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10,000km、飛び石、ボディコーテングメンテナンス

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愛車レネゲード・トレイルホークですが、毎日の通勤で順調に走行距離を重ね 10,000km に到達しました。
昨年 8 月末の納車 ですから約 7 ヶ月での大台となりました。

少し前になりますが、3 月末にボディーコーティングの半年メンテナンスでハイパフォーマンスさんを予約しました。



RICOH GR


その数日前に何気なく写真を撮ったところ、ボンネット先端部に何やら嫌な白いドットが写りました。





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よく見るとあら~大ショックの飛び石です。
塗装剥離だけでなく周囲が凹んでいるのがわかります。

これには自分も凹みました。

高速道路を走行している以上、こういった飛び石による被害は仕方のないところです。
だからといってノーズブラなんかはしたくないですね。

それにしてもこれだけ凹むんだからかなりの音がしたと思うのですが、衝突時はまったく気付きませんでした。












RICOH GR


気を取り直してハイパフォーマンスさんへ。
朝預けて代車を借り、夕刻再び引き取りに伺いました。





RICOH GR


施工したコーティングは半年ごとのメンテが推奨されているのですが、つい忘れがちになってしまいます。
今回は新車時施工から半年ちょいということでタイミング的にはオッケーでした。

塗装の状態も上々だったようで、やはり集合住宅の屋根付き駐車場でよかったと思いました。
写真はメンテナンス後にピカピカになったレネゲードトレイルホークです。

飛び石に関してはディーラーでタッチペンをお願いしてありますのでそちらでの施工となります。








それからしばらくして今度は 10,000km のオイル・エレメント交換でディーラーを訪れました。




RICOH GR


初トラブルは里帰りを前にしてのエアコンの表示液晶不安定でした。
左側表示の十の位が半消と全消えを繰り返すようになったのです。

あらかじめこの写真をディーラーに送ってパーツ確保を依頼しておきました。






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平日の朝一でディーラーに行くと、駐車場でいきなり目に飛び込んできたのは鮮やかな黄色。





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ABARTH 595 の新型コンペティツィオーネでした。
このイエローはすごく良いなぁ。





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現行 500 のチャームポイントであるおにぎり型のお尻。
その可愛さと 4 本出しレコードモンツァの凶悪さが素晴らしい対比です。

595 コンペは手放しましたが、またいつかサソリの毒に侵されてみたいです。







RICOH GR


オイル・エレメント交換、タイヤの前後ローテ、タッチペン塗布をお願いしてショールーム内で待機です。
入って窓側にはジープの長兄であるラングラーアンリミテッドが鎮座しています。

トップ写真にも使ったマスコットベアがカワイイですね。







ショールーム内はアメリカ車とイタリア車が混在しています。
その中でひときわ目を引いたのは…





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ABARTH 124 スパイダーです。




RICOH GR


ロードスターとプラットフォームを共にしてはいますが、このアクの強さ、押出しの強さは流石というべきでしょう。





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インテリアはほとんどロードスターですが、このクルのの魅力は別の所にあると思います。
何回か試座しましたが乗り降りは エリーゼほどではありませんが たいへん窮屈ですね。

もっとも問題なのは F の座高が高過ぎて、クローズ状態だと頭が幌に触ってしまうのです。
365 日フルオープンで走るのであれば問題にはならないのですが…(笑)






RICOH GR


実用性は 595 コンペの方があるのでしょうが、このスタイルはなんとも魅力的ですね。







RICOH GR


そういえば職場の上司はアンリミに乗っているのでした。
先日隣り合わせの駐車場で並ぶ機会があったので兄弟での記念撮影です。

大迫力のフェンダー故、以外にもライトやグリル幅はレネゲードの方があるんですね。
でも全体的に醸し出す迫力はやはり兄貴ならではと言えるでしょう。





飛び石のタッチペンもたいへん上手く塗って頂きました。
エアコン表示の液晶はごっそりパーツ交換となり、その後はまったく問題ありません。

ボディーのお化粧直しと油脂類のリフレッシュでサッパリしたレネゲードとともにまた毎日を過ごしていきたいと思います。









初夏の「鮮」

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GW も関係なしに働いた F & F 嫁です。

ここのところ暑い日が多くなり、まだ身体が気温に慣れません。
世の中が普通に戻って一週間、週末にお疲れ様会と称していつもの 季節料理「鮮」 に行きました。




RICOH GR


平日は 17 時開店ですが、土日は 16 時となります。
早いうちから…極端に言えば昼から飲みたい我々にとっては好都合です。

土曜日の 16 時ちょい過ぎにお店に向かう F 嫁です。
直前の物撮りで ISO 100 にしていたのを忘れた故の手ブレお許しください。






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店内にはすでに 3 人のお客さんがいて、お気に入りのカウンター左端に座れませんでした。
やはり開店前から待っていなければ(笑)

早い時間はお安くなる生中と酎ハイで乾杯です。
無料のお通しで肴が出てくるまで繋ぎます。







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おすすめメニューで目についた 2 種、「ホタルイカと生桜えび」です。






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富山湾産の「ホタルイカ」です。
沖漬けも旨いですがボイルしてわさび醤油で食するのも美味しいですね。







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静岡由比産の「生桜えび」は絶品でしたね。
ボウル一杯食べたい感じ(笑)

メニューには「かき揚げにも出来ます」とあってそちらも魅力的でした。







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こうなるとやはり日本酒をいただくしかありません。
別紙のお酒リストの中から、F 嫁の定番「東洋美人 ippo 純米大吟醸 おりがらみ」を最初に選びました。

いつもながら華やかでフルーティー、美味しいお酒です。






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そうなると「お造り」も欠かせない肴になります。
カツオ、カンパチ、ヒラマサ、シメサバ、ホタテ、アジ、生タコです。

シメサバの絶妙なシメはどストライクです。
ホタテの甘みも特筆すべきものでした。






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お次は F 嫁の大好物、秋田の「生じゅんさい」です。






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このプルップルがたまらないそうです。
張ってある出汁も最高に旨いですね。






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ここで日本酒のお替わり、熊本の「花の香 純米吟醸 菊花 生」をお願いしました。
東洋美人に比べると朴訥とした雰囲気、でも香り高く好みのタイプです。

特に喉を通り過ぎた後の余韻はこちらの方が好みかもしれません。
震災支援で仕入れるようになったという熊本のお酒、まだまだ知らない銘酒はたくさんあるのでしょう。






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お次は「石川芋の塩ゆで」をお願いしました。






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石川芋の旬は夏~らしいですが、この時期は九州方面から早生が出回るそうです。
だとしたら熊本の花の香との相性は抜群でしょうね。

ツルッと剥けて塩をちょいとつけていただきます。
ねっとりとした里芋ならではの食感と濃い味がたいへん美味しいです。






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野菜が続きますが今がまさに旬の「新玉ねぎのスライス 温玉のせ」も外せません。
この手のメニューがあるお店では必ず頼み、つまみにも箸休めにもなり美味しいですね。






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タマラーでなくとも黄身を絡めた新玉ねぎには唸らされます。







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お酒が進んで困りますね(笑)
今度は宮城の銘酒「墨廼江 特A山田錦 純米」です。

Rice is Beautifulのラベルも華やかなキレのよいお酒です。






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揚げ物は桜えびのかき揚げと散々迷って「せぐろいわしの天ぷら」にしました。
香ばしくほろ苦い味わいが墨廼江とジャストマッチですね。

いや~たまりません。






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これも定番、東洋美人を手にご機嫌の F 嫁です(笑)







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さて入店して一時間強、まだ 17 時過ぎですがそろそろシメに行きたいと思います。
我々にとって「鮮」といえばこれという「ばらちらし」今回はハーフサイズでいただきます。

載ってる刺し身ブツをつまみに飲んでもいいですよ。







RICOH GR


ばらちらしをミニサイズにしたのは「ハムカツサンド」を頼みたいからでした。
ここしばらく完全にこのハムカツサンドにハマってます。

これだけ魚の旨い店なんですが、シメにハムカツという意外性と何よりとても旨いんです。






RICOH GR

 
この期に及んでアレですが野菜もたくさん摂れますしね。
熱いお茶とともに今回も美味しくいただきました。

17 時半を過ぎるとお客さんが続々とやって来ます。
ピークタイムの前に一回転、がウチのモットーなのでそこでお暇しました。

今回も美味しかった、ごちそうさまでした。












ドイツ地方警察装備の変遷 16

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ドイツ地方警察装備の変遷 15 より続く




SG-O 装備に突き進んでいた F ですが、ここに来て王道たる BK 装備に寄り道する事になりました。
その顛末は文末にて。

前 log 以降にあった装備関係の進展 (というか迷走?) を順番に記していきます。



RICOH GR


まず ZOLL パッチです。
ドイツ税関である ZOLL、その尖兵である ZUZ 装備にも興味津々ではありますが規制があるので憧れだけです。

これは eBay でたまたま見かけた ZOLL パッチを落札したものです。
これを背中に、肩には青い三角形の ZUZ パッチがあるといいのですが…

まぁ HK416 の入手は限りなく困難な為、ZOLL/ZUZ 装備が発展する余地はまずないでしょう。






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お次はヘッドセットです。
こちらはヤフオクにて入札したオーストラリア軍払下げの PELTOR COMTAC XP です。

マイク端子が前でまず希望通りなのですが、マイク自体が伸縮のアームタイプでした。
SEK の XP に見られるマイクはフレキシブルタイプなのでマイクだけ入手しようかと考えていました。

ところが日頃の行いが良いからか、素晴らしいオファーが舞い込んできました。
ブンデスの方から持っているフレキシブルマイクと交換しませんか?と。

渡りに船とはこの事です。






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さっそくアームタイプのマイクを外し先方へ送付、入れ違いにこのフレキシブルタイプのマイクがやって来ました。






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まさに WinWin のパッピーエンド。
ウチの XP にも見事にフィット、特小改造はしていませんが、集音、遮音はまったく問題ありませんでした。

マイク端子の向きは特定の本職さんに習い、敢えて窮屈な上向きにしてあります。






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“3M PELTOR”の刻印が嬉しくて再掲。
いや~やはり実はよいです。高いですけどそれだけの満足感があります。

実ばかりだと批判されるとも聞きましたが、それだけ真剣に注力していると捉えて頂けたら幸いです。








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中野WARRIORSさんのブログをチェックしていて再入荷に反応したテイザー用 BHI のホルスターです。
今まではテイザー純正のベルト止めホルスターだったんですが、やはり使用例はこちらが多数。

WARRIORSさん制作のレプリカ X26 はもちろんジャストフィットです。






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LHT P6 の右胸に BHI のモールアダプター+ G-Code の変則的な組合せで取り付けました。
SG-O 装備と BK 装備を行き来するのに G-Code のアダプターは便利なんです。








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ここでちょっと変化球。

以前からお世話になっている眼科に目の定期検診に行ってきました。
その際、先生にカラーコンタクトについてお聞きしたのです。

サバゲーマーからコスプレイヤーに転身した身、コスプレといえばカラコンですからね(笑
そもそもコスプレの対象がバリバリの外国人であるゲルマン民族。

その勝手な印象からブルー系カラーコンタクトのサンプルを頂いたのですがちょっとイメージ違いました。
もっともコスプレで用いられる瞳の色全体を変える様な派手なカラコンは眼科では扱っていません。






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そこで主に女性がターゲットだと思われるカラコンサイトで最低ロットを頼んでみました。
日本人特有の黒い瞳の色を薄める意味でグレイを選びました。

本当はもっと薄くしたいのですが、ベースが黒なのでこんなものでしょう。
一応度数はもとより、レンズ径、ベースカーブも医療用コンタクトに準じた仕様としました。

一部ではカラコンまで手を出したということで呆れられましたが本人が楽しけりゃいいんです。






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ヘルメットを被ったついでにサイドから。
やはり金文字の 3M~ が輝いて見えますねぇ。

これはやはり COM2 のレプリカで代用していた時には得られない満足感です。

そしてツイッターでお世話になっているマルメの鷹さんに制作頂いたバイエルン州警察の四角パッチが効いてます。
これがあるのと無いのでは横からみた際の説得力がまるで違いますよ。






RICOH GR


そしてとある夜、突然思い立って非番呼び出しの私服系 SEK を着てみました。
ちょっと私服部分に上下の色差が無く、遠目にはパジャマに見えるかもしれません(笑

SG-O 装備に ZENTURIO 05、MP7 という構成です。
一応バイエルン州警察のパッチですが、MP7 はホロに LLM01 というバーデン・ヴュルテンベルク州警察 SEK に近いものです。






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よく考えたら Z05 と ARS 付き MP7 の共演は初めてでした。
ご覧の通り湾曲した ARS は分厚い Z05 レプリカのバイザーを見事にクリアしています。

もちろんまったくエイムに支障はありません。
ただこの状態で構える為にはストックを最伸張状態にする必要があるのは要注意です。

いやでもこの写真を見るだけで苦労したかいがあったというものです。
これまた強烈な自己満足ではありますが。









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私服系 SEK に着替えて遊んでいたまさにその夜。
郵便局から通知が届いたのです。

「ドイツから荷物が来たので取りに来い」と。

翌日いそいそと取りに行き、莫大な関税を支払い手にしたのはまさかまさかのこの袋でした。






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細かい状況は省きますが、昨年に頼んだまま放置されていたオーダーが通ったのです。
ご存知の方々はこの文字を見ればややこしさがお分かりかと思います。







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MEHLER Vario System の COMBAT ONE というボディーアーマーです。






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まさか本当に入ってくるとは思いませんでした。
そっそく前後にパッチを貼り、着込んで F 嫁は写真を撮ってもらいました。

構造自体はシンプルなアーマーですが、ネック・スロートの各アーマーが特徴的ですね。






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うなじ部分で重なったネックアーマーはスタンドタイプ。
それに大きなスロートアーマーが覆い被さる構成となっています。

いや~モッサリしていて野暮ったくて最高ですね。






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アーマーと同梱されていたのは LHT のラジオポーチ HL (SG-O) と、






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同じく LHT の三連マグポーチが二種、MP5 用とバンドガン用です。
こちらはどちらも BK となっています。

嗚呼~このアーマーと BK のポーチ二種がコスプレチッタに間に合えばなぁ…

SG-O のラジポはバイエルン州警察 SEK 装備に回し、COMBAT ONE を中心に装備を再構築してみました。







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まず左レッグリグから。
写真は今まで活躍してくれた 5.11 のマグポーチです。

