F log
前回の ドイツLE風装備の変遷 13 において念願だったバイザーヘルメットレプリカについて書きました。
それを待っていたかのように翌週開催されたのが、各国LE合わせ in コスチッタ です。
川崎市の ラ・チッタデッラ を舞台に深夜から早朝まで繰り広げられるコスプレイヤーの祭典です。
正直な話、クラブのイベントはさっぱり分かりませんが、老コスプレイヤーとして気になるイベントではありました。
そして今回食指が動きまくったのは、ツイッターでお世話になっている .308納豆さん主催の上記 LE イベントがあるからでした。
要するにコスプレイヤーが集まるイベントの中で、世界各国の LE (法執行機関) が集まろうというものです。
通行人の方にも誤解されましたが、一部が重武装しているとはいえ軍隊ではなくあくまで警察関連組織なのです。
F は当然ながら先日到着したバイザーヘルメットを被り、ドイツ・ハンブルク州警察 MEK として参加しました。
当初はドイツ勢は FPS ゲームの GSG9 コスの方だけだと思ってましたが、直前でベルリン警察の制服組がおふたり参加されると聞き嬉しかったです。
まぁそんな能書きはどうでもいいですね。
イタリアの街並みをイメージした素敵な場所で、ゴソゴソと動き回る各国警察は皆生き生きとしていました。
当ブログはドイツ地方警察が主ですから、最大勢力米、次いで露、仏とメジャーどころは載っていません。
ツイッターのハッシュタグ、#チッタLE合わせ を見て頂ければそのディープ過ぎる世界の一端が垣間見えるでしょう。
さて、25 日土曜日の 21 時に自宅をクルマで出発。
23 時の受付開始 1 時間以上前にラ・チッタデッラの駐車場に到着しました。
ガンケースの他パッグ 4 個という狂気の荷物量だったので、階段なしの 4 階という更衣室は諦めクルマの横で着替えました。
隣のクルマの運転席に誰かを待っている風の人が乗っていてたいへんやりにくかったですね。
まぁ着替えるといっても自宅からアサルトスーツは着て運転してきましたので、アーマー類を重ねるだけですが。
本当はこのクルマの後ろで着替えているシーンを撮ってもらいたかったですが、F 嫁は自宅で夢の中ですw
※ 以下 RICOH GR の記載が無い写真はいただいたものです。
映画館前の噴水付近にまず集合で、POLIZEI の白文字が光っているのが F です。
右側はフランス国家憲兵隊 GIGN の方、左側はロシア連邦保安庁地域特殊任務課 ROSN の方です。
GIGN は見慣れていますが、ロシア ROSN はかなりゴツくてなかなか好みの装備でした。
植木の後方を一般のお客様も歩いており、時折ギョギョッとした視線が突き刺さりますw
まぁ制服警官もいるとはいえ、この手の重武装がゾロゾロいたら驚きますよねぇ。
ひと通り集合した次点で主催の方から声がかかり、まずは全体の集合写真を撮りました。
メインストリートであるチネチッタ通りを横断しての撮影はかなり悪目立ちしてましたねw
集合写真が回って来たら追加掲載します。
これはロシア連邦麻薬流通監督庁 FSKN 装備のあたまねえさんが撮ってくれた当日の F です。
あれだけ前日に準備万端と思っていながら、現着してから気づいた忘れ物はニーパッドでした…
当日は曇りで気温は 7~8℃ で寒くもなく、重装備にはちょうどよい気温でした。
いろんな方にお会いする度に挨拶するのですが、お辞儀をするとバイザーの重さで前によろけそうになります。
念のために特小と PTTマイクも用意しましたが、まったく必要ありませんでしたね。
ヘッドセット付きのヘルメットを被っているので集音マイクだけはオンにしなければ聞こえませんが。
ヘルメット下端装着を諦めた SWC2 はこの位置です。
ラジオボックスのウルブリヒト社ロゴ下のベルクロには色調を落とした国旗を貼りました。
その後は各国の方々とおしゃべりした後、国別で様々な写真を撮りました。
実質ボッチ参戦で途方に暮れるところでしたが、ベルリン警察制服警官のおふたりがいてくれて嬉しかったです。
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
まずはチネチッタ通りで規制線を張って。
お世話になった rick さんと MG さんとの共演です。
規制テープは MG さんが持って来てくれました。ありがたや~
一応は現場を封鎖した制服警察官に、後からやって来た SEK 隊員が説明を受けているという想定です。
