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ドイツLE風装備の変遷 14

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前々回 ドイツLE風装備の変遷 13 でのバイザーヘルメットレプリカをもって一応の形となったのは ハンブルク警察 MEK です。
その装備をもって コスプレチッタ 各国LE合わせ 2017.3.25 に臨んだわけです。

初めてのコスプレイベント参加も各国の警察系装備の方々によくして頂き、特にドイツお二人、イギリスお一人の制服警官の方々にはたいへんお世話になりました。あらためて御礼申し上げます。

さてドイツ LE 風装備の変遷 14 からは黒いハンブルク MEK から一転、以前から並行して進めていた バイエルン州警察 SEK の非黒装備に移行したいと思います。もちろんハンブルク MEK も機会があれば随時アップデートしていこうと思っています。




バイエルン SEK といえばこの写真。




2015~2016年の年末年始にミュンヘン中央駅に出動したバイエルン SEK を捉えた写真です。
この SG-O カラーの装備には憧れました。



MP7 もこの仕様にそってほぼ再現しました。

RICOH GR


マウントが違っていたり、T1 ではなく T2 だったり (後日 T2 装備も発見) と微妙に異なるのですが、
全体の雰囲気は捉えられていると自負しております。





RICOH GR


アーマーも BDU も特注品なので完全再現は難しいのですが、LHT 製品を含めマメに eBay を覗いてこの程度には雰囲気出せました。





RICOH GR


こんな写真を撮ったりしてこのまま進んでいくのかと思いきや…








ある日…恒例の SEK 検索中にネットで見つけたこの写真 に一目惚れしてしまったのです。




ドイツ南端の街ムルナウの連邦軍駐屯地で行われた、軍とバイエルン州警察との合同対テロ訓練の写真です。
特に先頭に立つリーダーらしき隊員の立ち姿、装備にホレました。(トップ写真もセンター)

彼らは "Südbayern" (南バイエルン) SEK とのことです。

特注 BDU ではない防水ジャケットの様な上衣に UF-Pro のコンパン。
アーマー類は類似ながらグローインの無いだけでこれだけ身軽な感じになるのかと驚きました。

ショルダーアーマーはミュンヘンと変わらないものの、懸案のスロートアーマーが無いのも気に入りました。
とはいえ一部の隊員はグローインもスロートもあるんですけどね。

装備は驚くほどバラバラで、一番右の隊員は LHT の例のコンパンを履いてます。
後に掲載する横並びの写真でも 6 人の隊員が LHT と UF-Pro と 3 人づつ半々という無軌道ぶり(笑)

まぁ個々の装備がバラバラならどれを選んでもいいとこ取り‥というか都合の良いところ取りが出来ますからプラスに考えましょう。
















最後の写真右側の隊員など装備をすべて腰回りまでで収め、下半身が異様にスッキリしています。
これはこれでカッコいいんですよねぇ。

とにかくスリングひとつとっても本当にバラバラで、パッチやライト類も個性が出てますね。
ヘルメットはミュンヘンでは FG が多かったんですが、こちらは TAN が主流の様です。





というわけでコスプレチッタに参加したハンブルク MEK も決して満足しているわけではありませんが、
次の冬に向けてバイエルン SEK を目標に奮闘してみようと思います。









RICOH GR


まずはアイウェアから。

OAKLEY SI BALLISTIC M FRAME 3.0 GLASSES で、カラーは Dark Bone という明るめのカラーです。
レンズはクリアが標準、サブとしてグレイが付属しています。

ミュンヘンではアイウェア無しか、スミス・オプティクスのゴーグルをメットの上に載せているかでした。





RICOH GR


取り敢えずかけてみました。
ギリギリアジアンフィットでなくても大丈夫そうです。

頭はミュンヘン用の Ops Core FG レプリカです。
ヘルメットカバーは例によって寸足らずの AOR2 で、ここは同じでよかったです。






ヘッドセットは本当は COMTAC XP が欲しいところですが 2 レプで代用です。






RICOH GR


バラクラバは黒しか持っていなかったため調達となりました。
TL 上でバイエルン SEK の装備を見た方から「リーコンラップでは?」とのありがたいご指摘を頂きました。

リーコンラップも調べたのですが、なかなか希望の色がありませんでした。
そんな中、アークテリクス・リーフのバラクラバを見つけました。

トップ写真左側隊員の左頬にある縦のラインがリーフのバラクラバに似ていたのです。
もっとも生地の質感が異なる様な気もしますが。

バラクラバにしてはちっょとお高いのですが、肌触りがよく質感が高いのが分かります。







RICOH GR




RICOH GR



ジャケットは類似の色が無いので、手持ちのソフトシェルジャケット (CB) を着てみました。
左が本来の CB で、色の雰囲気を見るためにジャケットの色調を弄ってあります。

スタンドカラーでフードがついたジャケットの雰囲気はこんな感じかと思います。
やはり COMTAC 2 の凹みは気になるし、ヘルメットも FG より TAN ですねぇ。

ヘルメットといえば、実写真にある特徴的なバイエルン州の長方形パッチ。
これは現在ある方がレプリカ製作中ですので、近い将来左右のベルクロが埋まる予定です。







RICOH GR


リーダー (勝手に決めちゃってますが) が MP7 を左ショルダーから吊っているストラップはカッコいいので
是非とも再現したい思っていたところ、eBay を睨んでいて LHT のコイツを見つけました。





RICOH GR


P6 のショルダー部は実際とだいぶ異なりますが、取り敢えず同位置につけてみました。
余った部分を赤のゴムで括ってあるのがなんともまたカッチョいいんです。








RICOH GR


長さを調整して実際に着用してみました。
アキバに言って HK 風のフックを買ってきたのですが、25mm の幅が狭い方でも若干余ってます。






RICOH GR


一見短いようですが MP7 を構えても窮屈ではないし、スイッチングもまったく問題ありませんでした。
MP7 といえばひもスリングで、実物をお譲り頂いたのに今回は使用せず申し訳ありません。






RICOH GR


MP7 を吊ってみます。
こだわりがあるのはスリングで吊った時のプライマリーの位置、高さです。

チッタの MP5 もそうでしたが、個人的には高めで保持するのが好きです。

トップ写真のリーダーはリラックスしてストック基部に両手を組むようにして置いています。
それが目標でしたが、この位置であればそれが可能だと思います。

左右非対称なシングルポイントスリングは食わず嫌いだったのですが、意外と使いやすいと思いました。
写真の様に左ベルト部のウェポンキャッチにも咬ませやすいですし。




という訳で初回から暴走気味に始まった Südbayern SEK 装備。
例によって問題は山積みですが、コツコツと解決 (という名の妥協) していきたいと思います。

まずはたいへん微妙な色合いのジャケット、そして以前からの懸案であるショルダーアーマーです。





ドイツ LE 風装備の変遷 15 に続く







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