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Channel: F & F嫁の “FFree World”
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あけましておめでとうございます

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新年あけましておめでとうございます。
F 嫁はまだ夢の中ですが、F は大晦日も元旦も仕事です。
毎年恒例 で元旦は朝 5 時に家を出て通勤途上のパーキングエリアで愛車の写真を撮ります。
今年は アバルト のデビュー、そしてカメラは RICOH GR です。
クルマはともかく毎年撮影機材が変わっていてお恥ずかしいですが。




RICOH GR




初日の出を目当てに銚子、九十九里に向かう皆様が素晴らしい朝日を見られますように。
2014 年も F & F 嫁をよろしくお願いします。









Aimpoint PRO

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F log



さて 2014 年、実質的な最初のエントリーは案の定ヲタク物です。
年末から年をまたいでず〜と仕事だったので 4 日の土曜日がやっと休みです。
ところが三ケ日休んだ F 嫁は 4 日から仕事始めと完璧なるすれ違い。
まぁそれはともかく頑張った自分自身へのお年玉がコイツです。




RICOH GR


レッドドットサイト Aimpoint PRO です。

  Aimpoint HP

エイムポイントといえば光学サイトの老舗。
COMP M2 には憧れたもんです。
現在はコンパクトな Micro T1 全盛ですね。






RICOH GR


Aimpoint PRO のプロとは Patrol Rifle Optic の略でいかにも高性能のようですが…

じつは軍用の COMP M3 を ローエンフォースメント (法執行機関) 向けにデチューンした物です。
警察等の法執行機関とはいえお役所。
限られた予算で装備を充足させるために必要なポイントだけ残し、ミルスペックのオーバークオリティ部分を削ったものです。
マニュアルは M3 用そのままですね。 

軍用の耐久性 (材質?) を少し落とし、電池寿命も連続 5 年点灯から連続 3 年点灯 (それでも充分でしょう) にスペックダウン。
とはいえ防水性能は M3 同等の 45m だし、NV モードもかわらず 4 段階あります。
マウントが付属して価格は 2/3 程度ですからやはり安いですね。







RICOH GR


何気なく書いていますが、レプリカではなく実物です。
米国製の法執行機関向け光学サイトがどうして東洋の片隅で手に入るのかは気になさらず。(普通に売ってます)

そっくりの大陸製レプリカはさらに 1/5 の価格で大量に出回っています。
しかし光学機器に関してはどうせ後から本物が欲しくなって悶々とするのが目に見えていますから最初から実物主義です。
もっとも高倍率スコープなど何十万円もするような物はまた別ですが。






RICOH GR


さて箱を開けて Aimpoint PRO を取り出してみます。
スクリューロックのガッチリとしたハイマウントが付属していますね。
前述した最近レッドドット業界を席巻している Micro T1 ではなく、あえて COMP M2/3 タイプを選んだのは理由があります。







(参考写真)


昨年 12 月 22 日のエントリー にある AK 用のハンドガードが 30mm チューブマウンドになっているからです。
要するに赤矢印のハンドガード上部に M2/3 等 30mm チューブタイプのドットサイトをマウントできるようになっているんですね。
そう、現在オーダー中の AK 用 (この写真とはまったく異なる仕様ですが) に用意したんですじつは。
この迫力はコンパクトな T1 では出せません。
フロントヘビーになるのは覚悟の上です。

あれ? じゃあ付属のマウントいらないんじゃ? 

ごもっとも。
でも単体で M3 買うより安かったんで。
しっかりしたマウントだし取っておくか不要ならオークション等も考慮します。








RICOH GR


付属の跳ね上げ式前後フリップアップキャップを開けてみます。
PRO 独特の仕様として後部のキャップは中心がクリアになっいます。
とっさの際に前だけ開ければ撃てるかもしれませんが、クリア部分はぶつからないよう気を使いますね。






RICOH GR


お馴染み三本足のキャップ紛失防止ゴムカバーです。
+がある部分が電池 (CR1/3N) 収納部、残りの2つは上下、左右のレティクル調整ネジのカバーです。
45m 防水を謳うだけあってこの辺りはしっかりとした作りです。







RICOH GR


対物レンズは NV 対応のルビーコーティングがなされています。
キルフラッシュは付属していません。
必要なのはわかるけどあまり好きではないんですよねぇ。
やはり耐衝撃フィルム貼付けが必要か。






RICOH GR


AK では使用しないマウントですが、たいへん優秀で使い勝手が良いです。
ノブが大型で指を使って容易に着脱できます。
写真でわかるように締め過ぎ防止のラチェット機能があり、常に同じトルクで装着できるようになっています。
ホントもったいないなぁこのマウントを使わないのは。







RICOH GR


マウントが優秀となれば本来の目的ではありませんが、手持ちの VFC / SR-15E3 に取り付けてみます。
やはり M4 系にもよく似合います。







RICOH GR


前後レールに余裕のある M4 系の場合、フリップアップキャップはこのように下向きにすると邪魔になりませんね。
上部に跳ね上げるとサイト以外の視界を一部塞いでしまいますから。
肝心の AK はといえば上の参考写真をご覧いただくとお分かりのように、リアアイアンサイトが直後なのでキャップが下がりきらないし、
フロント側は実銃であれば熱いガスチューブに触れてしまいますからちょっと無理ですね。







RICOH GR


LMT リアサイト、LMT タイプフロントサイトとの関係はこうなります。
左サイドに大型ノブが 3 つ並んだ絵は迫力ありますね。
今回この銃用ではないので、あえて全体像は写しませんw







RICOH GR


アイアンサイト軸線から覗いてみるとこうなります。
さすがにドットもクリアでレンズも巷間言われる青みがかった色が気になることもありません。
以前所有していたレプリカとは明らかに異なる品質です。

スペーサーが入ったハイマウントなので、Lower 1/3 Co-Witness に近いイメージですが、もう少しドットサイトを上げたい気がします。
奥の盛り上がりはフラッシュライトの TLR-1s ですが、こうなるとあまり気になりませんね。






RICOH GR


そのままアイアンサイトの軸線から外れて視線を上げてみます。
ピントがずれてしまいましたが、やはりこちらの方が使い勝手がイイですね。
咄嗟の場合アイアンサイトを無視してレッドドットのみで射撃できます。



この後 SR-15E3 は Eo-Tech のホロサイトに戻しました。
今月半ばの納品と言われている AK が待ち遠しいです。










RICOH GR


その AK 用のスリングも用意しました。
まぁこうして周辺機器をちまちま集めている時が一番幸せなのかもしれませんねw

TROY INDUSTRY (トロイ・インダストリー) 製の 2 ポイントバンジースリングです。
4kg 超え が予想される AK に対応して厚手のパッドが入った物を探しました。







RICOH GR


フロント側のバンジー部分です。
バンジー仕様のスリングは初めてですが、なかなかしっかりしています。
シングルポイントの MAGPUL MS3 スリングもありますが、先端がフック形式なのでイマイチ AK には馴染まないかと。
まぁスリングと銃は相性がありますから、こればかりは装着してみないとわかりませんね。







RICOH GR


もうひとつはスミス・オプティクスのブギー・レギュレーターです。
もちろん平らかな顔の民族である日本人ですからアジアンフィットモデルを選びましたよ。
ボレー800 と、オークリーのシューテンググラスのちょうど中間のイメージですね。
これで有効な曇り止め対策が打てれば軽快でかなり使えると思います。







RICOH GR


というわけで再度書きますが、1 月半ばの AK 納品が楽しみでなりません。
US.Palm のチェストリグに同社が PTS とコラボしたバナナマガジン 4 本突っ込んで AK の到着をお待ちしてます。


あいかわらず煩悩全開な 2014 年のスタートとなりました。






モモ in カリホルニア 2013

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物騒なエントリーの後、一服の清涼剤となってくれるモモちゃんのキュートなお姿です。
桃ちゃんとはカナダのカルガリー在住である F 妹夫妻の愛犬です。
F 妹& F 義弟はクリスマス前後にカリフォルニアに避寒旅行に行くのが恒例となっています。

昨年の記事はこちら


今年もカリフォルニアの風景をたくさん送ってくれました。
写真はたくさんありますが、まずはふたりをメロメロにし続けている愛犬モモちゃんの写真をお送りします。
撮影は F 妹で北米で売っているパナソニックのコンデジ DMC-ZS15 で撮っています。
キャプションは F 妹が書いたままを転載しています。





Full of sand - 砂まみれ







Del Mar - デル・マーのビーチで日よけを張って一日







Del Mar - デル・マーのビーチで日よけを張って一日







Del Mar - デル・マーのビーチでお散歩 (トップ写真も)







Laguna Beach - 遊歩道−ここは3回行った








Scottsdale, Arizona - アリゾナ州スコッツデールの市役所前 (帰路)









あいかわらずモモちゃんはカワイイです。
カリフォルニアは犬に寛容な土地柄らしく、犬連れで入れるお店等も多いそうです。
連れて行くとカワイイからと割引してくれることもあるんですって。

