぐそこまで迫っているということです。



彼方に向かって射撃しながら 「 早く逃げろ!! 」 と合図する I さんを崖下から見上げた時は映画のワンシーンようで劇的でしたねぇ。

その後、M さんに先導されて崖下を必死に走りました。
結局、追跡チームは 7 人全員で追っていたようです。
ということは背後から迫り来る弾幕はそれだけ厚いということです。



しばらくすると後方の射撃音が聞こえなくなりました。

I さんはヒットされてしまったのかもしれません。
ということはポリタンクを抱えて逃げる F と護衛の M さんと、追跡チームの間に遮るものは何もないということです。

この時感じた緊張感というのは近年稀に見るものでしたね。

もう必死、マジで必死に逃げます。
だって F を逃がすために何人も犠牲になっている のですから。



走りながら振り返ると、追いすがる追跡チームの姿が実際に見えました。
アッと思った瞬間、F はポリタンクもろとも派手に転倒し同時にゲーム終了のホイッスルが鳴ったのです。

4 人もの犠牲を出しながら、とにもかくにもイエローチームはポリタンクを守り切ったのです。
後 30 秒ゲームが長かったら、後方から発砲されてふたりともアウトだったでしょう。
本当にギリギリでした。

トップ写真はポリタンク護衛戦後、精も根も尽き果ててセイフティーエリアに戻った F の両足です。


 



  ※サバイバルゲームには様々なバリエーションがあります。
   一例として以下のリンクをご参照ください。

      サバイバルゲームのゲームバリエーション ( この中の VIP 警護戦が近いですね )







高低差のある地形、ブッシュや切り株でゴツゴツした地面を走り続けたわけですから汗みずくです。
もう誰も寒いなんて言いませんね。
皆さん大量に水分を摂っています。じゃないともちません。

この後は裏ゲームといって攻守を逆にして同じ設定で行います。
つまり今度はイエローチームが追跡側となるのです。
体力を使い果たしたイエローチームが、レッドチームのポリタンクを追いきれなかったのはしかたありません。
このゲームはどちらもポリタンクを奪取できずドローとなりました。











OLYMPUS XZ-1


駐車場から見たセイフティーエリアです。
森に隠れた弾薬集積所みたいですな。





こんな感じで朝の 10 時から昼食を挟んで 17 時まで。
たっぷりと 20 ゲーム近く行いました。

そのすべてに参加させていただきましたが、まぁ疲れるのなんのって。
最後の方のゲームは参加するだけでやっとでした。
翌日は恐ろしいまでの筋肉痛に襲われ、入居以来一度も使用しなかったトイレの手すりを使ったことをここに告白します。





17 時になると管理人さんがご挨拶して本日の定例会は終了となりました。
こうして F のフィールドデビューとなった一日が終わりました。

以下備忘録としての反省点を書いて終わりにします。


 ◯ 想像以上に暑い  厳冬期以外ジャケットは不要だろう。着替えの下着は必携。
 ◯ 想像以上に痛い  BB 弾は服の上からでも痛い。至近距離の発砲はハンドガンにスイッチすべき。目以外の顔面も考慮。
 ◯ 想像以上に飛ばない  そのガスブローバックのハンドガンだがやはり気温が 20 ℃を超えないとまともに飛ばないね。
 ◯ 想像以上に弾は消費しない  カッコつけてP-MAG(120)を 4 本も携行したがゼンマイ式の多弾マガジン 1 本で充分だった。
 ◯ 想像以上にバッテリは持った  1 日使用してサイクルの低下は皆無。リポバッテリ(1400) 1 本+予備で充分だった。
 ◯ 想像以上に喉が渇く  自販機があるからよいが、大量の水分が必要。
 ◯ 想像以上に水分は不要  上と矛盾するが10分のゲーム中には水飲んでる暇などない。ナルゲンとか持っていったけど。
 ◯ 想像以上に疲れる  15 時を過ぎると体力低下著しくもっと強化が必要。
 ◯ 想像以上に上手い  ベテランの射撃は本当に見事。遮蔽物から頭を出すタイミングを完全に読まれている。
 ◯ 想像以上に見えない  同様にハーフのギリースーツを着た熟達者は驚くほど木々と見分けがつかない。
 ◯ 想像以上に重い  無駄な装備が多すぎる。この日参加したゲーマーの装備を参考にスリム化を図るべきだろうが…
 ◯ 想像以上にレンズが曇る  ゴーグルどころかガスケットを外したシューティング・グラスでも曇る。薬剤等考慮しなくては。
 ◯ 想像以上に翌日辛い  このフィールドは特に高低差があるので足腰、とくにフトモモの筋肉痛半端ないです。 
 ◯ 想像以上に嬉しい  殺られるのみと覚悟していたがチームの皆さんに助けられて 1 日で 8 ヒット。出来すぎ。
 ◯ 想像以上に楽しい  筋肉痛が癒えたらまた参加したいです。癒えないうちは絶対無理ですw


  










バレエ三題

$
0
0

F log





ゲージツ関係はすっかりご無沙汰な上、野山でのドンパチ ばかりに関心が高く顰蹙を買う一方の F です。
ロイヤル・イヤー だというのに演目のせいでイマイチ盛り上がってません。
数年前もこんなこと言ってたな〜w


「 不思議の国のアリス 」 は生舞台というよりブルーレイ+大画面で観たい演目といったら舞台芸術ファンに怒られるでしょうか。
来日公演における大抜擢で期待大だったアリス/ベアトリス・スティックス=ブルネルは、ロンドンのレポートを見た限り
残念ながらあまり好みの雰囲気ではありませんでしたが、スチルで判断するのは早計なんだろうなぁ。
サラ・ラムのアリスは観たいかも。
そもそもプロダクションを聞いた時、ファーストキャストはラムかと思ったんですけど。
ハートの女王はヤノウスキーがいいなぁ。
まぁなかなかそんなちょうどよい ( あくまで個人的好みの ) キャストの組合せは生まれませんけどね。
それとアンダースタディについてあまり言及するのも失礼だし…

「 白鳥の湖 」 についてはあまり感慨もありませんねぇ。
すっかり K-Ballet として刷り込まれてしまった本家コール・ドのチュチュ。
やはりオデットとの違和感ありありだなぁ。
キャストにしてもマックレーはマルケスなんだ…ラムはアコスタなんだ…ヌニェスにはやっぱりソアレスなんだ…と
「 なんだ… 」 ばかりが続いてしまいます。
コジョカルちゃん&コボー先生は鉄板中の鉄板ですが別の演目で観たいよな〜
トロワのメンバーくらいですね楽しみは。
遠路来日してくれるカンパニーに失礼ですが、芸が無いと言われるのを承知で 「 マクミランが観たい 」 です。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




7 月のロイヤル来日の前に、K-Ballet 「 ジゼル 」 を観に行くことにしました。
怪我で療養していた贔屓の 浅川紫織ちゃん が治療、リハビリを経て、数カ月ぶりに舞台中央に戻ってきます。
というわけでウチは当然 6 月 22 日土曜日マチネ/オーチャードです。
紫織ちゃんのジゼル、たった一日だけどとても楽しみです。
2 階のカップルシートwがゲットできず 3 階のそれになってしまったのが少し残念です。

「 ジゼル 」 のキャストでいえばミルタも得意な紫織ちゃん。
御大出演の時にミルタ役で 4 日間組み込まれています。
事情が許せばこれもどれかひとつ観たいと思ってます。


