F log
13 日連続仕事なんてお茶目な激務の後、日曜日に愛車の ABARTH 595 COMPETIZIONE でドライブに行きました。
お誘いしたのはこれまた二次救急の当直明けで登場の Y 先生。
Y 先生といえば愛読書はモーターファン、学生時代は歴代グランツーリスモのコンテストで鳴らし、
現在は 2 シーターのオープン (もちろん 6MT) を駆る自他ともに認める根っからの走り屋。
10 月に納車された F の 595 コンペ にも興味津々なのであります。
お互いに忙しく、やっとこの日に診てもらうことが‥もとい、見てもらうことができました。
RICOH GR
Y 先生のご勤務先である某病院の駐車場で日曜 10 時に待ち合わせです。
ここのところ天候不順が続いていましたが、この日は見事な快晴です。
少々早く到着しすぎたので、Y 先生が引き継ぎ終わって出てくる前にサソリの一人撮影会です。
RICOH GR
1950 年代の速度記録車のグレイをモチーフにした、グリージョ・レコードというガンメタのボディーですが、
撮る角度や日の当たりによって様々な色を見せてくれます。
SIGMA DP3 Merrill
この日は DP3 も持って来ていました。
もちろん現像次第なのですが、コッテリしていて GR とは色味が異なりますね。
晴れている日は DP も使いやすいです。
RICOH GR
ターボ化によって 5cm ほど膨らんだこの鼻先は、個人的にアバルトのチャームポイントだと思っています。
もっともこの造形のモチーフは、先代チンクエチェントなのですが。
プロジェクターヘッドランプの目頭部分にはヘッドライトウォッシャー。
下に見えるのはハイビームで、丸目の四灯なんですよじつは。
RICOH GR
ディテールついでにキャリパーは赤です。
ディスクは前後ともドリルドに加え、前はベンチレーテッドになっとります。
695 シリーズはブレンボ標準装備ですが、でなくとも充分な制動力とブレーキフィールです。
変わった造形のホイールも最初は?と思ったのですが、慣れたら良く見えるようになりました。
なにより手が入るので掃除しやすいですし。
RICOH GR
ホイールをはじめ赤の差し色は効果的に使われてます。
小さなボディーを支えるスプリングも赤です。
ノーマルチンクより最低地上高は 3cm 落ちているということです。
RICOH GR
そして 595 の売りは コニの減衰力可変ショックアブソーバー FSD が標準でついてくることです。
スポーツカーのサスを語るほど経験値はありませんが、適度にロールしつつしなやかに路面を捉える優秀な筋肉です。
RICOH GR
個人的には現行チンクが一番魅力的に見えるのは斜め後方からのこの角度です。
4 本出しのエグゾーストを覆う立派なデュフューザー、パンパーにより後端もノーマルチンクより 5cm 長いです。
つまり前後で 10cm 全長が長いことになります。
ただでさえ大きな最小回転半径 (フルサイズのエスティマ並み) により悪影響を…
もっともそれであっても充分にコンパクトではありますが。
おっとそうこうしているうちに 10 時過ぎになり、当直明けの Y 先生がやって来ました。
RICOH GR
サソリと Y 先生。
当直明けで髪の毛ボサボサと仰ってましたが、足元はドライビングシューズで走る気満々ですw
Y 先生といえば 当ブログでもお馴染みの写真の名手 であります。
お手元にご注目ください。
なんと手にしているのは NIKON 銀塩時代最後の銘器 F6 です。
装着レンズはニッコール 50mm / F1.8D とこれまたシブい選択。
RICOH GR
レコモンのエグゾーストサウンドを聴いた途端、当直明けの眠気も吹っ飛んだ Y 先生のドライビングで出発です。
自分のクルマを他の人が運転するのを助手席から見るのは新鮮ですねぇ。
ノーマルのオートマチックモードからスタートしましたが、そこは走り屋の Y 先生。
あっという間にギア比を把握し、MT に切り替えてスポルトスイッチオン!
ツーペダルで巧みにパトルシフトを操り、595 コンペをドライブします。
まずは腹ごしらえにランチに向かいました。
目的地はとっても山奥。
その様子は次回にお送りします。