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牛肉の激辛煮込み

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とある寒い日、よく行く中華料理屋さん 泰山亭 で F 嫁と待ち合わせました。

こちらはフロアで客に対する以外、スタッフ間の会話はすべて中国語。
とはいえ高級店では決してなく、気軽に通える美味しい店です。




RICOH GR


軽く前菜を食べた後、これまたよく頼む 大海老のニンニク葱香り炒め でスタートです。







RICOH GR


カラッと揚がった海老は頭から尻尾まですべていけます。

食べ終わった後のお楽しみはこのニンニクほか旨味の宝庫が作る山です。
これをいつもお土産に持って帰るのです。

冷凍しておいて後日、炒飯などに使用するとたいへん美味になります。







RICOH GR


寒い寒いこの日のメインはタイトルにもある 牛肉の激辛煮込み です。






RICOH GR


なんと F 嫁と 1 個づつという豪気な注文。







RICOH GR


文字通り真っ赤なスープの中に大ぶりな牛肉がたくさん入ってます。






RICOH GR


その他にもたくさんの野菜と、スープを吸ってたまらん状態の春雨も入ってます。

ハイボールを飲りながらハフハフ言いつつ激辛煮込みをやっつけるのです。
辛い、でも旨い、でも辛い、やっぱり旨い‥の永久ループであります。







RICOH GR


目についた唐辛子を避けつつ食べ進めるのですが、その一部だけでこれだけになります。
もちろん気づかず口に運んだ分もたくさんあると思います。

身体中がポカポカして一枚脱ぎたくなります。
恐るべしカプサイシン。







RICOH GR


そして禁断のシメは ライス です。
赤池地獄のようなスープを残った具材といっしょに白ご飯にぶっかけていただきます。

う~む、これは旨い。





寒い季節には持って来いの牛肉の激辛煮込みです。
店を出る頃にはポッカポカの F & F 嫁でした。








LCT AMD65(一式)売ります

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F 家には F 嫁が制定した鉄の掟 「家庭内銃四丁規制」 があります。

以前は三丁規制だったのですが、プライマリー&セカンダリー× 2 ということで押切りました。
F 嫁はあくまで暫定的規制緩和だと思っているみたいですが…

そんな中、ドイツ LE というややこしいものに興味を持ってしまった結果が今回のエントリーとなります。



現在所持しているのは、VFC MP5A5(AEG)、WE MP7A1(GBB)、TM GLOCK17(GBB)、そして今回の LCT AMD65(AEG) となります。

以前は AK が装備の中心でしたが、最近では LE に関する物が主流となっています。
この度 SEK/MEK 装備のセカンダリー G17 のさらにバックアップとして KJ WORKS GLOCK19(GBB) を導入することになりました。

現在 GBB でいつもお世話になっているサイドアームスさんでカスタム中ですが今月半ばには我が家にやって来ます。
そうなるとエアソフトガンが五丁となってしまい、どれかを手放す必要が生じました。




金属の塊である LCT の AK シリーズと、カスタムスライドとはいえハンドガンの中でもコンパクトな G19 ではまったく釣り合いません。
しかし F 嫁の中ではどちらも一丁であるには変わりありません。

嗚呼、話が長くなるのは F の悪い癖。





LCT AMD65(AEG) カスタムをセットで売ります!


これがこのエントリーの目的です。
以下で出来るだけこの銃の情報をお伝えしていきたいと思います。








RICOH GR


さて LCT AMD65 といっても F のことですからもちろんノーマルではありません。

AEG では絶対の信頼を置いている Be-MAX さんのカスタム品です。(過去に三丁お願いしました)
Be-MAX さんのウェブサイトにはカスタムした銃を紹介するコーナーがあります。

AMD65

完成したのは平成 26 年の 1 月 8 日。
上の写真は Be-MAX さんのカスタムカルテです。

カスタムオーダーの状況が詳しく書かれていて、左には試射した弾速とグルーピングがあります。



そしてウチのことですから納品されてあれこれ弄る過程はブログに記載されています。

LCT AMD-65改 1

LCT AMD-65改 2

LCT AMD-65改 3

LCT AMD-65改 4

PTS/U.S.Palm AK Battle Grip




カスタムのテーマは US.Palm です。
とにかく Aimpoint M2/3 の 30mm チューブを直付したハンドガード に惚れたのです。


RICOH GR


RICOH GR



この写真のドットサイト、Aimpoint PRO は売却リストには入っていません のでご注意ください。
ハンドガードの他にもマガジン、グリップが US.Palm 由来の物となっています。






RICOH GR


さてブログタイトルに (一式) とありますが、今回売却したいのはこの写真のすべてです。

写真に載せ忘れましたが、LCT オリジナルパーツのクリーニングロッドもあります。
その他、各種パーツの箱等は出来る限り保管してあります。

一番上の BFG ヴィッカーズ 2 ポイントスリングはサービスですw




上の写真すべてを含んで 送料込み 60,000 円でいかがでしょうか 

※ 基本的に個別の売却は行ないません。



各パーツにバラして売った方が有利というアドバイスも頂きましたが、このカスタムに思い入れがあるのでセットにしたいのです。
青◯のオリジナルパーツに取り替えれば外観は LCT AMD65 に戻すことができます。



この銃でゲームに 3 回参加しましたのでそれなりの使用感はあります。

印西 beam 日曜定例会

バンブーフィールド

第2回職場小隊貸切りゲーム







それでは各パーツを見てみましょう。




RICOH GR


まず一番のキモである MI AK47/74 Universal Handguard です。

トップカバーは 2 種類ありまして、この写真には Aimpoint T1 を直載せする MI / US Palm AK Universal Handguard Top Cover w/Micro Mount が取付けてあります。

上に写っているのが前の写真にありました Aimpoint M2/3 を直接取り付ける MI / US Palm AK Universal Handguard Top Cover w/ML2 Mount で簡単に取り替えることができます。 




T1 は載せてませんが、M2/3 の場合、完璧な Lower 1/3 Co-Witness が実現 できます。


どちらも上面にレイルが無く、ドットサイトを直接マウントする方式ですので汎用性はありませんが個性的です。
これらはすべて実パーツになります。





RICOH GR


上面にレイルが欲しい場合に備え Krebs Custom Quad-Rail Fore-End Underfolding AK Rifles もお付けします。
実はあまりに高価だったので、こちらは ダイナミックスター製のレプリカ です。






RICOH GR


セレクター、マグウェルもクレブス刻印ですが、こちらも ダイナミックスター製のレプリカ です。
写真には写ってませんが、マガジン挿入口には LCT 製のマグウェルスペーサーが設置され給弾も好調です。





RICOH GR


写っているモーターはオリジナルで、中は Be-MAX さんでマルイ製の EG-1000S に換装してもらってます。
またグリップは PS.Paim/PTS 製 AEG 用 に変更してあります。もちろんオリジナルも付属してます。





RICOH GR


ハイダーは写真上の巨大なのが LCT オリジナルです。
装着されているのは PWS FSC47 MUZZLE DEVICE 14X1 LH 7.62X39 AK でこちらは実パーツとなります。

写真下は同じくブライマリー・ウェポン・システムズの J-Tac47 Ak47 14X1 Lh Blk Comp でやはり実パーツです。
FSC47 か J-Tac47 かは好みの問題で、個人的には FSC の攻撃性が好きですが逆の方も多いと思います。

実パーツですからどちらも耐熱シリコンリングが付属してます。
両方つけ変えて楽しんでください。






RICOH GR


バッテリーはリポで下のイエローラインがショップ指定のバッテリーとなります。
中古品ですからそれなりの性能だと思います。

上のレッドラインもギリギリ入りますが、チャージングハンドルが動かなくなり、ホップ調整が出来なくなります。







RICOH GR


左レイルには Daniel Defense オフセット QD スイベル がついています。
こちらはレプリカの製品となります。

AFG2 は PTS 製 ですので実といっていいのか‥
まぁ少なくともレプリカではありませんね。






RICOH GR


レシーパー左側はスコープマウント基部も無くてスッキリしています。
スイベルは前後に倒れるのみで回転はしません。

AMD65 のアイデンティティであるストックはまったく手を付けていません。
チークライザーが欲しかったのですが、ハンマーズさんの輸入とタイミングが合いませんでした。

US.Palm 製グリップの下部にトレードマークの椰子の木が見えますでしょうか。






RICOH GR


おまけでお付けするヴィッカーズスリングです。
片方を上記スイベルに取付け、もう片方にはスリングに付いている QD スイベルを取り付ければ 2 ポイントとなります。









オリジナルマガジンの他、8 本も揃えたのは MAGPUL PTS/US Palm コラボの AK 用耐衝撃性強化ポリマー樹脂マガジン です。
1 本あたりの装弾数は 150 発ですからかなりのファイアーパワーとなります。
また 8 本あるとどんなアーマーやチェストリグでもだいたいポーチが埋まると思います。 

小さくて見づらいですがグリップ同様、マガジン下部に US.Paim の椰子の木刻印があります。






ざっと説明させていただきましたがいかがでしょうか。

ツイッターの ミリタリー物販 というハッシュタグで宣伝しようと思っています。

基本的には購入のご希望があった場合、ツイッターの DM で取引を進めようと思います。
ご不明な点は分かる範囲で答えさせていただきます。


F@prinzwitt


F 嫁には売却前提で暫定的に五丁の存在を容認していただいてます。
ただそれも長く続くとは思えませんので AK 好きな方の御厚情をお待ちしております。











Glock19

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F log



前logにおいて LCT AMD65 US.Palmカスタム売却 について書きました。
おかげ様で良い方に引き取っていただき感謝します。

さて愛着ある AMD を手放したのは「家庭内四丁規制」の中で新たな銃を迎え入れるからです。
それはオーストリアのコンパクトなハンドガン Glock19 です。




RICOH GR


もちろんオーストリア製ではなく 台湾 KJ WORKS 製ガスブローバック・エアソフトガン です。
箱絵の通りパテントの関係でスライド、フレームともに刻印は…です。

なのでいつものように 秋葉原サイドアームスさん でカスタムしてもらいました。





RICOH GR


Glock17 のときもそうでしたが、あれやこれやとパーツが交換されます。
写真は交換した元パーツですが、下手するとこれで一丁分になりそうな…クワバラクワバラ。

備忘録としてカスタム内容を記載しておきます。

  ガーダー製 Euro 刻印フレーム
  ガーダー製 アルミスライド
  ガーダー製 スチールアウターバレル
  ガーダー製 シリアルナンバータグ
  ガーダー製 リアル刻印マグバンパー× 2
  デトネーター製 トリジコンタイプGL01サイト
  KM製 6.04TNインナーバレル
  KJ製 グロック19マガジン
  WE/KJ製 日本仕様注入バルブ× 2
  マルイ製 グロック純正リアシャーシ、ノッカー、シアー

  ※ハンマーのインジケータ再現の為、マルイのリアシャーシセットを組込み、
   スライド内ピストンにトリガーバー動作用のスペースを加工






RICOH GR


で、完成したのがこちらになります。
やはり GLOCK19 AUSTRIA 9×19 の刻印は嬉しいですね。

グリップ部ももちろん KJ ではなく GLOCK のロゴです。





RICOH GR


反対側です。
やはり GEN3 フレームの MADE IN AUSTRIA 刻印 と、グロック有限会社表記 がたまりません。

いつものように嫁曰く「誰も見てない」ではありますが、100%自己満足の世界ですからいいんです。
リアサイト側面とフロントサイト上面にはトリジコンの表記もあります。






RICOH GR


メインのセカンダリーwであるマルイ製 Glock17 と並べてみます。
もっとも 17 の方もガーダー製パーツを多用しているので、メーカー違いというより兄弟ですな。





RICOH GR


撮影の角度も悪いんですが、意外と 2 丁の大きさに差が無いです。
G 26 ならもっと極端に差がつくのでしょうけど、26 は小指が余るのがシックリ来ないんですよ。





RICOH GR


さてコンパクトな Glock19 が来たらぜひやってみたかったコンシールドキャリー。
第 1 弾は G-Code G19 INCOG HOLSTER / G-Code GLOCK INCOG Mag Caddy の組合せです。

IWB (インサイド・ウエスト・ベルト)ホルスターで、予備マガジン 1 個とともに携帯できます。
トラヴィス・ハーレイ先生監修で、トンボマーク部分のクリップ (1.75インチ対応) をベルトに引っ掛けて保持します。





RICOH GR


身体に直接触れる裏側はこうなっていて、マグキャリーはネジで簡単に取り外しできます。
ホルスター表面はスウェード処理されていてお肌に優しくなってます。





RICOH GR


実際ジーンズの腹に仕込んでみました。
コブラバックルのベルトですが、バックル部は邪魔にならないよう左右どちらかに移動した方がよいです。

マグキャリーとホルスターに絶妙な角度がついていて、お腹のカープにフィットします。





RICOH GR


ハーレイ先生のご指導通り、ジーンズのポケットに引っ掛けた左手の親指でシャツを跳ね上げると‥




RICOH GR


すぐに銃にアクセスできます。
カイデックスのタイトフィットも絶妙で気持よく抜き差しが可能です。

右腰後ろに装着する場合はマグキャリーを外した方がいいです。
動画では欧米の女性も使用していましたが、日本女性なら G26 の方がいいかもしれませんね。







RICOH GR


コンシールドキャリー第 2 弾は、Raven Concealment Systems ファントムホルスターです。
社名にコンシールメントなんてあるんですからこれは期待大です。

シングルのマグキャリアーは下方が斜めにカットされています。
これは右利きのユーザーが左横に装着した場合、左足の動きを妨げないよう考えられているそうです。

カイデックスのフィットは抜群。
シャコッと収まり逆さにしてもしっかり保持していますし、もクッと力を入れるだけで簡単にドロー出来ます。

こちらは OWB (アウトサイド・ウエスト・ベルト) ホルスターとなります。








RICOH GR


こちらは裏側になります。
ベルトループは標準が 1.5 インチ用ですので、1.75 インチ対応のパーツに変更してあります。

ループの角度をご覧いただけたらお分かりのように、こちらも身体の曲線に合わせてカーブしている製品です。
それがコンシールドの基本なのでしょう。

KJ 製の Glock19 はまさにジャストフィットですが、他のメーカー様についての確証はありません。







RICOH GR


右腰の横からやや後方に装着してみます。
普通の視線でホルスターを眺めるとこんな感じです。

ウエスト部分に見事収まってます。
スライドが垂直ではなく少し前に角度がついており、これでドローがしやすくなるのでしょうね。






RICOH GR


5.11ヴァリアントジャケットのインナーを着てみます。
右上の写真でもお分かりのように、内側に傾斜しており身体にフィットしてシャツの余剰部分と一体化してます。

左後方には GK-Pro のカフポーチをつけました。






RICOH GR


アウタージャケットも着用するもフロントジッパーを閉じたまま、特徴的なサイドジッパーを上げるとこうなります。
咄嗟の時に横のジッパーを上げ下げしている時間があるかは少々疑問ですが。

RCS のホルスターは外観から無骨なイメージでしたがじつは非常に繊細でした。
機械的ロックがないにも関わらず、シャコンと気持よく収まります。






RICOH GR


ここまでコンシールドキャリーについて書いてきましたが、Glock19 導入の目的はそれじゃありません。
それはこの Safariland 6739-383-411 をアーマーの胸に装着したかったからです。

一見ロック機構の無いカイデックスホルスターのように見えます。
しかし見えない内側に小さなレバーがあり、それを押しながらドローするとスルリと抜けます。

逆に言えばスッと挿入するとカチリとロックして逆立ちしても抜けません。
本当は BHI CQC を目論んでいたのでが、サファリのクオリティにやられました。










アーマーの胸とはこのような例があります。
ドロップレッグにセカンダリーになるライト付のハンドガンを用意します。

それ自体がプライマリーのバックアップですが、胸部のハンドガンはさらに下位のバックアップということです。
下の写真、先頭の方は胸部左側ですが、左後方 MP5 の方は胸の真正面に設置していて人それぞれです。