カンパニーのダンサーブログに紫織ちゃんが今週 26 日に up した記事が載っています。

「 お久しぶりです 」  浅川紫織

環境から受けるお花見の印象やリハビリ中の不安な気持ち、徐々に負担のかからない役から復帰させてくれた御大への感謝等。
現在の紫織ちゃんの心情を少しだけ知ることができます。
紫織ちゃんは 「 第九 」 の第三楽章にも出演するようですが、申し訳ありませんが曲としても演目として好きじゃありません。
「 ジゼル 」 公演で本格復帰するのならこちらも気合を入れて観に行きます。
無事これ名馬ではありますが、名だたるトップダンサーの多くもアクシデントによる怪我や故障を乗り越えて頂点に立ったのもまた事実。
体調が万全なら松岡さん降板による混乱にも八面六臂の活躍が出来たはずなのに、紫織ちゃんも悔しい思いをしているでしょう。
「 ジゼル 」 の舞台にそのすべてをぶつけてください。

F の職場カレンダーの 6 月 22 日にはすでに バ ( バレエに行くから休ませてくれ ) と書かれていますw
関係各位、どうぞよろしくお願い申し上げます。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




贔屓といえばもうひとり。
ロイヤル・バレエの 崔 由姫 ( チェ・ユフィ ) ちゃん です。
先日 BS で放送されたロイヤル・バレエのプログラム 『 アシュトン・セレブレーション 』 はお宝映像でしたねぇ。
それぞれ見応えのある演目でしたが、ウチはなんといっても 「 春の声 」 ですね。

「 ブルーバード 」 等でも組むアレグザンダー・キャンベルとのペアでした。
ユフィちゃんは 2010 年のローザンヌ・ガラ において平野さんと 「 タイス 」 パ・ド・ドゥを踊りました。
そのとき演目の候補としてもうひとつ上がっていたのが 「 春の声 」 だと聞きました。
当時からそっちも観たい!! と思い続けてきました。
映像ではありますが、3 年後に実現したことを喜びたいと思います。

もうねめっちゃカワイイじゃないの。
出のリフト前に紙吹雪が数枚フライングしてしまったのは残念でしたが、踊りが進むにつれどんどん引き込まれてきます。
この演目にはやはりスタンダードとしてコジョカル&コボーのそれが高くそびえております。
コジョカルちゃんのキラキラ〜ッとこぼれ落ちるような輝きは流石と思わせ、コボー先生とのパートナーシップももちろん盤石です。

ユフィちゃんの踊りは吹っ切れたというか爽快な踊り。
ポール・ド・ブラ、とくに手首の美しさは過去の記事でも再三強調しているところです。
柔らかすぎる‥とご批判の向きもあるようですが、 F はたいへん好みであります。
そして音楽と戯れるという意味で音を掴んだり離したりする感覚はコジョカルちゃん譲りなのではないでしょうか。
ただこれはパートナーとの完全なる意思の疎通あってのこと。
決まったペアでどんどん踊り込んでほしいと思います。

空中での首の傾き、同じくパッセの位置、ラストでユフィちゃんが両肘を下に伸ばして男性が持ち上げる箇所の勢いなど…
素人の批評で恐縮ですが、まだまだ良くなる良く踊れる可能性に満ち溢れています。
録画を見た米寿の元バレリーナ F 母も、ユフィちゃんの 「 春の声 」 を称賛しておりました。






先日 ROH のツィッターで #AskTheDancer というハッシュタグがあり、一般からの質問にユフィちゃんが答える一幕がありました。
英語の細かな機微を伝えるのは難しいので、質問に対するユフィちゃんの回答をふたつだけ引用します。


Royal Opera House @RoyalOperaHouse
Yuhui: There are always ups and downs. Whenever I feel down I think back and remember why I dance… #AskTheDancer


Royal Opera House @RoyalOperaHouse
Yuhui: …I always remember that I dance because I love it. #AskTheDancer


翻訳ソフトにかけてもカッチョイイ訳にはならんのでニュアンスを汲み取ってください。
私達は山あり谷ありどんな時でもユフィちゃんとその踊りを愛しています。













叉焼炒飯

$
0
0

F log




千葉県のご当地ラーメンとしての 竹岡式ラーメン というものがあります。
元祖ともいうべき 梅乃家 はいまや全国区で遠方からも喰いしん坊がやって来る有名店となりました。
チャーシューを煮たタレをお湯で割るだけという、スープに注力するラーメン業界を嘲笑うかのような思い切り。
麺もインスタントの乾麺だし。
でも旨いんだよね。
F はまだ 2 回しか行ったことありませんが、機会があれば再々訪したいと常に思っています。


その竹岡式の流れを汲むお店が千葉市内にもあります。
そこではさすがに乾麺は使っていないものの、真っ黒なスープとタマネギはまさしく竹岡のもの。
チャーシューを炭火で炙って出すというひと手間が店名になってます。
正直な話、ラーメン自体はあまりに醤油が立ったそのスープもあり好みが別れるところです。
F は好きなんですけどね。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


F が訪ねた時に必ず頼むのはトロットロの肉が美味のチャーシュー麺。
あれば必ず買って帰るのが お土産チャーシュー です。
たっぷり入ってる写真で一パック 200 円とお買い得です。

冷蔵庫から出したばかりで脂が白く固まってますが…
肉の繊維まで解ける様子がおわかりでしょうか。

これこのままおつまみとして食べると旨いけどかなり塩っぱいんです。
そうですよね、醤油の海で炊いたのですから。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


包丁で細かく刻みます。
生節のような雰囲気が漂います。

このチャーシュー、つまみで塩辛くても他の料理に使うぶんにはちょうど良い塩梅になります。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そのままご飯、卵黄、小口ネギと混ぜてチャーハンにしてみました。
チャーシューをつかったチャーハンは定番ですよね。

これチャーシューの塩気だけでいっさい味付けしてません。
気にかけるべきはしっかりと焼いて焦げ目をつけることくらいでしょうか。

コンビニで売ってた煮玉子をトッピングして完成です。
一瞬桜海老のようにも見えますが、正真正銘の 叉焼炒飯 です。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


これが自分で作って言うのもなんですが絶品です。
糖質はあいかわらず緩めに控えてますが、まぁ昼だからよしとしましょう。

旨い理由の 9 割はチャーシューのおかげでしょう。
残りはガッツリと焼いたことでしょうか。
焼きそばもそうですが、しっかりと焼いたほうが絶対に旨いですね。
若い頃はすぐに手を出してしまい、なかなかしっかりと焼くことが出来なかったのですが今では肝が座ってじっくり焼けます。

梅乃家でチャーシューお持ち帰りが出来るのかは知りませんが、この店でまたお土産チャーシューがあれば絶対に買ってきます。
野菜炒めに使っても非常に美味です。

F 嫁にもたいへん好評でした。
じつはご飯を三合も炊いたので、卵黄とチャーシュー、ネギを混ぜて炒める直前の状態で冷凍保存してあります。
このまま海苔を巻いておにぎりにしてもいけます。
火を入れてないので炒飯ではありませんが、F 嫁がそのうちお弁当として持っていくでしょう。










スバラ式弁当

$
0
0

F log




出版が 3 月なので本来なら 1 ヶ月前にご紹介しなければならなかった良書です。


「 スバラ式弁当 」 はお世話になっているブログ スバラ式生活 の まゆみさん が出版されたレシピ本です。 
まゆみさんといえば拙ブログにも度々コメントを頂戴したり、記事として取り上げさせていただくことも多い多才な女性です。

たとえば一時期ウチの食卓を席巻した チャイナベーコン はまゆみさんに教わった ( オリジナルはまた別ですが ) レシピです。
料理上手 ( というかほとんどセミプロ ) が期間限定でシェフとなってお店を開く新橋の パフォーマンスキッチン 「 マール 」 において
ご本人にお会いし、郷里である山形県の美味を堪能することができたのは素晴らしい思い出となっています。

