F 嫁 log
今回の log は久しぶりに F 嫁 です。
露払いと締めは F が登場します。
RICOH GR
5 月 28 日土曜日、F & F 嫁は渋谷に降り立ちました。
5 月と思えない暑さ続きでしたが、この日はひと息つける快適な陽気でした。
渋谷に来るといつもここで写真を撮ってしまいます。
観光の外国人の方々も盛んにビデオやスチルを撮っていました。
さて、ふたりで渋谷といえばもちろんバレエ鑑賞です。
K-Ballrt Spring 2016 「白鳥の湖」 です。
この 4 日間に渡るツアーの話題はもちろんソワレ、もしかしたら最後かもしれない御大のジークフリート。
そして大抜擢の新人矢内千夏さんのオデット/オディールデビューでしょう。
しかしながらブレない我が家は仕事の都合をつけて応援している
浅川紫織ちゃん のマチネにやって来たのでした。
すべてではないものの紫織ちゃんの白鳥は何度か観て、また観た全回書いているわけではありませんがいくつか記事にしています。
羽ばたけ紫織ちゃん 2007.11.20
K-Ballet 「白鳥の湖」 オディール・デビュー前編 2008.5.16
K-Ballet 「白鳥の湖」 オディール・デビュー後編 2008.5.17
開花 ~ K-Ballet 白鳥の湖 2008.6.20
K-Ballet 「 白鳥の湖 」 2011.10.2
K-Ballet 「 白鳥の湖 」 2013.11.10
女性バレエダンサーにとって永遠のテーマともいえるオデット/オディールという難役。
観客も数多の名演を実演や映像で記憶しているのでよりハードルは上がります。
ですが今やカンパニーを代表するダンサーに成長した紫織ちゃんは素晴らしい舞台を魅せてくれました。
いつもはグランアダージョ専門の F 嫁が珍しく「書きたい」と言っております。
それほど魅力的な時間を過ごしたのでしょう。
またイントロが長くなりましたが、F 嫁様よろしくお願いします。
RICOH GR
ここから F 嫁がお送りします
とても良く知っているはずの「白鳥の湖」
でも今回は見終わった後にとても不思議な気持ちになったのです。(良い意味で)
原因は何なのか、ずっと考えていました。
『答え』⇒F嫁はロットバルトの魔法にかかった・・わけはないですね・・。
さて、この日のお席は3階のサイド最前列ペアシート。
Fの電話がチケットセンターに繋がった時には、大好きな2階のサイド最前列が売れ切れていたとの事で泣く泣くこちらに・・。
とはいえ3階は手摺が邪魔にならないし、コール・ドのフォーメーションも見やすいのでこちらも楽しい席なのです。
序幕
薄い幕越しに、人間のオデットがロットバルトに白鳥に変えられてしまうシーンが。
オペラグラスにて紫織さんを確認・・本当に綺麗になったな~・・と。
第一幕
一幕はなんといっても王子友人のベンノ役が重要です。
『ジャ~ンプ』上手からベンノが飛び出してくる瞬間・・・物語が動き出しますよ~とワクワクするのです。
今回は篠宮さんがベンノ役を踊っていました。
とても端正な踊りをする方。華もあって、舞台がぱっと明るくなる気がしました。
でも、最初のジャンプはもう一つ弾けて欲しかったのです。ちょっと残念。
皆が整列すると、上手からジークフリード登場。
とても爽やかな王子様。遅沢さんが作る人物は、なぜかいつも誠実さを感じます。
前回のドンキホーテで怪我をしお休みされていて心配しましたが、一幕での短い踊りを見る限り大丈夫そう。
パ・ド・トロワが始まります。
英国ロイヤル・バレエのDVDでユフィさんが踊っている事から、とても好きな部分なのです。
一時期、我が家ではラウラ&マックレイ&ユフィの映像が大音量・リピートされていました。
なので、完全に刷り込み状態。つい辛口目線で見てしまうのです。
この日の三人も頑張っていたのですが・・。
それから、Kバレエでは、いつも男性の頭に巻きつけられた金のバンダナ(!?)に目を奪われてしまいます。
このバンダナにはなにか意味があるのでしょうか??
