F log
ドイツLE風装備の変遷 6
上記エントリーの後半で、FAB DEFENSE 製 MP7 用のヘルメッバイザーストックについて書きました。
RICOH GR
重複しますがこれがそのストックです。
入手に苦労した‥とだけ申し上げておきましょうw
RICOH GR
これも既出ですが左側は以前に所持していた WE MP7A1 です。
実物ストック基部との形状が微妙に異なり、装着が上手く出来ませんでした。
それならということで WE MP7A1 はミリタリー物販で売却し、困ったときの正規ライセンス VFC MP7A1 。
いつもお世話になっている 秋葉原サイドアームズ さんにて取り寄せとストック取付け加工をお願いしたのです。
au SHV33
手配に少し時間がかかりましたが無事に到着。
そして流石ウマレックスの正規品だけあって、銃本体は削ったもののストックには手を入れずに取付け出来たとの事です。
唯一、ストック基部にボルト蹴り戻し用スプリング取付けガイドを自作して取付けて頂きました。
これがないとボルトが上手く戻らなかったそうです。
いつもややこしい注文を引き受けてくださるサイドアームズ様。
ウチの 2 丁の Glock、MP5 のマウント に続いて担当してくださった O さんありがとうございました。
ドットサイトやらマウントやら突っ込みどころはいろいろありましょうが、めでたさに免じてひとまずお許しください。
RICOH GR
ひとつ前の MP7 の写真をツイッターに上げたらストックよりもマガジンに多数関心を頂きました。
今回の MP7 カスタムにあたりどうしても実現したかったのが、どのトイガンメーカーからも出ていない 30 連マガジンです。
ドイツ LE はこの 30 連マガジンを多用しており、それっぽい雰囲気を出す為には必須と考えておりました。
余談ですが当初、40 連があるのに何故装弾数の少ないマガジンを敢えて選択するのかが分かりませんでした。
TL で 「MP5 で 30 発の残弾管理が身体に染み付いているから」 との説をお聞きしてなるほどと思いました。
もちろんマガジン長が短くなり取り回しもよくなるという副次効果もあるでしょうけれど。
RICOH GR
サイドアームズさんで 30 連マガジンの製作について事前に打ち合わせしていました。
GBB の発射機能を維持することは当初より諦めておりました。
要するにバッサリ切断してガスタンクはオミット、形優先で 30 連マガジンの見た目を実現させる事にしました。
切断も無造作に切っている訳ではなく、お送りした乏しい資料写真から長さの割合を算出するという手間をかけたものです。
アンダープレートの角度も単純に並行ではなく、とても微妙な角度がついております。
そこら辺りは少しでも印象で違和感を持つと気になってしまうものですが、この場合は大成功と言えるでしょう。
RICOH GR
新たなマガジン底面ですが、切断しただけではアンダープレートが装着できません。
四角い金属板を細いネジで止めてあり、左右のわずかな出っ張りがアンダープレートに引っかかるように作って頂きました。
うーむ素晴らしい!