拙ブログにおける居酒屋ネタや酒の肴ネタへの喰い付きwでもわかるように、まゆみさんはお酒好きとしてつとに有名です。
初の著書 うち呑みレシピ ( 祝完売 ) も素晴らしい内容で、お酒好きにはたまりませんでしたね。

まゆみさんには妻であり母であり、人気ブロガーである他に働く女性でもあります。
その本業ともいうべき職業は F にとって大大大尊敬に値するのですが、ここで詳しく触れられないのが残念です。





また悪い癖でイントロが長くなりました。
ほんの一部ですが内容をご紹介しましょう。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


本書のコンセプトはこのシンプルなイラストに集約されます。

要するに前夜、自宅でお酒のつまみとして作った料理を翌朝お弁当に流用しようというものです。
お酒のつまみといえば前著にも通じるまゆみさんの得意中の得意。
期待は高まる一方です。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


たとえば最初の一品です。

前夜のまゆみ家の食卓を飾ったおつまみが左ページにあります。
いや旨そうですねぇ。
翌朝、それらの選抜が曲げわっぱに入りご主人 ( 食の探求が半端ないです ) やご本人が持参する弁当となるのです。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


曲げわっぱに対するこだわりもまゆみさんならではです。
見てるだけで目の前に現れないのが辛すぎます(笑








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


特筆すべきは すべての写真をまゆみさんご自身が撮影されている ということでしょう。

料理は言わずもがな食器の選択やテーブルコーディネート等、一年もかけてじっくり撮影されたという素晴らしい写真です。
写真のページは上記リンクのパフォーマンスキッチンで F が悶絶した おからの中華煮 ですね。
これマジで絶品ですから!!

キヤノンのフルサイズ使いであるまゆみさん。
ブログの写真も毎回素晴らしいのですが、さすがに選抜に選抜を重ねた写真たちは見応えがあります。
がぶり寄りしか脳のない F のそれとは隔絶した雰囲気を醸し出します。
テーブルフォトに興味のある方も必見です。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そして巻末に登場する 「 スバラ式弁当 」 とはちょっと異質なこのページ。

じつはまゆみさんがレシピ選定を進めている時期、ブログで印象に残ったレシピを教えて欲しいとメールをいただいたのでした。
F なりに悩んでいくつか挙げさせていただいた中のひとつがこの フォカッチャ でした。
だってパン好きでも知られるまゆみさんの作るフォカッチャはめちゃ美味しそうなんですもん。
オリーブオイルたっぷりつけてかじりつきたいです。

まぁワインとパン、そしてチーズ ( F には不要ですが ) を持ってピクニックに行けば立派なお弁当ですからね。








というわけでろくな紹介になってませんが、まゆみさんの新刊を取り上げさせていただきました。
本はソフトカバーで手に取りやすい大きさです。
実在店、バーチャルを問わず書店でぜひお求めください!!


           スバラ式弁当  山村 真由美















XDM カスタムスライド&アウターバレル

$
0
0

F log





先日数十年ぶりにサバイバルゲーム ( 昔はそうは呼んでませんでしたが ) の 実戦に復帰 した F です。
両太腿の激痛は 4 日にも及び、前かがみでヨタヨタ歩いて同僚に心配されてしまいましたが今はすっかり元気です。
ゲームにおいては反省点や改善点が山盛りで、まだまだ道半ばにも達していないと痛感したのでした。

さてゲームにおいては基本的に長短の銃を使います。
長はプライマリーウェポンとしてのライフルやサブマシンガン。
短はセカンダリーウェポンとしてのハンドガンですね。

セカンダリーのハンドガンに関しては 45 口径好きなので、1911 を使うつもりでした。
ガバのハイキャパは何となく好きじゃなかったので、シングルカラムの WA SFA ローデッドオペレイター OD です。






RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


TLR-1s との相性もよく、パックマイヤーのラバーグリップでグリップ感も素晴らしいです。



ところが 2 月 3 月に外で撃ってみると、やはり気温のせいでガス圧が頼りないです。
現在主流のハンドガンは、弾丸を装填するマガジンにガスを注入し、そのガス圧で BB 弾を発射しスライドを後退させるのです。
ガスのパフォーマンスは気温に影響を受け、20 ℃ 以下だとなかなか厳しい状態になります。
もちろんマガジンを温めたりはするのですが、やはりシングルカラムの細いマガジンではガス量も少なく数発撃つともうダメですね。

そこで 銃所持における家庭内三丁規制 の残り一枠を使用して、パワーのあるハンドガンを導入することになりました。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


左がガバのシングルカラム、右が新しく導入したハンドガンのダブルカラムです。
BB 弾の容量はほぼ同じですから、ガスタンクとして考えると容量の違いが一目瞭然ですね。
右マガジンの数字は実銃における残弾確認窓の目安ですからまったくの飾りです。








OLYMPUS XZ-1


3 月 24 日 にゲームで使用した銃です。
緑のシールはゲームに使用するための弾速規定をクリアしているという証です。
上に載っているのがこのゲームのために用意したもうひとつのセカンダリーウェポン、東京マルイ XDM です。

XDM は元々 90 年代にクロアチア軍に採用された HS2000 というハンドガンがベースです。
アメリカではスプリングフィールド社が XD として販売し、後に改良を受け XDM として現在に至ります。
9mm パラ、40S&W、45ACP 他、様々な口径が用意されています。

現在流行りのポリマーフレームオートピストルということになります。
実銃でも下半分、フレーム部分が樹脂製で出来ているのです。
軽量化とコスト減、自由なデザインが可能といいます。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


これがウチの XDM です。
といっても東京マルイのオリジナル状態では既にありません。

マルイの製品は 40S&W の 4.5 インチスライドモデルです。
45 口径好き、5 インチフルサイズスライド好きとしては何とかしたいところでした。

そこでカスタムパーツメーカーの PROTEC さんに DETONATOR の アルミ製カスタムスライド と、Storm Lakeタイプ のアウターバレル
の組込みをお願いしました。
各口径が用意されていますが、トップ写真にあるようにもちろん 45ACP 仕様です。
マルイのオリジナルスライドは権利関係で刻印が大幅に省略されています。

同時にインナーバレル ( KM:TN インナーバレル )、放出バルブ ( KM:ギガバルブ )、ラバーチャンバー ( ファイアフライ:超甘口なまこ )
の内部パーツも交換していただいてます。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


これで実銃同様ではありませんが、スライドは金属製、フレームは樹脂製の構成となったのでした。
スライドは 4.5 インチですが、その分バレルが突出しています。
ストームレイクのアウターバレルは、チェッカーの入ったカバーを外すとネジ山が現れサイレンサーを装着できるようになっています。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


スライド上部、ちょうどイジェクションポートの前にある刻印です。
マルイの製品には無いオリジナル刻印が再現されていると萌えますな。
下側にクロアチアの文字が見えます。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


スプリングフィールド社の刻印ですね。
これもマルイのスライドには無いものです。
ストームレイク社はアメリカのカスタムガンメーカーです。

こうして見るとアルミスライドと樹脂フレームの質感が異なりおもしろいですね。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


フロントサイトはトリジコンタイプのスチール製です。
前述のとおりバレルのチェッカー部分を外すとサイレンサーを取り付けるためのネジ山があります。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


リアサイトも同じくトリジコンタイプのスチール製です。
◯部分には蓄光材が充填されており、本家トリチウムほどではありませんが蓄光できれば闇夜でポッと光ります。

XDM は大柄なオートピストルですが、ダブルではなくシングルアクションです。
ハンマーは露出しておりませんが、スライド後端にピンが少しだけ突出しているのがおわかりでしょうか。
これが出ているとハンマーがコッキングされているという指標となります。
指でなぞるだけで分かるので便利ですね。
もちろんマルイのモデルでもその機能が再現されています。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