王妃登場。
演じた西成さん。この方、アーティストの方なのですね。
存在感と華があって、最初は女優さんが客演なの?と思ったくらいです。
Fの大好きな曲、ワルツが始まります。
見ていて気持ちがどんどん上がっていきます。
3階から見ているとフォーメーションが次々変わっていくのが良くわかります。
まるで万華鏡のようです。一階席では味わえない、この席ならではの見所かも。
そしてお遊びシーンの家庭教師くるくる回し。
家庭教師役のルーク・ヘイドンは「さすが」という存在感。
ぴりっと舞台が締まります。
Kバレエの白鳥の湖は、紫織さんの日ばかりを追って見ていますが、その中で一番良い出来であった一幕のような気がしました。
幕が開いてから、舞台から発せられる熱・テンションもしぼむこと無く、大きく大きく広がっていったのです。
第二幕
舞台は湖に移り、ロットバルト登場。
杉野さんの踊るロットバルト。ぐっと存在感を増していました。(2013年も杉野さんでした)
身体がブワッと大きくなったような感じがして。
マント?羽?も舞台を旋回する度に、ぶわーっと広がります。
さてこの時に初めて気がついた、王子のお付き(友人?)の人たちの頭の被り物の光具合。
薄暗い舞台に帽子なのでしょうか、頭頂部が白銀色にほんのり光って・・??ハゲに見える??
上空から見下ろしていたせいか、今回はそこがとても気になりました。
Fも「ハゲに見えたよね??不思議な被り物だよね??」と。
いよいよ、紫織さんのオデットが登場です。
パドブレ無しは、Kバレエのお約束なのに・・・忘れることが年々得意になる私達夫婦。
「紫織さん、出遅れた?突然出てきた?」
「なんだかオペラグラスが間に合ったような、間に合わなかったような・・・。」
実は、休憩時間にそんな事を二人で話していました。
Fの過去logを見ると、同じことが書いてある・・とほほ。
ステップで舞台中央に飛び出した紫織オデットは脚をそっと振り上げて一歩踏み込み、オーボエの音と共に踊り出すわけですが、
「その間が素晴らしい~」
とFが吠えまくっていました。(休憩時間、そして帰りにも)
前回も感激したけれど、更に更に素晴らしいと。
(私も心地良く感じる間でした)
紫織さんの感性と私達の感性がたまたま一致する瞬間だったのかもしれませんが、こういう瞬間がファンとしては至福の時なのかもしれません。
2013年の時には既に、音を楽しむように身体をコントロールして振付を踊る紫織さんでしたが、今回は更に円熟していました。
余裕があるせいか、少しだけ(本当にかすかに)緩急をつけて音をとったり。
遅沢・浅川のパートナーシップは盤石で、距離感・立ち位置とても自然です。
なので、白鳥の湖の音楽を聴きながら、目で音を観る・・二幕はひたすら何も考えずに楽しむことが出来ました。
それに合わせ、指揮の井田さんもゆっくりなところは本当にゆっくり。回転部分は突然スピードを上げたり。
オケは細い音でゆっくり・・過ぎて、金管が何度か裏返っていましたが・・。
オデットのマイム、これは圧巻でした。
「わ~た~し~は~」
音吐朗々に台詞が聞こえてくるようです。
すっかり女優になりましたね。
初演の時はこれに比べると、つぶやきのような(汗)戦闘作戦時の咽頭マイクのような(汗)感じでした。
そして、四羽の白鳥の踊り。ブラボーの声がかかります。
私は次の大きな二羽の白鳥の踊りが美しくて見入っていました。
山田さんは今まで何度か見ていましたが、今回はじめて素敵に感じました。
そして、一緒に踊った小林さん。前回、紫織さんのオデットに対して、オディールを踊られた方ですね。
いよいよ、グランアダージョ。
実は私の心の中で、ここから何とも言えない不思議感が始まります。
遅沢さんと紫織さんは本当にパートナーシップがぴったり。
オデットが手を伸ばしたところにジークフリードがいて、ジークフリードが駆け寄るところにオデットふっと現れ、
二人が阿吽の呼吸で作り出す空間に安心感と小気味よさをを感じます。
うっとり・・・見ているのですが、そのうちにふくらんでいく不安感、空虚感。
二人はぴったり一緒に踊っていながら、まったく別の方向を見ているような違和感すら感じ始めました。
