F log
あいかわらず物騒なエントリーばかりですみません。
さて 前ログ においてカスタムスライド、内外バレル他を組込んでいただいたウチの XDM 。
フレームも変更したいということで、フリーダムアートのアサルトフレーム OD を入手したところまで書きました。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
しかしながら内蔵移植の経験はゼロ。
おまけにアサルトフレームのパッケージに“上級者向け”と書かれているのを購入後に発見しビビッてました。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
そんな折、YouTube で救いの動画を発見したのでした。
この写真に写っている、東京マルイ【 XDM-40 】フレーム 完全分解 と題された 8 分弱の動画はまさに天佑でした。
up 主様は他にも数々のトイガンを徹底的にバラしており、情報を求める者の大いなる助けとなりました。
たいへん感謝しています。
あ、写真に写っているのは居間で長年使用していたプラズマディスプレイが昇天後、後任として着任したソニーのブラビアです。
最近のテレビはネット関連がいろいろあって楽しめますね。
F 嫁などは大画面で YouTube 見まくりであります。
当然画面が大きいので対象も大きく写り、細かな作業を見るのに適しています。
心配なのは F 嫁お気に入りのテーブルマットの上でうっかり始めちゃったことです。
油染みなどつかないとよいのですが。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
作業はグリップ後端のバックストラップを外すことから始めます。
その後で数カ所のネジを外し、この写真のようにグリップセイフティを含んだハンマー周りをゴソッと引出します。
動画ではハンマー部分も徹底的にバラしていきますが、今回は移植が目的なのでそのままにしておきます。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
お次はロッキングブロックです。
テイクダウンレバー ( 写真上 ) を引きぬいた後、トリガー上の大きなピンを 2 つ抜きます。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
フレームと固定しているネジを 1 箇所外すと、トリガーユニットごとロッキングブロックが外れます。
う〜ん気持ちいい。
動画の up 主様は当然ロッキングブロックもバッラバラにしますが、前述のとおり移植目的なのでこのままにします。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
その後マガジンキャッチ ( 真ん中下シルバーの部品とその左 ) を外します。
アンビのマガジンキャッチがこういう仕組みになっていたんだ〜と、ちょっと感動します。
これはバラしてみないとわからないことですね。
それで今回移植するパーツはこの写真の通りです。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
先程とは逆にアサルトフレームに上のパーツを組込んでいきます。
マガジンキャッチを装着する時に奥なのでちょっと苦労しましたが、なかなかスムーズにいってます。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
しかしながら問題なのはやはりグリップセイフティでした。
フリーダムアートのアサルトフレームはグリップセイフティを廃止するのが前提です。
そのまま押し込んでみてもセイフティ用の切り欠けが無いので当然上手く収まりません。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
動画を巻き戻して up 主様がハンマーユニットをバラす場面に戻りました。
慎重に慎重に細かなネジを外してゆくと、グリップセイフティが無事に外れました。
再び外したネジを戻していきます。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
おかげさまで無事にフレーム内部のパーツの移植が終了しました。
外したパーツはグリップセイフティ関連、そしてレイル後端の安全装置の 2 つです。
こうして見るとスライドストップのために左右非対称になっているサムレスト、延長されたフレーム後端がよくわかりますね。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
シリコンオイルを適宜吹き付け、スライドを装着して無事に移植終了です。
いや雰囲気がだいぶ変わりましたね。
スライドとフレームの色が変わったことで、より素材の違いが明瞭になった気がします。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
TLR-1s を取り付けてみます。
うふふ、カッコイイですね、自画自賛ですが。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
グリップ中ほどが盛り上がっているのがおわかりでしょうか。
後ろから見ると女性のヒップラインのように優雅なカープを描いています。
握ったとき手の平に吸い付くように感じ、もう元には戻れないですね。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
グリップ前方の角は落とされ、細かなステッピングが各所に施されています。
よく見るとサムレスト上にもありますね。
結果的に色が異なってしまったバックストラップですが、こうして見るとよいアクセントになっている気がします。
セイフティが廃されたことでグリップ背中はスッキリとしていますね。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
サムレストに右手親指を乗せてみます。
確かに楽チンです。
トレードオフでスライドストップは届きにくくなってますが、これは仕方ないことでしょう。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
こうして並べてみるとマルイオリジナルのフレームは平坦に感じます。
そしてやはり当初感じたようにツルツルですね。
アサルトフレームは変な表現ですが全体的にドライで滑りません。
グリップ部の XDM 刻印はありませんが、この握りやすさの前には瑣末なことと感じます。
フレーム後端、サムレストといかにもハイグリップがしやすそうですね。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
ブレードテックの XD / TLR-1 用ホルスターにも入れてテストします。
結果はシャコンと収まりテンションもまったく問題ありませんでた。
この写真を見るとサムレストをこれ以上延長できない理由が具体的にわかりますね。
ホルスター表面が傷だらけなのは、先日の実戦デビュー での名誉の負傷です。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
最初のセカンダリー WA のガバと並べてみます。
同じ 45 口径、シングルアクションオート、OD フレームwであっても、設計が 80 年以上違うとこうも異なるものですね。
片や歴戦の鉄の塊、片や最新のポリマーオート。
どちらも魅力的だなぁ。
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO ( 撮影 F 嫁 )
RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO ( 撮影 F 嫁 )
延長フレームとサムレストのおかけでけっこうハイグリップで握れています。
この状態で左手人差し指はトリガーガード下のステッピングによりピタッと固定されており、さすがに考えられているなぁと思います。
結局、外観でオリジナル部分は各レバー類とトリガー、そしてマガジン尾部だけという改変ぶりとなってしまいました。
ま、そのマガジン底部に関しても 「 40SW 」 と刻印されているのはご愛嬌ですが。
思い切って内外装ともにカスタムしただけあって、たいへん気に入っています。
先日は気温もあってガスブローバックのハンドガンはイマイチでしたが、季節が良くなってきたらハンドガン戦等もやってみたいです。
以上で XDM カスタム編は終了…だといいけどw