スライドはひんやりとした触感で気持ちよくなったのですが、気持ちよくないのがフレームです。

メイド・イン・クロアチアと書かれるべきところジャパンになっているのは、もちろんマルイ製のフレームだからです。
このグリップ持った感じがイマイチなんです。
なんだかツルツル滑るような気がするんですよ。

じつは台湾 WE 製の XDM コンパクトを握る機会があって、とてもよい感触だったので迷わずマルイのもオーダーしたのですが。 
こうなるとフレームをどうにかしなきゃと頼まれもしないのにいそいそと探し始めました。













RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そうしてたどり着いたのが フリーダムアート製 XDM 用アサルトフレーム OD です。( タンみたいに見えたので色味を調整しました )

たどり着いたといってもほとんど唯一の製品ですから当然の帰結ともいえます。
このアサルトフレームは生産量が少なく、通販の他はごく少数のお店で扱っているだけだそうです。
とりあえず手に入ってよかったです。

マルイ XDM の箱には XDM シリーズとあり、Black Slide × Black Frame との表記がありますから、
いずれ別色のフレーム仕様が出るのかもしれませんね。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


一見して形状の違いは左右のサムレストですね。
フレーム後端が延長されてもいます。

グリップのチェッカリングは明らかに深いです。
その後ろ部分は膨らんでいますが、これが握った時手のひらにしっくりと収まるのです。
マガジンリリースボタン上のくぼみには滑り止めが刻まれています。

グリップセイフティー用の切り欠け無く、ここは省略するしかありませんね。
アンダーレイル後端にあった銃全体のロックも廃されており、セイフティーとしてはトリガーだけという状態になりそうです。

基本的は同じ形状で、特にフレーム前半はまったく同一なのでホルスター関連も問題無さそうです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


問題なのは素人が上手く組み込めるかということです。

フレームだけなのでもちろん中はがらんどうです。
そこにマルイのフレームから各パーツを外して移植しなければなりません。

この写真までの通常分解で日常のお手入れは可能ですが、フレームの中まで手を突っ込んでバラしたことはありません。

不安の中でアサルトフレームが入った袋に 上級者向け・取付けには加工、調整が必要です と書かれているのをいまさら見つけましたが、
もちろんわかってい人向けなので詳細な説明書など同封されておりません。
いやはや大丈夫でしょうかねぇ。







そんなとき天佑ともいうべき動画を発見したのでした。
そのお話と実際の作業はまた次回に。








XDM アサルトフレーム

$
0
0

F log




あいかわらず物騒なエントリーばかりですみません。


さて 前ログ においてカスタムスライド、内外バレル他を組込んでいただいたウチの XDM 。
フレームも変更したいということで、フリーダムアートのアサルトフレーム OD を入手したところまで書きました。





RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


しかしながら内蔵移植の経験はゼロ。
おまけにアサルトフレームのパッケージに“上級者向け”と書かれているのを購入後に発見しビビッてました。






RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そんな折、YouTube で救いの動画を発見したのでした。
この写真に写っている、東京マルイ【 XDM-40 】フレーム 完全分解 と題された 8 分弱の動画はまさに天佑でした。

up 主様は他にも数々のトイガンを徹底的にバラしており、情報を求める者の大いなる助けとなりました。
たいへん感謝しています。




あ、写真に写っているのは居間で長年使用していたプラズマディスプレイが昇天後、後任として着任したソニーのブラビアです。
最近のテレビはネット関連がいろいろあって楽しめますね。
F 嫁などは大画面で YouTube 見まくりであります。

当然画面が大きいので対象も大きく写り、細かな作業を見るのに適しています。
心配なのは F 嫁お気に入りのテーブルマットの上でうっかり始めちゃったことです。
油染みなどつかないとよいのですが。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


作業はグリップ後端のバックストラップを外すことから始めます。
その後で数カ所のネジを外し、この写真のようにグリップセイフティを含んだハンマー周りをゴソッと引出します。
動画ではハンマー部分も徹底的にバラしていきますが、今回は移植が目的なのでそのままにしておきます。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


お次はロッキングブロックです。
テイクダウンレバー ( 写真上 ) を引きぬいた後、トリガー上の大きなピンを 2 つ抜きます。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


フレームと固定しているネジを 1 箇所外すと、トリガーユニットごとロッキングブロックが外れます。
う〜ん気持ちいい。
動画の up 主様は当然ロッキングブロックもバッラバラにしますが、前述のとおり移植目的なのでこのままにします。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


その後マガジンキャッチ ( 真ん中下シルバーの部品とその左 ) を外します。
アンビのマガジンキャッチがこういう仕組みになっていたんだ〜と、ちょっと感動します。
これはバラしてみないとわからないことですね。

それで今回移植するパーツはこの写真の通りです。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


先程とは逆にアサルトフレームに上のパーツを組込んでいきます。
マガジンキャッチを装着する時に奥なのでちょっと苦労しましたが、なかなかスムーズにいってます。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


しかしながら問題なのはやはりグリップセイフティでした。

フリーダムアートのアサルトフレームはグリップセイフティを廃止するのが前提です。
そのまま押し込んでみてもセイフティ用の切り欠けが無いので当然上手く収まりません。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


動画を巻き戻して up 主様がハンマーユニットをバラす場面に戻りました。
慎重に慎重に細かなネジを外してゆくと、グリップセイフティが無事に外れました。
再び外したネジを戻していきます。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


おかげさまで無事にフレーム内部のパーツの移植が終了しました。
外したパーツはグリップセイフティ関連、そしてレイル後端の安全装置の 2 つです。

こうして見るとスライドストップのために左右非対称になっているサムレスト、延長されたフレーム後端がよくわかりますね。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


シリコンオイルを適宜吹き付け、スライドを装着して無事に移植終了です。
いや雰囲気がだいぶ変わりましたね。
スライドとフレームの色が変わったことで、より素材の違いが明瞭になった気がします。






RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


TLR-1s を取り付けてみます。
うふふ、カッコイイですね、自画自賛ですが。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


グリップ中ほどが盛り上がっているのがおわかりでしょうか。
後ろから見ると女性のヒップラインのように優雅なカープを描いています。
握ったとき手の平に吸い付くように感じ、もう元には戻れないですね。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


グリップ前方の角は落とされ、細かなステッピングが各所に施されています。
よく見るとサムレスト上にもありますね。
結果的に色が異なってしまったバックストラップですが、こうして見るとよいアクセントになっている気がします。
セイフティが廃されたことでグリップ背中はスッキリとしていますね。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


サムレストに右手親指を乗せてみます。
確かに楽チンです。
トレードオフでスライドストップは届きにくくなってますが、これは仕方ないことでしょう。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


こうして並べてみるとマルイオリジナルのフレームは平坦に感じます。
そしてやはり当初感じたようにツルツルですね。
アサルトフレームは変な表現ですが全体的にドライで滑りません。

グリップ部の XDM 刻印はありませんが、この握りやすさの前には瑣末なことと感じます。
フレーム後端、サムレストといかにもハイグリップがしやすそうですね。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


ブレードテックの XD / TLR-1 用ホルスターにも入れてテストします。
結果はシャコンと収まりテンションもまったく問題ありませんでた。
この写真を見るとサムレストをこれ以上延長できない理由が具体的にわかりますね。
ホルスター表面が傷だらけなのは、先日の実戦デビュー での名誉の負傷です。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


最初のセカンダリー WA のガバと並べてみます。
同じ 45 口径、シングルアクションオート、OD フレームwであっても、設計が 80 年以上違うとこうも異なるものですね。
片や歴戦の鉄の塊、片や最新のポリマーオート。
どちらも魅力的だなぁ。