多機能でありカッコイイんですが、やはり本職の使用頻度はほんの僅か。
ここはやはり LHT の登場となります。





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ただ 5.11 のポーチ類は本当に使いやすく脱着しやすいです。
ポーチ下端のポタンを外し、左手で背後のフラップを引っ張るだけで簡単に外れます。

これは他のメーカーも真似して欲しいです。






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対して LHT は悪名高い………です。
もう端からマイナスドライバーを用意してこの難敵に挑みます。







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レッグリグに装着してみました。
このクラシカルなフラップが醸し出す野暮ったさ (この単語頻発してますが分かるかなぁ?) が魅力的です。

LHT P6 の右胸を外れたテイザーはこの位置にやって来ました。







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ピストルマグポーチ三連の方はタスマニアンタイガーのベスト右胸下部に。
TT ベストの MOLLE はコシが弱いので上の Glock19 とともに少々心許ない装着です。






RICOH GR


左胸のラジポは以前にも書きましたが LHT 風に見せたタクティカルテイラーの製品です。
遠目には分からないと思いますがいかがでしょうか。








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というわけでハンブルク警察 MEK 装備を盛大に開いてみました。

この写真に MP5 を載っけたのがトップ写真となります。
おっと、ニーパッドも違いましたね。

ニーパッドについてはアサルトスーツでガッチリ決めた場合はトップ写真の面積広いタイプの HATCH。
私服系でジーンズ等の場合はこの尖った HATCH というのが個人的に決めた勝手な住み分けです。






というわけで SG-O 装備に邁進するかと思いきや‥Mehler登場でコロッと変わるとは現金なものです。
次の冬にもし LE イベント等あれば、SG-O or BK で相当悩むことになりそうです。












スペースパンでローストビーフ月桂樹風味

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しばらくサボっていたので久しぶりのブログ更新です。

キッチンのカテゴリーで度々登場する アサヒ軽金属のスペースパン レシピです。
今回は材料も工程も簡単なローストビーフを作ってみました。



材料は以下

◯牛もも肉(かたまり) 400g
◯ローリエ(月桂樹)   5g
◯塩・コショウ    少々

※牛肉はグリル庫内に収まるよう厚さ 3 cmを越えないようにしてください




RICOH GR


所用で少し離れた大型スーパーに行きました。
用事を済ませ近所のスーパーの倍以上あろうかという巨大な食品売場にやって来ました。

流石に食肉類も豊富でその中から手頃な大きさでこちらの牛肉を買いました。
372g とレシピよりやや小さいですがまぁ良しとします。






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肉両端の厚さがかなり違うので心配ですが、レシピ本の通りに塩コショウしてスペースパンに鎮座させます。
厚い方で 3 cmピッタリです。





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そしてスパイス売り場で買ってきたローリエのパックをすべて 20~30 分水に浸けておきます。






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それを肉全体にペタペタと貼り付けます。
スペースパンには牛脂もサラダ油も敷いてません。





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火加減はスペースパン常道の弱火、両面焼きモードで 10 分です。






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10 分経過してグリルを開けた状態。
ローリエは風味をつける意味もありますが、肉表面の焼き過ぎを防ぐ効果もあるそうです。





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その後スペースパン専用のガラス蓋をして余熱で 50 分放置します。
いわゆる「肉を落ち着かせる」というやつでしょうか。





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50 分経過したのでローリエを外しまな板の上に。





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切ってみるとこんな感じ。
なかなかよいですね。





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同じスーパーで買ってきた市販のローストビーフのタレをかけて。






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ウチの包丁は切れ味が怪しいので薄切りではなく分厚くカットしてみました。
食べてみるとあら~美味しい。

ローリエの香りが立って独特の風味があります。
柔らかさに関しては今ひとつかな。

余熱は 50 分という指示でしたが、もう少し短くてもよいかと思います。
近所のスーパーではなかなか良い塊肉が無いですが、簡単なのでまた作ったみたいです。

その際は包丁をよく研いで薄切りにチャレンジしたいと思います。









K-Ballet『ジゼル』

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素晴らしい舞台でしたが出待ち空振りのやけ酒がいささか過ぎ、

グロッキーでブログ執筆に至っておりません。

時間が経てばそれだけ記憶が薄れるので早く書きたいのですが… 

火曜日の夜にはなんとか。

K-Ballet『ジゼル』2017

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梅雨真っ只中の 6 月 25 日。
K-Ballet 『ジゼル』を観に F 嫁と上野の東京文化会館へと出かけました。


ウチが揃って出張るのはもちろんプリンシパルの 浅川紫織ちゃん がジゼルを踊るからです。


今回は直前に『海賊』があり『ジゼル』としては全 4 公演のミニツアーです。
祥子さんが 2 日、紫織ちゃんが楽日 1 日ですが、キャスト変更で荒井さんが 1 日踊ることになったのです。

荒井さんのジゼルも観たかったなぁ~



K の『ジゼル』は 2001 年初演に続いて 2006 年、2009 年、2013 年とコンスタントに上演されています。
ウチの場合初 K が 2007 年 2 月の『白鳥の湖』だったので『ジゼル』は 2009 年から観ている事になります。

紫織ちゃんでいえば 2009 年はミルタ、2013 年は ミルタジゼル を踊りました。
今回 2017 年はジゼルだけですが、紫織ちゃんのミルタも絶品なので観たかったです。



雨が落ちてきそうな曇り空の下、上野駅でササッとうどんをかき込み道路を渡って東京文化会館へ入りました。






RICOH GR




たった 4 日間の公演ということもあり、その最終日である日曜日は流石の集客。
東京文化会館の 5 階席まで埋まっており、ほぼ満席と言ってよいでしょう。

我々の席は 11 列目下手とまずまず。
シートに腰を落ち着けてスマホの電源を落としいざ鑑賞です。







ジゼル

数多の古典バレエにおける主役女性の登場場面の様に、ジゼルが現れる瞬間も印象深いものです。
アルブレヒトがジゼルの家のドアをノックしすぐさま裏手へと隠れます。

家の中を移動するシルエットが見え、ドアをパッと開け放ちジゼルが登場するシーンでは表情が重要と思います。
もしかしたらあの人が…との期待を胸に、パァッとひときわ明るいひときわ明るい笑顔で表に飛び出します。

紫織ちゃんの村娘ぶりはなかなかのもので、2013 年に断腸の思いで観逃した F は感無量なのであります。
軽快な音楽に乗ってスキップを踏む様なステップで舞台を一周した後マイムです。

紫織ちゃんのそれは文脈を辿るロイヤルスタイル。

胸に指を当て 「私は」
耳に手を当て 「聞いた」
両手でその仕草をして 「ノックの音を」
両手を大きく広げ 「愛しいあの人はどこかしら」

ロシア系の多くはドアの方を指差し、ノックの音がした、という簡潔なマイムです。
ロイヤルで刷り込まれた F としては、ここを丁寧に語ってくれるのは嬉しいところです。




古典バレエに登場する「村娘」に関しては F はうるさいですよ。
10 年以上前にはこんなコンテストを開催してますしw

第1回ミス村娘コンテスト世界大会

まぁ冗談はさておき紫織ちゃんの第 1 幕、素朴で少し病弱、でも踊りが好きな村娘はピッタリでしたね。
アルブレヒトが見つからずガッカリする表情、一転見つめ合ってはにかむ笑顔、どれも素晴らしくよいです。

心臓に病を抱えた少女、という意味ではその部分を強調していたように思います。
プログラムのインタビューで前回 (2013年) は病弱さを少し忘れていた‥との反省が述べられていました。

当時の舞台は残念ながら観逃しましたが、今回は胸が苦しい描写がより丁寧になったのだと思います。
その思いが強かったのか心臓発作と同時に、一部分では悪心(おしん)に見えてしまったかもしれません。



 
さてジゼルの幸せな時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
ヒラリオンにより暴かれたアルブレヒトの正体を知ったジゼルに待ち受けているのが「狂乱の場」です。

正気を失うタイミングとしては首飾りを投げ捨て髪が解けて倒れ込んで以降、意識が別世界に行ってしまう表現が多いです。
これもプログラムのインタビューからですが、紫織ちゃんのターニングポイントはもう少し前だそうです。

バチルドから「彼は私と婚約しているのよ」と告げられ、アルブレヒトを揺さぶるように「嘘でしょう? 嘘でしょう?」と
問い質すもアルブレヒトは目を逸らし、否定しなかった時点で正気を失ったとの解釈だといいます。

この辺りは荒井さんとも祥子さんとも異なる紫織ちゃん独自の視点でこれは素晴らしい事だと思います。
古典で語り尽くされて役柄ですが、表現者として常に探求していってもらいたいものです。




第 2 幕は森の奥にある墓場。

舞台下手のジゼルの墓。
ウィリとなったジゼルが現れるのですが、この登場シーンは K の演出でも好きな場面ですが詳しくは後ほど。

ミルタに促されしずしずと舞台中央へ歩みます。
ウチかよく言うところのミルタによる「ウィリ入会式」ですが、この部分もジゼル屈指の名場面だと思います。

音の間の後、急に手を伸ばした前傾姿勢になりますが、この瞬間の紫織ちゃんのキレは半端なかったです。
直後にア・テールでの激しい逆回転が始まり、途中から両足でポワント立ちして回転は続きます。

ここは人間がウィリと化す重要な場面で、ここの動きが激しく鋭いほど人外の要素が強まると思います。
既にジゼルは心臓の心配無くいくらでも踊り続けられるのです。

紫織ちゃんのその部分はたいへん素晴らしかったですが、後半のポワント部分に若干の物足りなさを感じました。
それは個人的に究極の変身シーンとしているヴィシニョーワ様のせいですね。

ヴィシ様の逆回転からのシームレスでポワントに移行し回転が加速する様は本当にカタルシスがあります。
この踊りに強烈なインパクトを植え付けられてしまったのです。(01:35:15~)



Giselle (with comments by Diana Vishneva and Vladimir Malakhov) - RussianBroadway.com




まぁダンサーそれぞれの解釈があるので別の踊り手を真似しろと言っている訳ではないのですが‥

このヴァリエーション最後のジュッテ三連発で、いつもの F が気にする左手は紫織ちゃんの場合アン・オーでした。
外向きのアロンジェが多いのですが、個人的にはアン・オーが好きなのでここは嬉しく思いました。

手と言えば紫織ちゃんのポール・ド・ブラは以前から素晴らしかったのですが今回も本当に良かったです。
もう観ていてウットリするくらい。

重隅ですが F が紫織ちゃんのジゼルで最も感銘を受けたのは次のシーン。



Alina Cojocaru Anton Bogov Giselle variations 2




動画はコジョカルちゃんですが、アルブレヒトが疲れて果てて倒れ、ミルタに再三許しを請うシーンです。
時間で言えば 01:00 ~ ジゼルがアルブレヒトのいる下手から上手に移動します。

その際、紫織ちゃんの「右手」が鳥肌立つくらい美しかったのです。
同じ様な柔らかい動きを 3 回続けるのですが、ここに関しては「永遠のジゼル」コジョカルちゃんより良かったです。



紫織ちゃんの踊るウィリとなったジゼルは慈愛に満ちて、かつアルブレヒトを守りたいという意思も見えました。
村娘もウィリもそしてミルタさえも高い次元で演じ踊る紫織ちゃんはやはり大好きなバレエダンサーであります。







アルブレヒト

アルブレヒトは宮尾俊太郎さんでした。

2013 年の紫織ジゼルの相手役は遅沢さんで、F 嫁はその舞台を生で観ております。
その F 嫁曰く「ああ、今日も遅沢さんだったら‥」




確かにこの日の宮尾さんは不調だったのか全体的に安全運転が目立ちました。
ヴァリエーションでも身体重そうだったし。

独自の解釈と思えたのは第 1 幕でのアルブレヒトの造形です。
ちょっとやり過ぎかと思えるくらいコミカルというか子供っぽく振る舞ってました。

ふたりが戯れるシーンでジゼルの顔をまじまじと見つめ「カワイイ~ もう僕(愛を)誓っちゃうもんね!!」と
ばかりに興奮して二本指を差し挙げるマイムをするところなどその象徴とも言えます。

全体的に貴族のプレイボーイの火遊び‥というより駄々っ子が新しいおもちゃに喜んでいる風情を感じました。



でも第 1 幕の実験的な試みとしては面白いし、積極的な役探索の現れだからいいんです。
F & F 嫁が物足りなさを感じたのは第 2 幕です。

細かなバレエのテクニックについて指摘も言及も出来ません。
ただ墓参に訪れたアルブレヒトの前に初めてウィリとなったジゼルが現れるシーン。

ここは見えないけど気配を感じる‥どこかにジゼルがいる‥

とアルブレヒトが感じ、観客に手探りの危うさを見せなければなりません。
F 嫁は 2009 年の『ジゼル』で遅沢さんと紫織ちゃんの第 2 幕で散々泣かされたといいます。

今回は残念ながら F 嫁の涙腺には届かなかった様です。

またミルタへの懇願シーンで舞台を横断するブレゼに果敢にトライしたのはよいのですが‥
世バ特別全幕プログラムでのマニュエル・ルグリ様の尋常じゃないスピードとキレのブレゼが頭に残って。

以前みたいに紫織ちゃんと遅沢さんのペアを観たいのですが、遅沢さんは祥子さんと組む場合が多いですからね。
宮尾さんは本当に性格も良さそうだしファンサービスも厚いし人間として素晴らしい方だと思います。

ダンサーとして、いやカンパニーを牽引するダンサーとしてもう一皮二皮剥けて欲しいと切に思います。






ミルタ

期待の新星である矢内千夏さんのミルタは素晴らしかったですね。
K の『ジゼル』では紫織ちゃんの役として初見をしたので思い入れのある役です。

またミルタのヴァリエーションの曲が個人的に大好きなんです。
矢内さんは素晴らしいテクニックに加え存在感もあり、好きなミルタでした。

これは言っても詮無いことですが、ミルタはもう少しだけ上背が欲しい気がしました。
矢内さんの冷たい熱演 (←褒めている) には関係ありませんし、彼女の別役を観たみたいと思わせました。