トップ写真はとても良いですね。
パナのコンデジがよく写るのでビックリです。
4:3 フォーマットも旧フォーサーズ使いとしては懐かしいです。

この他、息を呑むようなカリフォルニアの風景もありますので随時 up していきたいと思います。
F の仕事が忙しくて写真撮りに行く時間も無いので助かってます。






AMD-65改 1

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趣味とは仕事を忘れて没頭するものだと思っていますが、仕事が忙しい時に限って趣味が濃いことになるんです。
構想半年、11 月 10 日にショップにオーダーの相談メールを送ってから 2 ヶ月。
ショップ様には途中何回もの仕様変更にも辛抱強くお付き合いいただき、パーツの入手 等紆余曲折を経て、
年が明けた 2014 年 1 月 11 日、丸 2 ヶ月かかって「ブツ」が届きました。
翌々週にたいへんな仕事が待ち受けているのはひとまず置きますw


サバゲに復帰した F の現在の愛銃は VFC SR-15E3 / MARUI XDM であります。
もちろん素で使うことの出来ない呪われた性格なので、両者ともかなり弄ってあります。

ミハイル・カラシニコフ氏の容態が悪化するにつれ AK を使わなくちゃとの思いが‥‥というのは思いっきり後付けですが、
AK 、特に最近流行りの タクティカル AK に興味があったのは事実です。

※ 今回の AK 嫁入りに際し「家庭内三丁規制」を遵守するため、WA のガバは、友人のお子さんに譲ることになり旅立ちしました。
  顛末はいずれ。







RICOH GR


土曜の夜、いつもの様に Be-MAX さんから宅配便で “精密機器” が届きましたよ。


Airegun Custum Proshop Be-MAX


さっそく開封の儀…の前に、数多ある AK ヴァリエーションの中で F が選んだのはコイツです。







(参考画像)


東欧諸国で数多く制作された AK クローンである、ハンガリー製の AMD-65 です。
この写真がオリジナルの状態です。
なんだか頼りない一本物のフォールディングストック、むき出しのガスチューブ、60 年台であるのに
近未来的な印象すらあるハンドガードと前傾したフォアグリップ、そして巨大なハイダー。
カービンサイズなのも好みです。

とまぁこのままでも非常に個性的で F が好きそうな AK なんですが、決定打だったのは次の写真を見たからです。










某年、某所で活動中の某部隊のおじさま三人衆の有名な写真です。
逆光で見難いのですが、三人とも AMD-65 を吊っています。
そして両端のおじさまがお持ちのタイプに目が留まったのです。

大仰なシュアのフォアグリップはともかく、クレブスのレイルドハンドガードをつけたその姿に一目惚れ。
左のおじさまからはトップレイルのギザギザが、右のおじさまからはハンドガードの丸い放熱孔が見て取れます。

AK のカスタムメーカーであるクレブス社の実物ハンドガードはとんでもなく高いので、レプリカを手配してもらい、
前述のショップ Be-MAX さんにて、他の指定部品とともに制作が始まりました。




それを覆したのは、Midwest Industries Universal AK47/74 Handguard with ML2 Topcover という長いタイトルで書いたブログの通り、
別の画像、動画で注目していた MI / US Palm のハンドガードがラッキーにも手に入ったからでした。

その後紆余曲折を経て無事に納品となったのはコイツです。






RICOH GR


VFC の箱とくらべて非常にそっけない LCT のダンボールを開けて取り出した納品直後の素の状態です。
当ブログでは AMD-65改 と呼称します。
VFC も LCT も台湾のエアソフトガンメーカーです。






RICOH GR


Be-MAX さんにお送りして組込みを依頼した MI / US Palm のレイルドハンドガードがバッチリと取付けられています。
レイルドといってもご覧通り、上面はレイルではなく 30mm チューブのドットサイトを載せるアダプターになっています。







RICOH GR


そしてこれが AMD-65 いちばんの特徴であるワイヤーストックです。
見た目非常に頼りないのですが、強度はそれなりにあると思いますよ。
グリップ後ろのボタンを押して右サイドに折りたたむ事が出来ます。
LCT 製の AMD-65 はショルダーパッドの接着が弱いらしく、Be-MAX さんに強化を依頼しました。
強化といえば細身のグリップに隠れたモーターは EG1000 に換装していただいております。







RICOH GR


フロント周りです。
巨大なハイダーが目に止まります。
カービン化したことによるリコイル、マズルフラッシュをかなり抑え込むことができるそうです。
エアガンでは関係ありませんが、AMD-65 のアイデンティティのひとつでしょう。






RICOH GR


フロント周り逆側です。
個人的に AK には「こうあってほしい」というポイントが何点かあり、その一つがフロントサイトの独立です。
最新の AK ではガスチューブがフロントサイト基部と兼用となっているモデルも多いのですが、
フロントサイトがスクッと屹立しての AK であると考えます。

同時にバレルとガスチューブは二本見えて欲しいのですよ。
レイルドハンドガードでフロントまで長くカバーしてしまうと、AK らしさが失われてしまうような気がします。
ま、あくまで個人的見解ですが。







RICOH GR


なんだかんだ言っても F がミーハーであると証するのがこの写真。
前述した AK カスタムメーカーであるクレブス社のセレクタレバーとマグウェルです。
残念ながらいずれもレプリカです。
とはいえ正規にクレブス社とライセンス契約を結んでいるダイナミックスター社の物です。
無しも選べましたが、あえて刻印入りにしたのはカッコイイからですね。
まぁミーハーなのでお許し下さい。

これも人間工学を無視してフレーム右側にあるセレクタレバーはこの位置がセイフティ。
∞ がフルオート、1 がセミオートと視覚的にわかりやすいですね。
本家 AK ではここはロシア語表記です。

画像でお気づきかもしれませんが、オール金属です。
LCT のエアガンは実銃同様にスチールプレスの黒染め仕上げであり、ショルダーパッドと樹脂のグリップ以外は
外装すべて金属と言っていいでしょう。
エッジが立ちまくっており、迂闊に素手で持つと怪我します。






RICOH GR


本体付属のマガジンはやはり金属製の多弾倉タイプです。
いわゆる「バナナマガジン」ってやつですね。
しかし F は別のマガジンを考えているのでした。
それはまたのちほど。






RICOH GR


給弾孔を下から覗くとさすがにエアガンです。
丸い穴から 6mm 経の BB 弾が吸い込まれていきます。
その周囲、U 字型で LCT のエンブレムが彫られている部品は同社のマグウェルスペーサーです。
AK のエアガン独特の問題でこのパーツをつけることにより、マガジンの脱着と給弾をスムーズにすることを目的としたものです。

画面左側に立ち上がって湾曲しているパーツはマグウェルです。
AK は M4 系に比べてマガジンの挿入にコツが入ります。
特定の角度で侵入させ、特定のスイングをしないとちゃんとロックしません。
これは右利きのシューターが左手でマガジンを挿入する際、ルートガイド的な補助になるものです。
まぁこればかりは使ってみないと良さを説明できません。
加えてカッコがよろしいという利点もありますw







RICOH GR


電動ガンの動力であるバッテリー交換はレシーバー上部のカバーを外して行います。
このあたりは実銃での整備と同じ手順なのでイイですね。
バッテリはリポ仕様にしていただきました。
使用するバッテリを選べばきちんとボルトハンドルを引くことが出来ます。







さてここまでは納品されたまま 「素の状態」 でしたが、これから F 仕様にしていきます。








RICOH GR


それはもちろん Aimpoint PRO を載せることです。
この 30mm の穴に通すために用意したのですから。

いや〜さすがにドンピシャでカッコイイです。
フリップアップカバーは下向きではそもそもクリアランスの関係で装着できず、上向きとなりました。

サイドレイルにはレイルカバーです。
思いつきで DE 色にしてみましたが、イマイチ浮いてますな。
やはり BK にしましょう。

アンダーレイルには MAGPUL PTS の AFG2 を取付けました。
SR-15E3 では却下された同パーツですが、AMD-65改にはピッタリとハマります。理由は後述。
そしてマガジンを前方にスイングしつつ脱着する AK 独特の縛りにより、長いフォアグリップ不可というのも AFG には追い風です。







RICOH GR


さあ全体像です。
自分で言うのもなんですが、超カッコよくないですか?

おっと純正とは異なるマガジンが装着されていますね。
MAGPUL PTS / US Palm コラボの AK 用耐衝撃性強化ポリマー樹脂マガジンです。
装弾数は 150 です。
ハンドガードが US Palm というのもありますが何より軽くてカッコイイ、それが理由です。

スリングはワンポイントの MAGPUL MS3 をとりあえずつけてありますが、これは後日変わるでしょう。
いえ確実に変わります。
というかすでに変わってます。

これはあくまで到着した夜の状態なので、抱いて寝ない間でも在宅中は四六時中弄り回している為、仕様は刻々と変化します。
また随時変更点を追加していきたいと思います。







RICOH GR


最後に懸案の Lower 1/3 Co-Witness ですが、これはもう目論見通りと言っていいでしょう。
写真があまりにも下手なので上手く伝わらないのですが、左側はアイアンサイト、ドットともに視野の下側 1/3 に収まっているでしょう。
右はそのまま顔を上げてフリーでドットを追った状態です。
う〜んこれは良い!