独 LE ではなく仏 BRI の写真ですが、左の隊員がまさにサファリランドのホルスターを胸というかお腹につけてますね。
装着位置は研究が必要ですが、これがやりたいのですよ。





RICOH GR


別売りの MOLL 取付け用アタッチメントをネジ止めします。
穴の関係で 2 箇所しか止まってませんがガッチリしています。

このまま MOLL に上から挿せばいいんですね。







RICOH GR


トップ写真を含めドイツ私服警官のコスプレ (写真はG17) で遊んでしまいました。
しかし、MP5、G17、G19、と家庭内四丁規制の内 3 丁の枠を費やして独 SEK/MEK 銃器の準備は整いました。

難関のボディーアーマー、そして超難関のバイザーヘルメットと、まだまだ道程は遥かに遠いです。
米LE や仏LE でミリタリーではない法執行機関装備が盛り上がっているように思います。

ある程度納得する SEK/MEK 装備になったら、いつかはその中に入れていただきたいと思ってます。



RICOH GR












バレエ三題

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F & F 嫁が応援している K-Ballet プリンシパルの浅川紫織 ちゃん。
この度、カンパニーが監修したクラシック・バレエの入門本でモデルを努めました。


これ1冊できちんとわかる クラシック・バレエ入門


モデルを務めただけで入門書を著したわけではありませんが、紫織ファンとしては手に取らざるを得ません。
内容は大人の初心者に向けたものですね。




各ポジションの解説から入って、ストレッチだけでも 14 ページを費やして丁寧に解説します。
ポジションでは正しい姿勢、イメージする箇所を正面からのと真横からの写真で見本を見せます。

これはちょっと珍しいほど丁寧ですね。
ちゃんと NG ポーズも載っていて、プロのカンパニーでプリンシパルを張るダンサーが背中を丸めて熱演してます(笑






バレエ・ストレッチと連動して身体の各筋肉の解説もあります。

かと思うとアン・ドゥオールについての説明は 1 ページでサラッと書かれいるだけです。
骨格の出来上がった大人から始めるバレエとして、ここはある程度割り切った部分でしょう。


その後はバーレッスンからセンターまで、とにかく丁寧に丁寧に作られているのがわかります。
モデルとしての写真数も膨大な量で、撮影にもかなり時間がかかったのではないでしょうか。

大人バレエの入門書として文句なくオススメです。



F 自身も数年前まではジムでクラシック・バレエのレッスンを不定期ですが受けていました。

ブログカテゴリー Ballet Lesson

いまでは気の向いた時にバーレッスンもどきをする程度ですが、当時この本があればとなぁと思いました。
基本のキは男女関係ありませんので、男性の大人バレエでもお使いいただけます。

クラシック・バレエを志す大人の方々に本書が少しでもお役に立てばファンとしても嬉しく思います。






先日はスカパーで K-Ballet 「海賊」 の放映がありました。
中村祥子さんがメドーラ、紫織ちゃんはなんとなんとお姉さんのグルナーラでした。

2008 年 8 月 4 日の記事「かくも美しき姉妹」 で書いたように以前は逆でした。
初々しい紫織ちゃんのメドーラを祥子さんががっちりサポートしてくれた舞台でした。

それから数年、いまや堂々たるプリンシパルに成長した紫織ちゃんは、妹思いのグルナーラを見事に踊りました。
なかでもランデケムとのパ・ド・ドゥは絶品でしたね。

いや~紫織ちゃんの進化を端的に表している映像作品で、ぜひとも手に入れたいと思った次第です。






Spring 2016『Don Quixote』



K-Ballet のスプリングツアー「ドン・キホーテ」は 3 月 9 日からスタートです。
あいかわらず大げさな K-Ballet の宣伝動画です。

メインキャストもビジュアルイメージも“世界の”中村祥子さんですが、ウチはもちろん紫織ちゃん目当て。
楽日の 3 月 13 日(日)に観に行きます。


それから 4 月に開校する K バレエスクール大宮校 において紫織ちゃんは主任教師を務めることにもなりました。
以前から子どもたちのレッスンでは活躍していましたが、いよいよひとつのスクールを統べる立場となりました。


ダンサーとして、教育者として活躍する紫織ちゃん、久しぶりに観るキトリが楽しみです。




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書籍といえばダンスマガジンはたまに購入するのですが、さすがに クララ をレジに持っていくのは抵抗があります。



小さなお子さん向けのバレエ雑誌なので当然ですが、さも自分の子供用という雰囲気を出して購入します(笑



今回手にした理由は‥



F 嫁が注目するマリインスキー・バレエのクリスティーナ・シャプランが取り上げられていたからです。
シャプランきれいですね~

ワガノワからダンチェンコ~マールイを経てマリインスキーへと新天地を求めてきた彼女もようやく落ち着いたところでしょうか。



そしてもうひとつの訳は、漫画で表現する「バレエびっくりヒストリー」です。
残念ながら今回が最終回ということですが、最後に F の大好きな「ラ・バヤデール」を取り上げてくれました。




いいですね~(笑

右上の小さなコマは寺院前での逢引きですが、柱の陰からの“大僧正は見た”もしっかり描かれています。
そして藩主であるラジャに呼ばれ、自身の娘であるガムザッティとの結婚を告げられる場面です。

ニキヤに心を残しながら、ガムザッティの美貌と藩主の娘という権力にグラッと来たソロルをこれだけで表現しています。
これがたった 1 ページで表現できる漫画って凄い !

この漫画ではラジャ・ガムザッティ共犯説でした。
結婚式での寺院崩壊まで描かれていますが、漫画で解説するとなればそこは外せませせんよね。


あらためて思ったのは 10 ページの漫画でさえもワクワクしていまうほど「ラ・バヤデール」という演目が好きだということです。






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さて、英国ロイヤル・バレエの来日公演 を 6 月に控え、チケットの先行販売が明日 2 月 22 日から始まります。
ロイヤル来日となれば浮足立つはずの F & F 嫁がおとなしいのには理由があります。





「ロミオとジュリエット」

振付:ケネス・マクミラン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ


6月16日(木)6:30p.m. ローレン・カスバートソン&フェデリコ・ボネッリ
6月17日(金)6:30p.m. ヤーナ・サレンコ&スティーヴン・マックレー
6月18日(土)1:00p.m. サラ・ラム&ワディム・ムンタギロフ
6月18日(土)6:00p.m. ナターリヤ・オシポワ&マシュー・ゴールディング
6月19日(日)1:00p.m. マリアネラ・ヌニェス&ティアゴ・ソアレス




「ジゼル」

振付:マリウス・プティパ(ジャン・コラーリ、ジュール・ペローによる)
演出:ピーター・ライト
音楽:アドルフ・アダン


6月22日(水)7:00p.m. マリアネラ・ヌニェス&ワディム・ムンタギロフ
6月24日(金)7:00p.m. ナターリヤ・オシポワ&マシュー・ゴールディング
6月25日(土)2:00p.m. サラ・ラム&スティーヴン・マックレー
6月26日(日)2:00p.m. ローレン・カスバートソン&フェデリコ・ボネッリ


◆会場:東京文化会館




そうそうたるプリンシパル達の主演ですから何の文句も無いはずですが‥
御存知の通りウチから応援しているファーストソリストである 崔 由姫 (チェ・ユフィ) ちゃん の動向が不明なためです。

彼女の出身地である福岡での地方公演も予定されていましたので、もしかしたら奇跡が起きて 福岡でジュリエットを…
とか妄想していたのですが、福岡での公演は「ジゼル」でラウラ・モレーラ (なんてこった相手はキッシュだ) が踊ることになりました。

まぁプリンシパルじゃないから仕方ないと思われるかもしれませんが、ファンとしては夢見てしまうのですよ。

しかしヌニェス、ラム、カスバートソンはともかく、オシポワやサレンコというのは思うところがあります。
まぁふたりとも素晴らしいダンサーで、サレンコとマックレーのペアは本当に魅せますね。

でもメインキャスト以外はまだ発表になっておらず、ウチとしてはそれ次第でチケットを考えたいと思います。
それからでは遅いのかもしれませんが、ここは辛抱のしどころです。



 




ここのところ物騒なエントリーが多かったので、久しぶりにバレエ三題をお送りしました。















ドイツLE風装備の変遷 4

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ドイツLE風装備の変遷 3 よりつづく



さて、ドイツ地方警察 SEK/MEK を演るにあたって懸案なのはなんといってもアーマーとバイザーヘルメットです。
本国では本職さんが本気で使用する命が懸かった道具なので民間への販売もあり得ませんし、レプリカ等も皆無です。



RICOH GR


一応 BP にて購入可能なライオットアーマーは手に入れて、内部にソフトアーマーのレプリカを仕込んであります。
が、ポリフォトで見るアーマーとはだいぶ違います。




RICOH GR


ショルダー(形が異なるので収納してます)、グローイン(後付けです)、ネック・スロート(存在しません)等が違います。
そしてアーマー表面は一部にベルクロがある他は MOLLE も備わってません。

MOLLE に関しては本職も上からタクティカルベストを重ね着している場合がありますからそれを真似してみます。





RICOH GR


ポーチ類を始め最近とても気に入っている 5.11 VTAC LBEベスト です。
5.11 の製品はとてもしっかりしていて、品質の割に価格もこなれていてなかなか良いです。

ドイツ LE で使用例も少しですが見つけました。
まぁタイトルにあるように完全再現ではなく「風」なのでそこら辺はおおらかに考えます。

サイズは通常のレギュラーサイズと XL があります。
アーマーの上からですから迷ったのですが調整幅が 15 cm 程度あると聞き、レギュラーサイズを選びました。

メッシュを多用していて通気性は良さそうですが、生地のしっかり感も充分にあり満足です。





RICOH GR


F 嫁が自身の出演するダンスイベントの準備で帰宅が遅くなるので今回は着込まずに 「抜け殻」 でいってみます。
各種裝備や銃を載せる前に写真を撮ればよかったのですが…

今まではラジオポーチひとつ取り付けるのも苦労していましたが、前後はもとよりサイドまで MOLLE が配され楽ちんです。
BP に追加注文して 10ヶ月程放置されていたネックアーマーもやっと届いたのでアーマーとベストの間に挟んで取付けます。



プライマリ、セカンダリに続くターシャリである Glock19 は右胸にサファリランドのホルスターで仮につけてみました。
2 丁目のハンドガンは本職さんの写真を見ても、左胸、右胸、腹部中央、右脇腹など様々です。

アーマーを補完する意味では左胸は大いにありですが、そこは PTT にとって一等地なんですよね。
ではセンターへそのあたりはどうかというと、吊ったプライマリの邪魔になるんです。

本職さんはそんなこと言ってられませんが、銃同士がガシガシ干渉するのは精神的にもよくありませんw






RICOH GR


プライマリである Glock17 はブレードテックからサファリランドのホルスターに更新です。
やはり各国のプロフェッショナルがこぞって使用するサファリランドはいいですね。

マルイの G17 ですから実銃用のホルスターとしては G17 用ではなく G20/21 用でジャストサイズです。
ライトは TLR-1 ですが、将来万が一があるといけないので TLR-2 対応の物を選びました。

一番流通しているシュアファイアの X200/300/400 対応版では入りませんので注意が必要です。
ハンドカフポーチは GK-Pro の製品で、MOLLE 対応ではないのでドロップレッグのベルトに通してあります。

G17 のグリップには中野ウォリアーズさんで購入した輪ゴムを巻いてみました。
無造作にやりたいのに均等に巻いてしまうところがダメなところですw





RICOH GR


左ドロップレッグはタクティカルテイラーの小パネルに 5.11 の SMG 用ポーチ× 3、ハンドガン用× 2 を配しました。
ここにはフラッシュバンポーチを置く本職さんが多く要検討な配置となります。

ナイロンカフは以前は MOLLE に通していましたが、今回は吊ってみました。
本当は米 LE の用にダブルリングの状態でたくさん吊りたいのですが、いかにもどこかに引っかかりそうですよね。






RICOH GR


頭部は変わり映えしないですが、プロテックのヘルメットに X800、写っていませんが XGO のバラクラバです。
ヘッドセットは骨伝導で大型の PTT を介してジャンクのモトローラの横を経由しメディポーチの中の特小に繋がってます。

この Y 字部分を埋めるスロートアーマーがいつかは欲しいですねぇ。





RICOH GR


背面は大パッチとユーティリティポーチとどシンプル。
無線機が後ろにあるとアクセントになるのですが、テレフンケンはともかくモトローラはみんな前なんですよねぇ。

ブリーチングツールセットを背負いたいところですが、フラッシュバンのポーチを配するという手もありますね。






RICOH GR


結局ターシャリ (まだ慣れないな~この呼び方) の G19 は右脇腹へと落ち着きました。
やはりここが一番抜きやすいですよね。

取ってつけたように止血帯がつけられていますが、本来メディポーチの中に置くべきものでしょうね。
MP5 のグリップにも幅広輪ゴムをつけてみましたが、フィンガーチャンネル風で使いやすいです。



よく考えると 家庭内銃四丁規制 の内、三丁がここに集結していることになります。
これがやりたいが為に LCT AMD65 カスタムを手放した のです。

そりゃ LE 以外は難しいよなぁ。






RICOH GR


さて、最終的にこんな感じになりました。
フレックターンの KSK ホーゼはもちろん ハンブルク州警察 MEK を意識したものです。

でも LK のこのホーゼ、個人的には緑が勝っているので、もう少し茶系に振ったバージョンが欲しいです。
中田商店の店頭で一枚一枚吟味して買わなけりゃアカンですな。










下半身フレックターンもよいのですが、SEK/MEK といえば準備万端な出動においての威圧的な黒ずくめ。
KSK ホーゼを黒い 5.11 のタクティカルパンツに変えてみました。

本来なら黒のアサルトスーツがよいのですが、仏勢の皆様と違って勉強不足なのでイマイチ製品等わかりません。
黒のヘリコンソフトシェルジャケットと組み合わせてなんちゃってアサルトスーツの出来上がりです。






RICOH GR


全体像はこんな感じです。
アーマー周りの雰囲気はなかなか良くなったと自画自賛しております。

さて抜け殻くんが左手に持っている物‥





RICOH GR


ツイッターでのほんの偶然から繋がったご縁で、それまで一面識もない方にブリーチング・ラムのレプリカを制作していただきました。
塩ビパイプを利用して作られた逸品は重量たったの 2kgで、実物の 1/10 程度の重量しかないのにこの存在感です。

その方は米LE 向けの円筒形のラムも制作されており、それなら簡単だったのですが‥
ドイツ風などというややこしいリクエストに応じていただきました。

ご紹介いただいた.308納豆様、制作していただいた T 様ありがとうございました。
写真は届いたその日に嬉しくて玄関ドアを内から外にwぶち開けようとする F です。







RICOH GR


やはり黒裝備だとラムも映えますね~







RICOH GR




というわけで一回も着用に及びませんでしたが、ドイツ LE 風裝備の変遷 4 としてお送りしました。
今後の課題は山積みですが‥


 ◯ バイザーヘルメット
 ◯ ショルダー、ネック、スロート、グローインの各アーマー付きの MOLLE ボディーアーマー
 ◯ フラッシュバン&ポーチ
 ◯ ブリーチングツール各種( F 嫁大反対)
 ◯ グロック78/81フィールドナイフ
 ◯ アサルトスーツ
 ◯ 小窓、段差付きシールド( F 嫁大反対)


いや~まだまだ沼は深いですな。













 

スフレパンケーキとガラスコートメンテナンス

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土曜日夕刻、F 嫁と外出しました。

高 CP で評判の回転寿司に行きまして、その美味しさと安さに感服しました。
17 時前でもお店は満席で、流石皆さん分かってらっしゃる。

その後、近くの珈琲店で一休みです。


 星乃珈琲店


以前から存在は知っていましたが、入店は初めてです。



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F 嫁はお店の看板である 星乃ブレンド珈琲、深めが好きな F は 炭火焙煎珈琲 を頼みました。
実際はこの写真の WB なんですが、暖色系に振ったトップ写真の方がなんとなく雰囲気がありますね。

