F log
サバイバルゲーム (コスプレとも言う) で使用する各種装備はシンプルに徹すればいくらでも簡略化できますが、
それではつまらないのが重症たる所以です。
今回はハッチのニーパッドが届いたのでそれにまつわるお話です。
RICOH GR
現在までで最も使用頻度の高いのは平皿型のこいつです。
いわゆるニーパッドといって一番イメージしやすいのはこのタイプですね。
ノープランドですがハッチのそれを模しているものと思われます。
RICOH GR
装着するとこうなります。
歴戦というほどではありませんが、使用による傷がたっぷりはいってます。
RICOH GR
横から見た状態で、固定はベルクロで上下のとも伸縮するバンドで止めます。
お皿の面積が広いのでどんな角度で膝をついても安心感があります。
使用感は正面は良いのですがバンド部分はやはりズレたりねじれたりしますが、価格なりなので仕方ないところだと思います。
バンドをクロスして止めるとよいとの説もありますが、F の場合は長さが足りず血流が悪くなってしまいます(笑)
ゲームをされる方はよくお分かりのように、とっさのニーリングが安心して出来るとことは大事だと思います。
その意味では F の数少ないゲーム参戦を支えてきたニーパッドです。
同型の黒も持っていましたが、ザバゲーデビューの友人の息子に進呈しました。
本職さんの写真ですが、その前に ポリフォト等ではニーパッドをしていない方が一番多い ように思います。
右の方はハッチと思われるニーパッドをつけていますが、左の方は無しですね。
そして右の方はホルスターのバンドをクロスさせています。
それにしても雨の風情が渋すぎる写真です。
RICOH GR
ドイツ LE をやるにあたって黒いニーパッドが欲しかったのですが、ブランド信仰に負けてアークテリクスを入手しました。
アークテリクスの場合はニーパッドではなく、ニーキャップと称しています。
LEAF と呼ばれるこのシリーズは“Law Enforcement & Armed Forces”の略でありまさにふさわしい製品です。
RICOH GR
ひと目で分かる非常に特徴的な形をしています。
膝のお皿は上の丸い部分にすっぽり収まる事になります。
右足にはアークテリクスのシンボルである始祖鳥の化石、左足にはメイド・インの文字が見えます。
一見かの国のように見えますが、メイド・イン・カナダですよ(笑)
RICOH GR
装着感はひたすら良いです。
硬そうに見える素材ですが、クニャッと手で曲げられるくらい柔軟性があるんです。
上側のバンドは伸縮するゴム製、下側のバンドは伸縮しないタイプでズレ防止に効果があります。
耐久性はわかりませんが、装着感はとにかくナンバーワンです。
本職さんの装着写真は非常に数少ないです。
これはバイエルン SEK の写真でグロックにフォーカスが行ってますが、右側でヘルメットを持っている方がそうですね。
個人的に有名なのがこの重武装の方。
バイザーストック付きの MP7 ですが、アークテリクスを購入しようか迷った時に後押ししてくれた方(笑)です。
RICOH GR
再掲ですが F の最近の装備です。
そうしてアークテリクスのニーキャップを入手したのですが、個人的にどうもしっくり来ないんです。
もちろん機能的には何の文句もなく単に見た目の問題ですが。
なにかニーキャップが浮いているように見えるのです。
RICOH GR
で、性懲りもなくハッチの別バージョンをポチしましてそれが週末に届いたのです。
X型の分厚い樹脂が固めるコンパクトなニーパッドです。
裏面は膝に当たる部分に滑り止めが施され、全体はクールマックスという通気性を考慮した生地が使われています。
その意味でダマスカスのニーパッドもカッコイイのですが、あまりに接地面積が広く蒸れそうなので躊躇しました。
RICOH GR
装着した写真です。
ハッチのロゴを上に、バンドを止めるフックを外側にというのがマニュアルのようです。
RICOH GR
横から見ると特徴的なフォルムがよく分かります。
前の 2 つと異なり膝を曲げた状態を重視してるように思えます。
アークテリクスのような柔軟性は皆無ですが、その分ガッチリした安心感があります。
バンドは上下ともゴム製で、しっかりとしたフックが用意されており着脱もしやすいです。
ただその曲がった構造からか、真っ直ぐ立つとパッド下部分がスネに食い込んでちょっと痛いです。
バンドの調整やパッド自体の位置を工夫すれば大丈夫だと思いますが。
あと丈夫で硬い構造ゆえ、接地音は大きいでしょうね。
その点あきらかにアークテリクスの方が静かです。
その他 HWI 最新の十字型にも興味があります。
本職さんでは個人的にとても好きな写真で、これからアーマーを装着しようとしている SEK 隊員です。
細身のパンツがカッコイイですし、ダンプポーチやハンドガンのマグポーチの位置もよくわかります。
こういう気負わない格好 (もちろん写真の本人は真剣ですが) が出来るといいなぁ。
一転、こちらはベルリン SEK のフル装備です。
観客がたくさん見ていますので、デモンストレーションかと思われます。
フル装備といってもプロテック+ゴーグルだし、ネックアーマーが無いのでなんとなくスッキリ見えます。
上下かアサルトスーツかわかりませんが、パンツの裾の感じがとてもいいですね。
この写真はサイズも大きく別角度もたくさんあり、いろいろ美味しいポイントが満載なので興味深いです。
最後はニーパッド無しのチーム。
とはいってもパンツの膝部分にはしっかりと厚手のパッドが入ってますね。
最近の BDU では樹脂製のガードが組み込まれれているパンツもありますが、ドイツ LE ではあまり見かけません。
締め付けの無い分こちらの方が動きやすいとは思います。
でもいざ思い切って膝を地面につく時は、怪我防止の観点からもやはりニーパッドは欠かせないように思います。
実利的な事に加え、見た目がどうのと始まるからややこしくなるのです。
まぁそれも含めてこじらせた趣味だからこそ楽しいとも言えます。
つんつるてんの黒パンツをどうにかするか、アサルトスーツ的な物を用意するのかまた悩んでます。
アサルトスーツは特に海外通販の場合、サイズの選定がたいへん難しいと感じています。
それでも下半身の衣装が決まったら、またニーパッド・キャップを合わせてみたいと思います。