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO ( 撮影 F 嫁 )



RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO ( 撮影 F 嫁 )



延長フレームとサムレストのおかけでけっこうハイグリップで握れています。
この状態で左手人差し指はトリガーガード下のステッピングによりピタッと固定されており、さすがに考えられているなぁと思います。









結局、外観でオリジナル部分は各レバー類とトリガー、そしてマガジン尾部だけという改変ぶりとなってしまいました。
ま、そのマガジン底部に関しても 「 40SW 」 と刻印されているのはご愛嬌ですが。

思い切って内外装ともにカスタムしただけあって、たいへん気に入っています。
先日は気温もあってガスブローバックのハンドガンはイマイチでしたが、季節が良くなってきたらハンドガン戦等もやってみたいです。

以上で XDM カスタム編は終了…だといいけどw














八朔のオランジェットとマーマレード

$
0
0

F log







F 実家の裏庭には 八朔の木 があります。
毎年大規模な剪定が必要なほど豊かな実りをもたらす幸運の木です。

4 月の初め、実家に寄った際に八朔を使って F 母が作ったものを二品もらいました。
使ったといっても使用したのは皮のみですが。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


一品目は 八朔のオランジェット です。
オランジェットとは、砂糖漬けの柑橘類の皮をチョコレートで包んだフランス生まれの菓子 ( wiki より ) です。
オレンジピールが有名ですが、それを八朔で作ってみたそうです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


素人ですからコーティングにムラがあるのはご愛嬌。

八朔の皮はご想像通りかなり苦いのですが砂糖で中和され、チョコレートの香りと見事にマッチします。
オレンジを使った市販のオランジェットはイマイチ好きではない F ですが、これはかなり美味しいと感じます。
生まれ育った土から生まれた果実だからでしょうか。











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


もう一品は同じく 八朔を使ったマーマレード です。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


こちらは F 嫁が大のお気に入りので、ふすまパンに塗ってご満悦です。
それだけではなく気づくとお茶菓子としてスプーンでちびちび舐めてます(笑

その美味しさゆえマーマレードはあっという間になくなってしまいました。
実家にはまだ瓶詰めしたものがあるそうで、またもらいに行ってきましょう。















手打そば おゆみ庵

$
0
0

F log









暖かくなってくると蕎麦が食べたくなってくるものです。
汁そばもよいのですが、個人的にはざるなどの冷たい蕎麦が好きですね。

おゆみ庵 には何度も行っていますが、いつもカメラを持っていないんですよ。
まぁ仕事関連で足を伸ばすことが多かったので仕方ないですが。
今回もザラザラのケータイ画像ですみません。

この夜も仕事の帰りにふらりと寄りました。
お店はまったく普通の二階建ての一軒家です。
一階部分が店舗になっています。
看板代わりの布の横にクルマを停めていざ店内へ。






au HTL-21


席につくとすぐにお茶が出てきます。
この夜は閉店間際で先客はいませんでした。
ご主人が自ら注文を取りに来ます。

お茶と一緒に出されるのは蕎麦の切れ端を揚げたおつまみです。
これがまた旨いんですわ。
ポリポリと食べているとビールが飲みたくなってしかたありません。









au HTL-21


さて F がおゆみ庵で食べるのは ぶっかけ 一択です。
ぶっかけというのは具の載った蕎麦に冷たい汁を文字通りぶっかけてかき回して一気に食す豪快な蕎麦です。

2007 年に書いた御成街道の葉月 でもぶっかけ喰ってますね。

葉月と異なるのは、ぶっかけにも関わらずそば猪口が用意されていることなんです。
その使用方法とは?








au HTL-21


具材のアップです。
手前から時計回りに青ネギ、天かす、細く切られた大根、厚削りのかつお節です。
そして中心に位置するのがおゆみ庵ぶっかけの真髄である味噌です。









au HTL-21


正式名称はわかりませんが、とにかくこの味噌部分をわさび、海苔と一緒にそば猪口に移します。
そしたら蕎麦つゆでよ〜く溶きます。











au HTL-21


そうしたら蕎麦に豪快にぶっかけます。









au HTL-21


あとは蕎麦と具をよ〜くかき混ぜて一気にすすります。
う〜む旨い。

葉月のぶっかけは卵のコクが肝要でしたが、おゆみ庵のそれは明らかにこの味噌がキーポイントです。
この味を説明するのは難しいですね。
いわゆる普通の味噌味になるのではありませんし、それだけちびちびつまんで酒を飲んでも美味いでしょうね。
まさに旨味の塊といえます。









au HTL-21


というわけでものの数分で完食。
器の底にわずかに残ったつゆ をそば湯で割って本当の完食でした。
この色を見ても普通の蕎麦つゆではありませんね。

あいかわらず美味しかったです。
これぶっかけ未体験の方はもとより、愛好家の方々にもぜひ食べていただきたいですね。

これから陽気がよくなってまた寄らせてもらう機会が増えるでしょう。
ごちそうさまでした。












GR 予約

$
0
0

F log






リコーから新しいコンパクトカメラが発表されました。

  RICOH GR

実質五代目にもかかわらず、GRD 5 ではなくただの GR となったのはセンサーを中心に大きな変革があったからでしょう。
1/1.7 → APS-C というのは大躍進といえますね。
レンズは暗くなったものの、違和感のないサイズのボディに収めたのですから。

CCD → CMOS になりましたが、それは時代の趨勢ということでしょう。
心配していたマクロもレンズ先端から 10cm までいけるというのでひと安心です。
5 月末の発売とことで中野のフジヤカメラで予約をしました。





E-3 / ZD ED 50mm F2 Macro


個人的には GRD ユーザーでありましたので慣れ親しんだ姿形です。
この写真 ( 2009 年 11 月撮影 ) は当時使っていた GRD 3 です。
28mm のコンパクトな外付けファインダーを使ってました。










これは新型 GR の上面です。
モードダイアルに TAv が存在するのは PENTAX の影響なんでしょうね。
K-5 時代 を懐かしく思い出しました。

なんといってもバリア付きで沈胴するレンズが魅力的です。
この薄さはたまりませんね。
28mm 換算の単焦点とはいえ、APS-C サイズセンサーをこのスタイルで持ち運び出来るのは夢のようです。











GX100 → GRD3 → GXR と慣れ親しんだ RICOH の操作系です。
何度も書きますが、コンパクトカメラでこれ以上の UI は考えられません。
特にスイングとプッシュで機能する ADJ. レバーは最高ですね。
同じコンパクト APS-C の COOLPIX A に逝かなかったのはこの UI を待ち望んでいたからに他なりません。

センサーのアスペクト比が 3 : 2 ですが、液晶モニターは 4 : 3 です。
充分高精細だし上下の黒帯に各種データ表示が収まりますので、個人的にはあまり気にしてません。
再生スイッチの位置が多少どうなのかなと思うくらいです。









E-3 / ZD ED 50mm F2 Macro


問題は現在ブログ写真のほぼ 9 割を撮影している GXR + 50mm F2.5 MACRO ユニットをどうするかです。

この組合せはたいへん優秀なカメラであり、描写も文句ありません。
ただ EVF を外したとしてもかさばって M-E のサブカメラとしては可搬性がよろしくないのです。

GXR のボディは 2 個ありますので、ひとつと MOUNT A12 ユニットのみを下取りに出して維持するか。
それとももうひとつのボディと 50mm F2.5 MACRO ユニットにも別れを告げて M-E & GR というシンプルに徹するか。

下取り額だけでいえば、GXR を総ざらいにした方がよいに決まっています。
ただあまりに 50mm ユニットの出番が多かったので、完全に GR で置き換えられるのか考えています。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