珈琲はたいへん美味しく、深いローストが F の好みであります。





RICOH GR


そしてもうひとつの看板である 窯焼きスフレパンケーキ もダブルでお願いしました。
けっこうお寿司を食べたはずですが、もちろん別腹でございます。

直径こそ小さいものの、その厚みの存在感がすごいです。
デフォで上に載せられているホイップバターは当然別皿にしてもらいました(笑






RICOH GR


で、メイプルシロップをかけていただきます。
はちみつ、黒糖など選べますが、ここはオーソドックスにメイプルで。






RICOH GR


外側はカリッと中はモチッと‥というよくあるフレーズですが美味しいですね。
生地自体に甘みと若干の塩味も感じられ、メイプルなしでもいけます。

これは珈琲とベストマッチだわ。






RICOH GR


特定の珈琲はお代わりを半額で頼むことが出来ます。
美味しかったので F も F 嫁もお代わりしました。



コンビニでそこそこ美味しい珈琲が 100 円で飲める時代。
珈琲専門店の存在意義が問われるところですが、場所、雰囲気、もちろん美味しさで充分対抗は可能かと思いました。

食事のメニューやかつサンド、コロッケサンドなど、サンドイッチ類も美味しそうでしたね。







さて、お腹もくちてその後は地元の基幹郵便局へ。
某国から国際郵便の引取りです。

残念ながらミリポリ系ではありませんが、中年オヤジには必需品です。







ここまで自宅からドライブして来ましたが、転がしているのは愛車の 595 ではありません。
いつもお世話になっているカーコーティング専門店の ハイパフォーマンス さんからお借りしている代車です。

国産小型車の代車はもちろん悪いわけはありませんが、残念ながら決定的にワクワクしませんね。
やはりサソリの猛毒はかなりの中毒性があるようです。



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ボディーコーティングのメンテナンスをしてもらいピッカピカな愛車アバルト 595 コンペティツィオーネ。
ちょっと踏ん張り感を強調した写真にしてます。





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じつは半年ごとのメンテが推奨されていますが、夏のそれを忙しさにかまけてサボってしまいました。
コーティング面が心配でしたが、屋根付き車庫が幸いして状態は問題ないそうです。

店主の斎藤さんとアバルト乗りであるスタッフの方とふたりでキレイに仕上げていただきました。






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自宅に帰り駐車場に停めての一枚。
ホイールの奥の奥まで本当にピッカピカです。

センターキャップに F と F 嫁が写ってますね。


充実した土曜のひと時でしたが、残念なのはこのキレイなクルマで出勤する月曜朝が雨なことですね(笑







K-Ballet 「Don Quixote」

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※ まだ途中です。随時加筆していきます




ここのところ黒い物騒なエントリーが多かったのですが、久しぶりにバレエの話題です。

夫婦そろって大ファンの K-Ballet COMPANY プリンシパル 浅川紫織ちゃん の舞台を見に行ってきました。
F 嫁に無理言って日曜休みを取ってもらい、スプリング・ツアーの楽日である 13 日に渋谷までエッチラオッチラやって来ました。






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あいかわらず人の波状態のスクランブルです。


余談ですが、出掛けに F のリーデンググラス (老眼鏡) が壊れるというアクシデントがありました。
バレエとサバゲーの時はコンタクトレンズなので、電車内で Kindle 読めないと不便なんです。

12 時過ぎに渋谷に着いて、まずは眼鏡市場渋谷店へ。

出来合いの老眼鏡を購入して店を出ようかと思った時、とあるブランドが目に入りました。
イタリアのサングラスブランド 「POLICE」 です。

それから店長さんと様々なやり取りがあり、店を出るときには何故か商品の入った袋を下げていました。
まぁその話はきな臭いのでまた後日。

その後、ササッと昼食を済ませ東急文化村オーチャードホールへと向かいました。





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当日券売り場の横に立つ F 嫁です。
ここにいると 2011 年に「ロミオとジュリエット」のチケットを紛失して再発行してもらった 事件を思い出しますなぁ。

入場して直ぐに紫織ちゃんの母上様と遭遇、いつもの様にご挨拶をしますが聞けばこの日は父上様もご一緒とのこと。
近くにはいらっしゃいませんでしたが、終演後にまたお会い出来ると思いそのまま座席へと向かいました。





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このツアーでは御大は踊らず、楽日である紫織ちゃんと宮尾君のこの日はかなりの人気。
チケット争奪戦に出遅れ、いつものカップルシートは奪取されてしまいその数列後ろの席でした。

写真に後頭部が写っている男性が、カップルシート最前列です。
ここの席は本当に好きで、オーチャード一番だと思ってます。

でもサイド席はその他でも結構見やすいのです。
F の後ろには座席が無く、珍しく背筋を伸ばして観ることが出来ました。









さて、ここのところバレエ公演のレポで舞台の時系列に沿って書くのが苦手になってます。
なのでいつもの様に役柄別に思いついたことをだらだらと書き連ねたいと思います。

最近のブログ更新は一週間おきなので、途中で加筆、修正は充分にあり得ます。







キトリ

もちろんわれらが 浅川紫織ちゃん です。

紫織ちゃんのドン・キといえば、F & F 嫁にとっては忘れられない舞台があります。
それは 2007 年 7 月の 「ドン・キホーテ」 夏公演です。

当時ベルリン国立バレエのプリンシパルだった中村祥子さんが K-Ballet のゲストとしてキトリを踊ったのです。
初台の新国立劇場バレエの本拠地へその公演を観に行った F & F 嫁です。

祥子さんのキトリはもちろん素晴らしかったです。
が、同時に背後で踊っていた花売り娘のひとりである浅川紫織というダンサーに惹かれました。

恒例の出待ちで御大や祥子さんが登場する前、駅へ向かって歩いて帰るダンサーを見送っている中、浅川さんを発見したのです。






まだ主役クラスではなかったので大きな夫婦に声をかけられて驚いてる彼女にサインを頂いたのがそもそもの始まりです。
これが当時、撮らせていただいた写真です。

初々しい漢字のサインに感動したものです。(ちなみに 2016 年現在も漢字)
それから F & F 嫁は紫織ちゃんのファンとなって現在に至るわけです。

カンパニーを途中で去るダンサーも多い中、まさかあの時の新鮮な卵がこつこつと努力を重ねプリンシパルになりました。
そしてツアーの楽日で主役を張る日が来るとはオジさんオバさんとても感無量です。




もってとも紫織ちゃんの実力からいえばもっと以前にキトリを踊るチャンスは当然の如くありました。
ただ残念ながら故障で一時期はまったく踊れない日々が続いた時期があったです。

それは 2012 年の秋公演 でした。

キトリを踊ったのは現在は残念ながら退団された松岡梨絵さん。
紫織ちゃんはほとんど立役ともいえるドルシネア役でした。

リハビリ中で歩くのも辛かったと思いますが、華のある存在感でドルシネアを演じました。
キトリを踊る能力も情熱も持ち合わせながら、怪我で踊れなかった紫織ちゃんの無念はいかばかりでしょうか。

その悔しさを晴らすチャンスがやっと巡ってきたのです。





嗚呼、思い出話でこんなにも長くなってしまいました。

この日の紫織ちゃんは素晴らしいキトリでしたね。
バルセロナの街に飛び出して来た瞬間からその美しさ、存在感に魅了されました。

やはりキトリは「出」が命。
この最初のヴァリエーション前に観客をつかまなければなりません。

その点、この日の紫織ちゃんは文句のつけようがない見事な登場でした。



となりで F 嫁がため息をついています。
紫織ちゃんのあまりの美しさに感動して‥らしいです。

街の人気者らしくおきゃんな立ち振舞い、それでいて手先、脚先はすごくキレイなんです。
節目に訪れるレヴェランスではたいへんエレガント、そのギャップがまた魅力的です。

バジルとキホーテ老人を天秤にかける際の悪戯っぽい瞳。
とにかく紫織ちゃんの視線はすごく雄弁なんです。

個人的には脚技でじゃれあうシーンなど、もう少しだけ表情をつけて欲しいと思いましたが好みですかね。
いずれにしても第 1 幕での紫織キトリは、初役の不安を吹っ飛ばす見事な出来だったと言えるでしょう。




第 2 幕での踊るドルシネアも素晴らしかったですが、印象的だったのはジプシー野営地の最初。
野営地へ辿り着いたキトリとバジルが、やっとふたりきりになれた嬉しさを踊ります。

この時の紫織ちゃんはとても情感に溢れ、しっとりと魅力的でした。
青いドレスに着替えてゆったりとしたテンポでふたりの感情を伝えます。

いいなぁ、バジルじゃなくても恋するよ。


白いチュチュのドルシネアに変貌してからもうっとりと魅せてくれました。
ヴァリエーションでアチチュードを繰り返すところがあるのですが、F 好みのアチチュードで大満足です。

夢の場での白いドルシネアが捌けてから野営地に戻って青いドレスのキトリが馬車から顔を出すまでたったの 1 分 15 秒でした。
休憩時間を計るためストップウォッチにしている時計でブラインド計測したので間違いありません。

舞台裏は修羅場でしょうけど見事な速着替えでした。

つづく酒場のシーンではダイブもかっこよく決め、すべてが情熱的で楽しかったです。
バジルの狂言自殺シーンでは事情がわかってからのオチャメな表情が可愛かったですね。



第 3 幕の結婚式のシーンはもう圧巻でした。
白い花嫁衣装のチュチュに身を包んだ紫織ちゃんはよりいっそう輝いて見えました。

グラン・パ・ド・ドゥでは第 1 幕でやや不安定だった宮尾バジルとの息もピッタリでした。
アダージョも素晴らしかったし、ヴァリエーションの音の取り方は独特でハッとさせられました。

グランフェッテはすべてシングルで、音楽にピッタリ追従した見事なものでした。
最後のキメも長い間を取ってバッチリと決めてくれました。

これはもうブラボー以外の何物でもありません。



カンパニーのトップであるプリンシパルになってより輝きを増した浅川紫織。
いままさに絶頂期を迎えつつあるダンサーとして誰にも推せる踊り手だといえます。

あの日、あの時、初台の楽屋口での出会いからもうすぐ 10 年です。
これからも K-Ballet を背負って立つバレエダンサーとして紫織ちゃんの活躍を祈っています。

5 月の白鳥、6 月のリラと見逃せない役が続きます。
なんとか仕事に折り合いをつけてまた観に行きたいと思っています。

その際はこの日所用で諦めた「出待ち」にも再びチャレンジしたいです。




(公演プログラムより、宮尾俊太郎、浅川紫織のリハーサルシーン)






バジル

ウチは紫織推しなのでいつもツアーの他公演の事はほとんど知りません。
終演後、F & F 嫁を K に導いて下さった yol さんにお会いした際にお聞きしました。

宮尾俊太郎君がたいへんだった と。

中村祥子さんとのペアで踊るはずだった遅沢さんが怪我により急遽降板。
長身の祥子さんと踊れるのは他には宮尾君しかおりませんでした。

なので木曜日、金曜日、土曜日、そして我々が観に行った日曜日となんとバジル 4 連投。
野球の投手なら中継ぎもクローザーもおりますが、バレエ公演の主役は最初から最後まで出ずっぱり。

その運動量たるや相当なのに加え、演目が男性ダンサーに取ってたいへんなドン・キ。
こりゃ昨年プリンシパルに昇進した宮尾君への試練ですな。


K-Ballet のドン・キといえば、良くも悪くも御大の影響が大なのは万人が認めるところです。
宮尾俊太郎君は北海道が産んだ奇跡のプロポーションを武器に堂々たるバジルを踊りました。

180cm を超える長身、長い膝下、大きな手(男性ダンサーにとっては大いなる武器)、甘いマスクとキリがありません。

過去に観た舞台ではその素晴らしい資質を持て余していたと思えるのは F & F 嫁の共通認識です。
思わず目を覆いたくなるような場面も正直な話、決して少なくありませんでした。



しかしこの日の宮尾君は違っていました。

もちろん 4 連投の最後ということでか、身体の疲労は極限まで達していると思われます。
第 1 幕で 2 回目のリフトを挙げきれなかったのはその査証でしょう。

でも登場時より全身から発するオーラがあり、バジルを短期間に集中して踊った自信のようなものを感じました。
もともと恵まれた体躯をより巧く使えるようになった気がします。

長い腕と手先の表現も豊かだったし、回転の軸も驚くほど(失礼)しっかりしていました。
ジプシーとの踊りでの連続ジャンプも疲れているでしょうけど見事に跳んでみせました。

もっともバジルの見せ場である GPDD のヴァリエーションでは少し省エネモードであったことは否めません。
多少軸が傾いても巧くリカバリーする術も身につけていたので大きな破綻はありませんでした。

コーダでは紫織ちゃんとともに素晴らしい盛り上げで大団円を迎えることができました。




180cm 超の宮尾君と、160cm 台後半の紫織ちゃんとはア・テールでもポワントでもベストバランスと思いました。
プリンシパルを張る以上、同僚の急な降板で連投になることはよくあります。

今回のバジル 4 連投 (その内 2 回は祥子さん) は宮尾君にとって大きな試練でありました。
と同時に大きな財産にもなるやに思います。

誠実な人柄で知られる宮尾俊太郎君。
彼は今後 K-Ballet を牽引する立場として頑張るチャンスを目の前にしていると思います。

遅咲きの苦労人、今後の素晴らしい活躍をお祈りします。







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幕間、シャンパンを前にする F 嫁。







ドン・キホーテ & ガマーシュ & ロレンツォ





エスパーダ & メルセデス





プロダクション






Mr. X






終演後ロビーにて


















もうひとつの焼き鳥屋さん

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どうした理由か近所には同じグループの同名の焼き鳥屋さん 串いち が 2 軒あります。
F & F 嫁が通うのは駅に近い方のお店で、T 店長の人柄と 焼き職人としての力量 に惚れているからです。

とはいえせまいお店なので時には満席で入れない場合もあります。
焼き鳥腹になっている場合、第 2 候補という事になるのですが積極的にこちらを選ぶ理由もあります。

ちょっと前の話、先月上旬の寒い日でしたがその際にいただいたものなど少々。





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その理由を求めてやって来た第 2 のお店。
まずは チューハイとお湯割り紀州南高梅入り で乾杯です。





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お通し はちょっとした煮物。
一見和風ですがベーコンのコクが感じられ美味しいですね。






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かぶの浅漬け は箸休めに頼んでみました。
ゆずが効いていてよいです。





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3 月も半ばを過ぎだいぶ暖かくなってきましたが、2 月頭はまだまだ寒かったですね。
お湯割りを飲んでいる F 嫁のリクエストでグツグツいってる おまかせおでん を。





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いつもは頼まない ポテトフライ をこの夜はなぜか。
F は塩のみですが、F 嫁はケチャップ派なのできちんと住み分けが出来てますw





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もひとつ揚げ物としてお勧めメニューにあった うずらの卵フライが品切れ になってしまいました。
こちらの店長さんが気を利かせて作ってくれた 煮玉子フライ です。






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別のおつまみとして用意された煮玉子に衣をつけて揚げたものです。
シンプルだけど美味しいし、こうした工夫をサッとしてくれるお店は良いですね。





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F 嫁はあくまであったかメニューで もつ煮 を頼みました。
オーソドックスな味噌煮込みで美味しいです。

ここまで来ればだいぶ身体も温まったことでしょう。





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F のリクエストで 豚生姜炒 をお願いしました。
玉ねぎキャベツなど豚肉よりも野菜が多いのが嬉しいですw