RICOH GR


幕間は F 嫁お約束の「泡」、F はミネラルウォーターです。
階段上の座席に座って第 1 幕をあーだこーだ喋っていると下から熱視線を感じましたw

わぁ~お久しぶりの N さんとご友人でした。
N さんは以前に出待ちで知り合った紫織ちゃんのファンで、彼女の公演オンリーの F & F 嫁とはよくお会います。

我々のバレエ関係の知り合いは揃いも揃って美女ばかりなのですが、N さんはその中でも一二を争う美女。
しばらく第 1 幕の感想を話してまた出待ちでお会いしましょうと約束して別れました。








ヒラリオン

ソリストの石橋奨也さんが演じたのは粗野なイメージでは無く知的に振ったヒラリオンでした。
ジゼルの母ベルタとは信頼関係を築いており、アルブレヒトが現れなければ独身同志ジゼルと結婚していたかもしれません。

ジゼルがヒラリオンに対してどういう思いだったのかは分かりませんが、結局自身もミルタによって殺されてしまう可愛そうな役です。
狂乱のシーンではどうしてもジゼルとアルブレヒト、そしてバチルドを目で追ってしまいヒラリオンに注目できなかったのが残念です。





バチルド

ガムザッティ好きな F は立役とはいえ『ジゼル』のバチルドも大好きな役なんです。
今回のツアーでバチルドを演じたのは、なんと中村祥子さんの妹である倉田陽子さんでした。

姉上同様スラッと背の高い素敵な方でした。
お顔も表情によってはよく似ています。

笑顔で花を受取り横を向いて無表情に側近に渡すバチルド。
後に褒賞として貰った首飾りのお礼にと手の甲への接吻をやんわり拒否するバチルド。

どれも身分制度がなせる行いですが、倉田さんのバチルドは極端にやり過ぎず優しさの残った仕草でした。

バチルドのドレスを手に取ってしまったジゼルとのやり取りはマイムとして興味深いシーンです。
ドレスを褒めるジゼルに対応して世辞を言うバチルド、私のは手作りなんですと答えるジゼル。

踊りが好きというシゼルが踊って見せ、身体を案じて母のベルタが制止する場面。
ベルタに身体をぶつけられ一瞬怒った表情を見せます。

その後ジゼルの病気を知ったバチルドはベルタの心配をよそにジゼルに踊ることを半ば強制します。
貴族のお戯れに過ぎないのでしょうが、ここはいちばんバチルドの傲慢が現れるシーンですね。

倉田さんはこの立役だけにいらしたのでしょうか。
今後も K にゲスト出演する事があるのだとしたら楽しみです。


クーラント公:キャシディさんについてはあまりの安定ぶりに双眼鏡させ向けなくなってしまいます‥失礼。






コール・ド・バレエ

いや~見事でした。
ウィリ全体の舞いもモイナ&ズルマのソロも素晴らしかったですね。

K のコール・ド・バレエは本当にレベルが高いと思います。

ウィリの登場シーンで左右から床にドライアイスが焚かれたのはまた印象的でした。
またそのスモークがウィリの前進速度にピタリと合いながら展開したのには唸らされました。

舞台監督ブラボー。







ジゼルの母親ベルタ

ロイヤルのピーター・ライト版を踏襲するならばベルタはもっとも重要な立役となります。
何故なら第 1 幕でミルタとウィリ達の恐怖について観客に知らしめなければならないからです。

ベルタ役の徳井美可子さんはキャラクターアーチストの筆頭です。
今回のベルタには F は特に感銘を受けました。

ミルタのポーズを真似たマイムはとても丁寧で分かりやすいものでした。
ヒラリオンに寄せる信頼、アルブレヒトに対する不審もよく目に現れており好感が持てました。

ジゼルに対し「踊ってごらんなさい」と促した(←事実上の強制)バチルドに対しても刺す様な視線を送っていました。
あ、F はマイムや芝居の際は上半身を双眼鏡てガン見しますので‥w 



特に素晴らしかったのは紫織ちゃんがインタビューで「♪ピロリロリ」と表現した狂乱の場でのシーン。
正気を失ったジゼルには他の人々が見えないモノが見えてしまいます。

虚空に向かいソレを追いかけるジゼルを見たベルタは顔を覆って号泣したのです。
そう、伝承に詳しい彼女はジゼルの仕草を見ただけで、己の娘に死が迫っている事に気づいたのです。

キャラクターアーチストも達者な方だと舞台がピリッと引き締まります。








プロダクション

第 1 幕でまず思ったのは遠景の書割りにお城のシルエットって書いてありましたっけ? という事。
再演の度にブラッシュアップされていく K の舞台ですからプラスで加えられたものだとその時は思いました。

K の『ジゼル』は両幕とも舞台装置の造形量が凄いのです。

『ジゼル』であれば舞台を簡略化しようとすればどこまでも出来ます。
そんな中、舞台の隅から隅までディテールに凝る御大のこだわりが炸裂しているところですね。

遠景のお城については 2013 年のプログラムにも小さな写真が乗っており F の勘違いでした。



ディテールへのチャレンジは第 2 幕でも続き、舞台両袖の森の情景は素晴らしいです。
ただひとつ以前から K の『ジゼル』で違和感を感じているのが、第 2 幕の鉄柵なのです。

墓地の奥に舞台幅の鉄柵が設けられており、入り口が 1 ヶ所開いております。
個人的な勝手な感想ではありますが、鉄柵の背後には道が見えてしまうのです。

ウィリ達が舞う墓地はもっと鬱蒼とした森の中というのが F のイメージなんです。
鉄柵の背後には人間の生活痕が見えてしまうのです。

今まで賛同を得たことは無く、F だけのイチャモンだとは思いますが。

イチャモンついでにアルブレヒトが墓前に持参する百合の花束にも触れたいと思います。
最後に生き残ったアルブレヒトが後退りながら花を少しずつ落としていくのですが、プラスチックの造花は落下の際カツンと音を立てます。

もちろんそういうものとして観客も観ている訳ですが、もう少し工夫が出来ないかと思える箇所です。
ミルタがウィリ召喚の際、左右に投げる花にも同じ事が言えます。



素晴らしいところはウィリとなったジゼルの登場シーンです。
下手のお墓に登場するのは変わりありませんが、上動画のヴィシ様の様に自分で横移動して現れる場合が多いですね。

K の場合、他のウィリ達がミルタの指示で一時的にお墓の前に集まり覆い隠します。
その間にジゼルは墓の前に現れる事が出来るのです。

そしてその際ジゼルはヴェールを被っており、絶妙なタイミングでそれが引き払われるのです。
ここはあらゆる『ジゼル』の中で最も好きな演出です。

蛇足ですがカナダ国立バレエのヴェールを中央でミルタ自身が取り去るという演出も面白いと思いました。





『ジゼル』は休憩 1 回で 2 時間弱という長さもありとても観やすいプロダクションですね。
第 1 幕と第 2 幕の対比も鮮やかですし、また K での再演を期待したいと思います。

その時は一度でいいから紫織ちゃんがミルタを踊ってくれないかなぁ。
もう一度彼女のミルタが観たい… 素晴らしいジゼルを堪能した上に贅沢ですがそう思いました。







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出待ち

両方経験された方ならお分かりの様に、オーチャードと東京文化会館では出待ちの負担がまったく違います。
オーチャードでは狭い歩道にぎゅう詰めで歩行者にも気を配ら慣れればならないし、駐車場からクルマは頻出するしでなかなかたいへんです。

N さんとの約束通り出待ちに向かおうとした我々は紫織ちゃんの母上に呼び止められました。
お母様がいらしたこと自体に驚愕しました。何故ならその日の朝、紫織ちゃんの実家がある県はかなり大きな地震に見舞われていたからです。

大丈夫でしたか? と尋ねる F にお母様は同じ県といってもかなり離れていたのでまったく気付かなかったとのお答え。
とりあえずホッとしました。

クローク前でしばらくお話してから N さんのいらっしゃる出待ちの列に向かいました。


曇り空でほんの少し雨が落ちてきたり不安定な天候でしたが暑くはなく出待ちとしては楽な環境でした。
N さんとご友人とともにバレエ談義をしながらひたすら紫織ちゃんが出てくるのを待ちます。

おふたりとも現在進行系でバレエを習っていて、ご友人などは発表会も控えているとのこと。
いいなぁ‥自分ももう 20 歳ほど若かったらw



名前のついた役のダンサーさんたちが次々と現れ希望者にサインをしていく中、主役のふたりは一向に現れません。
御大は自身でハンドルを握るクルマの後部座席にキャシディさん、助手席に荒井さんをのせ颯爽と楽屋口を後にしました。

1 時間半が経過した頃、ようやく紫織ちゃんが現れましたがこの日は残念ながら出待ちはスルー。
迎えのクルマの後部座席に直行してしまいました。

その際、出待ちの人々に手を振ってくれました。
これはファンゆえの妄言、妄想と捉えて頂いて結構ですが、F と目が合ってアッと気付いた様な気がしました。

まぁあそこに並んでいた半数は同じ様に思っているのでしょうけれどw



後ほどお母様にお聞きしたところ、この日は終演後に別の用事(仕事?)が切迫しており皆さんが並んでいるのは分かっていたけど失礼しましたとのこと。
まぁ出待ちは水モノですからこんな日もあります。

待っている間、F & F 嫁は N さんとご友人といろいろお話出来たので楽しかったです。
10月の新作『クレオパトラ』の日程は別の日で残念ですが、またどこかの劇場でお会い出来たら幸いです。



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K-Ballet『ジゼル』の楽日、紫織ちゃんが上野に舞った舞台はとても素晴らしく充実していました。
最近は K の舞台ばかり観ていますが、来月は ENB の『海賊』を観に行く予定です。













伊豆栄 本店

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K-Ballet『ジゼル』 の公演を観終わった上野。

昼公演なのでまだ夕方早い時間です。
いつもの もつ焼き屋さん に流れてもよかったのですが、夏に向かってスタミナつけようということで鰻にしました。

ウチが上野で鰻といえば 亀屋 一睡亭 でしたが、この日は気分を変えて向かいの 伊豆栄 本店 に行きました。






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巨大なビルがすべて伊豆栄という大箱です。
海外でも有名で多くの外国人観光客が来店します。







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伊豆栄はこの界隈だけでも 3 店舗あります。
上野公園内にある梅川亭も桜の季節など良さそうですね。








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入店したのは夕方の中途半端な時間帯でした。
それが功を奏したのか、二階の窓際という眺望の良い席が偶然にも空いていました。

写真左手が不忍池です。
前出の龜屋さんは写真右手ビルの一階です。







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まずは生ビールで乾杯です。
普段ビールをあまり飲まない F 嫁がこれということはよほど蒸し暑かったのでしょう。






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飛び込みなのでそこそこ時間がかかると踏んでまず頼んだのはお新香の盛り合わせです。






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そして涼し気なじゅんさいも頼みました。
じゅんさいが泳いでいる出汁がまた旨いんです。






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そして F & F 嫁の鰻屋飲みの定番であるうざくです。
ここではやくもビールグラスが空に…





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うざく、そして次に続くモノには日本酒は欠かせません。
頼んだのは秋田県の高清水 酒乃国 純米です。






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しかしうざくというのは本当に芸術品ですなw
鰻に酢の物を合わせようと考えた人はガチな天才です。






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F 嫁もうざくは大好物で日本酒を手にこの表情です。






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そして F 嫁がうざく以上に好きなのがこちら…






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添えられたのは本わさびと岩塩。
もうお分かりですね。






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ワンパターンとの誹りを受けようとも鰻屋さんでは王道を行きます
大大大好きな白焼きです。

炭火で焼かれた皮はパリッと身はふっくらでたまりません。





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まずは写真左のようにわさびに塩をパラッと振って食べます。
う~ん旨い。

そしてやはりわさび醤油も外せません。
う~んなんて日本酒に合うんだ。

これもしつこいですが圧倒的な説得力を持つ次の言葉を再掲します。
『白焼+山葵醤油+日本酒=三位一体分割不可』








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いい調子で日本酒は空いてしまい最初に頼んでいた鰻重が焼きあがりました。
ここからは汁物とお茶で攻めます。





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いつもの伊勢定 ではかならず肝吸いを赤だしに変えてもらうのですが、残念ながら伊豆栄には赤だしはありません。
もっともこの肝吸いも美味しかったですが。

鰻+赤だしの相性の良さはもっと知られても良いと思ってます。






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御開帳!!
こちらは F の鰻重 梅です。

トップ写真はこれを真上から撮ったものです。





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こちらは F 嫁の鰻重 竹です。






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炭火で香ばしく焼かれた鰻はもう笑っちゃうくらいの美味しさです。
最初のビールからそこそこ入っているはずなのに、F 嫁でさえもペロリと逝きます。






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お重が空になった後は熱いほうじ茶でほっと一息です。
気がつけば隣の卓は大陸からの観光客御一行様。

和服をきっちり着た中居さんが英語でお品書きの説明をしていました。








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巨大な伊豆栄本店ビル。
上階には各種宴会場、お座敷があるそうです。

もちろんお支払はもつ焼き屋さんとは比べ物にはなりませんが満足度もまた段違いです。
上野の東京文化会館は大好きな劇場ですが、周囲にもまた魅力的な飲み食い処が揃っているのでした。











ロイヤルホスト 35年目のカレーフェア

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F & F嫁はファミレスの中で好きなのが ロイヤルホスト です。
ブログを遡っても ロイヤルホストを取り上げた記事 はたくさんあります。

中でも頻出するのはロイホ夏の恒例行事カレーフェアについてです。
今年でなんと 35 年目という長きに渡って毎夏開催されています。


ロイヤルホスト 35 年目のカレーフェア


今回は 15%OFF のクーポンがあったので先週 F 嫁と夕刻早い時間に行ってきました。





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ウチ御用達のいつものロイホです。
隣の駅にもロイホはあるのですが、こちらの方が好きなんです。





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F 嫁は今回フェアの目玉、35年目のロイヤルターリ 2 種のカレー を選びました。
トップ写真で自身が特別メニューの見開きページを持っています。

2 種のカレーは以下になります。
 
※No.1カレー
ソテーしたリンゴとオニオンのまろやかさが特徴的な「ザ・ロイヤルシェフカレー」

※No.2カレー
ココナッツ香る鶏ひき肉とひよこ豆の粉でつくった肉団子“コフタ”が入った「チキン“コフタ”のカレー」






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F 嫁はロイホ伝統のカレーであるロイヤルシェフカレーが好きなようです。
肉団子のコフタも美味しかったと言ってました。