Be-MAX さんにはワガママなオーダーを聞いていただき、丁寧な往復書簡(メール)で仕様を固める事が出来ました。
たいへん感謝しています。
今後は少しづつ手を加えて更に自分好みに染めていきたいと思います。
これで仕事に余裕があればまたフィールドに行きたいところですがしばらくは我慢の日々です。











「鮮」のランチ

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美味しい魚が食べたくなると行くお店は 季節料理「鮮」 です。
だいたい夕方の開店直後に伺うことが多いのですが、先日 F 嫁とランチに行ってきました。



RICOH GR


よく考えたらランチの時間に訪ねるのは初めてでした。
ふたりとも仕事中は別の場所にいるので平日休みならではです。






RICOH GR


店頭の写真入りランチメニューです。
品数豊富な日替わり弁当やまぐろ丼、麺類にとんかつ定食などあります。
しばし店の前で悩みます。






RICOH GR


明るいテーブル席へ。
奥のカウンター内が料理長の定位置です。
我々は格子の後ろ側、カウンターの端が夜の定位置です。
F 嫁はと見れば食べる気満々です。







RICOH GR


F 嫁は悩みに悩んで まぐろ丼+味噌汁 にしました。
なにやら腹案もあるようですw






RICOH GR


赤身、ビントロ、なかおち、と表示されていますが、メインは赤身というより中トロに近いような気がします。
なかおちは骨と骨の間の身を貝を使ってこそげ落とすと言われているところで、骨に近いほど旨いという定説を肯定するものです。






RICOH GR


食べかけの見苦しい絵ですみません。
ご飯は酢飯ではありませんが、ガリと海苔が敷かれており、わさび醤油で一緒にかき込むと幸せになれます。






RICOH GR


日替わり弁当に惹かれていた F も まぐろ丼 の誘惑に負けました。
ただし単品にして 葱玉チャーシューそば を一緒に頼みました。
まさに魚と肉の饗宴です。






RICOH GR


まぐろ丼はトップ写真の通り F 嫁のと同じです。
葱玉チャーシューそばは、たっぷりのネギと温泉卵、そしてショウガもたくさん乗ってます。
蕎麦はともかく肝心のチャーシューが見えませんが…






RICOH GR


ネギの下に隠れていたのは巨大なチャーシュー…というか巨大な角煮ですね。
ものすごく柔らかく箸でつかむとホロホロと崩れます。
これに半熟の黄身をつけて食べると絶品です。



というわけで「鮮」のランチはたいへん美味しく満足でした。
次の機会には必ず日替わり弁当をいきたいと思います。







RICOH GR


…で F 嫁が終わるはずもなく、ちゃっかり自分のデザートも頼んでいました。
料理長手作り わらびもち とコーヒーです。







RICOH GR


黒蜜をたっぷりとかけて。
F 嫁曰く「ものすごく美味しい」
わらびもちの食感が絶妙だそうで、これが収まる腹を空けていてよかったとw





先程、次回は日替わり弁当と書きましたが、じつは とんかつ定食 も気になっています。
魚料理で人気の「鮮」ですが、チャーシューが物語るようにじつは肉料理もたいへん旨いのです。
あー悩むなー










オーシャンサイド桟橋の夕日

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仕事があいかわらず忙しいので写真を撮りに行く時間も元気もありません。
こんな時は出来た妹が北米から送ってくれる珠玉の写真に頼る他ありません。

愛犬モモちゃん の時にも書きましたがカナダ在住の F 妹&旦那さんは、
クリスマスの頃に避寒のため南下し、カリフォルニア方面で過ごします。
この旅があればクリスマスプレゼントは要らない、と F 妹に言わしめた素晴らしい風景をお楽しみください。

写真は F 妹がパナソニックの DMC-ZS15 で撮ったものです。
これコンデジのフルオート写真ですよ。
まぁよく撮れること。

キャプションは F 妹が送ってくれたままです。
ではどうぞ!






La Jolla - ラホイヤの海岸に群がるアザラシ








La Jolla - 積み重なるアザラシ








La Jolla - 群がる観光客を気にせず寝るアザラシ







La Jolla - ひたすら寝るアザラシ 仰向けに寝る者も(画面中上)








La Jolla - 岩に群がるペリカン







La Jolla - 波の砕け方が激しいビーチに一人のサーファー








Oceanside Pier - オーシャンサイド桟橋の夕日 (トップ写真も)









Oceanside Pier - オーシャンサイド桟橋の夕日








アメリカ西海岸最長の木製桟橋として有名なオーシャンサイド桟橋越しに見る夕日は最高に綺麗ですね。
こんなところに三脚を据えて DP で撮ってみたいです。( 3 じゃ厳しいかな)
西海岸の写真はまだありますのでお楽しみに。








AMD-65改 2

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AMD-65 改 が到着 して 2 週間。
仕事から帰ると毎日吊ってます(爆

誇張かと思われるかもしれませんがマジです。
ま、さすがにおさんどんと食事の時と寝る時は外しますが。
それをして平然としている F 嫁も大したタマです。


フィールドに出陣するならグローブを始めとする装備を着用するのですが、
部屋着(場合によってはパジャマ)+素手でフルメタルの AK を触っていると色々と支障が出ます。




ROCOH GR


グリップ直後にフォールディングストックのロックボタンが位置しています。
このボタンのエッジがバリバリに立っており、親指の付け根が擦れて真っ赤になってしまうのです。(写真上 2 枚)

トリガーガードの角も鋭いエッジで右手中指の関節部分の皮が剥けてしまいます。(写真下 2 枚)

他にも銃の安全を担保するはずのセイフティーレバーがやはり鋭くてうっかりすると怪我します。
そしてリアサイトも尖りまくっており、迂闊に布地を近づけるとザックリと引っ掛けます。

ホントに危ない銃だわ AK は。






ROCOH GR


これから弄っていく予定の AMD-65改 ですが、トップ写真でお気づきの通りマズルブレーキが変わってます。
この写真にあるのは SUREFIRE MB556K のレプリカです。

もう一つの長物 SR-15E3 の時に用意したのですが、インナーバレルが長過ぎて露呈してしまいボツになりました。
4kg 超の重量とフロントヘビーに慄き、少しでも軽量化しようと AMD-65 のアイコンであるマズルブレーキを変える愚挙に出たのです。

カッコは悪くないですよね。

これも冷静になってみれば、製品の型番が MB556K ということは .203 用のマズルブレーキであると気づいたのでした。
SUREFIRE MB762 は .308 用ですから装着するならこちらですが、国内じゃ手に入らないだろうなぁ。

なので一人で赤面しながらオリジナルに戻しましたよ。

まぁエアガンなので AR 用でも問題ないのですが、純粋に気分の問題ですよね。
これはサバゲーに参加する主眼をどこに置くかという根本的な問題にも関わってきます。

F の場合、気に入った銃 (トイガン) と装備で出陣したいのです。
ゲームを有利に進めることを第一に考えるなら、軽量で取り回しが良くサイクルの早い銃がよいでしょう。

ボディーアーマーなど着用する必要もなく、他弾倉マガジン一つで動きやすい運動着が有利になるでしょうね。
でもそれじゃつまらないですよ。

多分にコスプレの要素があるんですな。








ROCOH GR


オリジナルのマズルブレーキに戻しました。
基部の上に見えるのはロックピンです。

これが最後まで回すと 1/8 回転ほど足らず、一回転前だとちょっとガタつくのでゴムワッシャーを挟みました。
そこら辺にあったジャンクですが、耐熱ゴムワッシャーであると脳内変換してますw

やはりオリジナルのマズルブレーキは AMD-65 の個性ですね。







ROCOH GR


さて AK がウチに来たらぜひとも語ろうと思っていた F が考える AK のデザイン的な魅力は 「2つの曲線」 です。

そのひとつがこのガスチューブです。
なんとも優雅な線を描いてバレルから一段上に伸びています。

AKS-74 シリーズはこの斜めの線が直角になってしまい、たいへん興ざめしたのを覚えています。
同じ理由で長いハンドガードを用いて、ガスチューブの出発点を隠してしまうのももったいないと個人的には思います。







ROCOH GR


もうひとつの曲線はこのレシーバーカバー後端です。
F は勝手にこの部分を 「AK のヒップ」 と呼んでいますw

ここはすべてがゴツイ AK の中で何ともいえない優しいカーブを描いていて、これぞ AK と思わせる部分です。
撫で回しても怪我しませんしw

ですので 最新カスタム AK であるクレブス・カスタム で、この部分を覆い隠すレシーバー上部レイルシステムには反対なんです。
もちろんその方が使いやすいのは百も承知で。









