F log
F & F 嫁のフェバリット・ファミレスは断然ロイヤルホストであります。
業界に先駆けて全席禁煙 (専用喫煙スペースあり) を遂行した英断には心から拍手を送ったものです。
その他お客さんの平均年齢が高く、シックなインテリアで中年オジ・オバには落ち着くのです。
そのロイヤルホストが 毎夏恒例のカレーフェア と並んで打ち出す企画に ○○料理フェア があります。
2014 年秋は スペイン・バスク料理フェア です。
ネットでラインナップを見て、これは行かねばと思ってしまいました。
バスク料理といえば 南青山のローブリュー ですが、憧れだけでまだ行ったことがないんです。
もちろん専業のレストランとファミレスでは比べるべくもありませんが、とりあえず近場へ行ってきますよ。
いつかはローブリューにも行ってみたいです。
RICOH GR
近所のロイヤルホストです。
かれこれ 10 年以上も通ってます。
いつもはクルマですが、バスクの地ワインも目当てのひとつだったので一生懸命歩いてきました。
適度にお腹も空いて準備運動はバッチリです。
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バスク地方の海を望む葡萄畑で作られるという地ワイン、チャコリ (Txakoli) です。
ふたりですからもちろんボトルでもらいます。
ご覧通りスパークリングな白ワインです。
用意されたカジュアルなグラスに注いでさっそく乾杯です。
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鱈とアンチョビのロメスコサラダ からスタートです。
赤ピーマンを使ったロメスコソースというのがかかっています。
コクと酸味がイイ感じでバランスしていて美味しいです。
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続いては ハブーゴ村のハモン・イベリコ・デ・ベジョータ です。
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スペインのアンダルシア州ハブーゴ村というところで作られたハモン・イベリコです。
まぁ見たとおりこれとワインの相性は抜群で、F 嫁もご満悦です。
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続いてはタパスから 烏賊のファルシ です。
イカに詰め物をしてグリルしたもので、プリプリのイカも旨いですがイカ墨ソースがまた抜群です。
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もうひとつタパス、ずわい蟹のピキージョ〜ビスカヤソース〜 です。
こちらは逆で赤ピーマンにずわい蟹の詰め物で、イカ同様ワインと合いますなぁ。
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それぞれの断面(笑)です。
特にイカ墨ソースは絶品で、バケットを別注して舐め尽くしました。
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メイン 1 は、メルルーサのグリル〜オリオ風〜 です。
メルルーサとは鱈の一種だそうです。
カリッと焼けた白身と、ガーリック、唐辛子、白ワインビネガーを加えたオリーブオイルのソースがこれまた‥
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メイン 2 は、ラム肉のバスク風煮込み です。
ラム肉大好き、もつ焼き屋の煮込み大好き、であれば両者の合体は最高と申せましょう。
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ゴロゴロ入った野菜も美味しいですが、やはりラムがいいです。
ラム肉はとても柔らかく美味しかったですが、煮込みのソース自体は美味しいものインパクトは少なかったです。
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メイン 3 は、アンガスビーフのグリル〜美食倶楽部風〜 でした。
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まぁスペイン牛、バスク牛でないのは仕方ありません。
とはいえ極粗い岩塩でのみシンプルに味付けされ、絶妙な火通しの牛が美味くない訳ありません。
ふたりで争うようにフォークを伸ばし、あっという間に完食です。
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まだワインが少しだけ残っていたので三度バケットを追加し、メルルーサのグリルのオリーブオイルにつけて食べました。
塩、油、ニンニク、と最強の組合せで、お酒が進むこと進むこと。
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というわけでめでたくボトル完飲でございます。
となれば F 嫁が虎視眈々と狙っていた最後の締めは…
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スペイン・バスク料理ファアの締めくくり、ガトーバスク です。
ウチにとってガトーバスクといえば、大好きなケーキ屋さんである クラックラン なんです。
最近はあまり行ってませんが、ここのガトーバスクは本当に旨いんです。
まぁまた専業と比べちゃなんですが、ロイホのガトーバスクも健闘してますよ。
トップ写真はガトーバスクに描かれているバスク地方伝統のマークですが、このマークを「ローブリュー」と呼ぶそうです。
やはり南青山へ行かなくては、ですな。
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最後はコーヒーで締めです。
平日休みの夕方というのんびりした時間帯でしたが、ゆっくりのんぴり食事を楽しむことが出来ました。
スペイン・バスク地方はフランスの隣りでありますが、バターもチーズもあまり使用されずこの点は計算通りでした。
唯一誤算だったのはファミレスの食事でありながら、会計がふたりで壱万円を越えてしまったことです。
えらく高くついた平日ランチでしたが、記念日のよい食事会となりました。