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焼き物は どんどり と、





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ぼんじり(よく焼き) と、





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たたき(つくね) をすべて塩で頼みました。

どの串も美味しいですが、軟骨を含むぼんじりは最高ですね。
たたきのふっくら加減は T 店長の焼きの方が好みです。





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さて延々と飲み食いしてきましたが、こちらの店舗にお邪魔する大いなる理由、ソース焼きそば です。

同じグループ、業態でも 2 店舗でそれぞれメニューに工夫を凝らしています。
焼きそばはいつも行くお店に無いので時々無性に食べたくなります。

青のりの変わりに焼き海苔を使ってますが、オーソドックスなソース焼きそばで美味しいです。





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F & F 嫁はソース焼きそば大好きなので、それだけでこちらを選ぶ理由になり得ます。
シメにふさわしくあっさり目のソース味はスイスイと箸が進んでしまいます。

ササッと焼きそばを食べて、熱いお茶を飲んでお店を後にしました。
ごちそうさまでした。









ドイツLE風装備の変遷 5 と初めてのビクトリーショー

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ドイツLE風裝備の変遷 4 より続く



前回行った床に装備を広げて着た形を作る「抜け殻」は全体の雰囲気を見るのには有効です。
しかし実際に身につけてみないと問題がわからないのもまた事実。

来た見たところ案の定というか 5.11 の VTAC LBE ベストが窮屈です。
調整幅が大きいのを見越してレギュラーサイズを選びましたが、やはり 2XL+ にすればよかったかも。

肩の調整、両サイドの調整幅を目一杯取ってなんとかライオットアーマーの上に着込みました。






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右の脇腹に憧れのセカンダリーのセカンダリーw である KJ の Glock19 を配置しました。
ちょっと曲がってますが同じく Glock のフィールドナイフである FM 81 をレッグホルスターに。

その位置にあったカフポーチは左レッグリグ前面に移動。
そしてダブルデッカーだったハンドガンのマグポーチ 2 個はベストの正面右側に移設しました。(MP5のグリップ辺りです)

左レッグリグには MP5 のマグポーチ三連、その直後にフラッシュバンポーチを 1 個装着しました。
3 個購入したフラッシュバンの残り 2 個は、これまた憧れではありますがぼっちじゃ無意味の背面装備です。

希望の形のスロートアーマーはやはり手に入りにくいので自作も考えてますがなかなか腰が重いです。
今月末から 4 月にかけて仕事が忙しくなるのも影響してると思います。






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装備を試着するときは大抵思いつきなので周到な準備とは無縁です。
なので写真を撮った後に「あ、アレ忘れた!」というのが必ずあります。

今回はニーパッド、そしてブリーチングラムでした。
ラムは単に持って来るの忘れたのですが、ニーパッドが何故抜けてしまったのが分かりません。

ニーパッドはいまひとつ悩んでいてそれが影響したのかもしれません。
アークテリクス、ハッチの小型タイプ、そして持っていないハッチの大型タイプのそれぞれ使用例があるんです。

ニーパッドはその下に穿くパンツやカバーオールにも影響を受けますのでそこが固定できていないというのもあります。
仏勢のようなアサルトスーツがカッチリ特定されていて入手に邁進していのを見ると羨ましくなります。

今現在はドイツに適切と思われるオーバーオールをドイツに注文してあり配送待ちです。
届いたら変遷 6 をお送りしようと思いますw





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話は変わって 3 月最後の日曜日。
ミリタリーのイベントととして有名な 第80回ビクトリーショー が開催されました。

今までこういった催しには無縁でしたが、思い立って初めて行ってみることにしました。




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帰宅後に撮った写真ですが、まぁ身だしなみwとしてコンシールドキャリーをしていました。
マズルには赤キャップが刺さってますし、ガスも BB 弾もまったく入ってません。

上からプルオーバーとウィンドブレーカーで二重に隠してありますので、ボディチェックでもされなければまず分かりません。
とはいえ人混みの中で身体を斜めにしてすれ違う際はちょっと気を使います。






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さて、JR 浅草橋から浅草線で 2 駅、朝から観光客で賑わう浅草駅に降り立ちました。





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人力車のお兄さん達が客引きをする中、橋のたもとでスカイツリーをパチリ。




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そこから歩いて数分、ビクトリーショー会場である都立産業貿易センター江東館に到着しました。
開場 30 分以上前でしたがすでに長蛇の列が 4 階から階段を下り建物の外まで長く伸びてました。

ひゃ~噂には効いていたけど盛会だなぁ。




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やっと列が進んで入場で、入り口で入場料 500 円を支払い腕に黄色いバンドを巻きます。
これが巻いてあると 4 階、5 階の開場を自由に出入り出来ます。

それにしてもすごい人、人、人。
写真上が 4 階、下が 5 階ですが、どちらもぎゅう詰めに人で溢れています。

話を聞くと午後にはだいぶ人出も減るらしいですが、それこそ商品も減っていくらしいのでがんばりましょう。


開場を回った印象は、思ったより WW2 以前やヒストリカル等、現代以外のブースが多かったですね。
現代物も中心はミリタリーであって、現在の興味の中心である LE 関連はそんなに多くありません。

LE があってもアメポリの世界で、欧州 LE 好きはあまり反応できませんでしたね。
魅力的な銃もたくさんありましたが、なにしろ我が家の 家庭内銃四丁規制 枠はすでにいっぱい。

泣く泣く手にも取らずに素通りするのであります。






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輪ゴムやパッチなど少額の物をいくつか購入した後、2周めで戻ってきたのは 七洋交産 さんのブース。
シュアの輸入やアークテリクス等で有名ですね。

シュアのハンドライトを見ていたら端っこに見つけてしまったのです、ある物を。
以前にも購入を迷っていた時があっていったん炎は鎮火したのですが、実際に物を見てしまうと弱いですね。

一点しかない特別価格品という訳で 3 周めに賭ける勇気も無く、その場で購入を決定してしまいました。







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開場はあらゆるミリタリー趣味が溢れており、1/6 フィギュアでストーリーを表現したブースが素晴らしかったです。
1/6 のパンター砲塔に乗った独戦車兵もカッコよかったですが、やはりこの米 SWAT のブリーチングシーンにはやられました。

自分はやっぱりこの手が好きなのだと再認識しました。






会場内ではツイッター等でお世話になっている方々のブースを中心に探したのですが残念ながらお会いは出来ませんでした。
ただ雑誌やウェブ上で見たことのある有名な方々を生で拝見できたのは嬉しかったですね。

ウピウピ隊のお嬢さん達も見かけましたし、お髭で有名なのりっくさん、田村の社長さん等と直接お話しできたのはよかったです。
のりっくさんにはホルスターについて、田村さんにはアサルトスーツについて質問することができました。



さて人熱れで疲れてきたので 13 時頃には開場を離脱しました。
古今東西あらゆる軍装の方々が闊歩していて面白かったですね。

もう少し広い会場が借りられるとゆっくり見られるんですが‥






帰宅後、購入した物品を広げてみます。


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多用途に役立つゴム、国旗のパッチはまぁ衝動買いです。
前述したハッチの大型ニーパッドは安かったので購入しました。

これで三種のニーパッドから最終的にどれがしっくり来るかを決定したいと思います。





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ミリタリーのイベントなので F 嫁にお土産といってもこれといったものがありません。
定番ですが配色が渋くて気に入ったパラコードのリストバンドを購入しました。








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さて一番購入額が高かったのは SUREFIRE XC1 です。

超コンパクトなウェポンライトで、パッケージ写真にもある Glock19 との相性が抜群なんです。
元々ウェポンライト好きでありますし、いま腰にはその 19 が刺さってるわけです。

価格はお店のウェブサイトに記載されている値段より 25% も安かったです。
海外通販でも送料込みでしたらこれくらいなる場合もあり、思い切って購入してみました。





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シュアの標準である 123 バッテリではなく単 4 電池を使用します。
もっともコンビニ等で売られている普通のアルカリではランタイムが極端に短くなるそうです。

やはり単 4 とはいえリチウム型が必要だそうで、付属している 1 本の他に用意しとかなければなりません。
前面でオフセットされたライト反対側に電池挿入口があります。

ネジを開けて単 4 電池を挿入、再び締めれば OK です。
1 つ前の写真をご覧いただければ分かりますが、リフレクターが独特の細かい四角形となっています。

これが単 4 電池 1 本と思えないほど明るいんです。






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テールスイッチは X300 などのように左右アンビで押し下げて点灯、離すと消灯します。
違うのは SUREFIRE ロゴの E の上にあるスイッチで、こちら側から押し込むと連速点灯になります。

それにしてもコンパクトですね。
トリガーガード前にスペースがあって向こうの景色が見える隙間がなんともいえず好きです。






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本当に Glock19 との相性は抜群で、まるでこの銃の為にデザインされたかのようです。





RICOH GR


そんな VC1 ですが問題点もあります。
それはもちろんホルスターです。

カイデックス全盛の今、ライトの有無、種類によっていちいちホルスターに入らなくなります。
その点ではベルクロ調整の出来るホルスターはよいですね。






結局、RCS のホルスターは XC1 用を TAC ELEMENT さんに追加発注する羽目になりました。
コンシールドキャリーはそれでよいとしても、アーマー前面のサファリランドはそうはいきません。

当面、コンシールドキャリーは XC1 装着、SEK/MEK 装備の際は外して素の G19 で対処するしかありません。
XC1 は比較的新しいウェポンライトなので、そのうち各ホルスターメーカーが対応してくれるでしょう。

その際はまた散財する運びとなりますw






RICOH GR


XC1 の照射、単 4 電池 1 本と侮れません。





初めて訪れたビクトリーショーは楽しかったです。
個人的主流からは少し外れてはいますが、見逃してしまった掘り出し物もたくさんあるような気がします。

※某ブースで MICH 用の分厚いバリスティックバイザーが売られていたのにはグラッと来ました。

また機会があれば行ってみたいと思います。
出店の皆様、主催者様、たいへんお疲れさまでした。










ラブスカウ

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2014年12月28日の記事 アイ・ラブ・コンビーフ に Hundemama からもらったコメントに登場したのがラブスカウという料理です。
Hundemama というのはカナダはカルガリー在住の F 妹のことで、キュートな momo ちゃん の飼い主としても度々登場しています。




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モモちゃんにメロメロなこの御仁、F 妹の旦那様である W 氏です。
今回の FFree キッチンは W 氏が作る出身地の郷土料理「ラブスカウ」です。

ドイツ系のカナダ人である W 氏の出身はなんとなんと北ドイツのハンブルク。
なぜか ハンブルク州警察のコスプレ をやっている義兄とはなんとも不思議なご縁なのです。

もっともそちら方面にまったく関心の無い義弟は F の事をクレイジーと思ってるらしいですがw


今回はその W 氏がソウルフードたるラブスカウを作ってくれました。






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ラブスカウとはコーンビーフを使ったハンブルク地方の伝統的な料理だそうです。
F 妹が教えてくれたレシピは意外とシンプル。

ジャガイモを茹ででいる間に、コーンビーフとタマネギをフライパンで炒め、潰したジャガイモにコーンビーフを加えて混ぜます。
皿に盛った上に目玉焼きを乗せて、ビーツ、ピクルス、ニシンのピクルス等を添えて食べます。

味付けはコーンビーフの塩分で十分だそうです。
黒胡椒を適宜ふって、ジャガイモを茹でる時に塩一つまみお忘れなく。






Nexus 5


カルガリーの自宅キッチンで自慢のラブスカウを調理中の W 氏。
で、出来上がったのがトップ写真となります。

うーん美味しそうだ。
主菜なのだろうけどお酒のつまみにみえてしまうのは飲兵衛だからでしょう。



本来ならニッポンで再現して同時掲載しようと思ってたのですが最近なにかとバタバタして落ち着きません。
今度スーパーに行った時には忘れずにコーンビーフ缶詰とガーキンスを買ってこよう。(ビーツのピクルスは売ってないだろうなぁ)



Labskaus (German Corned Beef Hash) を画像検索するとこのようになります。
やはり目玉焼きは必須なのですな。ご参考までに。








DMC-ZS15


あいかわらず仲良しの F 妹と W 氏です。
カルガリーは冬季五輪開催地だけあってとても寒く、避寒旅行には時間もお金も費やします。


ラブスカウの加日共演とはなりませんでしたが、また料理や大自然、そしてモモちゃんの写真も楽しみにしてます。







Abarth 124 Spider

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2013 年以来、サソリと毎日暮らしています。

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ウチの ABARTH 595 COMPETIZIONE、2016 年の秋には最初の車検がやって来ます。
走行距離は 38,000km を突破しました。

いや~それにしても壊れないッスよw



今を遡ること約 30 年前、アウトビアンキや先代チンクエチェント、初代パンダなどイタリアの小型車に憧れていた
F 青年でしたが、地元では整備、取り扱いがある工場やショップ等が皆無で泣く泣く諦めたものでした。

ご存知の通り当時のイタ車は壊れまくりました。
‥という言い方よりも、ちゃんと走らせるためには手が掛かりました。

今でもそうですが自らが整備等に自信が無い以上、維持していくのは難しかったですね。


同級生の M 君が清水ジャンプで手に入れた 70 年台の名車 FIAT 124 SPIDER もご多分に漏れずエンコしまくりでした。
夜中に呼びだされ、梃子でも動かなくなった真っ赤なスパイダーを救助に行ったこともありました。

ではありましたがたまに助手席に乗せてもらったりするとオープンは楽しいですね。
「オープンは冬にこそ乗るものだ」という M 君、真冬にフルオープン、厚着してヒーターをガンガンかけて乗ったものでした。

もちろん寒いにゃ寒いですが、頭寒足熱とでも申しましょうか意外なほど不快ではなかったですね。






さて、最近絶好調のマツダ。
CX シリーズはよく売れているようですね。

昨年デビューした新型ロードスターもなかなかカッコよくて好きなクルマです。
コンパクトながらグラマラスなボディラインは好みですが、残念ながらフロントマスクがタイプじゃありません。


そのロードスターをアルファロメオがスパイダーに仕立てるという話も以前からありました。
フタを開けてみればアルファではなくフィアット124スパイダーだったわけですが。

ディーラーでフィアットと聞いて少々ガッカリしたのですが、「じつはアバルトで‥」と囁かれ俄然興奮したのを覚えています。








また前置きが長くなりましたが、書店で久しぶりに TIPO を購入しました。
TIPO は欧州車好きにはたまらない雑誌のひとつです。

特集は I LOVE OPENCAR、もちろん目玉は‥






Abarth 124 Spider です。
ジュネーブショーで FIAT 124 とともに同時公開されたワールドプレミアの様子がレポートされています。







その際の白いボディにボンネット、トランク等がマットブラックのツートーン仕様がこれです。


もちろんフィアット版もそうですが、ロードスターの切れ長な東洋系のアイラインとは真逆のギラギラ感。
そうそうこうでなくっちゃね、イタ車のやんちゃ坊主は。

グリル等細かな造形がフィアット版と異なりますが、一番の印象は腰高に見えるフィアット版に比べて低い事でしょうか。
当然サスペンション、ブレーキ周りもアバルトらしく手が加えられていると思います。

そしてお尻にもご注目ください、4 本出しのエキゾーストパイプはアバルト得意のレコード・モンツァです。
レコモンはウチのコンペティツィオーネにも搭載されており、その刺激的なサウンドには毎日痺れているところです。









伸びやかなサイドビューです。
オープンはもちろん、クローズでもものすごくカッコイイですね。

古典的なロングノーズ、ショートキャビンのスポーツカーのレイアウトに痺れます。
F 的にはコンパクトカーは大好きなのですが、それ以上に好みなのがこのブロポーションなのです。

2006 年の記事 クーペ をご覧いただければその偏愛ぶりがお分かりになると思います。
 





赤、黒のツートーン仕様もカッコイイですね。
サソリがモチーフのアバルトのエンブレムがまた映えます。








と、ここまで引っ張ってきていきなりうっちゃりですみませんが‥
じつは F の本命 (買うとは言ってない) は固定ルーフなんです。






これは WRC 仕様の Abarth 124 RALLY です。
昼夜を問わず荒地をぶっ飛ばすのでライト類は増強され、ロールケージに複合素材の固定ルーフが装着されています。

もちろんラリー仕様が欲しいというわけではなく、ノーマルの FIAT や Abarth にこのルーフを乗っけたいのです。



全世界のオープンカーファンに 「馬鹿にしてんのか!!」 と怒られそうですが。
F の好みはあくまでロングノーズ、ショートキャビンのコンパクトなクーペであってオープンか否かは関係ないのです。

オープン化によるボディ剛性強化の努力を無にするようですが、もちろんクローズドでもその恩恵に与れます。





その意味でマツダの MX-5RF にはたいへん注目しています。




タルガ風でありリアピラーもなだらかで少々印象が異なりますが、これを世に出したのは英断だと思います。
北米で売れるだろうなぁ。

このルーフ機構が FIAT & Abarth に流れないかなぁと思ってますが、欧州では無用な機能なのかもしれません。





いつもの様にクルマに対する妄想全開でお送りしました。

まず一家に一台しかないクルマがツーシーターでいいのかよという事。( SMGオンリーの今、ガンケースのサイズは無問題 )
そして FIAT 版はともかく、Abarth の 40,000€~ という価格。

年内にも日本導入かともいわれていますが、以上の 2 点からまず実現には至るまいと思っています。 
でも妄想するのは自由ですからね~w





Abarth 124 spider











おまけ

前述した夜中に救出に行った M 君のフィアット・スパイダーが TIPO に載ってました。懐かし~い!