ROCOH GR


で、この部分のキャッチを押し込んでレシーバーカバーを外します。









ROCOH GR


開くと実銃には無い配線取り回しが…








ROCOH GR


電源は ET-1 のリポバッテリー 7.4V/1400mA イエローライン です。
SR-15E3 はより強力なレッドラインが入りましたが、この収納すベースには細身のイエローラインがギリギリです。

レッドラインも工夫すれば入りそうですが、ボルトを引けなくなるそうです。
それは少々寂しいので、ショップ様の指示通りイエローラインにしました。








ROCOH GR


さてそれらを踏まえた全景です。
スリングは トロイ 2 ポイントバンジースリング を選びました。

重量感軽減の為、パッドの厚いスリングが要件でした。
ところがこのスリング、思いのほか使い勝手が良くなかったのです。

SR-15E3 に使用しているラリー・ヴィッカース先生のヴィッカース・スリングに比べ、伸縮のレバーが上過ぎて使いづらいです。
フロント装着部もバンジーの長さ分だけ調整幅が少なく、左右のスイッチングが上手く行きません。







ROCOH GR


そのフロント装着部は、MAGPUL RSA (レイルスリングアタッチメント) のレプリカをアンダーレイル先端に取り付けています。
位置的にはよいのですが、その分 AFG2 の取り付け位置が後退してしまい良くないです。

Aimpoint PRO の真下で握りたいですね、重量から考えると。









ROCOH GR (撮影 F 嫁)


とりあえず上半身のみ装備を着込んで マガジンチェンジの練習 ですw

US Palm / PTS コラボマガジンは 150 発の装弾数があります。
同じく US Palm のチェストリグには同マガジンが 4 本携帯できます。

多弾倉マガジンではないのでマグチェンジ必須です。
ということはダンプポーチが必要ですねぇ。

それにしてもフロントヘビーですわ。
ストックを脇に挟んでいないと、右手のグリップだけで長時間支えるのは無理です。

RAS は左側レイルに移動しており、AFG2 はアンダーレイル前端まで進んでおります。









ROCOH GR (撮影 F 嫁) 


そして AK が来たらやってみたかったのがコレ。

マグチェンジの後、右手はグリップを握ったまま左手を下から回して右サイドのボルトハンドルを引く動作です。
洗練された AR 系と違って AK はボルトストップしませんからね。

これは今後もマグチェンジの際に課す動作としたいと思います。

グローブは 5.11 Screen Ops Tactical Glove です。
指先のシルバー部分はタッチパネル対応となっています。

最初の写真で皮が剥けた手指部分はしっかりとした皮革で覆われているので安心です。
愛用の Outdoor Research / IronSight Glove より明らかに厚手の皮です。



この写真でもトロイのスリングを使用していますが、どうにも気に入りません。
少ないフィールド体験でもスリングはやはり重要です。

また別のスリングを探す(web上の)旅に出ます。










表紙だワッショイ!! 2014 春

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国内唯一といっていい鑑賞者のためのバレエ誌「ダンスマガジン」の表紙。
K-Ballet 浅川紫織ちゃん が年間 12 人にしか与えられないその栄に浴することになりました。





いや〜ファンとしては感無量です。

そして美しい!!!


どうです? この凛とした表情。
スマホの内蔵カメラであっても、その輝きを覆い隠すことはできません。

書店で入手したこの 1 冊の他アマゾンでも注文し 2 冊体制 なのは言うまでもありませんw

ちなみにこの衣装は第 1 幕 1 場のニキヤです。
頭部の飾りからガムザッティかと一瞬思ってしまいました。
ベールがサッと取り払われるか少し心配です。




この 3 月に K-Ballet 創立 15 周年記念公演として上演される 「ラ・バヤデール」
拙ブログのバレエカテゴリーをご覧の皆様なら F がバヤ好きであることはご承知の通りです。

紫織ちゃんは初日と楽日、両日でニキヤを踊る他、楽しみでしかたないガムザッティにも配役されています。
このツアーに関しては押しも押されぬメインキャストなんです。

ウチは 24 日のガムザ、楽日のニキヤと両日出陣する予定です。
とはいえ平日に休めるかどうかはこれからの状況次第。

様々な条件をクリアして紫織ちゃんの舞台が観られることを祈ってます。



紫織ちゃんは 2014 年 1 月にプリンシパル・ソリストというプレ段階から、名実ともにプリンシパルに昇進しました。
これからますます輝いて K-Ballet を牽引してもらいたいと思います。









表紙だワッショイ!! 第 1 回は 2009 年のことでした








『 WILDER MANN 』 欧州の獣人−仮装する原始の名残

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近年稀に見る心躍る書籍です。
とはいえ個人差はかなり激しく、F 嫁は「二度と見ない」と宣言しております。


「WILDER MANN」 欧州の獣人−仮装する原始の名残 シャルル・フレジェ著


タイトルだけではなんだかわかりませんが、副題にその本質の一端が現れています。
著者は欧州 19 カ国を取材、約 160 点の色鮮やかな写真が掲載されています。
写真だけでも興味深いのですが、仏語版、英語版を前にしてどうしようか迷っていたところ、
翻訳版が出たので一も二もなく飛びついた次第です。

欧州各国に昔から伝わる祭り、儀式等に出現する数々の獣人達を捉えたものです。
彼らは動物の毛皮や骨、地域の植物で飾られた衣装を身につけています。
それらは目を見張る多様性とともに、国や時代をまたいでいるにもかかわらず意外なほどの共通性も見られます。

まぁ結論から言うと、すごく不気味なんです。

F 嫁の嫌がる点もそこで、人類の原生的な恐怖を喚起するような気がします。

見ていてゾワゾワする感覚があるんです。









日本においてわかりやすい例を挙げれば、秋田県の「なまはげ」 が近いと思います。

(wikiより)


なまはげは鬼ですが、欧州で言えば悪魔や精霊ということになります。
いずれにしても小さな子供が見たら大泣き必至ですね。








ROCOH GR


表紙裏には各獣人のシルエットが配されています。
これ見るだけでヤバイですねw

ネットのレビューで 「円谷怪獣のシルエットみたい」 と評した方がいらっしゃいましたがまさにその通り。







ROCOH GR


書籍後端にはそれぞれの獣人の解説が掲載されています。
これは日本語版でなければ楽しめません。
翻訳を待っていて本当に良かったと思います。




これからは気になったいくつかをご紹介します。
書籍を買って欲しいので少しだけですが。










ROCOH GR


ペルヒト 〈オーストリア / ヴェルフェン〉

このように獣人の名前、国、地方が書かれています。
そして欧州の美しい風景を背景にして、獣人の全身像がハッキリと写されています。
これなんか怖いでしょう?
子供が見たらトラウマ必至ですね。
 
祭りの夜などはザルツブルク市内だけで数千匹のペルヒト(複数形ではペルヒテン)が出現することもあるといいます。
ムチを振るいベルの音を響かせて子供を怖がらせるそうです。
ペルヒトの腰部分に見えるカウベルは、他の多くの獣人にも共通する物です。
上記のシルエットでもたくさんの獣人がベルを持っていますね。








ROCOH GR


チェルブル(牡鹿) 〈ルーマニア / コルラータ〉

一転してカラフル、でもその表情はやはり不気味であります。
なんとなく宮崎御大の世界を思い起こさせます。

コルラータという地方で行われる牡鹿の仮面劇に登場するそうです。
民族衣装を身にまとった若者たちと踊るといいます。







ROCOH GR


シルバチカリ 〈ブルガリア / バニシテ〉

ルーマニアのシルバチカリは村人に繁栄をもたらすと信じられているそうです。
この風体で結婚式などにも登場するというのですから。

これなど日本のなまはげにとても似ていますね。
動物の角をつけた仮面の形は様々で、形を見ればどの村なのかがわかるそうです。










ROCOH GR


シュナップフィーシェ 〈イタリア / テルメーノ〉

膝から下は普通の脚が覗いていて、中に人が入っているのは一目瞭然なのにこの不気味さは何でしょうね。
全長 3m にも達する巨体、下顎は可動式でロープを使って木製の歯をガチガチさせるそうです。

南チロル地方テルメーノはワインの村で、懺悔の火曜日というカーニバルに出現します。
行進の仕方も殺され方も独特でたいへん興味深いものです。
この仮装の起源は不明だそうで、中世の抒情詩や神話のドラゴンとの関係を著者は論じています。









ROCOH GR


バブゲリ 〈ブルガリア / バンスコ〉

F がいちばんゾワゾワ来たのがコイツです。
右奥の奴は本の表紙にも登場しています。

ブルガリアのバンスコではグレゴリオ暦により 1 月 1 日に仮面行事を行います。
山羊の毛皮をまとい、先に向かって細くなるスラティという長いフードをかぶります。

儀式の最中、既婚の女性たちに身体をこすりつけて多産と幸運をもたらすということです。
いや〜この訳のわからなさぶりが何ともいえず不気味です。









これらの他にもとてもブログで紹介するのがはばかられるようなトンデモ仮装のオンパレードです。
わざわざこんなものをお金出して買う意味が分からない…という一般的なご意見ごもっともです。

でも好きな方はとことん好きでしょ?
拙ブログを訪ねて来られた中にも、ほんの少しだけページを繰ってみたい方いらっしゃるんじゃないですか?

