F log
RICOH GR
土曜日、旨い魚が食べたくなっていつもの 「季節料理 鮮」 に F 嫁と行きました。
この日 F 嫁は仕事が休みで眼鏡のリラックスモード、我々得意の開店直後に訪れました。
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とりあえずビールとなぜかクランベリーサワーで乾杯。
お通しは つぶ貝 です。
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F がビールとともに頼んだハッピーセット。(このネーミングは一考の余地ありw)
手羽塩、なめろう、大人のポテサラ です。
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店内は徐々に混雑し始めたので先んじて怒涛の注文です。
まずは彩り鮮やかな 夏野菜の揚げびたし からいってみます。
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見た目だけではなく少し甘目の出汁が美味しいですね。
出汁をたっぷり吸った茄子、同様の万願寺ともにたまらなく旨いです。
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こうなるともちろん日本酒に逝くしかありません。
F はまず秋田県の 阿櫻 中取り 特別純米 無濾過 をお願いしました。
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阿櫻の奥で怪しげな挙動をしているのはカウンターのいつもの場所に鎮座する F 嫁です。
クランベリーサワーを飲み干し、日本酒の特別メニューを片手にどれを飲もうか迷いに迷っているところです。
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F 嫁が選んだのは出身地である山形県の銘酒 十四代 中取り純米 無濾過 で奇しくも中取り・無濾過対決です。
値段にビビッて半合にしたのがトップ写真ですが、結局あまりの旨さに一合にしときゃ良かったと…
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これも夏の定番でありオリーブオイルと塩加減が絶妙な生の泉州水茄子を使用した 水茄子のサラダ です。
魚を喰いにきたはずなのに野菜が続きますが、これはとっても旨いので外せません。
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お任せのお造りは七品で、カツオ、マグロ、帆立、いわし、活ダコ、カンパチ、クジラ でした。
活ダコの歯応えはいいですし、クジラが入っているのは嬉しいです。
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F がこの日の白眉と全身全霊をもってイチオシするのはこの いわしと新玉ネギの酢醤油和え です。
見た目少々地味なんですが、いわし好き、新玉ネギ好き、お酢好きの F にとってこれはど真ん中のドストライク。
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この一皿だけで今日足を運んだかいがあったと感激の F は、ほとんど F 嫁に与えず日本酒片手に完食です。
御主人は「意外と人気無いんですよ」と仰っていたがもったいないことこの上なし。
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いわしを強奪された F 嫁は負けじと 煮穴子 を注文しました。
活穴子を捌いてふっくらと炊いてあり、炙られた表面がまた食欲を誘います。
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F 嫁的には穴子の甘タレが大好きなもので、ワサビ、キュウリとともに食す箸が止まりません。
F もちょこっと味見しましたが美しい盛り付け同様これまたたいへんな美味です。
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十四代が半合の F 嫁はペースも早く続いて京都の 徳次郎 夏 純米 を今度は一合で頼みました。
これまたちょっと舐めさせてもらいましたが、夏の酒らしくキリリと辛口で旨いですね。
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対する F は定番である北の銘酒 男山 生酛 純米 をお願いしました。
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ウチはふたりとも純米酒が大好きなので選択は自ずと純米ということになります。
この日の「鮮」の日本酒特別メニューは一枚目がほとんど純米酒だったので嬉しかったですね。
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注文的にはラストスパート、これまた初夏の華 ハモの天ぷら です。
ウチはふたり揃って非レモン派なので塩だけ振ってハフハフいいながらいただきま~す。
ハモの旬はまさにこれからと思ってましたが、産卵後の初冬にももうひとつの旬があるんですってね。
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F のラストはまさかの いわしと新玉ネギの酢醤油和え・おかわり です。
いやいやだって本当に旨いんですもん。
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新玉ネギの食感、いわしの脂、それをまとめる酢、醤油、出汁…パーフェクトです。
これだけ肴に延々と飲んでいたいなぁ。
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F 嫁は酔っ払っていてもデザートは忘れず「季節料理 鮮」定番の御主人特製 わらび餅 です。
この黒蜜が流れるシーンを何度撮影したことか(笑)
ここ最近は焼き鳥にホッピーか中華料理にハイボールが多く「鮮」は少しご無沙汰していました。
でもやはり美味しい魚はここだなぁと再認識した日でした。