両者のパッチが異なりますが、まぁ細かなことはお気にならさずw
それよりベルリン警察制服警察官のおふたりはカッコいいですなぁ。
もうね板についている、自然体、とにかくクールなんです。
その後は FPS ゲームであるレインボーシックスシージのキャラクターコスをやられているありしーさんも参加。
彼は地方警察ではなく連邦警察の GSG9 ですが、この写真に関しては非番で自宅から私服で駆けつけたという設定に
勝手ながら変えさせて頂きます。たいへん申し訳ありません。
RICOH GR
RICOH GR
1 枚めなどは手前に合焦している為、後方の無関係な人々もなんとなく関係者っぽく見えます。
この「~っぽく見える」というのは妄想全開中年にとっては大事な要素であります。
そして手前 rick さんの隙きの無い装備も見事です。
連邦軍の野戦憲兵としても有名な rick さん。
F をバイザーヘルメットの世界に誘った張本人でもあります。(ご本人はその自覚なしw)
手に持っているのはブンデスのハルト(止まれ)棒ですが、それを警察仕様に改修してお持ちになってました。
こうした小道具も決して米ポリに負けておりません。
その後はスターバックスの前に移動してトップ写真を撮って頂きました。
以前から様々な LE の皆さんが撮影していた、コスプレチッタでのスタバ前には憧れていたので嬉しかったです。
RICOH GR
スタバの横でもやはり制服警察官から現場の説明を受けるバイザー組です。
しかしドイツの規制テープはいいですね。(アメリカ黄色、イギリス青/白、フランスは何色でしたっけ?)
RICOH GR
スタバの正面に戻りドイツ警察制服警察官のお二人、MG さんと rick さんです。
日本人にはなかなか難しいですが、MG さんのベレーはとても似合ってました。
トップ写真はスタバのハンブルク港店ですが、こちらはスタバベルリン中央店ですw
RICOH GR
そしてもうお一人、英LE ロンドン警視庁の制服警官の FD さんです。
写真撮影や状況設定でたいへんお世話になりました。
FD さんの制服警察官装備もまた素晴らしく、写真はもはやロンドンの街並みにしか見えません。
二種の制帽、肩章等の小物、敢えての無線機の位置。
ベルリンのお二人もそうですが、こういった制服警察官をキッチリ再現するのが本当の LE 好きと個人的に思います。
F の場合は「野暮ったい」とかそれ風のキーワードを用いつつ、なんだかんだで派手な方に逝ってますから。
さて楽しい時はあっという間に過ぎるもの。
25 時辺りから雨の予報になっていましたが、前後して予報通りにポツポツ雨が落ちてきました。
F の体力もたった 2 時間強で限界が近づいてきたため、そろそろ撤収というベルリンのお二人と引き上げる事にしました。
最後に映画館の出口階段を使って撮影をしました。
状況終了後に撤収する SEK 隊員と、封鎖ラインでそれを見送る制服警官というシチュエーションです。
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
「ヘルメットを脱いで手に持って」という指示を受け、ただ階段を降りただけですがこんな雰囲気ある写真になりました。
出口を封鎖している rick さんが笑顔で迎えてくれ、こんな台詞を喋っているという妄想です。
「お疲れさんでした、やっぱりそのヘルメットって重いんですか?」
「配置が解けたら一刻も早く脱ぎたいよ、だって◯kgもあるからね」
「マジっすか?」
まぁこの台詞はおふざけですが、後を追って降りてくる MG さんも含め雰囲気のある写真になったのではないでしょうか。
撮影と状況を作ってくださったロンドン警視庁の FD さんに大感謝です。
その後は駐車場でお三方と別れ、クルマに戻りました。
やはりクルマに後方に隠れるようにゴソゴソと装備を脱ぎ、アサルトスーツになってやっと運転席に収まりました。
重装備とはいえ 1 人では途方にくれてしまうところ、三人の制服警官の皆さんに助けられました。
本当にありがとうございました。
また LE 合わせを主催してくださった .308納豆さんにも感謝します。
コスプレチッタの運営スタッフの皆さんもお疲れ様でした。柔軟性のある素晴らしい運営だったと思います。
これから暖かくなるとこの装備はキツくなりますが、また機会があったら参加したいと思いました。
次はバイエルン州警察 SEK を目標としてコツコツ進めていきたいと思います。