F log
サソリでドライブ 2 よりつづく。
アリランラーメンで満腹になり、ニンニク臭い野郎二人が 595 コンペの狭い車内にぎゅう詰めで走ってきたのは、
千葉県のちょうど真ん中に位置する 高滝湖 です。
RICOH GR
天気の良い日曜日とあってボートがたくさん出てました。
観光ボートかと思いきや、ほとんどが釣り人でしたね。
SIGMA DP3 Merrill
DP3 もやっと持ち出して同じ橋を撮ってみました。
換算 28mm と 75mm ではだいぶ印象が異なりますね。
橋脚のボルトまでよく見える解像度は凄いですが、色味を中心とした RAW 現像に関してはいまだに試行錯誤の真っ最中です。
RICOH GR
高滝湖に来た目的はアベックボート…ではなく、この 市原湖畔美術館 です。
SIGMA DP3 Merrill
その名の通り高滝湖の湖畔に建つ美術館です。
RICOH GR
けっこう複雑な形状の建物です。
左側に長く伸びる展示室は ホキ美術館 を思わせますが、あそこまで尖ったデザインではありません。
RICOH GR
入館するとエントランスの中央に不思議なオブジェがお出迎え。
RICOH GR
評判を聞いて一度訪れたかったのですが、この日は特別展 第1回市原湖畔美術館子ども絵画展 が開催されていました。
年内いっぱいは特別展のようですから常設展はまた次の機会ですね。
RICOH GR
自然光も取り入れた素晴らしい展示室には 「市原市での生活」 をテーマにした小学生以下の作品がたくさん展示されていました。
ちなみに館内はフラッシュを焚かなければ撮影 OK です。
RICOH GR
子供の絵か〜と一瞬思ったものの、見ていくと大胆な構図で素晴らしいインスピレーションにあふれた作品が多く見られました。
印象に残った作品を何点か。
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
F も絵を描くのが好きですが、小学生の時にこれほど思い切った構図はとても取れませんでした。
多くの子どもたちは画材の中央にテーマを書き、周辺が余っているのをよく見ますがこの子たちはそうではありません。
大胆にテーマを切り取り、画角からはみ出すことを恐れてはいません。
クルマの絵にしても構図こそ日の丸ですが、広角レンズのようなタイヤのデフォルメに感嘆しました。
桜の絵の立体的な絵の具使いも素晴らしいですね。
RICOH GR
美術館内から見た湖畔です。
やはり釣り人がたくさんボートを浮かべてました。
RICOH GR
その少し右側。
美術館の敷地らしく湖畔、湖の中も含めて様々な構築物やオブジェが並んでいました。
右に見えるのは高滝湖の展望塔です。
木々も黄色く色づいています。
SIGMA DP3 Merrill
その黄葉を Nikon F6 にてフィルムに収める Y 先生。
ハイペースでぶっ飛ばしてきた先生もここでしばしリラックスです。
RICOH GR
とはいえ一度ステアリングを握ればこの通り。
これはトップ写真の少し後、高滝湖にかかる赤い橋を渡っているところです。
奥に先ほどの展望台が見えますね。
RICOH GR
湖畔沿いの狭い道を走り抜けます。
窓全開、なかなか気持ちの良い午後です。
RICOH GR
その後は圏央道に乗り高滝湖とお別れです。
渡った橋が小さく見えます。
Y 先生の運転で次のウェイポイントへとひた走ります。
Y 先生はシングルクラッチ・ツーペダル MT の低速ギアに苦労しながらもサソリを手懐けつつあり、
快調なペースで県央から内房へ向かいます。
そのまま海までまっすぐ走ったところが最後の目的地です。