本家 Leica のボティがありますので、MOUNT A12 ユニットに未練はありませんが…
でもこのユニットのシャッター音は好きでした。








GR 発売までもう 1 ヶ月少々。
時間はあるので存分に悩みましょうw










荒木良子バレエ・アカデミー

$
0
0

F log






ご縁あって 2005 年に荒木先生の教室の発表会を拝見したのが最初でした。
それから 2 年毎に、2007 年、2009 年とお邪魔しました。
事情があって 2011 年の会は見逃したものの、4月下旬にしては異例の寒い日曜日に 2013 年版を観に行きました。



荒木良子バレエ・アカデミー


第 12 回発表会 2005 年 8 月

第 13 回発表会 2007 年 12 月

30 周年発表会 2009 年 9 月





その日、F は仕事が少々残っており、F 嫁をクルマに乗せて職場へ向いました。
おゆみ庵 で昼食を摂った後、仕事をする F の横で 小説 を読みながらケタケタ笑う F 嫁に軽い殺意を抱いたのはここだけの話ですw





OLYMPUS XZ-1


会場の千葉県文化会館に到着したのは 15 時で開場の 30 分前でした。
数週間前に夏日だったこともある関東地方はこの日曜日、雨降りな上にとんでもない寒さでした。
おそらく10℃に届かない気温に衣替えで仕舞った冬のコートを慌てて出された方も多かったのではないでしょうか。








OLYMPUS XZ-1


ABA の発表会ではお馴染みの大ホールへと入場します。
トップ写真はホール前のエントランスで出迎える彫像です。

ホワイエで荒木先生にご挨拶しました。
子供を通わせているわけでもない、単なるミーハーなバレエファンに優しく接してくださる人格者でいらっしゃいます。
望外にも関係者席を割り振っていただき、たいへんよい位置で拝見することができました。
ご配慮ありがとうございます。







発表会は 3 部構成です。

第 1 部「 小品集 」 ではいちばんちびっ子のシンデレラクラスの子供たちも元気に踊りました。
荒木先生の発表会でいつも感心させられるのは、小さな子供クラスがしっかりしていることです。
立ち位置がわからなくなったり、あからさまに振りを間違えたりする子はまったくいません。
街の成熟とともに小さな子供クラスの人数は減りましたが、みんな楽しそうに踊っていて微笑ましいです。

第 1 部最後の 「 グランド・タランテラ 」 では、お姉さんチームであるオーロラクラスやスワニルダクラスの面々も登場しました。
ここで F & F 嫁の関心のひとつは、2005 年に初めて観てふたりともそのハートを射抜かれた美人姉妹、M ちゃん、S ちゃんです。
とくに F は妹の S ちゃんの大ファンで、当時から彼女の振りをよく真似していたものです ( ドン引きされませぬようw )

いや〜オジさん感涙です。
一番下のシンデレラクラスでピヨピヨと踊っていた S ちゃんがポワントで立っています。
それも優美なアチチュードで。
初めて観てからもう 8 年経つのですからあたり前ですが、その成長ぶりに身内でもなんでもないのに嬉しくなりました。
お姉さんの M ちゃんともども踊りもさることながら、微笑みを湛えた表情が素晴らしいですね。

荒木先生のお嬢さんが中心となり引っ張っていましたが、手足が長く抜群のプロポーションです。
以前は生徒さんのひとりでしたが、いまでは助教として教える側になっておられます。
これからも頑張って教室を盛り上げて欲しいと思います。






第 2 部 「 バレエ・コンサート 」 では様々な小品やヴァリエーションが踊られました。
冒頭の 「 眠れる森の美女 より妖精の踊り 」 では、前述の妹 S ちゃんがなななんとリラの精を踊りました。
リラの精といったら妖精を束ねる頭wですよ。
S ちゃんの醸し出す暖かな雰囲気がリラの精にピッタリで本当に感無量です。
妖精たちは上から 2 番目のスワニルダクラス総出演で踊られましたが皆上手いですね。
そして最後にリラの精の S ちゃんは驚愕のイタリアンフェッテをぶちかましたのでした!!
足を振り上げた瞬間、まままさかイタフェ?と双眼鏡を取り落とすほどビックリしました。
途中休憩の入ったセミ・イタフェだったのはご愛嬌です。
すぐに脚が離れるようになるでしょう。
最後はリラの精をセンターに置いたポージングで終了です。
いや見事でした。

ママさんチームのエスメラルダクラスが踊った 「 コッペリア第 3 幕 より祈り 」 もよかったです。
ずっと以前から続けていらっしゃる方もいて、実際の心拍数はともかくとても落ち着いて見えました。
激しい動きこそないものの、洗練された大人の踊り、コンビネーションでした。

ここからヴァリエーションが 3 本続きます。

リーズのヴァリエーションを踊った彼女は小柄ながら非常にエネルギッシュ。
アピールする術を身につけていると感じました。
彼女にとても合った役柄、演目でしたね。

フロリナのヴァリエーションを踊ったお姉さんの M ちゃんも素晴らしい踊りでした。
役柄にあっているといえば優美な彼女にもフロリナがピッタリでした。
フロリナ役には一家言も思い入れもたっぷりな F ですが、M ちゃんのヴァリは期待を裏切らなかったですね。
2005 年にいみじくも F が予言したように、たいへんな美人に成長した M ちゃんは双眼鏡の視野が眩しいほどです。
そしてその美を倍加させる微笑みがまた魅力的であります。

ヴァリ三連発の中でもっとも F & F 嫁が楽しみにしていたのは、お世話になっている ranran さんの末娘 R ちゃんでした。
彼女は 「 ジゼル 第 1 幕のヴァリエーション 」 を堂々と踊りました。
まず村娘の衣装がとても似合っていてかわいかったです。
そして特筆すべきはそのスカート裁き。
踊りとともに柔らかく優雅に動くロマンティックチュチュは、衣装の質と踊り手の力量を物語っておりました。
F 嫁は R ちゃんの上半身使いを絶賛しておりました。
踊りに魅せられたジゼルのことですから、最後に舞台を一周する間にもっともっと自己をさらけ出してアピールしてもいいなと思いました。
いずれにしてもジゼルのヴァリエーションは素晴らしい出来栄えでした。
心の中でブラヴォーを叫んだ F & F 嫁でした。

教室の OG である N 先生が男性ゲストダンサーの高島康平さんと踊った 「 ダイアナとアクティオン 」 GPDD は迫力ありました。
N 先生も最初に拝見した際は生徒さんのひとりでした。
華奢な体躯ながらシャープな踊りを見せていただきました。
元 K の高島さんは流石の身体能力でした。
半裸のアクティオンを見事な回転と跳躍で演じきりました。
やはり圧倒的なピルエットには観客が湧きますね。
おふたりの素晴らしいコンビネーションで第 2 部が終了しました。










OLYMPUS XZ-1



幕間の休憩に裏方として走り回る ranran さんと、客席で見守っていた御主人様にもご挨拶をすることが出来ました。
どの発表会もそうですが、お母様方のご尽力は半端ないですよね。
生徒さんの頑張りはもちろん必要ですが、加えて親御さんのお力なくして発表会は成り立ちません。
荒木良子バレエアカデミー御父兄の皆さま、お疲れさまでございます。








第 3 部「 パキータ 第 2 幕 グラン・パ 」 が最後のパートになります。
このグラン・パは特別振付をされた篠原聖一先生の構成の妙が光ります。
篠原先生は 1982 年の荒木良子バレエアカデミー第 1 回発表会で良子先生とともにドン・キ GPDD を踊ったといいます。
2005 年の第 12 回発表会でも変わらずバジルを踊られましたがさすがに少々しんどそうでしたw
振付家、指導者としては流石で、今回のパキータもひとりひとりに光が当たり次々と繰り出される踊りの差配は見事でした。