異形の物から受ける心をざわつかせる不安、決して心地よい訳ではないのに目を逸らせない複雑な感情を呼び起こします。
ぜひ欧州において大昔から脈々と受け継がれてきた奇祭、奇抜な獣人の一端をその目でお確かめください。


















さらば 1911

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F log




当ブログのヲタクカテゴリーでは何度も登場していますが、我が家には 「家庭内三丁規制」 というルールが存在します。
F 嫁が F と共同生活を営む上で 「銃火器は三丁までの所持しか認めん」 というローカルルールを設定したのでした。
銃火器といってもトイガンであり所詮おもちゃではありますが、F 嫁に言わせればこれでも妥協の産物であるとのことですw




さて昨年12月まで F の所持していたトイガンは以下のとおりです。

  長  VFC SR-15E3 カスタム (Be-MAXチューン)
  短  WA【SFA】ローデッド MCオペレーター OD
  短  T・MARUI XDM-40 (45仕様スライド、アウターバレル、FAアサルトフレームにカスタム)

長物一丁、ハンドガン二丁という組合せで枠いっぱいの三丁となります。

ところがここに先日来ヲタク記事を連発しています AK が加わりましたので、
暫定的に四丁ということになってしまいました。
強制執行される前に査察官殿に猶予を申請して、どれか一丁処分しなければなりません。

 




RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


悩んだ挙句‥というかこの問題に関してはあまり悩みませんでした。
ハンドガン二丁の内、MCオペレーターはシングルカラムのマガジン故、ガスのパワー自体厳しいものがありました。






RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


45 好きであるので サバゲに復帰したら絶対に 1911 と思っていましたし、パックマイヤーの実物ラバーグリップを装着した
OD フレームの佇まいはたいへん好みだったのですが。








というわけで MCオペレーターを手放すことになったわけですが、ヤフオク等の出品というのはたいへんハードルが高いのです。
いや技術的というより、写真を撮って掲載して落札者と連絡を取り合って商品を発送して、というプロセスが面倒なわけです。

どうしようかと迷っている内に時間は過ぎ、そろそろ査察官殿の堪忍袋も限界に達する頃…












F の古い友人の娘さんで、今年成人式を迎えた H ちゃん というお嬢さんがおりました。
彼女はピカピカの社会人一年生ですが、BF 等の FPS をガンガンプレイするゲーマーでもあります。

父親の友人であるオッサンがイイ歳をしてサバゲーをやっていると聞き、興味津々であったといいます。
ある時、彼女と直接話す機会があり、MCオペレーターの譲渡話がトントン拍子にまとまったのでした。

もちろん無償供給であります。












au HTL-21


その H ちゃんの手に渡った WA【SFA】ローデッド MCオペレーター OD です。
薄情な持ち主に捨てられたというのに、F がグリップしている時より心なしか嬉しそうに見えますw

H ちゃんはカメラを縦構図に出来ないのが無念なほどスラッとしたスタイル抜群の美人。
別の日に成人式の晴れ着姿とも記念写真を撮らせていただきましたが、となりに写っているオッサンはニヤけてました。

彼女はトイガンこそ初めてですが、FPS で銃に対する知識は豊富です。
簡単なレクチャーで操作を飲み込んでくれました。

F とて経験豊富なわけではないのですが、サバゲフィールドにおけるレンタル装備についても聞かれました。
美女戦士がフィールドに舞い降りる日が来るかはわかりませんが、安全なトイガンライフをお祈りします。

くれぐれもゴーグルは必須でね!











※ 歳若いヲタク仲間に喜んだ F は、予備マガジン 2 個の他、おまけとして以下の物もプレゼントしました。



 ◯ ベアリングバイオ 0.2g BB弾(1600発)
 ◯ ガスボンベ 500g
 ◯ シュアファイア X300 レプリカ
 ◯ イーグルインダストリー ドロップレッグホルスター レプリカ BK
 ◯ マルイ BBローダー
 ◯ タクティカル・テイラー 二連ピストルマグポーチ OD
 ◯ タクティカル・アサルト・ギア タクティカルベルト OD




RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


 ◯ G-CODE SOCRIG RTI HOLSTER
 ◯ G-CODE SOC LIGHT COWLING (X300用)
 ◯ G-Code RTI Battle Belt Molle Adapter (BK)




RICOH GR


 ◯ AGGRESSOR ORIGINAL / BATTLE BELT PAD OD
 ◯ HSGI / LOW DRUG SUSPENDERS OD





ベルトパッドで腰回りに装備を集めると、プレキャリやチェストリグより動きやすいです。
後はお顔にフィットするゴーグル、フェスガード、BDU、グローブがあれば、フィールドのレンタルで長物を借りて参戦できますね。

おっと 30 年以上の付き合いである友人夫妻から 「娘に変なこと教えるんじゃねぇ」 と怒られそうなのでこの辺にしておきます。












暴風雪のふれあいまつり

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F log




関東圏でも暴風雪が吹き荒れた土曜日。
F は出勤不能を恐れ、金曜から職場に一泊。
どんどん強くなる雪、風の中、無事に仕事を終えました。

F 嫁はといえばその暴風雪まっただ中が、いつもの公民館での ふれあいまつり でした。
F 嫁がささやかながら主催する中近東舞踏サークルが、合唱や吹奏楽、日舞などが参加する
某公民館の発表会に出させていただいてのでした。


昨年の記事はこちら (2013.2.24)


前回は日曜日だったので F がカメラ兼ビデオ係として参加したのですが、今年は土曜日なので仕事でした。
ですので F 嫁のカメラで撮った控室での集合写真を何枚か。





OLYMPUS XZ-1






OLYMPUS XZ-1






OLYMPUS XZ-1





PA のトラブルが多少あったものの、ジルあり剣あり群舞あり 15 分のステージは無事に終わったようです。
とはいえ午後から雪に暴風が加わり、観客席はお寂しい状態だったといいます。
まぁこの天候に足を運んでくださった方がいらしただけでもありがたいことです。
出演の皆様、お疲れさまでした。






OLYMPUS XZ-1


最後に F 嫁が土曜に着た衣装です。
公民館ということもあり、露出は控えめです。


この撮影の数時間後には海外サイトで新しい衣装を物色し、
猛烈な勢いで電卓使って円・ドル換算/インチ・センチ換算。
ポチッ寸前まで逝ってました。(←23時05分現在)
まぁ枯れない F 嫁です。





打ち上げを終えて F 嫁が重い荷物を引きずりながら歩いてきた集合住宅の外廊下は、
すぐにトップ写真の有り様となりました。
明日の朝、玄関のドアが開くのかたいへん心配です。
日曜、お出かけの方はお気をつけください。










バイアスロン女子スプリント 7.5km

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F log





ちょうど 4 年前の 2 月。
バンクーバーオリンピックの頃、静と動 というエントリーを書きました。

F が冬季五輪で大好きな競技である バイアスロン についてでした。

もっともバイアスロンとは何ぞや‥というタメになる記事ではなく、銅メダリストであるフランス代表チームの
マリー・ドランちゃん が好み、といういつものミーハー記事ではありました。






マリー・ドラン・アベール MARIE DORIN HABERT


オリンピックの間に結婚してアベール姓がつきました。
雪焼けしているけどカワイイ笑顔でしょ?

彼女の魅力はキュートな笑顔だけではなく、上のリンクにもあるように 小気味良い射撃 です。
バンクーバー冬季オリンピックで、愛銃である独アンシュッツを使用したその見事な射撃は、
50m 先のターゲットだけでなく F のハートをも撃ち抜いたのでした。

今回の ソチ冬季オリンピック にもフランス代表チームとして参加しています。
バイアスロン皮切りの 女子スプリント 7.5km にまずは出場しました。
バイアスロンは様々な種類の競技がありますが、F は 7.5km (男子は10km) スプリントが好きです。




リザルトはこちら バイアスロン - 女子スプリント






結果はスロバキアの アナスタシア・クズミナ (中央)が圧倒的な成績でバンクーバーに続いて連覇。
まさに女王の貫禄です。

バンクーバーでは射撃をミスったクズミナでしたが今回はパーフェクト。
180cm の長身を活かした力強いストロークのクロスカントリーに、ノーミスの射撃が加わったんじゃ手がつけられません。

銀メダルはロシアの オルガ・ヴィルキナ (右)、銅メダルがウクライナの ビタ・セメレンコ (左)となりました。
東欧勢強し。




F が応援するマリー・ドランちゃんは、スプリントでは残念ながら 20 位という結果に終わってしまいました。
2012-2013 シーズンのワールドカップでは総合 4 位 という好位置につけていました。