2,000回

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F & F嫁 log






2005 年 4 月 5 日 に訳も分からず始まった当ブログです。

3 年後の 2008 年 8 月 5 日 に 1,000 エントリー を達成しました。

一時期は毎日更新したりしてましたが、最近では週に 1 回がやっとの体たらく。

青息吐息ですが 8 年かかってやっと 2,000 エントリー を迎えることが出来ました。

これもコメント頂いた皆様、読んで頂いた皆様、写真だけ流し見wして頂いた皆様のおかげです。

F & F 嫁より厚く御礼申し上げます。





2,000 記事中、カテゴリーごとの内訳は以下になります。


Fの正味なんぼのもん(242)

F嫁のここだけの話 (28)

美味しいもの (376)

FFree キッチン (194)

Ballet (263)

Ballet Lesson (47)

Dance! Dance! Dance! (90)

Fitness & Sports (42)

ミリヲタ (213)

サバゲー&ミリコス (102)

Digital Photo (166)

Digital Device (27)

Audio (8)

Cinema & Musik (89)

Art (15)

Cosme & Health (6)

Travel (34)

Automobile (58)





あいかわらず「美味しいもの」「キッチン」を含めた喰い物がダントツのトップでいかに喰いしん坊かがお分かりでしょう。

「バレエ」「レッスン」「ダンス」を加えた舞踏ものもそこそこの数ですが往年の勢いはないですねぇ。(5/28 K-Ballet白鳥行きます!!)

代わりに F が暴走気味なのが「サバゲー&ミリコス」です。

トップ写真で F は ドイツ私服警官のつもり、F 嫁はこの時の サィーディードレス です。

もっとも F のは完全なコスプレですが、F 嫁は実際に観客の前で踊った衣装 なので決してコスプレではありません。





RICOH GR



こんな格好をしているふたりですが、それぞれ単独で映画がお安くなるお年頃。

今後も無理せず適度に攻めていきたいと思っていますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。





F & F 嫁






春の「鮮」

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F log



毎度安定の 季節料理「鮮」 です。



RICOH GR



土日は 16 時から開いているので開店早々に突入してさっさと切り上げる F & F 嫁には持って来いのお店です。
この日は F 嫁が休みで先に入店、F は仕事が終わってから駆けつけました。





RICOH GR


いつものカウンター端に陣取った F 嫁は手酌で先に飲っておりました。
F 嫁が一切れつまんだ コハダ ですが、鮮のは極浅いシメ具合で旨いのです。






RICOH GR


これも F 嫁の食いかけ、彼女の大好物である 栗麸と春菊の味噌和え です。





RICOH GR


とりあえずの乾杯。
F 嫁は チューハイ、F は 熟撰のグラスビール です。

明るいうちから飲むのは最高ですなw






RICOH GR


さて次々と頼んでいきます。まずは富山湾からやって来た ホタルイカ です。
見た目もキレイですが味ももちろん美味しいです。






RICOH GR


個人的ブームである セリのナムル風 です。
一度大量にセリを使ったセリ鍋を食べてみたいと思ってます。





RICOH GR


春野菜の温サラダ ということで頼んだこれは大誤算。
いいえ味が悪いわけではありません。
副題の ~フキノトウの香りアンチョビバターソースで~ に気づかなかった F が悪いのですw





RICOH GR


お造り はお任せでなるべく種類をたくさんとリクエストしたのがこれです。
ここに至るまえから日本酒に移行してましたが、やはり酒との相性は完璧ですねぇ。

旨い魚を肴に飲むサケは本当に美味く日本人に生まれて良かったと思うひと時です。





RICOH GR


飲んだ日本酒の一部です。
左上から時計回りに、秋田県の白瀑ど辛、同じく秋田県のうまからまんさく、山口県の東洋美人、青森県の陸奥男山、です。

ウチは基本的に純米酒を中心に飲んでます。
辛口中心のチョイスでしたがどれもこれも旨かったですねぇ。





RICOH GR


定位置のこの人も上機嫌です。







RICOH GR


イカの丸焼き~ゲソ付~ も日本酒に合うといったら正解ですね。
F はイカ大好きなので生、焼き、揚げ、煮、問わずあれば必ず頼みます。





RICOH GR


トップ写真にも使った 焼きそら豆 です。





RICOH GR


熱々の殻から身を取り出します。
粗塩をちょいとつけてツルンと口に含み、日本酒で流せばパラダイスです。






RICOH GR


進みまくった日本酒もそろそろお終い。
となれぱシメとなるわけで‥





RICOH GR


いつもの炒め蕎麦とちょいと違う新メニューに挑戦、冷!鮮のまぜそば~チャーシュー・たっぶり野菜・ピリ辛たれで~ です。





RICOH GR


まぜそばというだけあって具、タレ、蕎麦をよくかき混ぜていただきます。
ピリ辛のタレが旨いですし、野菜というかたっぷりの薬味も嬉しい上にチャーシューがこれまた美味でした。





RICOH GR


まぜそばは美味しかったのですが、F の腹がどうにも収まらずいつもの ハムカツサンド を頼んでしまいました。
散々飲んだ後に熱いお茶でいただくハムカツサンド最高です。



という訳であいかわらず似たような流れですが、美味しいものは有無を言わさず美味しいので今後も続くと思います。











ドイツLE風装備の変遷 6

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F log




ドイツ LE 風装備の変遷 5 から続きます。





RICOH GR


一番の変更点であり、しかし一番目立たない変更点であるオーバーオールです。
前回は黒のタクティカルパンツに同じく黒のコンシャツでした。

これはちょっと畑違いのメーカーであるドイツ KWON 製で OVERALL BLACK SPECIAL FÜR SECURITY という製品です。
仏 LE と異なりアサルトスーツの採用例は多岐に渡り、リサーチ力不足もあり特定に至ってません。

一応はニー、エルボー、ショルダー部分には厚手の生地で補強されており、らしい体裁になっています。
ただ XL を注文したのですが、惜しむらくは裾が少し短いんです。

写真だとブーツ (Adidas GSG9) との関係は良好のように見えます。
ただこれでジャストサイズだとニーパッドやレッグリグを装着するとずり上がり短くなってしまうのです。

スーツのみ着た場合は裾を引きずるくらいでちょうど良い長さというのが経験則です。
これで短いから XXL だと今度はちょうど良かった幅がブカブカになる場合が多く悩ましいところです。







RICOH GR


ハイマウントである B&T BT-21298 の入手が難しい事から苦肉の策です。
現状の BT-21222 とホロサイトの間にレイル対応のスペーサーを入れてみました。

これで高さ的にはだいたい同じですが、全長がホロとほぼ同寸なのでやや不安定に見えます。
偶然ですがスペーサーに穿たれた赤矢印の小さな穴から MP5 オリジナルのアイアンサイトが覗けるのには驚きました。






RICOH GR


以前から欲しかった黒いベルトパッドです。
種類はそれこそ星の数ほどありますが、価格はピンきりです。

カッコイイと思った TYR の製品はベルトパッドだけで 30K オーバーなので流石に‥
ベストやポーチ類で個人的に採用が多い 5.11 の製品を選びました。

中を通すコブラバックルのリガーベルトも 5.11 のマーベリックです。
カフポーチはあらゆる箇所を移動した後、左後方のベルトに落ち着きました。

その対にウェポンキャッチがありますが、一度も使用したことが無く再調の要ありです。








RICOH GR


これも懸案の一つだったスロートアーマー、ショルダーアーマーです。
実物アーマーのメーカーはなかなか日本に輸出してくれませんが、これは国内で生産されたレプリカです。

ショルダーは問題なく装着できたのですが、スロートはイメージよりも小さかったですね。
従来のネックアーマーとの関係も暫定ですので、今後どのように装着するか考えていきたいと思います。







RICOH GR


とりあえずアーマーだけ…と試着を始めたのですが、興が乗っていろいろ着込んでしまいました。
トップ写真とこの写真が前後左右となります。

やはりショルダーアーマーがあると格段にドイツ LE っぽくなりますね。
この日は PROTEC のヘルメット+ゴーグルではなく、バラクラバにヘッドセットオンリーとしました。

本来ならこの上からバイザーヘルメットを被るんですが、まだその姿は見えてません。
左レッグリグは真横ですが、右のホルスターは本職さんでも例があるように後ろ気味につけてみました。

こうするとホルスター前の Glock FM78/81 フィールドナイフが脚の真横に来るようになり膝を曲げる動作が楽なんです。
ただその結果ウェポンキャッチが真後ろに来てしまうので何の役にも立ちませんなぁ。






RICOH GR


お約束の射撃ポーズ左右。
バラクラバにヘッドセットというのは着替え中や移動中、待機中等で、実際に発砲する際はバイザーヘルメットを被っているでしょう。







RICOH GR


さて突然のテイザーです。
実際の SEK/MEK でもテイザー装備の例は多いです。

中野のウォリアーズさんがオリジナルで X26 レプリカ を制作されると聞き手を上げました。
完成は 5 月中旬以降との事でしたが、早手回しにホルスターの入手となった訳です。

メジャーな BHI CQC ではなく、このスケルトンタイプになった意味は大してありません。
強いて言うならこちらの方がカッコイイかなぁと思ったからです。

ここら辺りが当連続記事の ドイツ LE 風 装備 という所以でしょう。
全体の雰囲気がそれっぽければ細かな差異は気にしないのがウチのやり方です。

もちろんナイロンの製造年まで考察されるブンデス諸先輩方の姿勢は大尊敬しています。
ですが自分としてはそこまでの域に達していなくとも楽しめてますのでよしとしています。







RICOH GR


さて ebay で購入したホルスターは通常のベルトループが付いておりました。
それを外してしばらく使っていなかった G-Code のアタッチメント各種を取り出します。

まず金属のアダプターをホルスターに装着します。
ネジは 3 箇所バッチリですが、上下が逆になってしまいました。

ちなみにマジックの文字は以前に所持していた XDM45+TLR-1 用のホルスターに用いていたからです。
MOLLE 装着のディスクは上下を逆にすればそのまま使えます。






RICOH GR


ドロップレッグ用のアタッチメントはディスクをいったん外してやはり上下を逆に装着し直します。
そのまま右につけるとセカンダリーのホルスターであるサファリランドと干渉します。









なので実際のハンブルク MEK の隊員を参考にして‥







RICOH GR


左ドロップレッグとしてみました。
ベルトパッドから下に伸びるレッグリグの上に重ねて装着します。

思いつきは良かったのですが、実際に装着してみると MP5 のマガジン、特に後方が抜きづらいです。
非常にカッコイイのですが、この辺りの使い勝手も含めて再考したいと思っています。







RICOH GR


さて遅れてきた大物、イスラエル FAB DEFENSE 社 A.R.S.(MP7用) が届いたのも同時期です。
現在 MP5 に装着している スイス B&T 社のバイザーストック とともに何としても欲しいパーツでした。

トライ・アンド・エラーを繰り返しようやくスイスの業者からの個人輸入に成功しました。
この曲がりくねったストックだけでマルイの次世代が買えるほどの価格ですが他には代えられない魅力があります。







RICOH GR


ストック自体は素晴らしく精度が高い造りでフォールディング機能もカチッと気持よく決まります。
またストックパイプの伸張でずかパイプ自体にもバネが内蔵されており、ロックを外すとシャコンと伸びるのです。

これはちょっと興奮しましたw







RICOH GR


問題なのは所有している WE MP7 GBB には上手く装着できない事です。
写真はストック基部を比較したものですが、上下 2 本のピンのうち下ピン部分の幅が違い過ぎます。

チャージングハンドルの太さも実銃とはまったく異なり WE のは太いです。
ポン付けは期待していませんでしたが、これは困ったことになりました。

そんな折、ツイッターの TL で、VFC MP7 の同部分を写真で見せて頂く機会がありました。
そしたらなんと FAB とほとんど同じ形状なんです。

さすが正規ライセンス取得品は違いますねぇ。

というわけで VFC MP7 GBB を発注することになりました。
そうなれば 「家庭内銃四丁規制」 に照らしても違法となりますので、WE MP7 は売却する こととなります。






RICOH GR


秋葉原のショップ SIDE ARMS さんに VFC MP7 GBB の入手と FAB ストックの加工をお願いしました。
この写真は待ちきれず WE MP7 にストックをあてがい、その他も画像加工た完成予想写真です。

これに加えいったん外した前後のアイアンサイトも元に戻し、ホロサイトはもう少し前に出したいところです。
加えて右サイドレイルに装着する予定の TLR-2 も入手予定です。

バイエルン SEK ではホロと T1 が混在していますが、当面ホロで MP5 と共用させるつもりです。
将来的には T1 も考えてはいますが…



独 LE の MP7 持ちに支給されることの多い 30rd マガジンも再現加工を依頼しました。
その際ガスタンクはキャンセルとなり、BB 弾を発射できないコスプレ専用品となりますw

しかし合成写真とはいえカッコイイと思いませんか?
やはり 30rd マガジンは一番バランスがよいと思ってます。







RICOH GR


諸々そろったらこのバイエルン州警察 SEK お兄さんに準ずる格好をしてたみたいです。
もちろんグローイン先端にバイエルンのパッチを貼ってw






RICOH GR


現状問題はやはりバイザーヘルメットです。

最近では SEK の装備も徐々に変わってきました。
上から下まで真っ黒だった装備を茶系、緑系に更新する部隊が出てきました。

黒い塊の威圧感を表したい F としては反対なのですが、その場合ヘルメットが Ops Core で行けるというメリットがあります。
バイザーヘルメットの入手はあいかわらず難航していますので現実的には魅力のある装備となります。

ただドイツ LE の黒に憧れた一ファンとしてはやはり寂しく感じるのも事実です。
また非黒の装備を一から集めなければならないというのも気が遠くなります。






RICOH GR



というわけで亀の歩みでここまでやって来ましたが、まだまだ悩みのタネは尽きないようです。


ところでこの装備を見たある方に「これでゲームやるんですか?たいへんですね」と言われました。
いやいやこれはあくまで ドイツ地方警察特別出動コマンドのコスプレ です。

まずアーマーだけで約 10kg ありますので、上から下までだと相当な重量になります。
体力的にこれでインドア、アウトドアを駆けまわるのは無理ですね。

ブログのカテゴリーも「サバゲー&コスプレ」に変更しましたしw

現在の夢はバイザーヘルメットをなんとか入手して装備に一応の区切りをつけること。
そして独 LE のみならず欧州各国、いや全世界中の LE を志す皆様とともに何らかのイベントに参加できたらと思ってます。