パ・ド・トロワは先生と生徒さん、そして男性ゲストの賀川暢さんが踊りました。
NBA の賀川さんは豊富な海外経験に培われた素晴らしいダンサーですね。
特に着地音の小ささには驚かされました。

ポロネーズとしていちばん小さな子供たちからママさんクラスまで一気に出演したのも面白かったですね。
それぞれが活かされた振付で、あっちを見、こっちを見しているうちあっという間の時間でした。

常に活躍するコール・ドは 8 人でしたが、贔屓目なしに R ちゃんが牽引していると感じました。
彼女の美点はパンフレットの小さな写真を見ても分かるしっかりと通った軸ですね。
それに支えられているからポージングがいちいち美しい。
これはいろんな場面で鍛えられたこともあるでしょうけれど、持って生まれたセンスだと思いますね。

第 1、第 2 ヴァリを観ているうちに段々発表会ということを忘れてきました。
それが顕著に感じられたのはやはりパキータとリュシアンのおふたりが登場してからでしょう。
パキータを踊られた A 先生は安定感抜群で見事でした。
最後の男性ゲスト、リュシアン役の齊藤拓さんもノーブルで素晴らしかったですね。
ここだけ双眼鏡のアップで観ていると普通のバレエ公演のようです。
A 先生の正確なグランフェッテでは観客から盛大な拍手が湧き起こりました。
齊藤拓さんは 2011 年に観た谷桃子バレエ団 「 ラ・バヤデール 」 のソロルで拝見したことがあります。
変わらず端正な踊りでサポートも正確。
A 先生を担ぎ上げるリフトでも微塵の不安もなくまるで正規のペアのようでした。
縦横無尽に活躍するコール・ドも舞台をきらびやかに飾ります。
けっこう複雑な構成をヒヤリハットもなく、生徒さんたちが見事に踊っております。
さらに主役のおふたりが盛り上げるだけ盛り上げてパキータは素晴らしいエンディングを迎えました。



その後レヴェランスを兼ねたアポテオーズがあり、出演者が次々と登場してきます。
最後にパキータとリュシアンがセンターに収まり大団円です。
篠原先生は下手で控えめにご挨拶されました。
最後の最後、荒木先生が登場しレヴェランスされると緞帳が降り無事に発表会は終了となりました。















OLYMPUS XZ-1 ( 画像加工 )


終演後は発表会のお約束、ホワイエでの撮影大会です。
出演者、観客というか身内やお友達が入り乱れ、あちらこちらでフラッシュが焚かれます。







OLYMPUS XZ-1 ( 画像加工 )


F も R ちゃんと記念撮影。( 撮影 F 嫁 )
2005 年の発表会後に撮った写真を見ると F は膝をついて R ちゃんと目線の高さを合わせています。
モザイクが残念ですが、いまではこんなに美しく成長しました。
R ちゃんは自己評価が厳しくて全然ダメと言ってましたが、どうしてどうして群舞も含めて素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
そしてやはりバレリーナには花束がよく似合います。



その後、関係各所にご挨拶して回る荒木先生に御礼を。
先生に素直な感想を述べさせていただきました。
ブログ記載のご許可もいただきましたが、こんなミーハーなレポートで申し訳ございません。
またこの次の会にもぜひお邪魔したいと考えておりますです。



今回残念なことはただ一つ。
2006 年のボリショイ来日公演 ロビーにて。
あまりに美しいお姿に思わず声をかけてしまいドン引きされたという痛い想い出がある D 先生のお姿を拝見できなかったことです。
バックステージにいらっしゃることは客席の元生徒さん達の会話でわかっていました。
まぁ何しに行っているいるんだかw
出禁にならないうちに止めときたいと思います。



荒木良子バレエアカデミー は規模こそ大きくありませんが、暖かく素晴らしい教室です。
情操教育としてのバレエはもちろん、芸術としてのバレエへの入り口としても受け入れることの出来る懐の深さを感じます。
開設当初生徒さんで入会した方々は各方面で活躍中で、講師としても頑張っておられます。
教室に愛着があって熱心な先生方に支えられ、海外に雄飛する OG も現れました。
とっても頼もしく楽しみなことであります。
今後も厳しく暖かいレッスンでバレエの大好きな生徒さん達を導いていってください。

















季節料理 鮮

$
0
0

F log






少し前になりますが、F 嫁と久しぶりに 「 鮮 」 に行きました。
最近では糖質制限も緩いもので、どんぶり飯のおかわりこそしないものの適度に日本酒も嗜んでおります。
それでも糖質オフ開始時から - 8 〜 9 kg を維持していますのでまぁ良しとします。
唯一、F 嫁が以前に好んでいた梅酒だけは止めてます。
あれは糖分の塊ですからねぇ。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


仕事の関係で F が先着。
いつものカウンターに陣取り F 嫁が帰ってくるのを待ちます。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


とはいえお茶で待っているわけもなく、ひとりで先に始めちゃいます。

この日は平日でお通しが二種類供されます。
最初は ぬた でした。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


もうひとつは意表をついた コンビーフのパテ でした。
パテ系は大好物なんですがこいつも旨い。
そして以外ないことに日本酒にもとても合います。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


この日いただいた日本酒は順不同ですが以下のとおりです。

陸奥八仙漁火 特別純米酒   青森県
ゆきの美人 生原酒   秋田県
あたごのまつ 純米   宮城県
勝山戦勝正宗 特別純米   宮城県

どれも半合なのでカワイイものです。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


まずボイルした ホタルイカ がお酒に合うのなんのって。
沖漬けもいいですが、プクッと膨らんだところをカプッといくのがたまりません。

いくらも進まないうちに F 嫁登場。
腕まくりして飲む気満々ですw
F 嫁は焼酎からスタートのようです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


お次は ピクルス風マリネサラダ です。
彩りが鮮やかですねぇ。
少し手を付けちゃってからの撮影ですみません。
菜の花とウドが美味しいです。











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


もう一品野菜は 鳴門わかめと新タマスライス です。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


思い切ってかき混ぜた方が美味しいです。
肉厚わかめの歯応えが旨いなぁ。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


お造りです。
ランナップは アジ、平政、マグロ、つぶ貝、活タコ でした。
切れのある平政、ねっとりした赤身、どれも日本酒に合いまくりですね。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


中でも活タコが抜群に旨かったですね。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


この歯応えと旨味。
お酒を思わずおかわりしてしまいます。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


焼き魚は 縞ほっけ です。
ウチでもほっけは焼きますが、なかなかこのようにパリリッといかないですね。
皮はもとより骨まで美味しく食べらます。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


魚の店で意表をついた一品は F 嫁のオーダー。
豚白ホルモンの葱和え です。
ホルモン屋さんのより上品ですが、しっかり煮汁を吸ったホルモンが美味しかったです。











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


しかし次はやはり海に戻って かき酢 をお願いしました。












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


おおぶりでプリップリの牡蠣がたまりません。













RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


いいペースで飲んできましたのでそろそろ締めの頃合いです。
以前でしたらここら 炒め蕎麦バラちらし などをガッツリ食べていたのですが…

いやけっこうお腹いっぱいなんですよ。
明らかに小食 ( あくまで以前と比較してですが ) になってます。

最後は いかゲソの唐揚げ で終いとしました。






あいかわらずお店は混んでいました。
そしてあいかわらず美味しかったです。
ごちそうさまでした。
















F 嫁の武器

$
0
0

F log






F の家庭内における武器 ( トイガンですが ) 所持については核査察並の厳しさでライフル、ハンドガン合わせて三丁までとされております。
一般的には知られておりませんが、査察担当官である F 嫁もじつは武器を所有しております。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そのうちの一本がこちらです。
ええ、銃ではなく “剣” です。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