Marie Dorin Habert - road to Nove Mesto


ワールドカップでの活躍です。

動画冒頭 00:15 あたりで 5〜6 人が一斉に伏射(プローン)の射撃体勢に入ります。
FRA で示される手前から 3 人目のマリー・ドランちゃんはほとんど同じ間隔で 5 発を射抜き、いちばん最初に立ち上がります。

06:00〜 の悪天候での立射においても、見事に 5 発をパーフェクト。
スポッティングスコープで覗いているコーチも思わずガッツポーズです。

その他の射撃シーンでも、一定のリズムで撃ち続ける射撃の妙がお分かりいただけますでしょうか。




ところが総合 4 位だった次のシーズンでは一気に圏外。

じつは昨年、大きな怪我を負ってしまいオリンピックの参加も危ぶまれていた 状態だったといいます。
「脛骨と腓骨を保持している靭帯の総断裂で深刻だった」という故障から数ヶ月でよくオリンピックに出場出来たと思います。

しかしながらリザルトの ペナルティ 0 が示す通り、伏射 5 発、立射 5 発の計 10 発をパーフェクト。
F が惚れた小気味良いリズムで放つ彼女の射撃は健在なのでありました。










バンクーバーでもパーフェクトな射撃を行いながらクロスカントリーで力負けしたマリー・ドランちゃん。

逆に射撃が苦手でもクロスカントリーでねじ伏せる選手もいます。
もちろん競技としてはバランスがとれているのが理想ですが、F の好みは絶対に射撃が上手い方だなぁ。

まだ 28 歳と若いので故障をしっかりと直し、射撃の能力を活かしながらクロスカントリーを頑張ってください。
これからもバイアスロンのマリー・ドラン・アベールを応援しています。







※ 競技中の写真はバイアスロン・ワールドカップでのマリー・ドランちゃんです。ソチでのフランス代表は白いユニフォームでした。









誕生日の鰻

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F log



2 月は F 嫁の誕生日です。
リクエストというか誕生日恒例の 鰻 を食べに行きました。

最近ではますます値上がりする鰻。
以前から頻繁に食べていたわけではないのですが、もう年に 2 回の誕生日くらいですかねぇ。

拙ブログで鰻といえば、中野の銘店 も記憶に新しいところですが基本的には 日本橋伊勢定 です。
といっても本店ではなくいつものように千葉そごうの上階にある支店に行きました。

毎度代わり映えのしない写真が続きますがご容赦を。




RICOH GR


千葉そごうのいわゆるレストラン街にある店の数々です。
毎回この前で一応は悩んでみせるのですが、結局いつも伊勢定さんに落ち着きます。

でもオイスタバーとヴェトナム料理にはちょっと興味があります。






RICOH GR


さて伊勢定の前にやって来たのは平日の 14 時過ぎ。

ランチの忙しさも一段落でゆっくり過ごすにはこの時間から 16 時過ぎまでがベストです。
デパート内の店舗はアイドリングタイムが無いから好きなんですよ。







RICOH GR


お気に入りの端の席に座るとまずはビールで乾杯。
以前にも書きましたが、基本ビールを飲まない F 嫁もここの ヱビスビール だけは飲むんですよ。







RICOH GR


つまみとして頼んだのはもろキューならぬ 山ウドともろ味噌 です。
F 嫁はもろ味噌が大好物で、これだけで酒が飲めるといいます。






RICOH GR


さてそのお酒ですが両方とも定番で、F 嫁は 開運 純米吟醸、F は 獺祭 純米大吟醸 磨き三割九部 を選びました。






RICOH GR


恒例の あふれる幸せ 写真w
伊勢定さんの中居さんは豪快にあふれさせ結構な量を升に満たします。






RICOH GR


鰻屋さんのつまみとしては定番の きも焼き です。
居酒屋さんのようにバラエティーに富んだつまみはありませんが安定のクォリティーです。







RICOH GR


これも定番中の定番、うざく です。
鰻大好き、酢の物大好きの F のためにあるような一品で、残った三杯酢はもちろん飲み干しましたよw







RICOH GR


この日はやけに鰻が多いように感じました。
きゅうりがこの倍でもよかったね、とは F 嫁との一致した意見でした。







RICOH GR


続いてやってきたのは前半の山場ともいうべき麗しの 白焼き です。
おもわずマクロで寄ってしまいましたが、白焼きには別の撮り方があったのを思い出しました。






RICOH GR


何度も書いてますが、2008 年にやはり伊勢定さんの記事を書いた際、お世話になっている hirorin330 さんからいただいたコメント、
「白焼+山葵醤油+日本酒=三位一体分割不可」 です。

この台詞が気に入ってしまい、以来白焼きを食べる度に思い出すのです。
もちろん台詞の中身は間違いなく、その分割不可ぶりをその都度確信しております。







RICOH GR


白焼きを食べ終わるまで日本酒が持たなかった F は、男山 生酛純米 を追加。
トップ写真は男山越しに見た F 嫁ですw







RICOH GR


つまみの最後はこれまた定番の 鰻巻き です。






RICOH GR


ふっくら熱々の卵が鰻を包んでいてこれまた激旨。
たっぷりのおろしで食すと幸せです。







RICOH GR


さて饗宴もたけなわですがメインの 鰻重 がやって来ました。
やはりコレ抜きでは帰れません。

F 嫁が蓋に手をやります。レディー、ゴー!!






RICOH GR


ただ一言…うっとり。

ふっくらとした鰻と固く炊かれた白飯が合いまくりです。
両者を仲立ちするのはあっさり目のタレです。








RICOH GR


F 嫁はつまみでお腹がいっぱいになったらしく、鰻重ではなく 蒲焼き を頼みました。
そうそうウチはここでは肝吸いではなく 赤だし 派なんです。

少し高いんですけど鰻、特に鰻重とはよく合うんですよ。







RICOH GR


この日、F 嫁はいつぞやのように三合飲むとかいう無茶はせず、お行儀のよい誕生祝いでした。
高騰する鰻ですが、お互いの誕生日に年 2 回食べに行くことができるくらいの価格を維持してもらいたいと切に願います。

そしていつかは伊勢定の日本橋本店に行ってみたいと思いつつ、いつも近場でいただいてしまう鰻なのでした。

















AMD-65改 3

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F log



今回はスリング関係を少々。
まず 前 log で好みと合わなかったトロイのツーポイント・バンジースリングに代わるスリングを選びます。




RICOH GR


そいつは SR-15E3 に使ってたいへん気に入った BLUE FORCE GEAR製 ヴィッカース・スリング (VCAS) です。
最初からコイツにすりゃ良かったんだよ。
まぁ装備品は実際に身につけてみなけりゃ良し悪し、というか好みは分かりませんからね。






RICOH GR


ツーポイントスリングのフロント部分の為に Daniel Defense オフセット QD スイベル のレプリカも用意しました。
レプリカですがしっかりした造りと心配なほどクッキリとした印字です。








RICOH GR


MI / US.Palm ユニバーサルハンドガードのサイドレール先端に取付けます。
QD スイベル分が上部にオフセットされているので、吊った時に安定する仕組みです。






RICOH GR


右サイド。
パッドは幅こそスリムですが、しっかりした厚さがあり銃の重さを和らげてくれます。






RICOH GR


左サイド。
レシーバー後端のスリングスイベルは前後に倒れるのみで回転しないので、コイツがクルクル回れば完璧なんですが…







RICOH GR


装備をつけてスリングで吊ってみると、いい感じで身体に密着してます。
ハンドガンのマガジンは US.Palm AK Attack Rack V2 上部のポーチを使わず、ベルトパッドの FASTmag に収めます。

チェストリグの上部ポーチ 2 つにはシュアファイアの L4 ライトと、もう一つあるものを収めます。
あ、FASTmag の上に見えるポーチでバレてますかねw







RICOH GR (以下 F 嫁撮影)


悩んでいたダンプポーチは大好きな タクティカル・テイラー製のダンプポーチ にしました。
ロールアップタイプにしようかと思っていたのですが、フラップが固定できるこのコンパクトなポーチが気に入りました。

AK マガジンでいえば楽に 3 個、入っても 4 個というところでしょうか。
US.Palm / PTS の AK マガジンが装弾数 150 発なのでそれだけ撃てれば充分でしょう。

チェストリグのハーネスが X 字に交差しており、その上にヴィッカース・スリングのパッドがジャストな位置で乗っかってます。
やはりこのスリングは使い心地が良いです。






(参考写真)


AMD-65 のアイデンティティたるワイヤーストックは個人的にカッコイイと思っているのですが、いかんせん頬付けが出来ません。
そこで AMD-65 TECH という会社からチークライザーという製品…というかパイプとネジが販売されています。
本当に曲がったパイプと取付けネジだけで円換算で 3,000円 ほどの製品なのですが、実銃用の部品ということで輸入が出来ません。






RICOH GR


ところがヴィッカース・スリングには副次的効果がありました。
身体にフィットするようにスリングを調整してから構えると、スリングが突っ張ってちょうど頬当てできるのです。