ツイッターの TL でも話題になりましたが、各国 LE の各国語によるパッチをずらりと並べて写真撮ったら壮観でしょうね。
なんとか身体の動くうちに少しでも夢に近づきたいと思います。







とん亭九十九

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F log



ここ一年程 F の仕事の関係 F 嫁と平日休みが重なることが皆無になっていました。
お互い別職種のサービス業故、休みはなかなか合わないのですが、以前はなんとか火曜日に休みを取っていました。

平日休みだとどこに出かけるにしても空いているので良いのですが、アカンのは各種定休日です。
F & F 嫁が大好きなお店、とん亭九十九 (とんていつくも) さんもそんな火曜日定休のひとつでした。

せっかくふたりの休みが合っても火曜日であれば九十九さんは定休日。
距離的に離れていることもあり帰りの渋滞を考えると祝祭日はなかなか近寄りがたいのでした。

先週の木曜日は超久しぶりに火曜日以外の平日でふたりの休みが合致しました。
なので一も二もなく九十九里までクルマを走らせたのでした。





au AQUOS SERIE mini SHV33


今年の 9 月末で 3 年が経ち最初の車検を迎えるウチのアバルト595コンペティツィオーネ。
東金有料道路から圏央道へと入り一路とん亭九十九さんに向かっている途中、オドメーターが 40,000km の大台に達しました。

路肩の広い所を見つけてスマホで記念撮影です。

5,000km ごとにオイル、10,000km ごとにオイル・エレメント交換をしているので今回は両方交換となります。
翌々日にアバルト千葉に入庫予定でしたがどうしたものか‥





RICOH GR


そうこうしている間に横芝のとん亭九十九さんにとうちゃくです。
毎回こんな写真を撮っている気がしますが華麗なるワンパターンということで。

この日はランチの開始時間 11 時に合わせてと思っていたのですが 15 分ほど前に着いてしまいました。
前日に思いついて九十九のご主人にツイートしておいたのが功を奏しw少しだけ早く入店させてくれました。






RICOH GR


テーブル席に座り豊富なメニューを見ながら悩んでいるとご主人がとりあえずと出してくれたのが 蛤のガーリックバター でした。
ブリップリの身とお皿の下にたっぷりと旨味を含んだスープが。

バターがダメな F は残念ながら食せませんでしたが、その分 F 嫁がものすごい勢いで完食。
OK サインを出しながらスープまでキッチリ飲み干したのでした。






RICOH GR


とん亭九十九さんはその名の通り豚肉が売りのお店ですが、地の利もあり魚介類も素晴らしいんです。
たまにしか来れないのでせっかくだからと海のものも頼んでしまいます。

これは千葉県が宇宙に誇る郷土料理 なめろう です。

細かく捌いたアジ、イワシ、サンマ等の青魚を味噌、酒、ネギ、ショウガ等と混ぜまな板の上で粘りが出るまで叩いたシンプルな料理です。
元々は漁師さんが船の上で食べていた漁師料理と言われています。







RICOH GR


なめろうの名前の由来である 「皿まで舐めたくなる」美味が際立ちます。
九十九さんのなめろうは単体でしっかり味付けされており、そのまま食べて超旨いです。

もちろんお酢や醤油をちょいと垂らしてもまた別の旨味が広がります。
クルマ故、お酒が飲めないのは拷問に近いですなぁw






RICOH GR


という訳で運転の F はともかく F 嫁は飲んでもいいのですが自分んだけ飲むのは忍びないと烏龍茶で乾杯です。






RICOH GR


魚介ついでに お任せの六点盛り です。
奇をてらった所のない質実剛健な盛りでどれも美味しかったのですがイカのねっとりとした甘さに悶絶。

やはり酒が欲しい…







RICOH GR


ここに至ってようやく肉です。

これは 復刻版!大木式ソーセージ&ベーコン というスペシャリテです。
地元横芝光町出身で日本ソーセージの父と呼ばれる大木市蔵氏の製法を忠実に再現したものだそうです。

大木氏はドイツ人より製法を学び、日本全国にソーセージ造りを広めた偉人であります。

ソーセージも市販の品とは一線を画す逸品ですが、何より驚いたのはベーコンです。
肉の旨さ、脂の上品な甘さ、食感、どれをとっても超絶美味なんです。

これをつまみにビール飲んだら旨いだろうなぁ‥と焦がれつつ烏龍茶をグビリ。






RICOH GR


11時半を過ぎて急激にランチのお客さんが増えてきました。
目立つのは家族連れ、そして地元の年配の方々です。

九十九さんは大小個室、宴会場まで備え、会合や法事関係にも便利なんです。
写真はメニューを見ながらメインを決めかねている F 嫁でかなりご機嫌のようです。






RICOH GR


結局悩んだ末、とん亭九十九さんのひとつの売りである 上ロースかつ(300g) を単品で頼みました。
巨大かつ分厚い豚肉が豪快にとんかつとして登場です。






RICOH GR


しっかりとついた衣、肉はサクッと噛み切れ、脂身の旨さも際立ちます。
カラシをたっぷりつけて特製のソースでいただきます。






RICOH GR


そしてトップ写真にも使用したとん亭九十九を代表する一皿 ポークソテー(300g) です。
九十九さんに来たならばまずこれを食さなくては始まらない熱々鉄板に乗った超人気メニューです。

ウチが九十九さんにハマったのもそもそもこのポークソテーでした。

以前は 600g にチャレンジ したこともありましたが、この日は他のオーダーもあったので標準の 300g で。
300g というとビックリされる方もいらっしゃいますし、女性では「無理~」と思われる向きもありましょう。

いやこの 300g はイケますよ。
F 嫁も普通に食べますし、なにより柔らかいしオリジナルソースは美味しいのでよほど小食でなければ完食できます。






RICOH GR


カリッと焼けた周辺が柔らかい肉質をより強調し、まさに旨さの相乗効果と言えましょう。
F 嫁による箸上げですが、写真を撮る間も惜しむかの様に消えてなくなりましたw

とん亭九十九さんのポークソテーは豚肉ラバーのみならず、全人類に食べてもらいたい一品です。




前日の計画ではこの後、シメに 滋養めし をいただく予定でした。
滋養めしとはこれまた九十九名物のモツ煮を根菜とともに卵とじにしたものをご飯に乗せて丼としたものです。

これまた絶品なのですがこの日は魚介をたくさんいただいたこともあり、滋養めしまで辿り着けませんでした。
残念無念です。




帰りしなご主人に話した世迷い言は、ポークソテーは特注の 600g よりデフォルトの 300g の方がバランスいいのではないかと。






GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


2011 年に食べた 特注 600g のポークソテー



この日はそう思ったのですが、一晩経って過去の写真など見直して考えが変わりました。

やはりこの鉄板 (300gのより大きいです) を圧倒する 600g の巨大な肉塊にどうにも心が踊るのです。
地元で 800g を完食した猛者もいると聞きました。

次回とん亭九十九さんを訪れる際には、旨い千葉の魚をセーブしても 600g に逝こうと。
いや、まだ無理の効く内に更に上を目指すべきでしょうかw

いずれにしてもやはりポークソテーを食してこその九十九さんだと再認識しました。



12 時を回りランチのお客さんで混雑し始めた頃、ご主人にご挨拶して満腹の F & F 嫁はお店を後にしました。
今回も美味しかったです、ごちそうさまでした。












道の駅でお土産を買い、九十九里を後にします。
この時、アバルトのオイル交換が出来ないかと思いつき、ダメ元で電話してみました。

幸いピット作業に空きがあり、そのままアバルト千葉へと向かったのでした。





RICOH GR


オイル・エレメント交換を待つ間、ショールームを見て回ります。
これは最新のアバルト、595 コンペティツィオーネ・スコルピオ です。

特別色のメタリックレッドが眩しいですが、反面各パーツは黒マットでその対比がシブいです。
パワーは 160ps → 180ps へと更に過激になっているとのこと。

ブレーキ回りも同時に強化されていますが、なんとタービンも IHI 製からギャレット製に変更されたとのこと!






RICOH GR


過激なのは価格もそうです。
税込3,747,600円の価格はジュリエッタの展示車より高く、ショールームの中でダントツでした。

マフラーはまだレコモンじゃありませんが、馬力アップに加えタービン変更でどんな音を奏でるのか興味津々です。



また先日ブログで書いた アバルト 124 スパイダー についても店長さんにいろいろお聞きしました。
良い話とそうじゃない話がありますが、今回は 美味しいものカテゴリー なので別の機会に。










ドイツLE風装備の変遷 7

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F log




ドイツ LE 風装備の変遷 6 より続きます。



※ LE とは (Law-Enforcement) の略で日本語で言うと法執行機関です。
代表的な法執行機関は警察で、F のコスプレは ドイツ地方警察特別出動コマンド(SEK) という部隊です。




あくまで「風」ではありますが、前回までで銃器や装備に関してはある程度雰囲気が出てきたように思います。
しかし以前より最難関として立ちはだかっているのはドイツ LE の特徴的なバイザーヘルメットです。





代表的な 2 つ、上のフレック迷彩カバーは AM95、下の黒カバーは ZENTURIO 05 です。
どちらもドイツ警察のヤバめな仕事をする方々に使われています。

所持している 2 つのプライマリー、MP5 と MP7 の両方ともバイザーヘルメット対応のストックにしてその時に備えているのですが。
AM95 の方か極稀にオークション等に登場することもありますが、ZENTURIO 05 に関してはその影すら見えません。



その頃、ドイツの一部地方警察を中心に脱バイザーヘルメットの装備が見られるようになりました。




写真はミュンヘン中央駅でテロ警戒中のバイエルン州警察 SEK です。
左の方は ZENTURIO の新しいタイプのバイザーヘルメットですが、右の方は Ops-Core のヘルメットを被っています。

アイシールドは見当たりませんのでどうするのかと思ってました。
そしたら別の写真でスミス・オプティクスのブギーをヘルメットの上に載せている例が見られました。

もちろん本命はいまでもバイザーヘルメットなんですが、このまま手に入らないのでは‥という恐怖心が常にあります。
なのでとりあえず Ops-Core のレプリカを入手してコムタックとの相性を見てみたいとアキバへ出掛けたのでした。






※伊勢志摩サミット開催直前であり最近女性アイドルが怪我を負うという事件もあったからか、秋葉原の街は警察官だらけでした。
  その事にかけて銃を携帯していなくてよかったなどと冗談めかして写真付きのツイートしてしまいました。
  結果、TL 上で厳しい御指摘を多数頂きました。
  今回の件を反省し、誤解を招くような発言は慎みたいと思います。たいへん申し訳ありませんでした。










秋葉原の駅からウィリーピート、ゲロバナナ、S&G、といつもの巡回コースを辿り、サイドアームズにやって来ました。
いつもお世話になっている O さんに MP7 の進捗状況を確認、マガジン加工も含め些少ですが内金を預けて来ました。

向かいのカレー屋さんで昼食を摂ってから、エチゴヤに行きました。





RICOH GR


購入したのは Ops-Core のレプリカで、穴のないバリスティックタイプです。
色は悩んだのですが FG や TAN にすると黒装備から浮きそうで、かといって装備を茶系に更新するのは難しいです。

なので無難ではありますが BK としました。
レプリカなので 5,800 円というありがたい価格でした。

それにヘルメットカバーを被せました。
これは黒に見えますが、A-TACS の一種らしく微妙に迷彩が入っています。

そしてバイエルン SEK でも使用例があったブギーをベルクロ+ゴムひもで取り付けました。






RICOH GR


後頭部のベルクロ止めから伸ばすこのゴムひもが高いんですよ。
スミス・オプティクス純正とはいえ、レプリカのヘルメットとほとんど変わらない価格でした。

手持ちブギーのバンドを外してひもを通して装着完了です。
ブギーはクリアとグレイの 2 種類ありますので、面倒ですが付け替えは可能です。







RICOH GR


左はバラクラバにヘッドセットの前回仕様。
右はその上から今回のヘルメットを被った状態です。

心配していたサイズは、後頭部でのダイヤル調整にかなりの幅がありなんとかデカい頭が収まりました。
インナーパッドはベルクロで調整できますので、ヘッドセットのバンドを上手くかわすことが出来ました。

いちばんレプリカらしい部分はチンストラップですね。
写真ではヘッドセットとの関係がまだ上手く行っていませんので調整が必要です。





RICOH GR


トップ写真の様に、またバイエルン SEK 諸氏の様にブギーを上げていればいいのですが、実際に装着したのが右です。
じつに怪しいですね。やはりレンズはクリアでしょうか。





RICOH GR


左斜め後方からですがベルクロがもったいないのでしつこく POLIZEI パッチを貼りました。
ブギーのベルクロはここから側頭部を通って延びています。

パッチの下にある大きなダイヤルである程度のサイズ調整が出来ます。
F の場合はもちろん最大にしてあります。

各種レイルアタッチメントも附属しており、ゴーグルの装着パターンはたくさんあります。
でもブギーのゴムひも伸ばしをやってみたかったのです。





RICOH GR


真後ろです。
コムタックの下部分が広がっているのでちょっとおもしろい造形ですね。







RICOH GR


レプリカのサイズを心配していましたが、なんとか収まりました。
コムタックとの関係も無理はないし、チンストの取り回しを上手くやればいけそうです。

ブギーとの関係も良好で気に入りましたが、バイザーヘルメットは諦めずに今後も探し続けます。
いつの日か 「いや~バイザーが重くて疲れるわ」 と言ってみたいものです。














ここからおまけです。

3 月中旬に渋谷で K-Ballet「ドン・キホーテ」 を観ました。
舞台の前、老眼鏡が壊れて飛び込んだ渋谷の眼鏡店で一目惚れして衝動買いしたのがこのサングラスです。




RICOH GR


イタリアのブランド POLICE の偏光サングラスです。
まぁポリ‥とつけば手が伸びますよねぇ。





RICOH GR


シンプルでオーソドックスなスタイルなので使いやすいです。
先日、クルマで千葉県を横断したのですが、ピーカンの天気にこのサングラスをかけて運転がとても楽でした。




RICOH GR


イタリアなのに何故 POLIZIA じゃないんでしょうかw
まぁワールドワイドな展開を求めればこうなるのが必然でしようけれど。

眼鏡店の店長さんによれば、日本の警察関係の方々も結構買われているとのこと。
国は違えどなんちゃって警察コスプレイヤーとしてもやはり手を伸ばさないわけには参りません。

以前から運転用のサングラスが欲しかったのですが、なんとなく買いそびれていました。
強烈な動機付けによる衝動買いでしたが、軽くて非常に見やすいのでオススメです。











K-Ballet 「白鳥の湖」

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F 嫁 log



今回の log は久しぶりに F 嫁 です。
露払いと締めは F が登場します。





RICOH GR


5 月 28 日土曜日、F & F 嫁は渋谷に降り立ちました。
5 月と思えない暑さ続きでしたが、この日はひと息つける快適な陽気でした。

渋谷に来るといつもここで写真を撮ってしまいます。
観光の外国人の方々も盛んにビデオやスチルを撮っていました。




さて、ふたりで渋谷といえばもちろんバレエ鑑賞です。
K-Ballrt Spring 2016 「白鳥の湖」 です。

この 4 日間に渡るツアーの話題はもちろんソワレ、もしかしたら最後かもしれない御大のジークフリート。
そして大抜擢の新人矢内千夏さんのオデット/オディールデビューでしょう。