ナンは小ぶりですが厚みがあり食べ応えがありそうでした。
またこの下にはサフランライスが盛られており、プレート全体としてはかなりのボリュームです。







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F 嫁のプレートから1個もらったチキン。
タンドールではなくフライドチキンをスパイスで和えたものですが旨かったですね。








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さて F はといえばカレーフェア恒例の 2 個喰いです。
まずはロイホ定番中の定番、カシミールビーフカレー です。







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フライドオニオンが乗ったライスにチャツネと淡い色の福神漬け的な漬物が添えられています。






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拙ブログカレーの記事で幾度となく力説している様に、F は「カレー全かけ派」です。

よくあるライスとカレーが皿半々で供されるのが好きじゃないんです。
なのでこのような場合は熱いカレー容器を物ともせず、すべてライスの上にドーンとかけてしまいます。

サラサラのカシミールビーフカレーはライスをすり抜け皿の下に溜まってしまいますが気にしません。

カシミールビーフカレーはやはり安定の辛さと美味しさ。
写真の通り意外にも野菜がたっぷり入っているのも嬉しいところです。







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F の 2 皿目は今回初登場の "10 種の国産野菜"とポークのスープカレー にしてみました。
よく考えたらスープカレーというものは初体験です。

こちらも 10 種と謳うだけあって見るからに野菜がたっぷり入ってます。






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こちらのライスは 18 穀米にフライドキノコが乗ってます。
この皿はそこそこ深さがあるので……






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スープカレーといえども当然こうなります。

野菜はキャベツ・玉ねぎ・人参・ナス・かぼちゃ・トマト・赤パプリカ・ブロッコリー・オクラ・いんげん。
カシミールビーフカレーと加えてかなりの野菜を摂ることになります。





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ポークカレーは意外にもクローブがガツンと効いたスパイシーなものでした。
はっきり言ってかなり好みです。

スープカレーというのでもっとスープスープしているのかと思いましたが程よくライスに絡み食べやすかったです。
快適な空調の店内ですが、カシミールからのスパイス攻撃でかなり汗をかいてきました。






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ポークのスープカレーのメイン具材である豚肉の塊です。
柔らかく煮込まれていてこれまた美味しかったです。






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F は 2 皿ペロリ、F 嫁もロイヤルターリをなんとか完食しました。




カレーの後はアイスコーヒーでクールダウンです。

35 年も続いていれば今回のフェアは外れだなという年もありました。
今年は鋭く攻めたメニューこそないものの、どれもレベルが高いと思いました。

特に "10 種の国産野菜"とポークのスープカレー はかなり気に入りました。
15%OFF のクーポンがもう 1 枚あるので、フェア中に再訪できればと思っています。

ごちそうさまでした。











ドイツ地方警察装備の変遷 17

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ドイツ地方警察装備の変遷 16 より続く





ブログ自体をしばらく放置しておりました。
特にトピックが無かったわけではなく単に気分が乗らなかっただけなんですけれど。

というわけで動機づけが無くともネタさえあればスイスイ書けるこのジャンルで再開です。





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ハンブルク警察 MEK をイメージした黒装備では LIBRA さん のショルダーアーマーレプリカを使用していました。
SAT 風のアーマーセットから防爆スーツのレプリカまでなかなかマニアックな品揃えです。






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ショルダーアーマーは黒の場合そのまま SEK/MEK 装備にも使用でき、細かな差異はあれども違和感はあまりありません。
この写真では取り付けのベルクロ部分を F 嫁に太く作り直してもらったものです。







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LIBRA さんは各種アーマーに BK の他、OD/TAN/CB とラインナップを持たれているものの、
独 LE 独特な SG-O (ストーングレイオリーブ) があるはずもありません。

これは思い余って Zentauron 製のグローインアーマーをショルダーアーマーに改造できないかと試している写真です。
もっとも実行するとしても私の場合は縫製のプロにおまかせの軟弱者ですが。








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グズグズしているうちに BP のサイト に Zentauron のショルダーアーマーがラインナップされました。
一瞬品切れななったものの、その後復活したのを期に黒とオリーブの 2 色を頼んでみました。

Zentauron のオリーブはいわゆる緑がかったオリーブ色ではなく、SG-O の他社製品と使用しても違和感ありません。
黒はもちろんオールマイティーです。


同時に写真に写っている POLIZEI の PVC パッチも 2 種頼みました。
BK に付いているのは普通の白、SG-O の方に付いているのが反射型です。






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Zentauron 製となっていたアーマーには BP のタグが付いていました。
このタグが意外に悪目立ちするので外側からパーマセルテープを貼って…






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内側に巻き込んで貼りました。
SG-O の方もテープは黒ですがそう目立ちませんでした。






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ショルダーアーマーに詰める中身として リアラボード というコスプレによく使われる素材を頼んでみました。
厚さは数種類ありますが一番厚い 10mm の物です。







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もう少し柔らかいイメージだったんですが意外としっかりしていて固めです。
とはいえカッターやハサミでスイスイ切れますので加工は楽です。






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とりあえず大雑把に大きさを合わせてハサミでカットしてみました。
切り口が雑なのはブログ主の性格をモロに表しておりますなw

熱を加えると形がつくという事でしたが、とりあえずそのまま突っ込んでみます。






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ベルトで巻いてしばらく放置しておきました。

しかしショルダーやスロート&ネック、グローインなどに現場で使用されているソフトアーマーは独特な質感ですよね。
この写真など明らかに硬すぎ軽すぎで本物のアーマーの質感には程遠いです。







とりあえずショルダーアーマーが懸案だった バイエルン州警察特別出動コマンド(SEK) の装備を着てみる事にしました。
この日は F 嫁も休みでカメラマンをお願いしました。







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とりあえず正面の 2 枚。
ショルダーアーマー以外基本的には前回と変わっていませんが、G19 をベルトパッドに装着したのと右胸に置いていた
テイザーを外したのが違いです。右側の手を組むポーズはついやってしまいます。

テイザーの位置にはお世話になっている マルメの鷹 (@boomerang_sg) さんに作って頂いた S3 パッチをつけました。
マルメの鷹さんには下の写真にも写っているヘルメットサイドのバイエルン州警察パッチも制作して頂き感謝しています。






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左右とバックショットです。
ショルダーアーマーの他はヘッドセットが XP になったのが大きな進展です。

横からの写真でお分かりのように、ショルダーアーマーは下側がベルクロ&伸縮ベルトで締まっています。
それに対し上側はやや広がり気味なのが問題です。

前述しましたがやはり中身が硬すぎるのですね。
本物のソフトアーマーが醸し出すなんともいえない柔軟性と重量感がまったく表現できていません。

これまた今後の課題と言えましょう。







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レッグリグの G17 は安定の位置、ベルトパッドの G19 もここならドローも楽です。
ただテイザーをどこに装備すべきかちょっと迷い気味です。

実際の目標としている SEK 隊員はテイザーの装備が確認されていませんがまぁ持っているモノは使いたいという貧乏性でございます。








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こういうショットでもショルダーアーマーの有無でだいぶ印象が変わります。
もちろんあった方がゴツくていいのですが、やはりアーマーの佇まいが気に入りません。

何かの間違いで実物の中身が手に入らないかな~

P6 左ショルダー部から MP7 を吊っている LHT のワンポイントは非常に気に入ってます。
MP7 といえばひもスリングでしたが、使用例もありこのバイエルンではこちらで行きたいと思います。

このバラクラバは一軍のアークテリクスではなく、二軍のノーブランド物です。
そんなに違和感ないでしょう?








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そういえばカラコンを入れるの忘れました~w








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撮影中、常に上を気にする F です。
あ、ここで S3 パッチがちゃんと見えましたね。








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何故ならエアコン下向きで冷房全開運転しているからですw

この時期はやはりフル装備はキツイですね。
それに近い格好でサバゲーをやられいる皆々様は本当に尊敬に値します。

でも健康にはお気をつけくださいね。












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中身はさておきショルダーアーマーの課題をクリアしたお次は防水ジャケットです。

バイエルン州警察 SEK が国防軍と彼らの駐屯地で対テロ演習を行った日は雨でした。
アーマーの下に SEK 隊員が着込んでいた防水ジャケット風の衣類が次の目標です。

現在は少しでも似ているものとして ORC 製 PCU のレプリカを着用しています。
正面ファスナーは黒いですが、こちら止水ジッパーではありません。

両袖のベルクロも本物は黒ですがこちらは緑系です。
カラー部もフードももっとしっかりした厚手の生地ですから違いが目立ちます。

なんとか近い衣類をと探しているのですがなかなか見つかりません。


加えてこのレプリカは M サイズなんです。
袖が短くてグローブとの間から腕が見えてしまうのが、本職がそうであってもあまり好きじゃありません。

黒装備の場合は HATCH のロンググロープなのでその心配はありません。










どうしてもという場合は防水ジャケットのオーダーも考えています。
どんどん深みにハマっていくな~(諦観)








ドイツ地方警察装備の変遷 18 につづく


















第2回連邦軍・地方警察連絡会議 in あばら大根 KAKUUCHI

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週末、お世話になっているブンデス装備のトッチーさんと飲みに行きました。
いつも話している軍と警察との連携というコンセプトでの開催は第 2 回という事になります。

第 1 回はトッチーさんのテリトリーだったのでブログに書くのは遠慮してしまったのですが今回は F の縄張りw
いつもの様にがぶり寄りのどアップ連発でお送りしたいと思います。

まぁ軍・警察の連絡会議といっても議題はテロ対策であるはずもなく、装備の話からくだらない馬鹿話までを肴に
ほぼ同年代のオッサンふたりが楽しく飲んだという単純な出来事でございます。




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さて会場は あばら大根 KAKUUCHI という一風変わった店名の居酒屋さん。
F がここ最近気に入って通っているお店ですが、ブログで紹介するのは今回が初めてです。

ちなみに F 嫁も大好きなお店ですが、今回は残念ながら会議部外者(仕事中)という事で不参加です。





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通称“あばら”は、鮨・おばんざい・煮込みをコンセプトとした居酒屋さんです。
気の利いた小皿や新鮮な魚介、夏期も 3 種揃う煮込みはどれも旨いですね。

そしてこちらで頂く鮨は居酒屋の余技ではまったくない本格的な握り鮨です。
以前はお茶と鮨だけで酒を飲まなかった事があるくらい。





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17 時の開店と同時に突入、カウンターに座ってまずは生ビールで乾杯です。
これはこの店ならではのお通し、根菜のガリ です。





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とりあえずいつも頼む お新香の盛り合わせ です。
ガッツリ系ではありませんが女子はこういうの好きですよね。オッサンも好きです。






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夏らしいメニューとして 万願寺とうがらしの煮浸し を頼みました。
この冷たい出汁はいつも最後にゴクゴクの飲み干すほど美味しいです。






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生ビールを飲み干した後は 知多ハイボール に移行です。
ジャパニーズウイスキーは各種ありますが、この知多はハイボールで飲むのが好きです。

一応連絡会議らしい話題も少しはあったんですよ。詳細は機密に値するので離せませんがw
トッチーさんもビールの後はハイボールにチェンジしました。






写真はトッチーさんが撮ってくれたカウンターの F です。
まだ外が明るいですなw






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ここで“あばら”三大煮込みのひとつ、店名からとられて あばら大根 を頂きます。
夏でもアッサリ食べられる塩味の出汁で豚バラと大根を煮込んだ名物です。

他の煮込みは味噌味のモツ味噌煮込みとコッテリ醤油味の牛バラ肉豆腐があります。
これどれをとっても旨いです。





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小皿に取った大根と豚バラです。
豚バラは歯が要らなくらいトロットロに煮込まれていて絶品だし旨味が染みた大根もたまりません。

これも万願寺同様、残った出汁は完璧に飲み干します。







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揚げ物として 鶏の山椒揚げ を頼みました。
普通の鶏の唐揚げですが山椒風味がピリリと効いてこれまた酒が進むんですわ。






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これは誰にも分かりやすい旨さ 明太子の昆布〆 です。
こんなつまみを出されては日本酒に行かざるを得ませんね。







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トッチーさんはお店オススメの夏の日本酒三種を飲み比べです。
右から、宮城・墨廼江、新潟・八海山、秋田・阿櫻 の三種です。

トッチーさんは辛口がお好きとの事で、三種の中では秋田の阿櫻が気に入られた様です。





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F は最初から阿櫻に絞っていただきました。
この「溢れる幸せ」は何回撮ってもいいものですなぁ~






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これは個人的にこの店を訪れたら必ず頼むしほとんどの場合お替わりまでするという イカの肝和え です。
これが恐ろしいほど日本酒に合うんです。本当に恐ろしいほど。

大葉の後ろ側には絞った荒削りの大根おろしが隠れています。
後半は肝和えと大根おろしを混ぜて食べるのがこれまた絶品なのですよ。

この日はトッチーさんと F と一皿づつ頼み、F はそれでも足りずにまたお替わりしましたw






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これまた盛り付けがシャレオツな 肉味噌豆腐 です。
コクたっぷりの肉味噌と冷奴の相性は抜群で、これまたお酒に合う肴です。





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トッチーさんも飲み比べではない単独の 阿櫻 (トップ写真)にチェンジ。
ここでも「溢れる幸せ」を激写致しました。






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ある意味この日のハイライト、お刺身盛り合わせ です。
立体的な盛り付けに思わずオッサンふたりも歓声を上げます。

5 種盛りでしたがどう見ても 8 種あります。いつもありがとうございます。
白身中心で房総の醤油で食べるといわゆる「日本人で良かった~」となるの必至です。



そうそう同時に なめろう も頼んだのですが、お造りと酒に気を取られ気付いたらお皿を舐めてましたw






ここまでのんびりゆっくり 3 時間弱、いつもはカウンターでサッと帰るのに長居してしまいました。
それだけトッチーさんとのお話が楽しかったのですが、オッサンふたりの積もる話はまだまだ終わりません。

あばら大根を出てから近くのカウンターバーに移動しました。







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ウィスキー類の品揃えとフルーツを使ったカクテルが人気のバー・ピジョンです。





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カウンターど真ん中に陣取り、初めてのトッチーさんはオススメのカクテルを数種試し F はいつもの如くアイラ中心。
ここでもブンデス・警察装備について話題が尽きることはなく、2 時間以上話し込んだのでした。
(手ブレすみません)




第 2 回ドイツ連邦軍・地方警察連絡会議はこうして 5 時間にも及ぶ長丁場を楽しく乗り切りました。
トッチーさんにも 1 軒目、2 軒目とも気に入って頂けたようで良かったです。

また会議場を変えて第 3 回連絡会議も開催しましょうね。
















ドイツ地方警察装備の変遷 18

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ドイツ地方警察装備の変遷 17 より続く




ドイツ地方警察に最初に憧れたのは何度も書いていますがハンブルク警察 MEK でした。
グリップエンドにウェポンライトを装着したリボルバーやバイザーストック、LD のライトハンドガード等特徴的な仕様に惹かれました。

その中で光学照準器を載せているマウントは何種類かありましたが魅力を感じたのは B&T BT-21298 でした。






写真はハンブルク MEK を現場で捉えた写真です。
このある種異様に大きく高いマウントに惚れてしまったのです。




とはいえスイス Brügger & Thomet 社の製品が日本で簡単に手に入るはずもなく VFC 純正のマウントを使用していました。
ひょんな事から BT-21298 ではないものの、同じく B&T BT-21222 が手に入りそちらに換装する事になりました。




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B&T のロゴにシビレます。
ただ見ての通りローマウントでコンパクトな仕様となっています。

これはこれでシャープでカッコいいのですが、やはりモッサリした大柄な BT-21298 が欲しいと思い続けてきました。





ある時定期巡回している eBay でまさに BT-21298 の出品を見つけたのです。
残念ながら出品者は北米在住で国外には送らないとの事でした。

各所に相談ならぬボヤキ節を広めたところ、日頃足を向けて眠れない程お世話になっている bobmarkun さんに米国からの輸入代行業者さんをご紹介頂きました。
さっそくコンタクトを取って事情を話したところ、イレギュラーな取引ですがお引き受けくださる事になりました。

つまり eBay の出品者から代行業者さん経由で日本にやって来るという事です。
それから紆余曲折ありましたが数ヶ月後、ついにウチに BT-21298 が届きました。






RICOH GR





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間違いなく Brügger & Thomet BT-21298 です。ヤッター!!

