F log
先日、仕事で出席した講習会の帰りに同僚に連れられて行ったお店です。
美味しかったので後日、F 嫁を誘ってみました。
平日の夕刻、ヨドバシ千葉のカメラ売り場と時計売り場を見てから向かいのお店に行きました。
RICOH GR
磯丸水産 さかな貝加工センター は磯の匂いが漂ってくるような造りです。
そして驚異の 24 時間営業!
15 時~16 時のいわゆるアイドルタイムに食事したくなる F & F 嫁にはもってこいのお店なのです。
RICOH GR
元は高級ブティックだった店舗。
入るとすぐ右側に大量の貝類がプクプクしてる水槽があり、その面影はまったくありません。
RICOH GR
平日 17 時前だというのにほぼ満席。
なんとか店の奥に席を確保し、F 嫁も戦闘準備万端です。
RICOH GR
サワーと生ビール でまずは乾杯。
RICOH GR
店独特のコスチュームの店員 (美人多し) さんが「お通しで~す!」と持って来たザル。
小魚と練り物それぞれ 2 種。
RICOH GR
もちろん生の食べるのではなく、テーブルに置かれたグリルで焼いて食べるのです。
とりあえず全種載せちゃいます。
RICOH GR
魚の種類は聞きませんでしたが、焼いて熱々をかぶりつくのは旨いですね。
練り物も焦げ目がついて美味しかったです。
RICOH GR
注文していた貝類、【活】帆立、【活】白蛤(ホンビノス貝)が届きました。
白蛤は大きな帆立の下に 2 個隠れてます。
RICOH GR
そして甲殻類好きの友人がこれのみ食べ続けたという 赤海老の串焼き です。
塩が振られておりそのまま焼いて食べるだけです。
RICOH GR
続いて豪快に焼く イカの浜焼き もすぐに来ました。
なにしろ調理するのは客ですから届くのが早いです。
RICOH GR
そして友人曰く「この店のキモ」であるという 【磯丸名物】蟹味噌甲羅焼 がこれです。
甲羅に入った蟹味噌に秘伝の味なるものを加えてあるという一品。
これが後ほど大活躍するのです。
RICOH GR
待っていても生のままなので、どんどん焼いちゃいます。
蟹味噌甲羅焼は端の方でじっくりと。
RICOH GR
帆立や白蛤は焼き方のマニュアルがテーブルに置かれています。
それに添って貝汁を逃さないように熱い貝殻をこじ開ける F 嫁です。
マニュアルから抜粋は以下。
【1】平らな面を下にして網に乗せます。
【2】パカッと口が開きましたらトングでひっくり返し、ハサミで蝶番(ちょうつがい)のところから貝殻を切り離します。
【3】さらに火を入れ、ホタテから出たスープがフツフツしてきましたら、身を裏返します。
再びフツフツとし、火が通りましたら出来上がりです。
【4】ハサミでお好みの食べやすい大きさに切ります。まずはそのまま何もつけずにお召し上がりください。
お味が足りないときは、テーブルの貝用割醤油を少量垂らしてください。
RICOH GR
帆立は返すときにだいぶ貝汁を失ってしまいましたが、海老も蟹味噌もなかなかよい焼き加減です。
その美味しそうな海老をトップ写真に使いました。
もちろん頭から尾まで丸ごとバリバリ食べられます。
RICOH GR
大ぶりな帆立が旨そう~
RICOH GR
その後簡単に身が剥がれひっくり返すと帆立から再び貝汁が溢れてきました。
そこに焼き貝専用の醤油が用意されてますがそのままでパクっと。
うーん、美味しい!
貝の旨味、焼きたてのプリプリした肉厚の身がたまりません。
RICOH GR
ここで少し遅れてやってきた 八戸 前沖鯖を使った 〆鯖の炙り です。
店員さんがバーナー持参で持って来て、大きな〆鯖を客の前で豪快に炙ります。
これはフォトジェニックですな。
RICOH GR
炙られたそのまま食べても美味しいのですが、更に網で炙ってから蟹味噌にドボン。
いい感じに火が入ってきた蟹味噌をまとわせて食します。
これがまた超絶品!!
鯖の旨味と蟹味噌の風味が合わさり焼き目の香ばしさも加わって得も言われぬ旨さです。
F 嫁もこれには悶絶&絶賛。
RICOH GR
赤海老はストレートに塩で一本食べてから、二本目はやはりこうしちゃいます。
シンプルな塩味も美味しいですが、こちらは蟹味噌の魔力で異次元の旨さ。
海老好きの S ちゃんがこの様式でひたすら食べ続けたというのも納得です。
RICOH GR
あらかた片付いて網が空いたら イカの浜焼き スタートです。
イカはすぐに火が入りますから焦げないようにしないといけません。
いい感じに焼けたら備え付けのハサミで切っていただきます。
肉厚のイカの身がプリップリでたいへん美味しいです。
RICOH GR
とはいえ蟹味噌の誘惑に抗えるはずもありません。
こうしてイカさえも蟹味噌をつけて食べました。
もう笑っちゃうくらい美味。
RICOH GR
イカの身も旨かったですが真打ちはゲソですね。
ゲソの食感、イカの旨味に蟹味噌のコクが加わりたまりません。
お代わりを重ねたお酒も綺麗サッパリ無くなりました。
RICOH GR
怒涛の勢いで焼いて食べて飲んだ一時間強。
18 時を過ぎてどんどんお客さんがやって来ます。
魚といえばいつもの和食店で繊細な刺し身や洗練された煮物をいただくのですが、たまには豪快な網焼きも素敵です。
焼き肉と違ってテーブルごとの排煙装置などありませんが、煙だらけになることはありません。
アイドルタイムはおろか朝からでも飲める貴重な店です。
F 嫁も気に入ったようですし再訪は必至といえるでしょう。