王子は痛々しい思いでオデットを抱きしめながら可哀想と思うものの、自分の事以外にはあまり深い考えが及ばず、
オデットは心情を吐露したものの、この運命が変わるはずはないと諦めている。
美しいのに悲しい。
アダージョの中で、オデットがジークフリードの肩に寄りかかるようにしながら手を交差して上半身を左右に振る部分・・
いつもはただうっとりと(綺麗だな~)と見ているのですが、今回は心がシーンとしてしまいました。
訳がわからなくなって、オペラグラスを覗いたり外したり・・。
そして、オデットのソロのヴァリ。
アームスよりも、つま先からググーンと伸びていく全身のラインの方を感じました。静かにツーっと水面をすべる白鳥。
冷静で落ち着いているオデット。戦うことを諦めてしまったオデット。
ちょっとだけ熱くなれば幸せになれるかもしれないのに。夢見ることも疲れてしまったのでしょうか。
可哀想なお姫様・・・切ない気持ちになりました。
そしてコーダ。
オデットとジークフリードの気持ちが交差した瞬間にロットバルトが現れ、白鳥に戻ったオデットは連れて行かれてしまいます。
RICOH GR
いつもの幕間の高揚感を10とすると、今回は今のところ幸福感がとても薄いので4くらい。
切ないから、水も喉を通らないわ・・・などど、戯言を言ってみようかと思う私の前に、Fがお皿とシャンパングラスをド~ン。
「美味しそう~」
一瞬にして興味はそちらに。いかんいかん、食い気ありすぎ(笑)生命力ありすぎ。
RICOH GR
客席に戻るときに、素敵なハプニングがありました。
美しい方と再会したのです。それについては後程、Fが書くと思います。
第三幕
音楽が鳴り、幕が開くと、華やかな宮殿の広間。
Kバレエでは鳥かごを模したセットになっているとの事。天井部分のリボンは鳥かごの取っ手部分なのでしょうか。
今公演後、改めて、昔のパンフレットを読みなおしてみると、初演でオディールを踊った松岡さんは振付を踊る上で、
「ディズニー映画アラジンに出てくる邪悪な魔法使いジェファーの肩に止まっている鳥・イアーゴのように」
とディレクターにアドバイスされたということがあると対談で語っていました。(2011年公演パンフレットより)
あら??そうだったんですね??と驚きました。
だってイアーゴだと『妖艶』というよりも『小賢しく気まぐれで無責任』な感じがするではないですか・・。
とにかく三幕も鳥尽くしのよう(笑)
そして、二幕が白い淡い夢ならば、三幕は原色の夢。
さてさて
客人が降りてくる中、ベンノが舞台を駆けまわります。
この時、一幕の最初に足りないと思った不安が形に。
舞台も原色なので、もっとギラギラと。「これから悪夢の始まり始まり~」くらいの勢いが欲しかったのです。
六人の姫たちが登場。
皆さんカワイイのですが、舞台上でぴかっぴかっと発光する方を発見。右から二番目・・とFに話したところ、Fも同じ人をチェックしていたとのこと。
ディテールのFに言わせると待っているポーズ、アームスが美しかったらしいです。
パンフレットの団員写真を見ると、新居田ゆりさんでしょうか?また次回、踊る新居田さんを確認したいと思っています。
ファンファーレが鳴り響き、いよいよロットバルトと手下であるオディールとスペイン軍団登場。
スペインは今まで観てきて「外れたな」と思うことは一度もなかったように思います。単純にカッコいいです。
初めてみたKバレエの舞台、2007年2月、都さんの白鳥の湖。この時、紫織さんはスペインを踊っていたのです。懐かしい~。
ロットバルトが羽をばさっと開くと、もう一つの幕が開くように、オディールが飛び出てきます。
この日、私達の席からはロットバルトの後方にてかがんで待機するオディールが見えました。
「へ~かがむんだね~」と興味津々の私に対し、
「ああいう所はあんまり見たくないの」とF。
意外にロマンチスト(笑)
ナポリ、チャルダッシュ、マズルカと進んでいきます。
kバレエは歴史、団員共に若く、フレッシュさが魅力の団。なので、このキャラクテールダンスもゴーッと押していくような勢いがあります。