ユーズドなのでそれなりの使用感はありますが、道具としての存在なのでもちろん気になりません。
このモッサリした垢抜けない佇まいがたまりませんなぁ~

LE 好きの間でたまに話題になるのですが、この垢抜けない雰囲気を愉しむというのもローカルポリスならではあります。
なかなか理解されにくいところですが…




RICOH GR


両マウントの比較です。
サイズ感の違いがよくわかると思います。








さてさっそくウチの MP5 に取り付ける訳ですが、VFC の MP5 には実マウントはポン付け不可能です。
詳しくは以下の拙ブログエントリーをご覧ください。


VFC/UMAREX MP5A5 part2 ドイツ地方警察装備の変遷0.5


要約すると H&K から正式ライセンスを貰った UMAREX 製だと安心してましたがフレームサイズが実銃より太いんです。
結局苦労して入手した BT-21222 を削るのをためらい、MP5 側のマウント装着用リブをショップで削ってもらいました。

結果前述の様に B&T の実マウントが取り付けられるようになったという訳です。
なので同じ B&T 製であれば六角 1 本で事足りるはずです。







RICOH GR


もうトップ写真でバレちゃってますが見事に収まりました。
う~んこの腰高な感じが本当に大好きです。ええだいぶ変態入っていますw







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マウントの立ち上がった部分は前後にスッポリと抜けており、MP5 のアイアンサイトの照準線が見事に通るんです。
フロントサイトガードの円が収まっている風景を覗いてみるとちょっと感動します。








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BT-21298 に関しては B&T のロゴが左側です。






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更にドアップ。
ユーズドに起因するこの適度な使用感がなんともカッコいいですね~








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MP5 全体の写真はこちらになります。
スリングは前述の bobmarkun さんにお譲り頂いた H&K 純正の 3 ポイントスリングです。

自分で言うのもなんですが、メチャかっこよくありませんか?
「キモカワイイ」という言葉がありますが、自分にとっては「ダサカッコイイ」とでも申しましょうか。







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別アングルから。
同じく B&T のバイザーストックはデザイン、造りの頑丈さに惚れ込んでいます。

要はベタ惚れという事ですねw











さてこれで我が MP5 は完成かというとじつはあと一歩なんです。
それは原点中の原点であるこの写真…





この逆付けスペアマガジンを再現したいのです。
ホントに変態ですよねぇ。

9mm のダミーカートは以前に購入していました。
後は MP5 の BB 弾が入らないマガジンがあればよいのです。

なので輸入代行業者さんについでといってはなんですが、MP5 のマガジン 1 本をお願いしていたのです。
それは B&T マウントとともに届きました。




RICOH GR


ダミーカートを詰め一人悦に入ってニヤニヤしてしまうのは同好の士であればお分かりかと思います。





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それで用意していたマルイのマガジンクリップをエアガンのマガジンに装着し実マグを逆向きに取り付けて…


あれ?

入らない?





RICOH GR


なんとなんとこの時初めて気付いたのですが、VFC のエアガン用マガジンと実マグはサイズがまったく違うのです。
写真左が VFC 用、右が実マグです。

これだけ太さが違うとマルイ製のマガジンクリップにはまったくもって挿入不可です。





RICOH GR


思いついて並べてみたら長さもこれだけ違うんです。
今度は左右が逆で左が実マグ、右が VFC 用です。






RICOH GR


うーんこれがやりたかったのですが…







悶々としながらしばらく意識を失っていたのでしょう。
気がついたら eBay からメールが来てました。

どうやら別の誰かが MP5 用実マガジンクリップを購入してしまった様です。
困るんだよな~勝手なことをされるとw








RICOH GR




RICOH GR



意地でも実マグを使うぞという執念がさせたのでしょう。
このダミーカート入りのマガジンが逆向きに収まった時、My MP5 は一応の完成を見ることになります。

それにはもう少し時間がかかりそうです。









ドイツ地方警察装備の変遷 19 に続く


















初秋の鮮

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F log




とあるホイリゲならぬ居酒屋で 第2回連邦軍・地方警察連絡会議 が開催されたのが 8 月末。
ブンデス装備のトッチーさん、ドイツ地方警察装備の F とで旨い酒と肴をつまみながら特濃の話題を楽しみました。

リンクの通りブログに up したわけですが、それを見て黙っていないのは 武器査察官 F 嫁 です。
地方警察への緊急査察という名目で、私にも旨い魚で酒を呑ませろという訳です。




RICOH GR


場所は連絡会議の候補にもなったいつもの 季節料理 鮮 です。
この日は入店が少し遅く、いつもの角地に先客がいましたのでカウンター真ん中辺りに座りました。





RICOH GR


アサヒ熟撰 のグラスビールで乾杯です。



 


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まずは大好きな コンビーフのパテ からスタートです。
前菜としてちょうどお腹に収まります。







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続いて鮮では珍しい 酢モツ です。
近所のもつ焼き屋さんでは必ずといっていいほど頼む定番ですが、魚が売りである鮮のお品書きでは新鮮です。

そういえば鮮はモツ煮も美味しかったな。
個人的には柚子胡椒いらない派です。







RICOH GR


連絡会議では煮浸しで食べた 万願寺とうがらし ですが、こちらではてんぷらでいただきました。
本当に万願寺大好きなんですよ。







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そろそろ日本酒へという事で、F 嫁は神奈川の いづみ橋 夏ヤゴ 雄町 純米生原酒 をチョイス。
F は新潟の 越乃景虎 純米原酒 にしました。






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魚が旨い鮮でありますが、ひと捻りして 馬刺し を頼みました。
各種モツ料理に加え、馬刺しも大大大好物なんです。






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これがまた酒に合うんですよ~







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酒のピッチとともにつまみも加速がついて運ばれてきます。
これは うざく で言うまでもなく鰻とお酢の組合せは最強です。







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白えびの唐あげ も甲殻類+油+塩とのマッチングは素晴らしいです。
西の兄者の至言を性懲りもなく引用しますが「バケツ一杯食べたい」です。







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続いて F 嫁は山形の くどき上手Jr 純米大吟醸 酒未来 を選びました。
F は行く夏を惜しんで秋田の 山本 山廃純米吟醸 サンシャインイエロー にしましたが写真撮り忘れ。

トップ写真はそのサンシャインイエロー溢れる幸せです。






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お造りは あいなめ、わらさ、白イカ、イワシ の四種です。






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さっぱりしてシャープな わらさ も美味しかったですが…







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この皿の主役は何と言っても 白イカ でした。
そのねっとりとしつつ歯応えがあり甘い白イカは絶品でした。当然酒も進むわけです。






RICOH GR


F 嫁はそろそろ落ち着きつつありましたが、もう一品欲しい F はふたたび万願寺コール。
茄子と万願寺とうがらしの揚げ浸し です。

う~む茄子も万願寺も美味いな~
コクのある揚げ野菜を残った日本酒で流し込んでフィニッシュです。








RICOH GR


ほうじ茶 でホッと一息…







…で終わらないのがウチです(笑)








RICOH GR


最近の定番〆と化している ハムカツサンド です。

魚を喰いに来たんじゃないのか?との御指摘ごもっともです。
でもまぁ絶妙に美味いんで許してください。






RICOH GR


カリッと焼けたパンにキャベツ、レタス、トマトの野菜、ソースとのマッチングも素晴らしい。




いつも同じ店で同じ様なものを食べていますが、安定して美味しい店が近所にあるというのは幸せです。
武器査察も酔ってうやむやのうちに終了、ほろ酔い加減で帰路につきました。










" Momo's Summer Camping 2017 "

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F log


毎年夏にキャンプに出掛けるカナダ在住の F 妹から 2017 年夏の写真が送られてきました。
F 妹に御主人のドイツ系カナダ人 W 氏、そしてもちろん主役は愛犬モモちゃんです。

前半はアルバータ州南部、後半はジャスパーというところでいずれも素晴らしい大自然です。
ただ最後に写るコロンビア氷河は F 母がカナダに遊びに行った頃よりずっと後退してしまってるそうです。

これは地球温暖化のせいなんでしょうか。



それでは日本は秋めいてきましたがカナダの夏をお楽しみください。








以下写真はすべて FinePix XP10 による撮影です。




ランドブレック滝









ランドブレック滝








ランドブレック滝








ランドブレック滝








ブヴェ湖








ブヴェ湖








ブヴェ湖








ブヴェ湖








ブヴェ湖








カサゴの巣








アイスにうっとりのモモちゃん








風力発電機








その色彩で日本でもお馴染みペイト湖








アサバスカ滝








アネット湖 (トップ写真も)








アネット湖のビーチでくつろぐモモちゃん








珍しく自ら入水









濡れた毛並みを乾かしているモモちゃん








エディス カーベル山 エンジェル氷河








エディス カーベル山 エンジェル氷河








エディス カーベル山 エンジェル氷河








エディス カーベル山 エンジェル氷河







ジャスパーとレイクルイーズとの間の山脈








ジャスパーとレイクルイーズとの間の山脈









コロンビアアイスフィールド








コロンビアアイスフィールド








コロンビアアイスフィールド









コロンビアアイスフィールド





あいかわらずモモちゃんはカワイイですね。
W 氏もぞっこんなのがわかります。

ちなみに F 妹は 10 月上旬に単独で来日する予定です。
その際にこれら写真について詳しく聞けるでしょう。




ドイツ地方警察装備の変遷 19

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F log




ドイツ地方警察装備の変遷 18 より続く





前回、ハンブルク MEK 仕様の MP5 を制作するにあたり不足していた最後のピースが揃いました。



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米国 eBay で落札した H&K 純正の MP5 用マガジンクリップ です。
18 で触れたように純正マガジンはサイズが大きく、マルイ用のにはまったく入らなかったのです。





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さっそく取り付けてみます。
写真右が VFC 用のマガジン、左が H&K 純正マガジン+ 9mm パラベラムのダミーカートです。






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両マガジンを逆向きにつけてあるのは、最初に見た MEK 隊員がそうしてたからです。
おそらくマガジンを入れ替えても身体側に空マガジンが出っ張らないようにとの工夫だと思われます。







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輸入代行の業者さんにお世話になって手に入れたマウント Brügger & Thomet BT-21298 には本当に満足してます。







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構えて覗き込むとちょうどダミーカートがこちら向きで目に入りニヤけてしまいます。







RICOH GR


全体像はこちらです。
2014 年 11 月のブログ で初めてドイツ警察の MP5 について触れ、約 3 年の時を経てようやく完成です!