しかしながらブレない我が家は仕事の都合をつけて応援している 浅川紫織ちゃん のマチネにやって来たのでした。


すべてではないものの紫織ちゃんの白鳥は何度か観て、また観た全回書いているわけではありませんがいくつか記事にしています。



 羽ばたけ紫織ちゃん 2007.11.20

 K-Ballet 「白鳥の湖」 オディール・デビュー前編 2008.5.16

 K-Ballet 「白鳥の湖」 オディール・デビュー後編 2008.5.17

 開花 ~ K-Ballet 白鳥の湖 2008.6.20

 K-Ballet 「 白鳥の湖 」 2011.10.2

 K-Ballet 「 白鳥の湖 」 2013.11.10
 


女性バレエダンサーにとって永遠のテーマともいえるオデット/オディールという難役。
観客も数多の名演を実演や映像で記憶しているのでよりハードルは上がります。

ですが今やカンパニーを代表するダンサーに成長した紫織ちゃんは素晴らしい舞台を魅せてくれました。
いつもはグランアダージョ専門の F 嫁が珍しく「書きたい」と言っております。

それほど魅力的な時間を過ごしたのでしょう。
またイントロが長くなりましたが、F 嫁様よろしくお願いします。






RICOH GR



ここから F 嫁がお送りします


とても良く知っているはずの「白鳥の湖」
でも今回は見終わった後にとても不思議な気持ちになったのです。(良い意味で)
原因は何なのか、ずっと考えていました。

『答え』⇒F嫁はロットバルトの魔法にかかった・・わけはないですね・・。


さて、この日のお席は3階のサイド最前列ペアシート。
Fの電話がチケットセンターに繋がった時には、大好きな2階のサイド最前列が売れ切れていたとの事で泣く泣くこちらに・・。
とはいえ3階は手摺が邪魔にならないし、コール・ドのフォーメーションも見やすいのでこちらも楽しい席なのです。





序幕

薄い幕越しに、人間のオデットがロットバルトに白鳥に変えられてしまうシーンが。
オペラグラスにて紫織さんを確認・・本当に綺麗になったな~・・と。






第一幕

一幕はなんといっても王子友人のベンノ役が重要です。
『ジャ~ンプ』上手からベンノが飛び出してくる瞬間・・・物語が動き出しますよ~とワクワクするのです。
今回は篠宮さんがベンノ役を踊っていました。
とても端正な踊りをする方。華もあって、舞台がぱっと明るくなる気がしました。
でも、最初のジャンプはもう一つ弾けて欲しかったのです。ちょっと残念。

皆が整列すると、上手からジークフリード登場。
とても爽やかな王子様。遅沢さんが作る人物は、なぜかいつも誠実さを感じます。
前回のドンキホーテで怪我をしお休みされていて心配しましたが、一幕での短い踊りを見る限り大丈夫そう。

パ・ド・トロワが始まります。
英国ロイヤル・バレエのDVDでユフィさんが踊っている事から、とても好きな部分なのです。
一時期、我が家ではラウラ&マックレイ&ユフィの映像が大音量・リピートされていました。
なので、完全に刷り込み状態。つい辛口目線で見てしまうのです。
この日の三人も頑張っていたのですが・・。
それから、Kバレエでは、いつも男性の頭に巻きつけられた金のバンダナ(!?)に目を奪われてしまいます。
このバンダナにはなにか意味があるのでしょうか??

王妃登場。
演じた西成さん。この方、アーティストの方なのですね。
存在感と華があって、最初は女優さんが客演なの?と思ったくらいです。

Fの大好きな曲、ワルツが始まります。
見ていて気持ちがどんどん上がっていきます。
3階から見ているとフォーメーションが次々変わっていくのが良くわかります。
まるで万華鏡のようです。一階席では味わえない、この席ならではの見所かも。

そしてお遊びシーンの家庭教師くるくる回し。
家庭教師役のルーク・ヘイドンは「さすが」という存在感。
ぴりっと舞台が締まります。


Kバレエの白鳥の湖は、紫織さんの日ばかりを追って見ていますが、その中で一番良い出来であった一幕のような気がしました。
幕が開いてから、舞台から発せられる熱・テンションもしぼむこと無く、大きく大きく広がっていったのです。






第二幕

舞台は湖に移り、ロットバルト登場。
杉野さんの踊るロットバルト。ぐっと存在感を増していました。(2013年も杉野さんでした)
身体がブワッと大きくなったような感じがして。
マント?羽?も舞台を旋回する度に、ぶわーっと広がります。

さてこの時に初めて気がついた、王子のお付き(友人?)の人たちの頭の被り物の光具合。
薄暗い舞台に帽子なのでしょうか、頭頂部が白銀色にほんのり光って・・??ハゲに見える??
上空から見下ろしていたせいか、今回はそこがとても気になりました。
Fも「ハゲに見えたよね??不思議な被り物だよね??」と。


いよいよ、紫織さんのオデットが登場です。
パドブレ無しは、Kバレエのお約束なのに・・・忘れることが年々得意になる私達夫婦。
「紫織さん、出遅れた?突然出てきた?」
「なんだかオペラグラスが間に合ったような、間に合わなかったような・・・。」
実は、休憩時間にそんな事を二人で話していました。
Fの過去logを見ると、同じことが書いてある・・とほほ。

ステップで舞台中央に飛び出した紫織オデットは脚をそっと振り上げて一歩踏み込み、オーボエの音と共に踊り出すわけですが、
「その間が素晴らしい~」
とFが吠えまくっていました。(休憩時間、そして帰りにも)

前回も感激したけれど、更に更に素晴らしいと。
(私も心地良く感じる間でした)
紫織さんの感性と私達の感性がたまたま一致する瞬間だったのかもしれませんが、こういう瞬間がファンとしては至福の時なのかもしれません。

2013年の時には既に、音を楽しむように身体をコントロールして振付を踊る紫織さんでしたが、今回は更に円熟していました。
余裕があるせいか、少しだけ(本当にかすかに)緩急をつけて音をとったり。
遅沢・浅川のパートナーシップは盤石で、距離感・立ち位置とても自然です。
なので、白鳥の湖の音楽を聴きながら、目で音を観る・・二幕はひたすら何も考えずに楽しむことが出来ました。

それに合わせ、指揮の井田さんもゆっくりなところは本当にゆっくり。回転部分は突然スピードを上げたり。
オケは細い音でゆっくり・・過ぎて、金管が何度か裏返っていましたが・・。

オデットのマイム、これは圧巻でした。
「わ~た~し~は~」
音吐朗々に台詞が聞こえてくるようです。
すっかり女優になりましたね。
初演の時はこれに比べると、つぶやきのような(汗)戦闘作戦時の咽頭マイクのような(汗)感じでした。

そして、四羽の白鳥の踊り。ブラボーの声がかかります。
私は次の大きな二羽の白鳥の踊りが美しくて見入っていました。
山田さんは今まで何度か見ていましたが、今回はじめて素敵に感じました。
そして、一緒に踊った小林さん。前回、紫織さんのオデットに対して、オディールを踊られた方ですね。

いよいよ、グランアダージョ。
実は私の心の中で、ここから何とも言えない不思議感が始まります。

遅沢さんと紫織さんは本当にパートナーシップがぴったり。
オデットが手を伸ばしたところにジークフリードがいて、ジークフリードが駆け寄るところにオデットふっと現れ、
二人が阿吽の呼吸で作り出す空間に安心感と小気味よさをを感じます。
うっとり・・・見ているのですが、そのうちにふくらんでいく不安感、空虚感。
二人はぴったり一緒に踊っていながら、まったく別の方向を見ているような違和感すら感じ始めました。



王子は痛々しい思いでオデットを抱きしめながら可哀想と思うものの、自分の事以外にはあまり深い考えが及ばず、
オデットは心情を吐露したものの、この運命が変わるはずはないと諦めている。
美しいのに悲しい。


アダージョの中で、オデットがジークフリードの肩に寄りかかるようにしながら手を交差して上半身を左右に振る部分・・
いつもはただうっとりと(綺麗だな~)と見ているのですが、今回は心がシーンとしてしまいました。
訳がわからなくなって、オペラグラスを覗いたり外したり・・。

そして、オデットのソロのヴァリ。
アームスよりも、つま先からググーンと伸びていく全身のラインの方を感じました。静かにツーっと水面をすべる白鳥。
冷静で落ち着いているオデット。戦うことを諦めてしまったオデット。
ちょっとだけ熱くなれば幸せになれるかもしれないのに。夢見ることも疲れてしまったのでしょうか。
可哀想なお姫様・・・切ない気持ちになりました。

そしてコーダ。
オデットとジークフリードの気持ちが交差した瞬間にロットバルトが現れ、白鳥に戻ったオデットは連れて行かれてしまいます。






RICOH GR




いつもの幕間の高揚感を10とすると、今回は今のところ幸福感がとても薄いので4くらい。
切ないから、水も喉を通らないわ・・・などど、戯言を言ってみようかと思う私の前に、Fがお皿とシャンパングラスをド~ン。

「美味しそう~」
一瞬にして興味はそちらに。いかんいかん、食い気ありすぎ(笑)生命力ありすぎ。



RICOH GR



客席に戻るときに、素敵なハプニングがありました。
美しい方と再会したのです。それについては後程、Fが書くと思います。








第三幕


音楽が鳴り、幕が開くと、華やかな宮殿の広間。
Kバレエでは鳥かごを模したセットになっているとの事。天井部分のリボンは鳥かごの取っ手部分なのでしょうか。



今公演後、改めて、昔のパンフレットを読みなおしてみると、初演でオディールを踊った松岡さんは振付を踊る上で、
「ディズニー映画アラジンに出てくる邪悪な魔法使いジェファーの肩に止まっている鳥・イアーゴのように」
とディレクターにアドバイスされたということがあると対談で語っていました。(2011年公演パンフレットより)
あら??そうだったんですね??と驚きました。
だってイアーゴだと『妖艶』というよりも『小賢しく気まぐれで無責任』な感じがするではないですか・・。



とにかく三幕も鳥尽くしのよう(笑)
そして、二幕が白い淡い夢ならば、三幕は原色の夢。


さてさて
客人が降りてくる中、ベンノが舞台を駆けまわります。
この時、一幕の最初に足りないと思った不安が形に。
舞台も原色なので、もっとギラギラと。「これから悪夢の始まり始まり~」くらいの勢いが欲しかったのです。

六人の姫たちが登場。
皆さんカワイイのですが、舞台上でぴかっぴかっと発光する方を発見。右から二番目・・とFに話したところ、Fも同じ人をチェックしていたとのこと。
ディテールのFに言わせると待っているポーズ、アームスが美しかったらしいです。
パンフレットの団員写真を見ると、新居田ゆりさんでしょうか?また次回、踊る新居田さんを確認したいと思っています。

ファンファーレが鳴り響き、いよいよロットバルトと手下であるオディールとスペイン軍団登場。
スペインは今まで観てきて「外れたな」と思うことは一度もなかったように思います。単純にカッコいいです。
初めてみたKバレエの舞台、2007年2月、都さんの白鳥の湖。この時、紫織さんはスペインを踊っていたのです。懐かしい~。

ロットバルトが羽をばさっと開くと、もう一つの幕が開くように、オディールが飛び出てきます。

この日、私達の席からはロットバルトの後方にてかがんで待機するオディールが見えました。
「へ~かがむんだね~」と興味津々の私に対し、
「ああいう所はあんまり見たくないの」とF。
意外にロマンチスト(笑)

ナポリ、チャルダッシュ、マズルカと進んでいきます。
kバレエは歴史、団員共に若く、フレッシュさが魅力の団。なので、このキャラクテールダンスもゴーッと押していくような勢いがあります。
衣装も盛り込んだギラギラ感があり、目の前を通り過ぎていくディズニーランドのパレードを彷彿とさせます。
ただ、惜しむらくは若さが幼さに感じられる瞬間もあることです。


実は三幕については華やかで目を奪われるものの、オディールの妖艶さ(私が通常イメージする)とはアンバランスのように感じられ、
紫織さん目当てで観に行く私は、オディール・ジークフリード・ロットバルトの踊り以外は背景・・という程度にぼやかして見ることにしていました。
(観た後に心の中で修正していたというか)
しかし、今回は全部が一体となって見ることが出来たのです。初めて、豪華で滑稽で哀しくて面白いと感じました。
2013年公演ではオディールを模索中と言っていた紫織さん。
私の感じたオディールが紫織さんが目指したものと同じなのかはわかりませんが、確実に私の中のオディール像を壊してくれたのでした。



オディールとジークフリードのパ・ド・ドゥが始まります。

オディールソロのヴァリはグリゴロービッチ版ですが、この音楽の方が不穏な空気をより醸しだす気がします。
体力的にキツいと思うのですが、笑顔で妖しい魅力を振りまくオディール。

それから、この幕の見せ場のの一つであるオディールのポワントでの長いアラベスクバランス、この日は大成功でした。
二人が位置についた瞬間うまくいくとFはわかっていたそうで・・・それだけ、この日の二人の息はあっていました。

紫織さんの演ずるオディールですが、とにかく楽しそうに見えました。
誤解を恐れずに書いてしまうと、妖艶というよりも「お仕事頑張りまーす」的な笑顔。

ロットバルドにささやかれるたびに
「えっ笑顔振りまくの?」⇒言われるようにやったわよ⇒成功だわね⇒頭のなかでレジ(!?)がチーン⇒にっこり
「えっ今度はお触り?」⇒完璧ね⇒成功だわね⇒チーン⇒にっこり
「えっ流し目?」⇒以下同文
とオディールの胸の内が聞こえてくるようで、なんだか可笑しくなってきて。

タイムボカンシリーズのドロンジョのようなあっけらかんとしたオディール。
もともとオデットと同じ美しい容姿とお顔だし、魅惑的な踊りなので魅力的は当たり前で、このくらいのトーンで
ジークフリードを誘惑しても良いのかもしれません。
オディールが悪事をしたいわけではなく、あくまでロットバルトに操られているわけなのですから。

対する王子は、恋するというよりも理性を1つずつ消されて真っ白・・いやこころが透明になってしまっていく感じ。
ソロのヴァリは本当に軽々と飛んでいて、心がなくなっていく分、身体も軽くなっていくようで。
遅沢さん、とても調子が良く見えます。本当に軽々。回転もくるくる。

心がなくなってしまった王子が最後はあっさりと誓ってしまうのですが、そこに至るまでのオディールと王子は
人間というよりはデフォルメされたアニメの登場人物のように見えました。
ただ、この舞台にはこの方がしっくりと馴染み、これまた不思議な気持ちになったのです。

あくまでこれは私が感覚的に感じただけのことで・・今となるとあれは妄想だったのか??とも思うのですが・・。



花束を放り投げ、嘲笑するオディールと勝ち誇るロットバルトを見て、正気に返った王子は悲劇のどん底に突き落とされます。
いやいや、一番悲劇のどん底にいるのはその隣で倒れる王妃でしょうか。


何はともあれ、最後のシーン湖へと物語は進みます。






第四幕

Kバレエの最終章はあっという間に終わります。エピローグがつきますが、第四幕はオディールの絶望、許しであっさりと
幕を下ろします。


追いかけてきて、オデットと再会するジークフリード。
「ボン」
何かが弾けました。暖かいものが。

王子さえも操り始めるロットバルトを見て、決意するオデット。
ジークフリードに向き合った時に
「ぽっ」
二人の間に何かが弾けて生まれて・・オディールはすっかり慈悲深く懐が大きい女性の姿になっています。
この後、オデットが手をすっと前に出すのですが・・・ここで、感涙。涙。涙。

オデット心を決めて、走ってダイブ。そして・・・追いかける王子もダイーブ。


エピローグ。人間の姿に戻った二人は天に昇って手を取り見つめ合います。





『見てよかった~なんなんだ~この爽やかな幸せな気持ちは~』


私は今回、最後に予期せぬ大きな幸福感におそわれました。
白鳥の湖を見て、こんな気持ちになったのは初めてです。
遅沢さんと浅川さんのペアは、見ている人に幸福感を与える特別のケミストリーを持っていると思うのですが、
それが今回、二幕では抑えて抑えて、最終幕で爆発したように思いました。
物語としてもこの方が説得力があるのではないでしょうか・・。
うまいなあ~。やられました~。

