F log
ウチで馴染みのあるエスニック料理といえばタイ料理ですが、ベトナム料理も美味しいですね。
拙プログではかなり前になりますが、友人夫妻とともに訪ねた池袋のベトナム料理店について書きました。
ベトナム料理 池袋アオヤイ
以来、なかなか食べる機会が無くてご無沙汰してました。
先日、諸用で訪れた千葉そごう上階にベトナム料理のお店があり、ランチで利用したら美味しかったので夜に再訪してみました。
RICOH GR
ベトナム料理 ニャーベトナム
上は恵比寿本店の URL です。
本店は 3 階にも渡る大規模なお店のようです。
千葉そごう店は 9 階の飲食店が並んでいるフロアの一角にあります。
お店の看板の横には、ベトナムの民族衣装であるアオザイが飾られています。
RICOH GR
デパ上食堂街らしく、食品サンプルがあります。
代表的な麺料理フォーやランチのセットメニューが展示されています。
まぁ初めてエスニック料理店に入るのは、なかなか勇気が入りますのでこれはありがたいですね。
RICOH GR
さっそく数品オーダーしてまずは乾杯です。
F はベトナムビールから サイゴンスペシャル を頼みました。
何かフルーツの様なフレーバーを感じる、暑い国のビールらしいサッパリとした飲みやすさです。
※ディナーだからか店内がかなり暗く、ISO 上がりまくりでほとんど 3200 です。
RICOH GR
F 嫁のオーダーは ミステリアスチュー です。
後に出てくるベトナムのデザートであるチューをイメージした一杯で、マンゴーの上に赤ワインが載せられています。
RICOH GR
さて最初に到着した皿ならぬボウルは ハーブ入り野菜ボウル です。
サニーレタスなど見慣れたものも後ろにありますが、一見野山の雑草にも見えるベトナム野菜。
これが好き嫌いが激しいと言われる パクチーが離乳食かと思えるほど ハードでした。
RICOH GR
ベトナムのハーブ、左がラウオム、右がラウラム です。
どちらもどくだみ系のハーブらしく辛味や苦味、香りが強烈です。
いやこれは日本の日常の食卓には存在し得ない感覚ですね。
RICOH GR
さて皿の一品目は夏限定の 豚焼肉と卵の生春巻 です。
一見野菜の量が多く味つけが頼りなさ気に見えますが、豚肉にしっかりとした味でとてもバランスが良いです。
うん、これはビールと合います。
後ろにはこの後何度も登場するベトナムの万能タレ、ヌクチャムが見えますが漬けなくとも美味しいです。
RICOH GR
さてお次は魚介から キャットフィッシュの米粉揚げ です。
キャットフィッシュといえばなまず、カラッと揚がってチリソースがかけられています。
RICOH GR
おっとここでビールが無くなってしまいました。
続いては北ベトナムの都市ハノイのビール、ビア・ハノイ です。
サイゴンスペシャルに比べてちょっと苦く癖がある感じがします。
ところが料理と合わせるとこれがまたオツなんですわ。
RICOH GR
サニーレタスの上にラウオム、キャットフィッシュの米粉揚げを載せ巻いて食べます。
RICOH GR
次はラウラムとともに。
単独で食べるとものすごい味だったベトナムハーブが、甘酸っぱ辛いベトナム料理とミックスされるとイイんです。
そして日本のビールと較べてあっさりサッパリしているベトナムビールで流し込むとこれまた最高です。
しかし野菜の摂取量が半端ないな〜
RICOH GR
この日楽しみにしていたのはランチの時間には食べられなかった、ホーチミン名物の バイン・セオ です。
ベトナム風お好み焼きとも称されるバイン・セオは、米粉とココナッツミルクで焼いた皮に挽き肉やもやしなどの具を挟んだ料理です。
タレは定番のヌクチャムですから、お好み焼きとは少々ニュアンスが異なりますかね。
と思ったらうわ〜またラウラム&ラウオムのハーブが大量に付いてきたよ〜
RICOH GR
具はこんな感じで挽き肉、もやしの他に海老も見えますね。
皮はココナッツミルクを感じるほんのり甘いもの。
RICOH GR
世に取り分けにくい料理はたくさんありますが、バイン・セオもその一つだと思います。
例によって野菜に巻いて食べるのですがまぁ難しいこと。
これはヌクチャムをたっぷりかけたほうが旨いです。
そしてヤケのようにラウラム&ラウオムを加えています。
もう気分はホーチミンルートだ。
RICOH GR
最後の料理とともに三度ベトナムビールを。
今度はベトナムナンバーワンの人気という、333(バーバーバー) にしました。
これでニャーベトナムにあるベトナムビールはすべて飲んだことになります。
暑いベトナムでのビールらしく、コクはありますがゴクゴク流し込めます。
うん、三種の中ではこの 333 が一番気に入りました。
RICOH GR
最後は 鶏肉のライムリーフ焼き をお願いしました。
鶏のもも肉をライムリーフとともに焼いたもので、たいへん風味がよくサッパリと食べられます。
鶏肉もとっても柔らかくて美味しいです。マリネみたいのしてあるのかなぁ。
RICOH GR
はいこれもお約束のように葉っぱで巻いて食べます。
もう慣れてきてラウラム&ラウオムが無いと物足りなくなってまいりましたw
RICOH GR
散々食べて飲んでそれでも締めを食べずにいられないのが F & F 嫁です。
ランチでフォーを食べたので別のものと思い、ベトナムのつけ麺 ブン・チャー にしました。
RICOH GR
これは北部ハノイの料理だそうです。
先程のバイン・セオは南部独特の料理だといいますし、ベトナムには意外と地域差があるんですね。
具材ごとよくかき混ぜてヌクチャムをたっぷりかけていただきますが、この豚肉が抜群に旨いんです。
再々訪時にもぜったいに頼みたいと思いました。
RICOH GR
もちろんヌクチャムが味を支配するのですが、タレが染み込んだ肉の味とバランスがとれていて美味しいんです。
冷たい麺なので夏の暑い時期にはピッタリですね。
そしてベトナムビールの 333 に合いまくりです。
RICOH GR
F がブン・チャーでお腹いっぱいでしたが、F 嫁のお腹にはデザート収納庫が存在しているようです。
これはベトナムでポピュラーなデザート、冷たいチュー 南瓜とさつまいも です。
ココナッツミルクをベースとし、中にはかぼちゃとさつまいもという女性をとりこにする具材も隠れています。
お茶を飲みながら F 嫁は満足そうに締めました。
RICOH GR
最後は蓮茶でホッとしました。
蓮茶 美味しいな〜
案内されたのは半個室で落ち着いた雰囲気でした。
ベトナムハーブにもすっかり慣れました。
まだ食べていないメニューも多くあるので、また改めて食べに行きたいと思います。