衣装も盛り込んだギラギラ感があり、目の前を通り過ぎていくディズニーランドのパレードを彷彿とさせます。
ただ、惜しむらくは若さが幼さに感じられる瞬間もあることです。
実は三幕については華やかで目を奪われるものの、オディールの妖艶さ(私が通常イメージする)とはアンバランスのように感じられ、
紫織さん目当てで観に行く私は、オディール・ジークフリード・ロットバルトの踊り以外は背景・・という程度にぼやかして見ることにしていました。
(観た後に心の中で修正していたというか)
しかし、今回は全部が一体となって見ることが出来たのです。初めて、豪華で滑稽で哀しくて面白いと感じました。
2013年公演ではオディールを模索中と言っていた紫織さん。
私の感じたオディールが紫織さんが目指したものと同じなのかはわかりませんが、確実に私の中のオディール像を壊してくれたのでした。
オディールとジークフリードのパ・ド・ドゥが始まります。
オディールソロのヴァリはグリゴロービッチ版ですが、この音楽の方が不穏な空気をより醸しだす気がします。
体力的にキツいと思うのですが、笑顔で妖しい魅力を振りまくオディール。
それから、この幕の見せ場のの一つであるオディールのポワントでの長いアラベスクバランス、この日は大成功でした。
二人が位置についた瞬間うまくいくとFはわかっていたそうで・・・それだけ、この日の二人の息はあっていました。
紫織さんの演ずるオディールですが、とにかく楽しそうに見えました。
誤解を恐れずに書いてしまうと、妖艶というよりも「お仕事頑張りまーす」的な笑顔。
ロットバルドにささやかれるたびに
「えっ笑顔振りまくの?」⇒言われるようにやったわよ⇒成功だわね⇒頭のなかでレジ(!?)がチーン⇒にっこり
「えっ今度はお触り?」⇒完璧ね⇒成功だわね⇒チーン⇒にっこり
「えっ流し目?」⇒以下同文
とオディールの胸の内が聞こえてくるようで、なんだか可笑しくなってきて。
タイムボカンシリーズのドロンジョのようなあっけらかんとしたオディール。
もともとオデットと同じ美しい容姿とお顔だし、魅惑的な踊りなので魅力的は当たり前で、このくらいのトーンで
ジークフリードを誘惑しても良いのかもしれません。
オディールが悪事をしたいわけではなく、あくまでロットバルトに操られているわけなのですから。
対する王子は、恋するというよりも理性を1つずつ消されて真っ白・・いやこころが透明になってしまっていく感じ。
ソロのヴァリは本当に軽々と飛んでいて、心がなくなっていく分、身体も軽くなっていくようで。
遅沢さん、とても調子が良く見えます。本当に軽々。回転もくるくる。
心がなくなってしまった王子が最後はあっさりと誓ってしまうのですが、そこに至るまでのオディールと王子は
人間というよりはデフォルメされたアニメの登場人物のように見えました。
ただ、この舞台にはこの方がしっくりと馴染み、これまた不思議な気持ちになったのです。
あくまでこれは私が感覚的に感じただけのことで・・今となるとあれは妄想だったのか??とも思うのですが・・。
花束を放り投げ、嘲笑するオディールと勝ち誇るロットバルトを見て、正気に返った王子は悲劇のどん底に突き落とされます。
いやいや、一番悲劇のどん底にいるのはその隣で倒れる王妃でしょうか。
何はともあれ、最後のシーン湖へと物語は進みます。
第四幕
Kバレエの最終章はあっという間に終わります。エピローグがつきますが、第四幕はオディールの絶望、許しであっさりと
幕を下ろします。
追いかけてきて、オデットと再会するジークフリード。
「ボン」
何かが弾けました。暖かいものが。
王子さえも操り始めるロットバルトを見て、決意するオデット。
ジークフリードに向き合った時に
「ぽっ」
二人の間に何かが弾けて生まれて・・オディールはすっかり慈悲深く懐が大きい女性の姿になっています。
この後、オデットが手をすっと前に出すのですが・・・ここで、感涙。涙。涙。
オデット心を決めて、走ってダイブ。そして・・・追いかける王子もダイーブ。
エピローグ。人間の姿に戻った二人は天に昇って手を取り見つめ合います。
『見てよかった~なんなんだ~この爽やかな幸せな気持ちは~』