技巧的なオディールを妖艶に肉感的に演じると、オデットが希薄になってしまうけど、今回は「オデットの物語」を
観たという満足感もありました。
王子もお馬鹿に見えなかったし、良かった良かった。
(変な書き方なのですが、最大限の褒め言葉なのです。だって、愛した女を見間違えて将来まで誓って、国を滅ぼす王子なんて
どこにいますか・・・)

物語は悲劇でしたが、「めでたしめでたし」でしめたくなる舞台でした。








RICOH GR




ここからは再び F がお送りします



珍しく F 嫁が 「自分が書きたい」 と進んでキーボードに向かったこの舞台。
紫織ちゃんのファンである我々としては大満足の時間を過ごすことが出来ました。

6 月の 「眠れる森の美女」 はふたりとも都合で行けないのがたいへん残念です。
紫織ちゃんのリラの精はシンデレラの仙女に並んで定評のあるところですし。



書きたい事はすべて F 嫁が書いてくれたので終幕後について書きます。
幕間のビュッフェで出会ったのは、以前東京文化会館の出待ちに並んでから時々紫織ちゃんの舞台でご一緒させていただく N さんでした。

N さんも紫織ちゃんの熱心なファンで、会場でお会いする度に拙い感想などお話ししております。
この日も飲み食いしてさて座席に戻ろうか、とビュッフェを出ようとしたところでご友人達といらしていた N さんとバッタリ会ったのでした。

ご友人のお一人は初めて紫織ちゃんの舞台をご覧になったとのことで、まだ舞台半ばですが感激していらっしゃいました。
ファンである我々も嬉しかったですが、F は F 嫁が常々言っているのは正しいのだと再認識しました。

その言葉は 「美女の友達もまた美女」


その時 N さんは K-Ballet の熊本地震復興チャリティー T シャツを購入しておられました。
全幕観終わった F は思わず真似して T シャツを買いに走りました。

それがトップ写真とこの下の写真で、オデットの素敵なイラストが描かれた T シャツです。
イラストは紫織さんがイメージモデルだそうで、裏側には 「Be Swan」 の文字が‥

一応念のために聞いてみました。「男物のXLはありませんか?」 と。

販売の女性は半ば引きながら苦笑しつつ「申し訳ありませんが女性サイズのみなんです」
まぁ分かってましたよ、分かってましたが F 的には売ってれば普通に来て歩く自信があります。


N さん、ご友人達とは終幕後の会場外でも再びお会いしました。
また当日の感想を述べ合ったのですが、どうにも舌足らずで上手く表現できません。

Nさん、詳しくはこの F 嫁の力作をご覧ください。
また 6 月の眠りも根性で観に行かれるとのこと、素晴らしい舞台になるようお祈りしております。





RICOH GR



さてマチネのお客様もだいたい捌けた会場前。
我々の恒例ともなった紫織ちゃんの母上様とお会いしました。

3 月のドン・キ でお会いした父上様もご一緒でした。
前回は緊張してまともにお話し出来なかったのですが、今回はきちんとご挨拶させていただきました。

よくよくお話しを聞くと、父上様は文頭のリンク 2007 年の「はばたけ紫織ちゃん」から拙ブログをご覧いただいているとのこと。
いや~嬉しい半面、顔から火が出る思いです。

いつも一ファンの我々に優しく接してくださりありがとうございます。
これからもお嬢さんのご活躍をお祈りしつつ、出来るだけ舞台を観て応援していきたいと思います。

また RB のユフィちゃんのご家族にしてももそうですが、F 単独ではこれらの僥倖はあり得ません。
いつも一緒に舞台を観に行ってくれる F 嫁あって、夫婦揃ってこその安心感だと思います。

これからも F 嫁とたくさんの芸術経験を重ねていきたいと思います。










さばそぼろ丼

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2015 年の 11月に記事に登場した F 嫁作のさばそぼろ

前述した様に料理研究家の栗原はるみさんのレシピです。
ブログに書いたのは半年ぶりですが、頻回に登場するウチの大好きな定番献立となっています。

この日も夕食担当の F 嫁が張り切って作ってくれました。





RICOH GR


まずは最近蒸し暑いので 冷奴 です。
ミョウガとオクラを添えて、潰した南高梅を載せてあります。

つい醤油をドバドバいっちゃいますが、これなら梅の塩味と酸味で美味しく食べられます。






RICOH GR


これから近所のスーパーで売っていた じゅんさい です。
これも冷たくてつるつるしていて良い喉越しですがまぁ食べにくいですねw






RICOH GR


冷たい皿が続いたので かぶの味噌汁 で身体を温めます。
個人的には味噌汁の具は一種類が好きですが、かぶなら実と葉で違った食感を楽しめます。






RICOH GR


今回は初めから丼仕様にしてくれた さばそぼろ丼 ですが、痛恨の手ブレです。
GR をスモール三脚に載せて 2 秒セルフで撮ったはずなんですが…

背面の小さなモニタではこういった手ブレは分かりにくいですね。
拡大して確認すりゃいいのですが、食べ物の場合はやく食べたいのもあって気が急いてます。






RICOH GR


ていばんのさばそぼろ丼ですが、今回 F 嫁は一工夫して炒り卵を載せてくれました。
さばそぼろ丼は激旨ですが、色味が地味でしたがこれで鮮やかになりますね。






RICOH GR


そうして周りにちぎり海苔を配置します。
それをわっせわっせとかき混ぜてから箸ではなくスプーンでガッツリすくったのがトップ写真です。

いや~さばそぼろ丼 with 卵、海苔は最高に旨いです。
卵がさばそぼろをマイルドにした上に、海苔の風味がたいへん効いています。

F 嫁は多めに作ってくれて残りのさばそぼろは冷凍庫に入っています。
さていつ食ってやりましょうか。











川村記念美術館

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たいへん珍しく平日にふたりの休みが合ったので、火曜日に DIC 川村記念美術館 へ行ってきました。




RICOH GR


アバルトを転がして東関道を下り、田舎道を通って美術館の駐車場に到着です。
この日は曇りの天気予報でしたが、雲は多いものの青空が広がってドライブ日和でした。

駐車場の周囲やトップ写真のように川村記念美術館は豊かな自然の中に佇んでいます。






RICOH GR


美術館の入館と庭園の散策が出来るチケットを購入、森の中を歩いていきます。
やはり木々の下は気持ちが良いですね。






RICOH GR


DIC 川村記念美術館は、旧 大日本インキ化学工業 である現在の DIC が運営する美術館です。
広大な敷地には池や森などがあり、奥に見える建物は DIC 関連のものだと思います。(一般人は立ち入り出来ません)






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三角屋根が特徴の2つの塔が印象的な川村記念美術館入り口です。






RICOH GR


チケットを受付けに見せてエントランスに入ります。
2つの三角屋根部分は大きな照明となっていてやわらかな光が降りてきます。

エントランスには立像の彫刻があり、それ越しに天井を撮ってみました。





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彫刻の背中から振り返ると美術館の中庭が見えます。
展示は回廊状になっており、左から奥の渡りを経て右の 2 階建て部分へと続きます。






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奥の渡りから見た逆の構図です。
一枚上の写真は塔の下にあるガラス部分からこちらを撮ったものです。



美術館内はもちろん撮影禁止ですので絵はありません。

F は第 1 展示室にお気に入りの ラトゥール「花瓶の花」 を見つけて満足。
ローテーションによって展示されていない場合もありますから。

レンブラント「広つば帽を被った男」 は独立した小部屋を与えられるほどの名作。
いつ見てもビロードの表現に唸ります。

F 嫁は意外なところで日本画‥というか美人画好みですね。
鏑木清方「水汲」 が好きだと申しておりました。



展示品をすべて解説するわけにもいきません。
が、ある意味川村記念美術館の目玉であり世界的にも評価の高いロスコ・ルームはまったくわかりません。

元来 F は抽象画より写実画が好きなんです。
彫刻にしても然り、2階に鎮座する数々の不思議な物体にはいつまの事ながらあまり心を動かされません。



特別展 「サイ・トゥオンブリーの写真-変奏のリリシズム-」は興味深かったです。
写真の他に絵画、彫刻、ドローイング、版画など縦横無尽な活躍ぶりのトゥオンブリーです。

モノクロもしくは色彩を落としたスクエアファーマットの写真はとても魅力的でした。






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さて展示を順路通りに進み、2 階のトゥオンブリー展を見終わると階段でエントランスに戻ります。
下る階段の途中から撮った一枚です。

先程の立像は アリスティード・マイヨール「ヴィーナス」 です。






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展示を観終わって再び池の前に出てきました。
美術館内の静謐な空気も好きですが、やはり雲が流れる青空は気持ちいいです。

平日の昼間ということもあり、人出はあまりありません。
ゆっくり見ることが出来てとてもよかったです。





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池には数羽の白鳥が水面を優美に進んでおりました。
他にもガチョウやオシドリ、マガモなど水鳥がいるはずですが今日は姿が見えません。






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美術鑑賞といつもセットになる散策路を歩きます。
美術館に入館しなくとも 200 円で散策路だけに入ることが出来ます。






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透過を見るとつい写真を撮りたくなります。
もちろんまだ緑ですけど。

この位置あたりから振り返ると、木々の中から美術館の建物が見えます。
それがトッブ写真です。






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この後は庭園の紫陽花特集ですw






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散策路に沿って小川が流れています。





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そこから振り返ると森に沿って作られた道に紫陽花が咲き誇っています。





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球形に密集して花をつける紫陽花より、こちらのタイプの方が個人的には好きです。






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前日まで職場の展示会 4 Days を乗り切った F 嫁お疲れ様です。






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散策路の奥には小さな池があり、蓮が生息しています。





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いくつか開花しているのもあり、緑の葉と白い花がダークな水面に映えます。





森林浴まではいきませんが、緑の中を歩いて空気もキレイだしとても気分が良いです。

美術鑑賞で頭を使い、お散歩して身体を使えば当然お腹が空くわけです。
美術館併設のレストランで昼食を摂る事にしました。

その様子はまた後日~












レストラン「ベルヴェデーレ」

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前 log 川村記念美術館 の続きです




美術館の順路、散策路と歩きまわった後は当然のごとくお腹が空くわけです。
ここ川村記念美術館はその立地から周辺に飲食店らしきものは見当たりません。

昨今の美術館ブームの一助となっているのは併設されたレストランにあると思っています。 
川村記念美術館にも庭内に 「ベルヴェデーレ」 というレストランが存在しています。



美術館併設の食事処といえば、これまた千葉で大好きな美術館である ホキ美術館 にもありました。
それは イタリアンレストラン「はなう」 です。 

「はなう」はそれは小洒落た店で、イタリアンだけあってチーズがダメな F は苦労しましたが F 嫁は大好きなようで、
彼女の中でホキさんとはなうさんはセット物の様です。



川村記念美術館併設の「ベルヴェデーレ」も以前はさほど印象に残らなかったのですが、久しぶりに訪れてみたら
たいへん印象が変わっていて楽しく美味しく食事出来ました。





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駐車場からも直接レストランに入れますが、こちらは庭園散策路から入る入り口です。
左側に客席が伸びており、先端は緑と光りに包まれたたいへん景観の良いテーブルとなっていました。





(同店ウェブサイトより)


残念ながら写真の先端部は満席でしたが、手前側になんとか席を確保できました。
予約無しの飛び込みなのでそこは仕方ないところです。






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食う気満々の F 嫁様を外の緑が見える席に座らせてさっそく注文です。

アラカルトからランチフルコースまで揃っていますが、選んだのは パスタランチ 1,600円 です。
前菜盛り合わせ、パスタ(三種から)、デザート盛り合わせ、飲み物、自家製パンの簡易コースとなっています。

まぁ大食いの我々ですから加えてアラカルトから数品頼むことも忘れませんw






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F 嫁の前に置かれた 前菜盛り合わせ です。

どれもお洒落で美味しそうなんですが、F は例によってチーズ等の乳製品が食べられません。
洋食系ではいつもお店にご迷惑をおかけしますが、フロアの担当者は親身に苦手排除を受け入れてくれました。






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こちらは F の前に置かれた前菜盛り合わせです。

手前のマリネはちょっと食べてしまいましたが、キッシュとパテが差し替えられていますね。
謎のスティックが載っているライスサラダは抜群に旨かったです。

また例によって「バケツ一杯喰いたい」と言っていたら、後日 F 嫁が再現 してくれました。多謝。






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パスタランチのコースには無い追加のアラカルトその1、千葉県産柏幻霜ポークのテリーヌ 自家製のピクルス添え です。

F & F 嫁は大のテリーヌ好き で、メニューにあると必ず頼んでしまいます。
特に目がないのが豚肉を使った田舎風のテリーヌで、これはまさに弩ストライクです。





RICOH GR


ピスタチオがたっぷり含まれ粗めの肉の食感がたまりません。
添えられた粒マスタードをたっぷりつけていただきます。






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当然ワインを飲りたいところですが残念ながら F は運転手、勧めた F 嫁も一応遠慮してノンアルコールとしました。
フロア担当者に勧められたのは、ブドウ酢のソーダ割り です。

ココファームというワイナリーのブドウで造られた酢をトニックウォーターで割った発泡酒ライクな飲み物です。
甘過ぎずすっきりとした味わいで、お酒の雰囲気だけは充分味わえました。






RICOH GR


アラカルトからもう一皿は、A5 ランク和牛のローストビーフ です。
こうなるとほとんど普通のコースに近くなっちゃいますな。

低温ローストのしっとりした牛肉はもちろん、バルサミコを使ったソースが旨いですね。(トップ写真も)
あ~ワイン飲みてぇ。






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これはパスタランチに含まれる 自家製パン二種 です。
手前はゴマ、奥はバターの効いたパンですので F 嫁とシェアして、ゴマゴマ、バタバタとしていただきましたw






RICOH GR


パスタランチのメインであるパスタは F 嫁が、フジッリ 柏幻霜ポークとヒヨコ豆のラグー を選びました。

この小さな螺旋状のパスタをフジッリと呼ぶそうです。
前出のテリーヌでも登場した柏幻霜ポークというブランド豚を使用しているそうです。

F は試食出来ませんが、F 嫁によればしっかりとした味付けでたいへん美味しかったそうです。





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F が選んだのは、スルメイカと野生のルッコラのペペロンチーノ です。

といっても野生のルッコラが強すぎてこれではなんだかわかりませんね。





RICOH GR


ルッコラを避けてやるとやっとパスタとスルメイカが出てきました。

ペペロンチーノといいつつ意外にも色がついています。
これはどうやらイカの肝をつかったソースの様で、こちらもたいへん美味しくいただきました。

前の皿にも頻出する野生のルッコラは本当に力強い味で美味しかったです。






RICOH GR


ペロリンチョと食べきり満足の笑みをこぼす F 嫁です。

意外にもパスタの器が大きいのが分かりますでしょうか。
大食いの我々ですが、普通の方ならアラカルト無しのパスタランチのみで充分満足出来るでしょう。






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飲み物は アイスコーヒーと紅茶 をいただいて…





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デザート盛り合わせ でコースは終了となります。

レモンのソルベにイタリアのビスケットであるアマレッティ、メインはガトーショコラです。





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ガトーショコラの底部を覗くとそこにはびっしりと八街産のピーナッツが使われていました。
ベルヴェデーレのコンセプトの一つは 千産千消 なんです。

千産千消とは地産地消にかけた造語で、千葉県産の食材を千葉県内で食べましょうということです。
たいへん美味しくいただきました。ごちそうさまでした。






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奥の森からやって来てレストランで食事し、反対側から出て階段を昇ると最初の駐車場になります。
偶然 F と F 嫁が写り込んでますね。





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階段を昇りきったところがバスのお尻あたりになります。


2回に渡ってお送りした川村記念美術館シリーズ。
久しぶりの平日休みが合ったこともあり、五感すべてが満足した一日でした。












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