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Channel: F & F嫁の “FFree World”
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新旧ヲタク珍道中

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F 家史上初のヲタクともいえる F 父の直系である F もまたいろんな意味でヲタクでございます。
その熱い血脈は親子関係に留まらず、親戚縁者にも波及しております。

その代表格ともいえるのが、拙ブログにも度々登場する AP1 君です。
ブログ中で彼のいちばん昔の写真が掲載されいるのが 2006 年のこの記事です。

そ、それを言っちゃぁ…

文中では Y太郎 となっておりますが、まぎれもなく現在は社会人となっている AP1 君です。 
長く勉学を収め、難関の試験を突破して F も尊敬する立派な専門職として活躍しています。

また学生時代に登場したこの記事では、そのしなやかな指で当ブログの数少ない女性読者を虜にしました。

二門の巨砲

ミリタリーの素養もかなりなものですが、彼の主軸はこのリンクにもあるカメラ、そしてクルマです。





とある日曜日、AP1 君に誘われて彼のクルマでドライブに出かけました。


RICOH GR


F 自宅まで来てくれた彼の現在の愛車は HONDA 渾身の 2 シーター S2000 です。
この S2000 は最終生産タイプで、当然のごとく MT ですね。




RICOH GR


まず向かったのは、 F がアバルトのボディーコーティング施工でおせわになっている ハイ・パフォーマンス さんです。
屋根つき車庫に保管してあるとはいえ、生産からある程度経過しているので一度ボディーのメンテナンスをとのリクエストでした。

代表の斎藤さんに S2000 の現状を見てもらい、加工のアドバイスをいただきました。
内容、工期、価格で折り合ったようで、後日ボディーコーティング施工をしていただくことになりました。




当日 F 嫁は仕事で、その後の予定がポッカリと空いた新旧ヲタク 2 名。
ヲタクが暇な時にどこへ行くかと問われれば、当然のごとくアキバなのであります(笑)


AP1 君の運転、F は助手席に乗り込み、S2000 は京葉道路を秋葉原へと北上しました。

S2000 の助手席に乗り込むのはシートの低さもあって一苦労です。
でもショートストロークの MT は小気味良いほどにコクンコクンと決まり、横で見ていても楽しいですね。

シフトダウンも完璧で上手い人に操られた後輪駆動の MT は本当に面白いですね。
HONDA がこのクルマを止めてしまったのはつくづく惜しいと思います。




RICOH GR


到着したのはアキバ・ヨドの地下駐車場。
スポーツカーはスポーツカーを呼ぶのか、シャッターを切った瞬間に背後をオレンジのエリーゼ(エキシージ?)が駆け抜けて行きました。

年齢は倍以上違いますが、ヨドに行ったらサラッと通り抜けることが出来ないふたりです。
カメラ売り場、パソコン売り場、オーディオ売り場からはては電気シェーバー売り場まで舐め回すように歩きまわりました。

NIKON のフルサイズ使いである AP1 君はサブカメラを探していました。
F はパナの LX100 に興味津々でしたが、発売前ということで実機が無かったのは残念でした。





RICOH GR


正午も回ったのでお腹が空いてきました。
アキバの街中に出てさて何を食べようか‥と迷いました。

車中では 丸五 かねとか言っていたのですが、気分を変えて とんかつ 富貴 に行ってみることにしました。
写真は入店直前の AP1 君です。

狭い店内ですが、たまたまテーブルがひとつ空いてすぐに座れたのでラッキーでした。




RICOH GR


F は ロースカツ定食 を注文。




RICOH GR


AP1 君は ヒレカツ定食 を頼みました。




RICOH GR


まぁ カキフライあります と壁に書かれていては頼まないわけにも参りません。
ふたりで 4 個頼みましたが、単品で 1 個から追加出来ます。




RICOH GR


ロース&ソースはこんな感じです。
丸五より安く庶民的なとんかつでたいへん美味しかったです。

下に敷かれたナポリタンが絶妙だった事も申し添えておきます。




RICOH GR


はい、ごちそうさま!
満腹で店を出る時には外に 5~6 人の行列が出来ていました。




食後は腹ごなしとばかりにアキバの街を歩きまわりました。

ダイナミックオーディオにも行きましたよ。
以前にオーディオの為に 壁コンセント など購入したので懐かしかったです。


その後は新装なってから行っていないという AP1 君とともに ラジオ会館 へ行きました。



RICOH GR


ラジ館では F が上階のファントムへ、AP1 君は昔馴染みの店を周り楽しそうでした。
ただあまりにキレイになり過ぎて、ところ構わぬポスター貼りのような猥雑さがなくなってしまったのが少々寂しいようでした。