もちろん簡易的なもので、しっかりとしたストックのように安定はしませんが実用充分と思います。
これは嬉しい計算外でした。









RICOH GR


次はヴィッカース・スリングの真骨頂たる左右のスイッチです。
まず利き腕(右)でバリケード右側から射撃しているとします。

スイッチするにはコヨーテ・ブラウンのスリングの中、唯一グレイのタブを引くことによります。






RICOH GR


左手を AFG2 から離し、グレイのタブを思いっきり身体の方に引き寄せます。
すると一瞬にしてスリングが長く伸びて固定されます。

AMD-65改 はフロントヘビーなので手首を痛めないよう右手は無理にグリップせずフリーにしてます。

このまま左にスイッチすると、ストックのバットプレートで顔面を強打します。
適宜スウェーしながらストックを左肩に持って来ます。







RICOH GR


はい無事左にスイッチ、バリケード左側からの射撃となりました。
戻す場合は再びグレイのタブを掴んで銃の方へと引っ張れば最初の状態になります。






トップ写真はスイッチングの練習中を HDR 風に処理してあります。
リビングにこんなのがウロウロしている家庭もどうかと思いますが、眉ひとつ動かさず撮影する F 嫁も流石ですw


次回は細かなディテールです。
いつになったらフィールドに出られるのやら。













無重力

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F log




物騒なエントリー の後はムフフでまいりましょう。

拙ブログのセクスィ〜部門を一手に引き受けてるのは、2012年のこのエントリー で初登場したアメリカのモデル、
ケイト・アプトン (Kate Upton) ちゃん です。




分類によっては L サイズモデルと言われますが、その何の制約もない健康的な身体は男性はもちろん
女性から見ても魅力的です。事実、米国では女性からの人気も高いそうです。


スポーツ・イラストレイテッド スイムスーツ 2014


スポーツ・イラストレイテッド誌の表紙を 2 年連続で飾るという快挙。
童顔の 21 歳ですがある種の貫禄さえ感じます。

F はアプトンちゃんのファンであり、密かに“うpとん”とあだ名で呼び、時折スマホの待受け画面になるのは公然の秘密ですw







そんな うpとん ちゃんがポーズを取るのは、短時間の無重力を地球で体験できる G-Force One という航空機の前です。
映画「ゼロ・グラビティ」にかけて無重力体験を、もちろん彼女の勝負服であるビキニでという美味しい企画です。

ま、よけいなキャプションは不要というものでしょう。
髪の毛が顔にかからないよう前髪をちょりんと上げた うpとん ちゃんがカワユイです。












































「無重力」で普段は下がっている顔の筋肉がフリーな為か、ちょいタレ目の目元がシャープな印象です。
それにしても眼福とはこのことでしょうなw


        Gero Gravity GoPro Video


その眼福を動画で確認したい方は ぜひどうぞ!! 

ファスナーの位置を微調整する係に立候補したい殿方はたくさんおられることでしょう。
ブラの紐が緩むスリリングなシーンの他、ラストカットは必見ですw










天かすポン酢おにぎり(スーパーマイルド)

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F log




2011 年以来、4 年ぶりのレシピです。
ま、レシピと呼べるほどの物ではありませんが、シンプルでなおかつ美味しいんです。




RICOH GR


炊きたてのご飯をボウルに移します。
近所のスーパーの天ぷらコーナーで 50 円だった天かすをご飯の上にドバーっと。

自宅で積極的に炊飯しなくなってもう 1 年以上になります。

ほら例の 糖質制限 です。
朝や昼はそこそこ食べてますが、夜自宅においてはほとんどご飯食べてませんね。








RICOH GR


今回タイトルに (スーパーマイルド) と入ってるのはコイツのせい。
冷蔵庫に残っていた昆布ポン酢スーパーマイルドです。

初登場の時は普通の昆布ポン酢でしたから、味の比較ができると思います。






RICOH GR


ボウルに昆布ポン酢スーパーマイルドをドボドボかけます。
ノーマル昆布ポン酢より色が薄く感じます。







RICOH GR


しゃもじでグワッシグワッシと混ぜて少々味見。
うむむ、やはり同じ加減だと味が物足りません。

味を見ながら「追い鰹」ならぬ「追い昆布ポン酢スーパーマイルド」です。






RICOH GR


以前は万能ネギでしたが、今回は青ネギを細かく刻んでやはり大量に投入します。






RICOH GR


再び混ぜて味見。
う〜む、どうしても酸味のパンチが足らんなぁ。

色味はネギの緑がキレイなんですけどね。







RICOH GR


更に追い追い昆布ポン酢スーパーマイルドをして 5 等分に握ります。







RICOH GR


上は 4 年前のノーマルポン酢、下が今回のスーパーマイルドです。
なんとなく 上の方が酸っぱそうでしょう?w

F 嫁が起きてくる前に 5 個のうち 3 個を食べました。

あいかわらず天かすのコクとポン酢のアッサリ感がマッチして美味しいです。
ただやはりこの 天かすポン酢おにぎり に関してはマイルドじゃないほうが味が締まります。








RICOH GR


F 嫁用に海苔を巻いてお味噌汁とともに。
個人的におにぎりの海苔はしっとり派です!

寝起きの F 嫁にも好評でした。
酸っぱマニアの F より酸味耐性の低い F 嫁にはちょうどよかったのかもしれません。

でも三度目があるならば絶対にノーマルポン酢で作ります。













ABT 「マノン」

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F & F 嫁 log




2 月 27 日木曜日、F 嫁と アメリカン・バレエ・シアター日本公演 2014 の 「マノン」初日を観てきました。
直近の日曜日にイベントが入ったため二週間近い連続勤務中でしたが、疲れも眠気も吹っ飛ぶ素晴らしい舞台でした。

仕事を早く切り上げて F 嫁とともに上野に出発です。
駅構内で軽く食事をしてから東京文化会館へと向かいました。

エキナカ改装前はイートインがある駅弁屋さんで今日はどこのを食べようかと悩むのが楽しみでした。
駅弁屋さんはありますが食べるスペースがなくなってしまったのが残念です。
この日はカウンターのみの 小さなお寿司屋さんで軽くつまんで から行ってきました。




JA の公演ブログ からの出演者は以下の通りです。

2014年2月27日(木) 6:30p.m〜9:10p.m.
≪マノン≫全3幕

振付・監督:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
編曲:マーティン・イエーツ
舞台指導:ジュリー・リンコン、内海百合
舞台装置・衣装デザイン:ピーター・ファーマー
照明:クリスティーナ・ジャンネッリ
指揮:オームズビー・ウィルキンズ
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

<出演>
マノン:ディアナ・ヴィシニョーワ
デ・グリュー(神学生):マルセロ・ゴメス
レスコー(マノンの兄):ダニール・シムキン
レスコーの情婦:ミスティ・コープランド
ムッシューG・M:ヴィクター・バービー
流刑地の看守:ロマン・ズービン
マダム:ニコラ・カリー
物乞いの頭:アロン・スコット
高級情婦:ジェマ・ボンド,メラニー・ハムリック,ローレン・ポスト,
エイドリアン・シュルツ,カレン・アップホフ
女優:コートニー・ラヴァイン,小川華歩,ルシアーナ・ヴォルトリーニ,ポリーナ・ワスキー
紳士:アレクセイ・アグーディン,グラント・デロング,ルイス・リバゴルダ
客:トーマス・フォースター,ブレイン・ホーヴェン,ダンカン・ライル,ダニエル・マンタイ,エリック・タム
情婦:相原舞,アレクサンドラ・バスメイジー,ブリタニー・デグロフト,エイプリル・ジャンジェルーソ,ニコール・グラニエロ,
ガブリエル・ジョンソン,ジェイミー・コピット,カッサンドラ・トレナリー,リーヤン・アンダーウッド,ジェニファー・ウェイレン,
ステファニー・ウィリアムズ,リリー・ウィズダム
物乞い:ケネス・イースター,スンウー・ハン,ジョナサン・クライン,パトリック・オーグル,カルヴァン・ロイヤル,ゲイブ・ストーン・シェイヤー
老紳士:クリントン・ラケット
宿屋の主人:ガブリエル・ジョンソン
女中:ジェイミー・コピット
町の女性:コートニー・ラヴァイン,小川華歩,カレン・アップホフ,ルシアーナ・ヴォルトリーニ,ポリーナ・ワスキー
駐屯兵:ケネス・イースター,トーマス・フォースター,ブレイン・ホーヴェン,ジョナサン・クライン,ダンカン・ライル,ダニエル・マンタイ,
カルヴァン・ロイヤル,エリック・タム



なんといっても目玉は ディアナ・ヴィシニョーワ のマノン、そして ダックス王子 こと マルセロ・ゴメス のデ・グリューです。
このふたりが演じる世界はたいへん情熱的なだけでなく技術に裏打ちされた素晴らしいものでした。






RICOH GR


「マノン」を一日だけ(予算の関係‥クッ)なら絶対にこのキャスト、と気合を入れて取った席は下手側最前列!
ついいつもの習慣で双眼鏡を 2 つ持って来てしまいましたがまったく不要だったことは言うまでもありません。