RICOH GR


ひとつの仕様に憧れ追い続けてきたかいがありました。
もちろん自分一人の力ではこの完成はあり得ませんでした。

Brügger & Thomet のバイザーストック入手にご尽力頂いたウェブショップ Bttc 様
そのストックと LD 製ハンドガードをバッテリー収納の上で見事に成立させたエアガンチューニングショップ BeMAX 様
B&T マウントの取り付け加工でたいへんお世話になったエアガンショップ SIDE ARMS 様
パーツ輸入代行でお世話になった 秋葉 様
写真の H&K 純正三点スリングをお譲り頂いたブンデスの bobmarkun 様

その他ツイッターの TL 上でも様々な方々にご助言や励ましのお言葉を頂戴しました。
あらためて御礼申し上げます。

いや~でも嬉しい。








という訳で MP5 の成就を記念して、ハンブルク MEK を改めて着てみました。
3 月のコスプレチッタ からあまり変わっていない様に見えますが、Mehlerのボディーアーマーが大きな違いです。





RICOH GR


いつもは玄関で撮影するのですがダウンライトがイマイチな為、マットを敷いて居間での撮影となりました。
もちろんカメラマンは専属の F 嫁ですw

Mehler のアーマーはやはりしっくり来ます。
グローインもいい感じだしスロート、ネックの首周りもしっかりしています。

以前には DIABLO さんにお譲り頂いた First Spear のスロート&ネックでした。
こちらはガッチリ度では上でそもそもカッコよかったですが、今回は一体性を重視させてもらいました。

ショルダーアーマーは Zentauron 製 で、BK のみならず Olive も購入しバイエルン SEK に使用しています。
以前に使用していたレプリカに比べずいぶんとしっかりした造りですが、中身に関してはまだ試行錯誤しています。








RICOH GR


お決まりの射撃ポーズです。
当たり前ですがバイザーストックは見事にヘルメットバイザーをクリアしています。

バイザーストック教徒、そしてバイザーヘルメット教徒冥利に尽きる瞬間ですね。

左足のレッグリグにある MP5 のマガジンポーチは LHT 製です。
左腰のテイザーを避けるためにやや下の位置に調整したのですが、やはりもうちょっと上にしたいですね。







RICOH GR


そのテイザーですが、この位置はハンブルク MEK で実例があるものの G-Code のアタッチメントではないと思います。
まぁこれカッコいいし便利なのでバイエルン SEK のベルトパッドにも CB のを用意して取替が出来る様にしてあります。

右手を使わず左手中指あたりで BHI ホルスターのロックを外し右手に持ち替えて 「テイザー!!!」 となります。







RICOH GR


右胸のターシャリは変わらず BHI CQC で Glock19 です。
この位置か右腰ベルトパッドかはあいかわらず迷ってます。

セカンダリーの Glock17 はこれも変わらずサファリのホルスターでレッグリグに収まってます。
Glock FM81 のナイフシース先端がニーパッドのベルトに入っちゃってますね。これはダメです。







RICOH GR


バックショットでも失敗発見です。
バイザーヘルメットのハーネスですが後頭部が上手く出ていません。どうりでチンストがキツイはずです。

スリングのねじれもそうですが、こういうのをひとりでチェック出来ないとイベントの時とか困りますね。
こればっかりは F 嫁に「変なところ無い?」と聞いてもどれが正解なのか分かりませんしね。







RICOH GR


集合住宅の階段を容疑者の部屋目指してそろりそろりと昇っていく妄想です。
もちろん脳内には前後に同じ装備の MEK が連なっておりますw









RICOH GR


長い時間がかかりましたが、これでドイツ地方警察ハンブルク警察 MEK はひと段落です。
もちろん可能な限り細かなアップデートは続けていきたいと思ってます。

兎にも角にもこの MP5 が自分なりに満足いく出来になったのは本当に嬉しいことです。




これからは 12 月 9 日、10 日の ドイツ祭り 参加を目指し、バイエルン州警察 SEK を煮詰めて行きたいと思います。








ドイツ地方警察装備の変遷 20 へ続く






Rouladen(ドイツ料理)

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ドイツ系カナダ人の夫とともにカナダに住んでいる F 妹が 10 月に来日しました。
20 代で出国してからずっとカナダですから既に日本よりカナダ生活の方が長くなっています。

日本にいる間は実家に泊まっていたのですが、ある夜に手料理をふるまってくれるとのことで F 嫁と実家に向かいました。
作ってくれるというのはドイツ系の F 義弟直伝によるドイツ料理だそうです。





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まずはサラダから。
ニンジンもキュウリもマリネされています。

ドイツではマリネ的なサラダはポピュラーだそうです。
ドレッシング要らずで酢好きの F にもドンピシャ美味しかったです。






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メインの皿は Rouladen という牛肉の料理です。
調べたら読み方はロラーデンやルーラーデンともありました。

ベーコン、タマネギ、ピクルスを牛肉巻いて焼いたものです。
F 義弟にとってはまさに故郷の味なのだそうです。






RICOH GR


つけ合わせとしては Rotkohl という赤キャベツが定番だそうです。
日本のスーパーで赤キャベツを探すのに苦労したそうです。





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もうひとつロラーデンといえば欠かせないのが Spätzle (シュペッツレ) というものです。
小麦粉、卵、塩で作った麺の一種で、ソースをたっぷり使った肉料理のサイドに欠かせないものといいます。

茹でてから軽く焼いて焼き目をつけてあるようです。
器用な方は生地の塊から中国の刀削麺の様なアクションで整形するといいます。






RICOH GR


グレイビーソースがたっぷりかかったロラーデンの断面はこうです。
トップ写真もそうですがこちらの写真の方が分かりやすいですね。

大振りな玉ねぎ、そのままのピクルス、ベーコンも塊から切り出した厚切りです。






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レシピによっては玉ねぎやピクルスはみじん切りで巻き込むといいますが、F 義弟はこのサイズが好きだそうです。
それは義兄も同じで食べ応えのあるこれがいいです。

肝心の味はたいへん美味しい!!

日本のスーパーで買い求めた牛肉は適度にサシが入った高級肉だそうですが、本来は腿肉など安価な赤身肉だそうです。
煮込み時間を勘案してそうしたのでしょうけれどこれがまた柔らかくて旨いですね。

上手く切って牛肉、玉ねぎ、ピクルス、ベーコンを一緒に口に含むと得も言われぬ美味です。
牛肉やベーコン、玉ねぎの甘さ、ピクルスやマスタードの酸味がバランスよくスイスイ入ってしまいます。






RICOH GR


クルマで実家に行ったのでこの状態でワインが飲めないのは苦行でした。
たくさん作ったので帰りにタッパーに入れたのをシュペッツレとともにらって帰りました。

翌日の夜、赤ワインとともに食べたらこれがまた絶品でした。
カレーのように翌日さらに旨くなるヤツですねこれは。

F 嫁は F 妹からレシピを教わったみたいです。
いつかは食卓に生粋のドイツ料理が並ぶ事があるでしょうか。

日本ではなかなか食べる機会のないドイツ料理はたいへん美味しかったです。
ごちそうさまでした。








ドイツフェスティバル 2017

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直前の記事は ドイツ料理 、ここ最近エントリー数で席巻しているのが ドイツ警察のコスプレ
やたらドイツづいている当ブログです。

だからというわけではないのですが文化の日の金曜日、珍しく祭日に休みとなったので青山で
開催されている ドイツフェスティバル2017 に F 嫁と行ってみることにしました。





RICOH GR


あまり縁のない六本木で降りて歩くこと 5 分。
青山墓地の隣でフェスティバルは開催されていました。

折しも米国大統領来日直前。
交差点ごとに警察官が立ち、開場入り口でも荷物に目を光らせている制服警官がいました。

お勤めお疲れ様です。



晴天に恵まれポカポカ陽気の 3 日金曜日、フェスティバルの開場は 11 時で我々はその直後に到着しました。





RICOH GR


入るとすぐにフォルクスワーゲンとダイムラーの展示コーナーがあります。
真正面はモロ逆光なので横から撮りました。





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メルセデスのすんごいクルマがドーン。
ロングノーズ、ショートキャビンの古典的なスポーツカーでカッコいいです。

もちろんお値段も見たことないカッコいい数字でした。








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縦に長い会場は真ん中にベンチ、右側が飲食店ブース、この写真に写っていない左側が物販ブースとなります。
前日に雨が降ったせいか、場内はところどころぬかるんでいました。

F 嫁は出掛ける直前に靴をスニーカータイプに変更。
野生の勘が働いたのかもしれません(笑)






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12 時になれば混んでくると予想されるのでさっそくビールです。
これはバイエルン地方のエシュルカムという小さな村生産の ヴァルトシュミット ヤコビ ヴァイスビール です。

いや~旨い!!
年に一度しか輸入されない希少性もあり、バイエルン地方に並々ならぬ関心を寄せる F には持って来いです。






au


F 嫁は右手に持っている少し色の薄いフランクフルトのビール、シェッファーホッファー ヘフェ ヴァイツェン です。
とてもフルーティーなビールで F 嫁はたいそう気に入りました。

F 宛にドイツから届くヤバいグッズ(笑)は、フランクフルト国際空港経由がほとんどでこれまた浅からぬ縁です。






RICOH GR


食べ物はまずドイツ・ミュンヘンを代表するソーセージ ヴァイスヴルスト です。
数十年前、新婚旅行で訪れたオーストリア(ウィーン~ザルツブルク)で散々食べた懐かしい味です。

その時は残念ながらドイツには入りませんでしたが、ドイツ圏の影響は大きく其処此処にソーセージスタンドの屋台がありました。
あまりに美味しくで何軒もハシゴしたのを覚えています。

このヴァイスヴルストもあっさりした見た目とちがってコクがありたいへん美味しいですね。






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続いては日本人の職人さんが世界大会で金賞を受賞したという グリルベーコン です。
たかがベーコンと侮るなかれ、これものすごく旨いです。

粒マスタードとザワークラウトを巻いて食べたら最高です。
たまらずビールのお替わりとなりました。







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こちらは フライシュケーゼ といってソーセージの生地をオーブンで焼き上げたバイエルン地方の名物だそうです。
これがまたアホみたいに旨いんですわ。

ケチャップやらソースなどは不要で、肉そのものに適度な塩気と旨味があります。
マスタードとザワークラウトはワンパターンではありますがそれ以外は考えられませんね。

ドイツの肉文化さすがです。






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我々の新婚旅行時代にはありませんでしたが、近年のドイツファストフードを代表するのは カリーヴルスト でしょう。
こちらも外すわけには参りません。

ヴァイスヴルストとは一転、こんがりとグリルされたソーセージに特製のケチャップソースとカレー粉がかけられています。
横に添えられているは小ぶりなドイツパンです。

本当に生まれて初めてカリーヴルストを食べたのですが正直な話、旨いですねこれ(笑)
いや内心ちょっとバカにしてたんですよ、なんでもカレー粉かければよいもんじゃないと。

でも秘伝のケチャップ(専用品が販売されてました)に秘密があるのか妙にハマる味です。
そして残ったカレー粉味のケチャップをパンにつけて食べるとこれまたジャンクな美味でした。

う~むこれは流行るわけだ。







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ちょっと肉からはなれてドイツといえばジャガイモ。こちらは ポテトのパンケーキ です。
やはり芋も本場だけあって美味しいです。

これ生地にはほんのり塩味でワインとも合うし、りんごジャムをつければ一転デザートになるって寸法です。
焼きたての芋パンケーキはとっても美味でした。







au


ワインといえばドイツワインも有名ですね。
これはグラス売りしているドイツワインを赤白購入したものですが銘柄は忘れました。

F 嫁が右手に持っているのは写真を撮る前に少し齧ってしまった プレッツェル です。
これもほのかな塩味が酒のアテに充分なります。






RICOH GR


意外とソフトなタイプで香ばしく美味しいですね。
いや~お酒も食べ物もたくさん頼みましたがどれも外れがありません。

大満足のドイツ昼酒宴でした。







RICOH GR


お昼 12 時を回る頃にはこの混雑になりました。
飲食ブースの前には長蛇の列、たくさんあったテーブルもすべて埋まりトレイを持ったままの難民が多数発生してました。

11 時過ぎから呑んでいる我々はそろそろお腹もいっぱい。
たまたま通りかかった若い女性 2 人組に声をかけテーブルを譲って席を立ちました。






RICOH GR


会場をひと回りしようと歩き出しましたがますます人が増えてきました。
そういえば手前こちら向きの男性の様に、ドイツの民族衣装風なコスプレ をしている方も何人もいましたよ。

同じコスプレとはいえ F のそれで会場に立ったら、あっという間に周辺から警察官がなだれ込んでくるので自粛しました(笑)







RICOH GR


夜にはコンサートも開かれるステージでは チェーンソーによるカービングの実演 が行われていました。
すさまじいエンジン音とともに木の塊が見る見るうちに鷲の形に削られていきます。

このチェーンソーはドイツの機械メーカーだそうですが製作者も見事な腕前です。






RICOH GR


会場左側の長いテントは物販コーナーです。
衣類からコスメ、文具やキッチン用品など様々な物が販売されていました。

ドイツの時計メーカーの展示は興味深かったですが、愛用のグラスヒュッテ・オリジナルはありませんでしたね。

F 嫁はここでアロマ系の買い物を少々、そして写真いちばん奥のドイツパン売り場でお土産にライ麦パンを買いました。






RICOH GR


帰り際にワインの無料試飲会ブースがあり、ふらふらと立ち寄りました。
でもこちらは試飲の上、気に入ったワインをケース(12本)で購入するところだったのです。

数杯のませて頂きたいへん美味しかったのですが、さすがに 1 ダースは多いです。
1~2 本だったら買って帰ろうかとも思いましたが残念です。





最後は出入り口近くにある ドイツ大使館ブース へ寄りました。
ツイッターでドイツ大使館をフォローさせて頂いていましたが、担当の「中の人」が先月末で産休に入られたとのこと。

印刷物をもらいながら、ブースに居合わせた方に「中の人」への安産祈願をお伝えしました。





13 時過ぎにはどんどん人が増え会場は混雑が激しくなってきました。
その頃、我々は食い逃げ買い逃げで会場を後にしたのです。

ドイツフェスティバルももう数年開催されているとのこと。
我々は今回初めてでしたがたいへん美味しく楽しかったです。

また来年 ドイツフェスティバル2018 を訪れたいと思いました。














天ぷら ひさご 秋葉原店

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秋葉原で優雅に日曜ランチを楽しんだって話ですが、場所が場所なのでそれだけで済むわけがありません(笑)

この日はいつもの F 嫁ではなく、男同士のツーショットでした。
最近ブログの主ジャンルと化している サバゲー&コスプレ カテゴリーですが、この日ご一緒したのは北からの同志。

12月に開催される ドイツ祭り というイベントに F と同種の バイエルン州警察特別出動コマンド(SEK) で参加予定の
マルメの鷹さん (@boomerang_sg) です。



お仕事で東京にいらしたついでに秋葉原のショップ巡りをしようというマルメの鷹さんとアキバで待ち合わせ、
その後にランチをご一緒してショップ巡りにお邪魔した次第です。

12時 に電気街口改札で待ち合わせ。
予想はしていまたがマルメの鷹さんの爽やか好青年っぷりに圧倒されるオヤジです。






RICOH GR


前日に急遽決まった食事ですが、案内しようと思っていた店はことごとく日曜休業。
駅前の巨大ビルに入る 天ぷら ひさご のカウンター端に腰を落ち着けました。(トップはお店公式写真)

前日にお仕事が終わってフリーのマルメの鷹さんと日曜休みの F。
当然昼酒ということになり、まずはビールではじめましての乾杯です。







RICOH GR


ランチで豪勢な天丼や天ぷら定食もありましたが、せっかくなのでカウンターで職人さんに揚げてもらうことにしました。
昼の軽めのコース、最初は天ぷらの定番 才巻海老 2 本です。