しかし赤ちゃんの頃から知っている AP1 君ですが、社会人となりすっかりイイ男になりました。
彼は性格もいいしモテるでしょうね。




RICOH GR


ふたたび S2000 に乗り込み上野まで足を伸ばして老舗の和菓子屋 うさぎや へ行きました。
AP1 君はここのどら焼きが大好物だそうで、家族にお土産を買いました。

少し食べさせてもらいましたが美味かったですねぇ。
F 嫁がダイエット中で甘味厳禁と厳命されていなければ F も買って帰りたかったです(笑)

うさぎやの近くに路駐する際、すぐ後ろにこれまたドイツが誇るオープン 2 シーターである BMW Z4 が駐車していました。
ともにロングノーズ・ショートキャビンという古典的なスポーツカー配置。

どちらもカッコイイなぁ。





さてその後は本当に何も決まっていませんでした。
クルマを走らせながらいろいろ話をしていた中で、そういえば千葉にマセラテイのディーラーが出来たという話題になりました。

三度の飯よりクルマが好きな AP1 君は当然その話に乗ってくるわけです。



RICOH GR


というわけで何の脈絡もなくやって来ましたよ マセラテイ幕張 へ。

S2000 をお客様駐車場に入れるとすでに営業マンが出迎えておりました。
マセラテイの営業らしく一部の隙もない着こなしで、カジュアルウェアの我々はすでに気後れしてます(笑)

細長いショールーム中には展示車が 4 台。
入り口からギブリ、ギブリ、クアトロポルテ、グラントゥーリズモ・スポーツ(トップ写真) です。

それはそのまま価格順でありまして、当然いちばん奥に鎮座する黒いグラントゥーリズモ・スポーツに目は釘付けになるわけです。




RICOH GR


AP1 君は営業マンに適当に相槌を打ちつつ、グラントゥーリズモ・スポーツ に乗り込みます。
F は横のボードに提示されていた価格を見てじっとりと嫌な汗をかきました。

V8 4691cc 460ps/7000rpm 53.0kgm/4750rpm 消費税込価格 18,000,000 円也




RICOH GR


同じイタ車としてウチのアバルトもたいがい派手な赤シートと言われますが、コイツの足元にも及びません。
バドルシフト操作のシミュレーションをしつつ、箱根を攻める自分をイメージしている AP1 君です。

インパネに存在するマセラテイ伝統のアナログ時計がカッコイイですなぁ。





RICOH GR


もうちょっと現実的なところでは大ヒットしている ギブリ です。
とはいえ魅力的なラインナップのオプションをつければすぐに大台です。

AP1 君はギブリにも着座してみましたがこちらも好印象だったようです。
でもちょっと大きいかなぁ。





RICOH GR


ギブリの V6 3000cc のエンジンですが、さすがにキレイな仕上げですね。
カバーにマセラテイのロゴマークであるネプチューンが持つ三叉の銛、トライデントの紋章が入ってます。




RICOH GR


いつの間にか超お洒落な商談スペースでアンケートを記入している AP1 君です。
まぁ自分でお金を稼ぐようになったのだから、まったく問題はありませんよ…ね?

右にはホイールとキャリパーの組合せが展示されてます。
注目は左側で、もっと左手前を撮ればよかったのですが、インテリアの組合せサンプルがたくさん展示されています。

まずシートの皮質だけで何種類もあるんですよ。
それぞれがカラーを持ち、シートとドア内張り、挙句は天井まですべて異なる素材、カラーを組み合わせることができます。

そのパータンは何千種類にも及ぶでしょう。
それを悩みに悩んで本国にオーダーすると 6~9 ヶ月で注文通りの一台が送られてくるそうです。



F もイタ車乗りの末席を汚している身ではありますが、さすがにマセラテイは別世界のクルマでした。
でも宝くじでも当たったとしたら、フェラーリよりマセラテイを選ぶと思います。







マセラティのディーラーを後にして最後に F の自宅にやって来ました。
お約束のサバゲー関係の装備を一通り見てもらい盛り上がりました。

AP1 君は M4 系がお好きなようで、F 愛用 AMD65改 のフロントヘビーにはマジで驚いていました。
まぁ自分でも変態だと思いますよ(笑)


デジタル一眼レフから足を洗い、GR がメインカメラである F にとって不要なものがゴツい三脚です。
AP1 君が引き継いて使ってくれることになり、贈答式を取り行いました。





使ってる三脚の写真って以外に無いもので、以前に撮ったシルエットで恐縮です。
乗っているのは当時愛用していた E-3 と個人的神レンズ ZD ED 150mmF2 です。

三脚はスリックの結構良い物だと思います。
マンフロットのビデオ雲台も付けました。

既にかなりの腕前である AP1 君が、この三脚でより素晴らしい写真を撮られることを期待してます。



という訳で日曜まる一日を使ったヲタクふたりの珍道中はこうして終了したのでした。
AP1 君、一日お疲れさまでした。











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