村正などの日本刀ではなく西洋のサーベルに近いですが、柄の彫刻からおわかりのように中近東の武具です。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


中近東といえばベリーダンス。
F 嫁が嗜んでおりますベリーダンスの小道具として踊りに使用する剣です。
もちろんレプリカで “刃” はついておりません。









OLYMPUS E-300 / ZD ED 50-200mm F2.8-3.5


剣の使用例です。
他にも腹に乗せたり、膝に乗せたり、頭に乗せて回転したり…用途は様々です。

小道具の剣とはいえダンサーにとって舞台上はまさに戦場。
武器に凝るのは必然といえましょう。



この写真は 2005 年に地元の夏祭りに出演させていただいた時のものです。
今回の剣とは違いますね。

え〜と剣は家庭内に何本存在するのでしょうかw












RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


まぁ夫婦揃ってどっちもどっちということで…w







F 嫁は明日 30 日 ( 火 ) の夜、西日暮里 「 アルハムブラ 」 で踊らせていただくことになってます。
どうやらこの剣を使用するらしいのですが、F 嫁のプライマリーウェポンは 本人曰くヴェール だそうです。
プライマリーではない剣ですが、怪我のないよう無事に踊ってほしいものです。














スペイン料理 アルハムブラ

$
0
0
 
F log




この春何度目かの強風が吹き荒れた 4 月 30 日火曜日。
西日暮里にある スペイン料理 「 アルハムブラ 」 において、小規模なベリーダンスのショーがありました。
スペイン料理店ですから元来フラメンコのステージではありますが、以前から他国の舞踏にも門戸を開いています。

F 嫁はご縁あって何回かこちらのステージに立たせていただきました。
30 日もおふたりのダンサーさんと計 3 人での舞台に臨みました。






LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.


客席をひとつでも埋めるため、予定がなければ F も観に行きます。
ただ問題は JR 西日暮里駅ガード下の魅惑的なお店の数々ですw
串かつでビール、ウナギで日本酒、もつ焼きでホッピー、たまりませんなぁ〜







LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.


まぁそこで振り返ればすぐアルハムブラですから寄り道もできません。
チューハイで 「 道場 」 破りなどもっての外ですねw









LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.


冗談はさておき、18 時の開店と同時に店内へ。
入り口ではラ・マンチャの男がお出迎えです。
“ Crystal ” というのは本日のショーを企画したダンサーさんで、エジプトにお住まいがある本格派です。
F 嫁をお誘いいただき、ありがとうございます。










LEICA M-E / Voigtländer Ultron 21mm F1.8 Aspherical


店内にはすでにお客様がちらほら。
奥のスペイン国旗が飾られている辺りがステージです。
席はいつもの後ろ側。
距離は離れますが、テーブル位置が高くなっていて見やすいですね。
歌舞伎座でいう大向うです。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


郷に入ってはで生ビールではなく 白のグラスワイン で喉を潤します。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


つまみ一号は イベリコ豚のチョリソー です。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


二号は オリーブ です。
どちらも適度な塩気でワインが進みます。






この夜 F のテーブルにはおふたりゲストが見えることになっておりました。
19 時からのショースタート 10 分ほど前にいらしたのは、人気ブログ スバラ式生活 のまゆみさんとご主人様です。

先日 二冊目のレシピ本を上梓された まゆみさんは拙ブログでもいつもお世話になってます。
F の尊敬するプロフェッショナルであるご主人様とは初対面でしたが、思わぬ共通点もありフランクに接していただき感謝いたします。
ワインが進んだからとはいえ、素人がプロに向かって小生意気な事を申しまして汗顔の至りです。
わざわざ F 嫁が出演するショーを見にお越しいただき感謝します。



さて、まゆみさんご夫妻といえばブログを拝見すれば一目瞭然の食いしん坊 ( 失礼 )。
スペイン郷土料理をしこたま…と思いきや、残念ながらここ以前にかなり召し上がってきたご様子。
つまみ数種とワインをお願いすることにしました。











LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH. ( photo by まゆみ )


フルサイズ使いとしてまゆみさんは F の M-E に興味津々です。
この縦構図のショットはまゆみさんによるもの。
慣れない RF と MF にご苦労されていたようですが撮られた絵は流石です。

さらにまゆみさんとお店のスタッフでセレクトされたこの マルケス・デ・リスカル がまたかな〜り美味しかったんです。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


スペインのワインといえば、つまみは ハモン・イベリコ でしょうね。
とろける脂がたまりません。
あまりに旨いのでこの皿、おかわりしましたw










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


これもスペインの郷土料理であろう、牛ミノの煮込み です。
これまた赤ワインに合いまくりですね。
そしてパンはいかがですか?と聞くんですよスタッフが。
そりゃ頼むでしょ。そしてソースを塗るでしょ。当然美味でしょ。



もう一品、ご夫妻のリクエストで 海老のアヒージョ を頼んだのですが撮りそこねました。
瞬殺ということは旨かったということですw











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


3 人でワインが 1 本で済むわけもなく、当然のようにもう 1 本となりました。
1 本めでどっしりしたフルを選んだので追加となるとなかなか難しい選択です。
これはお勧めリストに入っていたスペインワインから選んだ バルバスール です。
F の注ぎ方が悪くエチケットを濡らしてしまいました。
このワインはベリー系の複雑で濃厚な果実味が印象的でそれに加えてスパイシーでした。
こっちもかなり美味しかったですね。











RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


お腹がいっぱいのご夫妻に対し、F が半ば強引にオーダーした 魚介のパエリア です。
貝類もですがこの海老が美味しかったですね。
殻もバリバリいただきました。
最初頭は残したのですが、ワインが余っていたためつまみに全部食べちゃいました。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そして F が何より愛してやまないのがこのおこげです。
特に時間が経って冷たく硬くなったおこげは、最高のつまみだと個人的に思ってます。
バルバスールを飲みながらフォークでおこげを削ってチビチビつまみます。











ところでベリーダンスのショーですが…

3 人のダンサーが踊るショーは 1 部と 2 部に分かれていました。
F 嫁は 1 部ではトップバッターとしてオリエンタル&ドラムソロ。
2 部では 2 番目に 剣の踊り を披露しました。

チャレンジングメニューだった剣の踊りで少しヒヤッとする場面はありましたが、大きな破綻もなく無事に務めました。
ご夫妻には望外にもお褒めの言葉をいただきました。
今回ミュージシャンはギターの方だけでしたが、生のダルブッカやウードが演奏される機会があればまたお誘いしたいと思います。







RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO ( 画像加工 )


終演後、ギター奏者の男性を囲んで。
F 嫁は右端でございます。







飲んで食べてショーを観たあっという間の 2 時間でした。
まゆみさん、ご主人様、本当にありがとうございました。












Spring has come

$
0
0
 
F log






武器や武具が飛び交う物騒な当ブログにおける一服の清涼剤、モモちゃん の登場です。

モモちゃんとは北米大陸カナダのカルガリーに住む F 妹 夫妻の愛犬です。
時折そのかわいらしい姿の写真を送ってくれます。

昨年末に 秋〜冬編 をお送りしました。







Panasonic DMC-ZS15











Panasonic DMC-ZS15










Panasonic DMC-ZS15












Panasonic DMC-ZS15






冬季オリンピック開催地であり厳冬で知られるカルガリーにもやっと春がやって来たようです。
雪が消えた野原に咲いた野生のクロッカスを嗅ぐモモちゃんかわいいですね。

でもトップ写真を見ると少し凛々しくなってきたような気がします。
キレイにトリミングしてもらったからかな?
いずれにしてもモモちゃんの成長とともに、夏編も楽しみにしてます。










Viewing all 386 articles
Browse latest View live