私は今回、最後に予期せぬ大きな幸福感におそわれました。
白鳥の湖を見て、こんな気持ちになったのは初めてです。
遅沢さんと浅川さんのペアは、見ている人に幸福感を与える特別のケミストリーを持っていると思うのですが、
それが今回、二幕では抑えて抑えて、最終幕で爆発したように思いました。
物語としてもこの方が説得力があるのではないでしょうか・・。
うまいなあ~。やられました~。
技巧的なオディールを妖艶に肉感的に演じると、オデットが希薄になってしまうけど、今回は「オデットの物語」を
観たという満足感もありました。
王子もお馬鹿に見えなかったし、良かった良かった。
(変な書き方なのですが、最大限の褒め言葉なのです。だって、愛した女を見間違えて将来まで誓って、国を滅ぼす王子なんて
どこにいますか・・・)
物語は悲劇でしたが、「めでたしめでたし」でしめたくなる舞台でした。
RICOH GR
ここからは再び F がお送りします
珍しく F 嫁が 「自分が書きたい」 と進んでキーボードに向かったこの舞台。
紫織ちゃんのファンである我々としては大満足の時間を過ごすことが出来ました。
6 月の 「眠れる森の美女」 はふたりとも都合で行けないのがたいへん残念です。
紫織ちゃんのリラの精はシンデレラの仙女に並んで定評のあるところですし。
書きたい事はすべて F 嫁が書いてくれたので終幕後について書きます。
幕間のビュッフェで出会ったのは、以前東京文化会館の出待ちに並んでから時々紫織ちゃんの舞台でご一緒させていただく N さんでした。
N さんも紫織ちゃんの熱心なファンで、会場でお会いする度に拙い感想などお話ししております。
この日も飲み食いしてさて座席に戻ろうか、とビュッフェを出ようとしたところでご友人達といらしていた N さんとバッタリ会ったのでした。
ご友人のお一人は初めて紫織ちゃんの舞台をご覧になったとのことで、まだ舞台半ばですが感激していらっしゃいました。
ファンである我々も嬉しかったですが、F は F 嫁が常々言っているのは正しいのだと再認識しました。
その言葉は 「美女の友達もまた美女」
その時 N さんは K-Ballet の熊本地震復興チャリティー T シャツを購入しておられました。
全幕観終わった F は思わず真似して T シャツを買いに走りました。
それがトップ写真とこの下の写真で、オデットの素敵なイラストが描かれた T シャツです。
イラストは紫織さんがイメージモデルだそうで、裏側には 「Be Swan」 の文字が‥
一応念のために聞いてみました。「男物のXLはありませんか?」 と。
販売の女性は半ば引きながら苦笑しつつ「申し訳ありませんが女性サイズのみなんです」
まぁ分かってましたよ、分かってましたが F 的には売ってれば普通に来て歩く自信があります。
N さん、ご友人達とは終幕後の会場外でも再びお会いしました。
また当日の感想を述べ合ったのですが、どうにも舌足らずで上手く表現できません。
Nさん、詳しくはこの F 嫁の力作をご覧ください。
また 6 月の眠りも根性で観に行かれるとのこと、素晴らしい舞台になるようお祈りしております。
RICOH GR
さてマチネのお客様もだいたい捌けた会場前。
我々の恒例ともなった紫織ちゃんの母上様とお会いしました。
3 月のドン・キ でお会いした父上様もご一緒でした。
前回は緊張してまともにお話し出来なかったのですが、今回はきちんとご挨拶させていただきました。
よくよくお話しを聞くと、父上様は文頭のリンク 2007 年の「はばたけ紫織ちゃん」から拙ブログをご覧いただいているとのこと。
いや~嬉しい半面、顔から火が出る思いです。
いつも一ファンの我々に優しく接してくださりありがとうございます。
これからもお嬢さんのご活躍をお祈りしつつ、出来るだけ舞台を観て応援していきたいと思います。
また RB のユフィちゃんのご家族にしてももそうですが、F 単独ではこれらの僥倖はあり得ません。
いつも一緒に舞台を観に行ってくれる F 嫁あって、夫婦揃ってこその安心感だと思います。
これからも F 嫁とたくさんの芸術経験を重ねていきたいと思います。