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バレエ三題

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F & F 嫁が応援している K-Ballet プリンシパルの浅川紫織 ちゃん。
この度、カンパニーが監修したクラシック・バレエの入門本でモデルを努めました。


これ1冊できちんとわかる クラシック・バレエ入門


モデルを務めただけで入門書を著したわけではありませんが、紫織ファンとしては手に取らざるを得ません。
内容は大人の初心者に向けたものですね。




各ポジションの解説から入って、ストレッチだけでも 14 ページを費やして丁寧に解説します。
ポジションでは正しい姿勢、イメージする箇所を正面からのと真横からの写真で見本を見せます。

これはちょっと珍しいほど丁寧ですね。
ちゃんと NG ポーズも載っていて、プロのカンパニーでプリンシパルを張るダンサーが背中を丸めて熱演してます(笑






バレエ・ストレッチと連動して身体の各筋肉の解説もあります。

かと思うとアン・ドゥオールについての説明は 1 ページでサラッと書かれいるだけです。
骨格の出来上がった大人から始めるバレエとして、ここはある程度割り切った部分でしょう。


その後はバーレッスンからセンターまで、とにかく丁寧に丁寧に作られているのがわかります。
モデルとしての写真数も膨大な量で、撮影にもかなり時間がかかったのではないでしょうか。

大人バレエの入門書として文句なくオススメです。



F 自身も数年前まではジムでクラシック・バレエのレッスンを不定期ですが受けていました。

ブログカテゴリー Ballet Lesson

いまでは気の向いた時にバーレッスンもどきをする程度ですが、当時この本があればとなぁと思いました。
基本のキは男女関係ありませんので、男性の大人バレエでもお使いいただけます。

クラシック・バレエを志す大人の方々に本書が少しでもお役に立てばファンとしても嬉しく思います。






先日はスカパーで K-Ballet 「海賊」 の放映がありました。
中村祥子さんがメドーラ、紫織ちゃんはなんとなんとお姉さんのグルナーラでした。

2008 年 8 月 4 日の記事「かくも美しき姉妹」 で書いたように以前は逆でした。
初々しい紫織ちゃんのメドーラを祥子さんががっちりサポートしてくれた舞台でした。

それから数年、いまや堂々たるプリンシパルに成長した紫織ちゃんは、妹思いのグルナーラを見事に踊りました。
なかでもランデケムとのパ・ド・ドゥは絶品でしたね。

いや~紫織ちゃんの進化を端的に表している映像作品で、ぜひとも手に入れたいと思った次第です。






Spring 2016『Don Quixote』



K-Ballet のスプリングツアー「ドン・キホーテ」は 3 月 9 日からスタートです。
あいかわらず大げさな K-Ballet の宣伝動画です。

メインキャストもビジュアルイメージも“世界の”中村祥子さんですが、ウチはもちろん紫織ちゃん目当て。
楽日の 3 月 13 日(日)に観に行きます。


それから 4 月に開校する K バレエスクール大宮校 において紫織ちゃんは主任教師を務めることにもなりました。
以前から子どもたちのレッスンでは活躍していましたが、いよいよひとつのスクールを統べる立場となりました。


ダンサーとして、教育者として活躍する紫織ちゃん、久しぶりに観るキトリが楽しみです。




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書籍といえばダンスマガジンはたまに購入するのですが、さすがに クララ をレジに持っていくのは抵抗があります。



小さなお子さん向けのバレエ雑誌なので当然ですが、さも自分の子供用という雰囲気を出して購入します(笑



今回手にした理由は‥



F 嫁が注目するマリインスキー・バレエのクリスティーナ・シャプランが取り上げられていたからです。
シャプランきれいですね~

ワガノワからダンチェンコ~マールイを経てマリインスキーへと新天地を求めてきた彼女もようやく落ち着いたところでしょうか。



そしてもうひとつの訳は、漫画で表現する「バレエびっくりヒストリー」です。
残念ながら今回が最終回ということですが、最後に F の大好きな「ラ・バヤデール」を取り上げてくれました。




いいですね~(笑

右上の小さなコマは寺院前での逢引きですが、柱の陰からの“大僧正は見た”もしっかり描かれています。
そして藩主であるラジャに呼ばれ、自身の娘であるガムザッティとの結婚を告げられる場面です。

ニキヤに心を残しながら、ガムザッティの美貌と藩主の娘という権力にグラッと来たソロルをこれだけで表現しています。
これがたった 1 ページで表現できる漫画って凄い !

この漫画ではラジャ・ガムザッティ共犯説でした。
結婚式での寺院崩壊まで描かれていますが、漫画で解説するとなればそこは外せませせんよね。


あらためて思ったのは 10 ページの漫画でさえもワクワクしていまうほど「ラ・バヤデール」という演目が好きだということです。






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さて、英国ロイヤル・バレエの来日公演 を 6 月に控え、チケットの先行販売が明日 2 月 22 日から始まります。
ロイヤル来日となれば浮足立つはずの F & F 嫁がおとなしいのには理由があります。





「ロミオとジュリエット」

振付:ケネス・マクミラン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ


6月16日(木)6:30p.m. ローレン・カスバートソン&フェデリコ・ボネッリ
6月17日(金)6:30p.m. ヤーナ・サレンコ&スティーヴン・マックレー
6月18日(土)1:00p.m. サラ・ラム&ワディム・ムンタギロフ
6月18日(土)6:00p.m. ナターリヤ・オシポワ&マシュー・ゴールディング
6月19日(日)1:00p.m. マリアネラ・ヌニェス&ティアゴ・ソアレス




「ジゼル」

振付:マリウス・プティパ(ジャン・コラーリ、ジュール・ペローによる)
演出:ピーター・ライト
音楽:アドルフ・アダン


6月22日(水)7:00p.m. マリアネラ・ヌニェス&ワディム・ムンタギロフ
6月24日(金)7:00p.m. ナターリヤ・オシポワ&マシュー・ゴールディング
6月25日(土)2:00p.m. サラ・ラム&スティーヴン・マックレー
6月26日(日)2:00p.m. ローレン・カスバートソン&フェデリコ・ボネッリ


◆会場:東京文化会館




そうそうたるプリンシパル達の主演ですから何の文句も無いはずですが‥
御存知の通りウチから応援しているファーストソリストである 崔 由姫 (チェ・ユフィ) ちゃん の動向が不明なためです。

彼女の出身地である福岡での地方公演も予定されていましたので、もしかしたら奇跡が起きて 福岡でジュリエットを…
とか妄想していたのですが、福岡での公演は「ジゼル」でラウラ・モレーラ (なんてこった相手はキッシュだ) が踊ることになりました。

まぁプリンシパルじゃないから仕方ないと思われるかもしれませんが、ファンとしては夢見てしまうのですよ。

しかしヌニェス、ラム、カスバートソンはともかく、オシポワやサレンコというのは思うところがあります。
まぁふたりとも素晴らしいダンサーで、サレンコとマックレーのペアは本当に魅せますね。

でもメインキャスト以外はまだ発表になっておらず、ウチとしてはそれ次第でチケットを考えたいと思います。
それからでは遅いのかもしれませんが、ここは辛抱のしどころです。



 




ここのところ物騒なエントリーが多かったので、久しぶりにバレエ三題をお送りしました。
















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