一緒についてくる頭は何度も書いていますが最高のビールのアテです。
まさに西の兄者がよく仰る「バケツいっぱい喰いたい」です。

じつは海老の前に先付けと小さなサラダがあったのですが喋りに夢中で撮り忘れてしまいました。






RICOH GR


個人的には天ぷらと言えば冷酒。
マルメの鷹さんにご賛同頂いたので、まずは 静岡 開運 特別純米 からいきます。






RICOH GR


海老に続いては 銀杏 です。
熱々ホクホクで美味しいですね。






RICOH GR


次は しめじ が出てきました。
塊感があってもちろん中はジューシーです。







RICOH GR


続いては 江戸前のキス です。
F 個人的には魚の天ぷら(穴子でも海老でもなく)大好物なんです。

マルメの鷹さんとは食の好みも似ているところがあり、天つゆもありましたが塩中心で食べました。







RICOH GR


これはちょっと変化球な 鮭&イクラ です。
鮭とイクラの塩気がありなにもつけずに美味しくいただけます。

天ぷら屋さんで鮭は初めてかもしれないな。






RICOH GR


ここでもう一度 海老 を挟みました。







RICOH GR


開運についで頼んでみた長野の純米酒はちょっとイマイチでした。

そこでマルメの鷹さんのご出身地である 北海道旭川の銘酒 男山 生貯純米 を頂きました。
男山は F 嫁の大好きなお酒であり、このブログを読んだ後が懸念される事をここに記しておきます(笑)



それにしても熱々の天ぷらと冷酒のなんと合うことか。
天ぷらの油を日本酒がサッと流す瞬間はなんともいえない快感であります。





RICOH GR


そしてこれも天ぷらの定番 れんこん です。
蓮根の一番旨い食べ方は天ぷらではないかと常々考えています。

熱々ホクホクで中はジューシー…とおんなじ事ばかり書いていますがその通りに旨いんです。






RICOH GR


天ぷらのコースはコイツで締められる事の多い 江戸前穴子 です。
サクッと齧ってフワッと湯気が上がる時が最高ですね。







RICOH GR


コース外で気になって頼んだ 安納芋 です。
これはとてつもなく甘くて美味しですね。

これにて職人さんが目の前で揚げてくれる品は終わりました。
後は食事となります。





RICOH GR


小天丼か天バラという選択だったので 小海老かき揚げの天バラ を頼みました。
こちらの天バラはかき揚げをご飯と混ぜ込んで塩を振ってあり、上に小海老の天ぷらがちょこんと乗ってます。

山葵を混ぜてかき込むとなんともいえない旨味。
途中天つゆをタラタラッと追加しても美味しいです。







RICOH GR


汁物は大好きな 赤だし でした。
F & F嫁は鰻でも肝吸いではなく赤だし派です。






RICOH GR


デザートのシャーベットを熱いお茶とともに頂きました。
昼間っから呑んで喰って大満足な贅沢ランチでした。







RICOH GR


食事が終わって新旧ヲタクのツーショット。
左が F、右がマルメの鷹さんです。

マルメの鷹さんは二十代とお若く F のちょうど半分、まさに親子の記念写真(笑)です。
とはいえヲタク度合いではまったく対等と思っています。



コスプレ界でもまったくもってマイナーなドイツ警察、そのなかでも特別出動コマンド(SEK)というややこしいジャンルに
食指を伸ばした二人。住んでいる地域もかけ離れたのにこうして出会えたのはネットや SNS のおかけですね。

千葉県のイベントにフル装備で北海道から駆けつけるマルメの鷹さんの情熱とバイタリティは尊敬に値します。
また装備も日進月歩でメールでやり取りする度に充実していて当日が楽しみでなりません。

バイエルン州警察特別出動コマンド のコスプレイヤーが二人以上揃うのは日本で初めてかもしれません。
12 月 10 日は寒くてもいいので好天になるよう祈っていてください。




ちなみに当日は次のようなツーショットになるはずです。(詳細自粛)








この後、マルメの鷹さんと F はアキバのミリタリーショップを片端から練り歩きました。








第11回ドイツ祭り part 1 ドイツ地方警察装備の変遷 20

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F log



ドイツ地方警察装備の変遷 19 より続く




この連載も 20 回を数えるまでになりました。
前回でいわゆる“黒装備”である ハンブルク州警察 MEK は一段落という事になりました。

プライマリーである MP5 はある程度満足いく仕様になったものの、その他の装備ではまだまだな部分ばかりです。
とはいえ差し迫ったイベントに追い立てられるように“茶装備”に邁進することになりました。



それは開催 11 回目となる伝統あるイベント ドイツ祭り です。

(仮)ドイツ祭り ブログ

ロングレンジdeドイツ祭り ツイプラ



先月は青山の ドイツ・フェスティバル 2017 で舌鼓を打ってきたばかりですがもちろん似て非なるものです(笑)
要するにドイツ縛りで開催される濃い‥いや特濃のコスプレ会、オフ会ということです。

ドイツ祭りの中心は間違いなくブンデスヴェーア、ドイツ連邦軍の装備をされている皆さんです。
もちろん軍だけでなく警察系にも門戸は開かれています。

上記ブログからお借りしたドレスコードは以下になります。

参加資格

WWⅡ終結後1946年以降ドイツで使用されたBDUを着用しそれに準じた銃を使用すること。
GSG9やSEKなどだけでなく旧東側装備、官庁装備(警察系)もOK
ドイツ連邦軍装備、SEK、BGS、GSG-9等現用装備
東西ドイツ軍装備、初期BGS等旧装備

下記の銃で規制範囲内の物
ハンドガンに関しては制限無し

【SMG】
MP5系,UZI(MP2),MP7,UMP,Vz61
【アサルトライフル】
G36系(MG36含む),G3系(除くSAS,MC51,HK51),G1(FAL),FA-MAS,
AK系,M16,CAR15,SIG551,SIG541,AUG系,HK33E
【スナイパーライフル】
G3SG-1,PSG-1,APST-96,WA2000,G22,G24,MSG90,G82(バレット)
【ショットガン】
SPAS12,M1100,M870,ベネリM1
【LMG,その他】
MG42,MG3,MG4,HK21(23),RPK,M60E3,HK69


ドイツ地方警察装備をやっている者として以前より気になっていたイベントではありました。
ただほとんどがブンデス装備らしいので年齢の事もあり、単身乗り込むのには躊躇していました。

今回、F が重過ぎる腰を上げた理由はただひとつ、一緒に参加するドイツ地方警察装備の同志がいたからでした。
それがトップ写真、バイエルン州の州旗を掲げた左側、マルメの鷹 (@boomerang_sg)さんです。



北海道は旭川在住のマルメの鷹さんとはツイッターでやり取りさせて頂いていましたが、先月末に東京でお会いする事 が出来ました。
前logでも書きましたが、彼の装備は F と同じ バイエルン州警察特別出動コマンド(SEK) なんです。

それだけでも貴重な人材ですが、バイエルン SEK の中でも装備再現が 2017年 3 月の GETEX 演習時とピンポイントで一致なのです。
GETEX 演習はドイツ南部のムルナウという軍の駐屯地で行われ、連邦軍と州警察の合同対テロ訓練でした。




しつこいくらいに掲載したこの写真。
同演習時のバイエルン州警察 SEK ですが、この先頭の方に惚れたのです(笑)

まぁミリコス、ボリコスなどはたった一枚の写真から泥沼の装備地獄へ陥る事が多々あります。
例によって完全再現は不可能に近いので類似の装備、おまけに複数隊員のミックス装備となっております。





ドイツ祭り直前の“開き”はこちら。
アーマーは LHT P6 改ですが、まぁこの辺りは妥協せざるを得ないところです。

とはいえハンブルク警察 MEK の MP5 同様、こちらの MP7 もある程度は再現できていると思います。




第11回ドイツ祭りは 2017 年 12 月 9 日(土)~ 10 日(日)にかけて開催されます。
ブンデス有志の方々は土曜日より泊まり込みで夜間行軍の訓練(からの宴会)も行うという逝きっぷりです。

我々 SEK 組は 2 日目の日曜日朝から参加することにしました。
土曜日午後に旭川から飛んで来られたマルメの鷹さんは千葉市内のホテルに御宿泊。

事前に送っていた装備品も無事にホテルに到着したようで一安心。
日曜の朝、F がクルマでホテルまで迎えに行きました。






こちらがマルメの鷹さんです。
二十代の若さ、絵に描いたような好青年で 180 cmを超える長身とあればこれはモテますな~

こんな趣味さえなければ‥ですが(笑)


マルメの鷹さんが着用されているホーゼは UF-Pro の STRIKER HT COMBAT PANTS です。
一応ブラウン・グレイという色ですが、いわゆる SGO の色に見えます。

ジャケットは代替品で仕方なくですが、アルファグリーンの PCU レプリカを着用しています。
GETEX 演習時は雨が降っており、各隊員は防水ジャケットに類する物を着込んでいます。

それがなかなか手に入らずやむを得ず似ている PCU としたものです。
それでも袖のベルクロを黒に取り替えるなど、少しでも似せる工夫はしています。

この写真は朝 8 時半頃ですが、F がクルマで迎えに行ったのもまったく同じ上下。
途中のコンビニで飲料を調達した際には、大男二人がまったくのペアルックで入店するというちょっと笑える状況でした。





バイエルン州警察特別出動コマンドのフル装備に身を包んだマルメの鷹さんです。
プライマリーは AUG ですがショートバレル化、TLR-2 をマウントと SEK 仕様に改造されいます。

さらにグリップ後方にスイベルを増設、ワンポイントスリングで吊って良い角度になるよう工夫されてもいます。
そしてこの装備のチャームポイントは背中にありますが、それはまた後のお楽しみ。






さてこの様に長くなる感じ満々のブログですが、撮って頂いた写真もたくさんありますので 2 部に分けます。
今回は背景と記念撮影的な「静」、次回は in Action ならぬ in Aktion (ドイツ語) として「動」をお送りします。

この場をお借りして良い写真をたくさん撮って頂いた各カメラマン様に御礼申し上げます。

 



まずは何はなくともバイエルン州警察特別出動コマンド(SEK)が二人揃った記念すべき写真から。




土曜のみのご参加で日曜朝には残念ながら帰られた、かるぴすさん(@CALPISJustice_P)に撮って頂いた写真。
ある程度妥協した装備とはいえ、SEK の装備合わせが出来る日が来るとは夢のようです。ありがとうございます。

マルメの鷹さんは先程書いたように20代、50代半ばの F とは本当に親子程の歳の差があります。
それでもこうして並んで立てるのは厚顔なオッサンであると同時に趣味に関しては年齢関係なしという気概でしょうか。








こちらも朝早い時間に撮られた一枚です。(以降マルメの鷹さんから目線無し了承済)
一応 PCU レプリカの黒いジッパーが YKK の止水ジッパーに見えますかね。

彼のモトローラはテンキー付きの実物ですが、F のは実とはいえテンキー無しの物。
見えないようにウェポンキャッチに突っ込んだ MP7 で隠してあります(笑)

ふたりともショルダーアーマーには直前に届いた実ソフトアーマーを入れています。
思ったより硬めだったのですが、やはりその絶妙な厚みはナイスですね。

マルメの鷹さんはレッグホルスター前のトレーニング用特殊警棒とその上の LHT メディックポーチがいいですね。
F のグローブは一見 Oakley Pilot Glove に見えますが、使用例のある SI Tactical Touch Glove です。




そしてマルメの鷹についてはこの事に触れないわけには参りません。






最初の写真は F の P6 前面ですが、POLIZEI パッチと S3 パッチ、これはマルメの鷹さんの手作りです。
黒地に白文字の POLIZEI パッチはたくさんありますが、SGO 地の物は少ないしあってもフォントが気に入りません。

善太郎のグローインアーマーの生地をバラした上に文字をカッターで切り貼りした労作です。
本職もショルダーは黒地、アーマー前後は SGO 地と分けている場合が多いのでこれにて再現出来ました。

労作といえばもっと凄いのが 2 枚目のバイエルン州ヘルメットパッチ。
これは GETEX 演習の SEK が装着していた最大のアイキャッチです。

最初にプリントで再現した試作品でも満足いく出来でしたが、彼は妥協をせずに刺繍での再現を試みました。
結果はご覧の通り、バイエルンブルーが見事に再現された刺繍部分こそ刺繍屋さんのプロの仕事ですが…

しかし周囲四辺はマルメの鷹さんが手縫いされたもので、これを F の分まで計 4 枚制作してくれたのです。
その努力に賞賛を惜しみませんし、何よりこれだけのアップに耐えられる出来は大したものです。






こうして二人並んだ時にこのヘルメットパッチがあると無いとでは大違いです。
本当にありがとうございました。

ちなみに手前のマルメの鷹さんはパッチをヘルメットのレイルに付けて貼っています。
対して奥の F は寸足らず(が仕様)の AOR2 ヘルメットカバーに沿って少し上に貼っています。

これも実際に本職さんの取付け方が 2 種類あるのを再現したものです。






フィールド内の土手に移動しての記念撮影。
もろ順光で少し影が出来ていますが WB 的にはバッチリでしょうか。

F は MP7、マルメの鷹さんは AUG がプライマリーです。
これも実際に GETEX 演習に参加した本職 SEK の組合せにあったものです。





お尻が赤いのは仕様です(笑)

マルメの鷹さん装備のチャームポイント、背中のブリーチ用ショットガンがカッコいいですね。
ハイドレーションポーチを利用したホルスターに入れ、ワンポイントのスリングを前に通しています。

F は LHT アサルトパックを背負両側にフラッシュバンポーチです。
ジャケットのフードを展開するか収納するかでも各隊員の個性が出ます。

セカンダリーは両者ともレッグリグの Glock17、ターシャリはともにベルトパッド後方ですが、
マルメの鷹さんが Glock26 & CQC、F が Glock19 & Safari とこれも異なります。

ホーゼ裾のジッパーの開閉も二人で差があります。
大筋では統一された装備でこういう細かなところが隊員によって違うというところに萌えるのですが変ですか?