RICOH GR
かくしてコスプレイヤー専用wの 30 連マガジンが完成したのです。
本当は残りの 3 本もすべて加工してもらおうかと思ったのですが、以外に大変な作業であることがひとつ。
もうひとつはコスプレとはいえ、たまにはゲームに参加して撃ちたくなった場合に備えてそのままとしました。
マガジンポーチに入れフラップを閉じて目立たないようにしておきます。
※これらの写真を見て少しでもいいなと思ったら撃てる30rdマガジンお願いします、VFC 様
RICOH GR
さて SEK 仕様の目玉、FAB DEFENSE ARS STOCK です。
ARS は MP5、MP7、G36 用とそれぞれ専用のストック基部を持ち各銃に対応しています。
ウチのはもちろん MP7 用です。
RICOH GR
伸ばした状態から下にちょいと引っ張るとロックが外れ、写真の様に銃左側にスイングします。
たたんだ状態ではきちんとロックがかかり、コンパクトに収納出来ます。
ただ残念なのは後述するウェポンライトが右側レールに装着のため、ストック折りたたみ時の逆となり幅が出てしまうことですね。
RICOH GR
ストック部分は長さの調整が可能で、写真は一番短くした状態です。
パイプ内部にバネが仕込まれており、ロックレバーを押すとシャキンと伸びるのは気持ちいいです。
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写真はストック一番伸ばした状態で見る銃の左側です。
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逆にストックを最短にして見る銃の右側です。
RICOH GR
同じような写真が続きますが、次は光学サイトです。
これは MP5 に載っていた EOTech HWS XPS3-0 をこちらに取付けてみたものです。
フロントサイト直後の前載せになっているのは本職さんの影響ですw
ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州警察 SEK ですが、先頭の隊員のホロサイト位置にご注目ください。
こちらのサイドレールに取付けられているウェポンライトは LLM01 ですけれど。
ウェポンライトといえば、昨年末のミュンヘン中央駅での SEK 出動劇。
バイエルン州警察 SEK はリンデンホフのややこしい BDU と同色のアーマー、FAB ストック付きの MP7 のサイドレールに
TLR-2 を装備していたのです。(手前の方はレール自体ありませんが)
以前から申しておりましたが F は、X300 より TLR-1 派なのです。
特にサイドレールに付いた TLR-2 はレーザー警告の黄色いステッカーが目立ちます。
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このステッカー目的で TLR- 2 を導入したといっても過言ではありますまいw
これはグリーンレーザーの G ですが、バイエルン州警察が G かどうかは不明です。
フォアグリップを握った左手親指でライト・レーザーの点灯は簡単に操作出来ます。
ただ左にスイッチするとちょっとやりづらいですね。
また写真によれば、ライトの装着位置はもう少し後ろかもしれません。
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MP5 用の EOTech XPS3-0 をいつまでも借りてるわけには参りません。
一緒に写真も撮れないですし…w
先のバイエルン州警察 SEK はハイマウントに Aimpoint T1 を載せていました。
もちろん T1 にするつもりでネット上、実店舗を含む各所を行脚したのですが…
RICOH GR
マウント付き T2 のユーズドがあって思わず手を出してしまいました。
まぁ T2 は正常進化版なので良しとしても、ADM (アメリカン・ディフェンス社) の AD-T1-11 SOCOM マウントはいかがなものか。
なにしろマウント基部にばっちり星条旗が刻印されているのです。
ただこの黒くて四角い無愛想さは好みなので、よりシンプルな LaRue Tactical 辺りのハイマウントに交換したいと思ってます。
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両光学サイトを載せた比較写真です。
どちらもカッコいいですが、やはり T2 の方が小さくてより前のめり感があって好きかもしれせん。
皆さんはいかがでしょうか。
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ウチのメインウェポン 2 丁の揃い踏みです。
こうして見ると MP7 のコンパクトさが際立ちます。
それでいて弾丸の威力、装弾数(40rdの場合)、拡張性、いずれも MP7 に利があり、代替の潮流もやむを得ないところでしょうか。
ちなみに MP5 はバッテリー無しのこの状態で 3.4kg、MP7 はダミーマグのこの状態で 2.4kg でした。
実銃の重量比は分かりませんが、おそらく重量面でも有利なのでしょうね。
それにしてもオーナー本人が言うのも気恥ずかしいですが、両銃とも超絶カッコイイ と思ってます。
こだわって時間とそれなりの金須を費やしただけの満足度はあり、これと長短 2 丁の Glock で 家庭内銃四丁規制 は打ち止めです。
※下に敷いているのは F 嫁愛用のヨガマットです
RICOH GR
MP7 ユーザー憧れの ひもスリング を付けてみましたが、やはりとっても似合います。
この実物放出品はツイッターでお世話になっている bobmarkun 様にお譲り頂いたものです。
FB は休眠状態ですが、SNS を介したご縁というのは本当にありがたいものです。
こういった具体物だけでなく、情報という点でも自分が若い頃には想像もできなかった広がりを実感します。
さて、今後はこの MP7 をメインとしたバイエルン州警察 SEK の装備へと進んでいきたいのですが、BDU もアーマーもハードル高しです。
とりあえずこの方をやってみようと思っています。