この土手では何かが起きるのですがそれは Part2 にて。








こういったイベントでは付き物の集合写真です。
これでも全員ではないのですが。

左側には KSK 始め陸特の方々、それから一般兵科の皆さん、右端のレッドベレーは MP のお二人です。
我々バイエルン州警察特別出動コマンドはその左、前にマルメの鷹さん、後ろに F が立っています。

SEK はヘルメット以外迷彩は身につけていないのですが、こうして見るとあまり差がわかりませんね。
おっと後方左から二人目はウエットスーツ(超イカす)に身を包んだカエル男のワカヅマさんでした。







トップ写真にも使いましたがネタでバイエルン州の州旗を持ち込みました。
ブンデス、というか軍の部隊が国旗を掲げている写真を羨ましく思っていたのですが実際の SEK では致しませんね。

ちなみに下にいらっしゃるのは特殊効果で煙を出そうと発煙筒を炊いてくれたСашa(@BearRADIO)さんです。








警察繋がりということで野戦憲兵(MP)のお二人と記念撮影。
我々がバイエルン州と見るやすかさず肩のパッチを集合写真と違うブルーのバイエルン仕様に。

その引き出しの多さが素晴らし過ぎます。









バイエルン州旗を MP7 のバイザーストックに引っ掛けた撮影待機中の写真です。
ポーズを意識しないこういった何気ない写真はすごく好きです。








名ブログ「アントン重工業」でお世話になっている Nekotin(@nekotinco) さんが撮ってくれた一枚。
今回の会場は隣接する森と建物の 2 ヶ所になっていて、こちらは森林フィールド V1 の方です。








こちらは廃業した◯◯ホテルを利用した V2 フィールドでお約束の規制テープを張ってみました。








規制テープの内側でまったり待機している SEK/MEK は個人的にストライクな被写体でまずはそれに成りきります。















前述の Nekotin さんがあえてフォーカスを規制テープにして撮ってくれた 3 枚。
こうした「それっぽい」写真は大好物ですね。自分の装備の粗も目立ちませんし(笑)







そして画像を加工していかにもありそうな写真に仕立ててくれました。
うーん自分で言うのもなんだけど、アリですねこれは。








加工といえば Nekotin さんは前出のフィールドでの写真をこうもしてくれました。
こちらはオンラインニュース風でカッコいいです。(記事中にオチンギンラントが登場するのに注目)




次回の part 2 ではこの V2 フィールド他で動きのある写真を掲載する予定です。









 

F と年代も近いし時々お会いして呑む事もあるトッチー(@totchixcr)さんとの一枚。
野戦憲兵の装備もされるトッチーさんですがこの日は KSK 装備でした。







トッチーさんを囲んでもう一枚。
軍と警察の装備の違い、三者三様の銃が面白いですね。









KSK といえばドイツ祭りも終わり近くになって実現した KSK の皆さんとの記念撮影。








その後 KSK の皆さんと談笑。











KSK のシカさん(@shika666)が自ら制作されたというブリーチングツールを見せて頂き羨ましげな SEK (笑)









先程の記念撮影の際には忘れていたのですが、ここでマルメの鷹さんが「例の写真」の事を思い出してくれました。
 





「例の写真」とは前述の GETEX 演習時に撮られた何枚かの写真。
我々が範としたこの時のバイエルン州警察 SEK が、合同演習の相手であるブンデスの兵士と並んで撮影された一連の物です。

そういえばドイツ祭りに参加が叶えばこの写真をお願いしたいとツイートしていたのでした。不覚!








それでも最後の最後にこの一枚を物にする事が出来ました。
ブンデスと SEK の数も兵科も異なりますが、雰囲気だけはバッチリだと嬉しく思います。

思い出してくれたマルメの鷹さん、協力して頂いた KSK の皆さん、そしてカメラマンさんどうもありがとうございました。






という訳でバイエルン州警察特別出動コマンドの二人は第 11 回ドイツ祭りを心底楽しみました。
動きのある写真(と糧食)は「第11回ドイツ祭り part2 in Aktion」にて。








第11回ドイツ祭り part 2 in Aktion ドイツ地方警察装備の変遷 21

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F log



第11回ドイツ祭り part 1 ドイツ地方警察装備の変遷 20 より続く




2017 年 12 月 9~10 日に行われた 第 11 回ドイツ祭りに バイエルン州警察特別出動コマンド(SEK) として参加したレポート第 2 段です。


part 1 でも長くなりましたがまだまだ続きます。
前回は記念撮影的な「静」でしたが今回は「動」で行きたいと思います。



祭りは土日の 2 日間に渡って行われましたが我々 SEK の2人が参加したのは 2 日目の日曜のみ。
前夜から泊りがけでの参加は気合の入りまくったブンデスの皆さんです。

我々警察勢が到着した日曜朝はまだほとんどの方が夢の中でした。
なぜなら前夜はこんなハードな事になっていたからです。








深夜に集合するブンデスの皆さん。






何やら地図をチェックしています。
まるで何かの訓練の様ですが、まさにマジな訓練だったのです。










数枚の写真でもただならぬ雰囲気がお分かりかと思います。

比較的温暖な房総半島とはいえ12月の午前 0 時。気温は 0 度だったといいます。
そんな中、ガチなブンデスクラスタ達は真っ暗な森へと演習に出発したのです。



この夜の出来事に関しては当ブログでも後に活躍されるシカさんのブログをご参照頂けると分かりやすいでしょう。

第11回 ドイツ祭り at Village1&2 Tag 1

第11回 ドイツ祭り at Village1&2 Tag 2

簡潔かつ的確にまとめられており、おまけに当日の装備がすべてリストとして掲載という資料的価値も大です。



この後で宴会に突入したとなれば日曜朝のお寝坊も仕方ないところでしょう。
いずれにしてもドイツ祭り参加ブンデス勢の本気が垣間見えるシーンです。





さて日曜朝から参加したマルメの鷹さんと F の SEK 2 人組は V2 のセイフティーで着替えたら V1 フィールドに移動です。
ここで記念撮影や昼食を摂ったりするのですが、その前に SEK 2人を撮影して頂きました。






まずはフィールドにおいてある巨大なコンテナ横で。






このコンテナじつは女子更衣室らしいのです。
残念ながらドイツ祭りに女性の参加はなくこの日は空き家でした。

ドアがあれば突入したくなるというのは警察系特殊部隊の性ですね(笑)







トップ写真はこの別アングルです。








空はきれいな青空なんですがわざわざ暗い中に侵入します。








カメラマンさんも一緒に中に入ってあれやこれやとワガママなリクエストに応えて頂きました。
本当に感謝しかありません。

これはレプリカのブリーチングラムを構えている写真です。









もう一枚。
慣れないのでなかなか格好がつかないです。







ローライト下っぽい写真も。








前 log でも書きましたがこの日はドイツ人に成り切ろうとカラーコンタクトを入れてます。
あまり目立ちませんでしたが、これなんかは瞳の色が薄く見える気がします。








「フラッシュバン行きまっせ」の図。







ハンドガンのマルメの鷹さんを背後から MP7 でバックアップです。
当たり前ですがこういった写真は一人では撮れないので、今回本当に2人で参加出来たことは幸せでした。









前 log で掲載した全体の記念撮影の後、昼食を待つ間の一枚です。




空手、合気道の心得があるマルメの鷹さんがサーシャさんを相手に護身術の訓練をしているところです。
若いだけではなく武道の経験者ということでエントリー時のしなやかな動きにも納得です。

それにしても後方で雑談するブンデス諸氏がいい味出している写真です。
こうしてみると軍と警察の合同訓練である GETEX と言えなくもないですね(笑)










記念撮影といえば前 log で土手のツーショットを撮って頂きましたが本当の狙いはコレでした。
ブンデスのみかと思っていましたが、警察の方もどうぞと誘われて便乗致しました。

特殊効果の専門家がいらして土手の後ろ側に仕掛けをセット。
直前からのカメラ連射でこのショットとなりました。

ブンデスの撮影では人数が多く対比で炎が小さ目でしたが 2 人ならこの通り。
実際瞬間の爆圧と炎の熱気を背中で感じました。












ドイツ祭りでは昼食が自炊と聞いてはいましたがここまで本格的とは思いませんでした。
カレーやお弁当が中心のサバゲーランチとは一線を画するマジなドイツ料理でした。

鍋の向こう側でジャガイモを剥いている兵士が雰囲気ありますね。








食事が完成すると「飯が出来たぞ~」を知らせる花火が上がります。
ちなみに手前が料理長の RICK さん、奥が祭り主催の MG3 さんです。

お二方とも 3 月のコスプレチッタ 各国 LE 合わせ にベルリン制服警官コスで参加。
MEK ボッチだった F を助けて頂きました。あの時は本当にありがとうございました。







屋外の連結テーブルには温かい料理がズラッと並んでいました。いや~見事!
左端のマルメの鷹さんも思わずスマホで撮影です。

おっとドイツの前国防大臣閣下も激励にお越しじゃないですか(笑)









あっという間に腹を空かしたフレック迷彩の列が出来ます。
配膳の順番では 飯盒持参者優先 という鉄の掟があります。









これが連邦軍の正式な飯盒の持ち方らしいです。
こんなところまで凝るドイツ祭りはやはり最高ですね。











飯盒を持参しなかった組は紙皿を渡され最後に回されましたがもちろん美味しさに差はありません。

紙皿でおかわりにも行ったメニューはソーセージ入りトマトスープ、マッシュポテト、ベジタブルミックス、ザワークラウト、
そして固くて酸味のあるドイツパンでした。途中で生ハムの支給もありましたよ。

いや~料理はどれも素晴らしく美味しかったです。
ケータリングチームの皆さんは朝から仕込み、調理でたいへんでしたね。ごちそうさまでした。

以降ドイツ祭りに参加される方は飯盒が必須とご記憶下さい。












昼食の後は V2 フィールドに移動してまた撮影です。(写真は再掲)
こちらの建物は廃業した◯◯ホテルとの事で、少々古めかしいものの 2 階建ての建物が使い放題です。










まずはカメラマンさんに 2 階に昇ってもらい、正面の階段から侵入します。

この写真、偶然ですが後方マルメの鷹さんのフラッシュライトで MP7 のシルエットが壁に写っています。
バイザーストックの影も分かるこの写真はお気に入りの一枚です。

そういえば昼食時に V1 のセイフティーでブンデスの方々にこの MP7 を手に取ってもらう機会がありました。
FAB DEFENSE のバイザーストックに対し、口々に「エロい」とお褒めの言葉を頂戴しました(笑)

確かに軍、警察用ではあまり見かけない曲線ですね。










午後になった森の中なのでだんだん暗くなってきました。
もちろん建物内はいわゆる廃墟なので照明も通電もありません。











最後は駆け上がって…







暗い廊下から光が差す室内の様子を伺います。
この写真もコントラストが高く手前味噌ですがカッコいいです。









室内はメッチャ狭く一人づつしか通れない入り口もたくさんあります。

この LHT 製ワンポイントスリングは左のショルダーから伸びていますがスイッチングがすこぶる楽です。
もっとも MP7 が小型軽量だからというのもあります。









ブルパップ+ショートバレルでコンパクトとはいえステアーを取り回すマルメの鷹さんはたいへんです。
頭上注意の狭い通路を通過するマルメの鷹さんですが、この 2 枚の写真はいいですね。













午前中の女子更衣室同様、縦に 2 人の写真です。
壁面の弾痕がキルハウスっぽくていいですね。6 mm ですけど(笑)










外に出ると EGB の皆さんがハシゴ(脚立)を使った撮影をされてました。
2 階窓に向かうシカさんは左手に前 log 終わりに登場した自作のエントリーツールを持っています。

こういう写真を見ると誤解されるかもしれませんが、サバゲーではないので BB 弾は撃たないんでよ。
あくまでシチュエーションごとの写真を撮るのが主眼なんです。










メインの建物から移動して別のドアに移りました。
背中のブリーチング用ショットガンで蝶番をふっ飛ばしドアを蹴破ろうとするマルメの鷹さん。

もちろん日本文化の外開きなのでポーズだけですが。









ならばと外に開いて突入の真似事です。








実際のメソッドを知るわけでもなく、なんとなく適当にクリアリングしていきます。









まぁ自分たちがカッコいいと思う写真が(カメラマンさんの御協力で)撮れれば満足なんですが。
やはり連邦軍の教練本と言わないまでも基本的なルームエントリーくらい勉強したいですね。











さて楽しかったドイツ祭りもあっという間にお開きの時間が近づいてきました。
そこで望外のシチュエーションを作って頂く事が出来ました。






ウェットスーツ~フレックと多彩な変身を遂げた ワカヅマさん ですが最後は私服で犯人役を買って出て頂きました。

トレーニングナイフを振りかざす容疑者にテイザーを向ける SEK です。
この犯人はこの写真直後に左ポケットから拳銃を出した為、ステアーの餌食になりました(という想定)。










更に身体を張って頂いたのは当記事前半にリンクでご紹介した シカさん です。
軍支給のパーカーライナーが雰囲気のある犯人に一役買っています。









拘束される寸前、いきなりナイフを取り出した犯人。
マルメの鷹さんがトレーニング用の特殊警棒ですかさずはたき落とします。









そしてブーツでナイフを蹴ろうとします。









それでも諦めない犯人の左手をムギュ~とブーツで踏みつけナイフを確保。
後方では F がハンドカフをかけようとしています。

本来なら地べたに完全に横たえさせ、膝で犯人の背中をぎゅうぎゅうに押さえながらですがさすがにそこまでは。
最後の最後で警察らしい逮捕シーンを撮らせて頂き感謝します。

ワカヅマさん、シカさん、本当にありがとうございました。















という訳で延々とお送りしてきた「第11回ドイツ祭り」のブログはこれにて終了です。
スタッフの皆さん、カメラマンの皆さん、そして初参加の老コスプレイヤーを暖かく迎えてくださった参加者の皆さんありがとうございました。

遠く北海道から参加してくれたマルメの鷹さんにも本当に感謝です。
何人ものカメラマンさんに 2 人の写真をたくさん撮って頂き良い冥土の土産になります。




…と言いたいところですがたくさん課題が見つかったのも事実です。
祭りが終わった直後からマルメの鷹さんとは様々なやり取りをしました。

もちろん煩悩に満ち溢れた生々しい話です(笑)
ですから 2018 年はまだもう少し頑張ります。

そして来年のこの時期、再びドイツ祭りに参加できる事を目標にしたいと思いました。










あけましておめでとうございます

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F & F 嫁 log




新年あけましておめでとうございます。

昨年は F、F 嫁共々たいへんお世話になりました。

F 嫁は三が日お休み、F は元旦から仕事と毎年恒例のすれ違いです。

F はとっくに夢の中なのでタイマー更新とします。



2018 年も美味しいお酒が飲めるように昨年の楽しい思い出を…

今年もよろしくお願い致します。






RICOH GR







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