個人的な考えですが演目によって鑑賞する位置をなるべく変えるようにしています。
もちろん大好きなダンサーは近くで観たいのですが、最前列ではコール・ドのフォーメーションがよくわかりません。

「マノン」でいえば群舞の見せ場もありませんし、主役のふたりをたっぷりこってり鑑賞するにはなるべく前がいいかなと。
オケピがあるので汗こそ飛び散ってきませんでしたが、ふたりの息遣いが聞こえるかぶりつきは感涙モノでしたよ。








レスコー

マノンの兄。
金のためにエロじじいに実の妹を売る鬼畜であり、世俗の垢にまみれた策略家で恫喝恐喝も辞さない荒くれ者。

これ少なくとも F & F 嫁が知るダニール・シムキンのイメージとはまったく合致しませんでした。
皆さまも危惧されていたように、シムキンのレスコーというのはかなり冒険的なキャスティングと思われました。

緞帳が上がると暗い舞台の真ん中にポツンとレスコーが座っています。
音楽が流れる中、微動だにしないレスコーは全身かわ不穏な雰囲気を醸し出さねばなりません。

シムキンには 小林紀子バレエシアターの公演 でレスコー役のダンサーが若者過ぎた違和感を予想していました。
個人的に好きなのはロイヤル・バレエのロホ&アコスタで映像に残っている「マノン」におけるホセ・マルティンのレスコーなんです。

目に飛び込んできたシムキンは帽子を目深に被っておりその表情が窺えません。
ところが動き出すと予想していた違和感は感じず、かえっておもしろいレスコー像でした。

舞台が進むにつれ失礼ながら意外なほどの演技巧者ぶりに感心しました。
マクミランの舞台は端から端まで舞台上すべての人々が演技しているといっても過言ではありません。

シムキンのレスコーは本人が一生懸命研究して努力しているのが感じられ、それなりに批判はありますが自分は好きです。
マノン役がヴィシニョーワだけに姉・弟とも言われますがまぁそれもありでしょうw

ただ気になった点は 2 つ。

ひとつはやはりデ・グリューを力で押さえつける第 1 幕 2 場の最後でしょうか。
ゴメスの体格がいいだけにちょっと苦しいですね。

もうひとつは酔拳ならぬ酔踊の場面です。
シムキンの運動能力がずば抜けて高いことはよく知られていますので、酔った踊りをしても難度の高いパを組み込んできます。

ここはもっと「技」を端折ってもいいのが「酔」の方に傾注して欲しかったところです。
まぁただの千鳥足になってしまってはバレエでなくなるのでそのバランスは難しいところだと思いますが。

キャストでもっとも心配だったシムキンのレスコーは F & F 嫁とも「意外と良かった」という結論でした。
この印象は細かな表情まではっきりとわかる最前列で観たものであり、後方または上階からの感想はまた違うものになるかもしれません。

そのテクニックと華から主役の王道を歩むのかと思っていましたが、様々なキャラクテールに挑戦してもおもしろいのではないでしょうか。
いずれにしてもシムキン再評価の場となったレスコー役でした。










マノン

ABT プリンシパルのディアナ・ヴィシニョーワ最高でした。
乏しいバレエ鑑賞体験ではありますが F & F 嫁史上最高のマノンであり、この日客席に居られたことを感謝したいと思います。

マノンという役はわかりやすい直球勝負の役ゆえに難しいといわれます。
修道院入りを控えた少女〜恋に突っ走る女〜物欲につられ金持ちの愛人〜投獄からの流刑〜逃避行の果ての死。

どれをとっても難物でその役柄すべてを説得力を持って繋がなければなりません。
ドラマや映画のようにぶつ切りで収録できるわけもなく、3 時間弱の連続した生の舞台で表現することが求められます。

馬車から降り立ったヴィシニョーワのマノンは本当に純真無垢な少女でした。
コートや帽子の預け方ひとつとってもそれが巧みに表現されていました。

デ・グリューとの出会いはまさに一期一会。
初めて会って警戒するところから始まって徐々に心を開いていく過程が第 1 幕 1 場の PDD に見事に結実していました。

2 場の「寝室のパ・ド・ドゥ」はその印象的な音楽とともに「マノン」を代表する場面として強く印象に残ります。
F がマノンといって口ずさむのはまずここの音楽ですね。





ヴィシニョーワとイーゴリ・コールプ様のマリインカコンビによる寝室です。
いゃあ本当にカワイイですねヴィシニョーワが。

ロシア人民芸術家である大スターに対してカワイイとはなんですが、デ・グリューが好きで好きでたまらないという心情が溢れ出ています。
少女から(精神的な)娼婦までトップダンサーというのはとりわけ優れた俳優であるとあらためて思います。

そしてすべてにおいて滑らかであり鋭くもあり、ためるところと爆発させるところの対比の妙。
嗚呼、芸術家の至芸とはこういうことを指すのだなと実感した次第です。

ヴィシニョーワの体躯は限りなく柔らかくしなやか、それでいて回転はものすごく鋭くシャープです。
上記動画で曲が転換する 03:07 過ぎの片手サポートでの回転はもの凄かったですね。(この動画ではちょい軸がズレてます)

バレエフェスでしたっけ、東バにゲストで出た「ジゼル」でのポワントから火が起こせるのではと思わせるような加速ぶりでした。
04:18 〜の手をつないでバランス取りつつ回るシーンもこの動画の体感倍速でしたよ。

04:41 に音楽が頂点に達した後、ダブルで回転を入れてますが当日もあったように記憶しています。
その直前にコールプ様がアドリブでヴィシニョーワの肩にキスするのがイイですね。
(ゴメスは寝室のエンディングでヴィシニョーワの胸から首、顔とキスの嵐を降らせていました。これもアドリブでしょう)

その後マノンは 2 回、高々とリフトされるわけですが、その 1 回目と 2 回目の間。
上記動画でいえば 04:58 〜 デ・グリューの短いパを待っている間のヴィシニョーワの表情がたまりません。

これを生でしかも数メートルの距離から観たのですから鳥肌も立とうというもの。
この「寝室のパ・ド・ドゥ」はおそらく生涯思い出に残る名演だったと思います。







「沼地のパ・ド・ドゥ」は壮絶でした。
ヴィシニョーワのヘロヘロぶり(もちろん褒め言葉)は際立っていて、F 嫁などは「上野公園を走ってきたのでは?」と言っていたほどw

それでいて空中ではトリプルアクセルもかくやという空気を切り裂くような回転ぶり。
空中高くより顔面から床に落下するようなダイブ、そして背後から手を伸ばしてくれる相手を信じて虚無にむかって飛び込む勇気。

劇的な音楽とともに主役 2 人の息の合ったなんて生易しいものではない、一心同体の踊りにたいへん感銘を受けました。




ディアナ・ヴィシニョーワのマノンは経験による芸術的な解釈と運動能力がこれ以上ない高い次元で交差しているまさに絶品でした。
3 月 1 日の最終公演が仕事でどうしても観られなかったのが本当に本当に残念でなりません。

ABT 日本公演では ニーナのオデット/オディールホセのバジル とかけがえの無い貴重な上演を体験出来ました。
ディアナ・ヴィシニョーワの「マノン」はもちろん最後の公演ではありませんが、それらに匹敵する素晴らしいパフォーマンスでした。

古典でもコンテでもヴィシニョーワの才能は飛び抜けていると思います。
キャリア後半を迎えつつある彼女の舞台はもう待ったなしで見逃せないものとなりそうです。










デ・グリュー

マルセロ・ゴメスは F 嫁がファンです。
過去の来日公演でのロットバルトで殺られたらしいですw

神学生でありながら美少女に惚れて身を滅ぼすというとっぽい役柄ですが、これってマノン以上に素の性格が現れるような気がしてます。
ゴメスのデ・グリューは、そうあって欲しいと思わせる完璧なデ・グリューでした。

寝室のパ・ド・ドゥ途中で上手から下手へ移動する際、ヴィシニョーワのスカートが背中に引っかかって降りてこないことがありました。
向かい合っていたのでゴメスの側からはよく見えなかったはずですが、さりげない動作でサッと左手をのばして解消しました。

いやパートナーがよく見えているものだと感心ししました。
そしてその細やかな心配りがアクロバティックなリフトで空に昇るバレリーナから信頼されるのでしょう。

もうひとつ。上にある二枚連続の写真の右側、ウチでは俗称「カニバサミw」と呼んでいるパの場面です。
ヴィシニョーワは腕と脚の動きに合わせて 2 回、顔を相手側〜客席側へと動かしました。

ゴメスはそれに合わせて自身の顔も一緒に動かしたのです。
他の映像を探しても男性で顔を動かすダンサーは見つかりませんでした。

ほんの小さな部分ですがふたりの動きに一体感が出てよかったです。
マクミランはどーしてこの動きを考えたのでしょうね。とても好きな場面です。




おっと F 嫁が自分にも語らせろと背中を突いています。
以下は F 嫁の感想です。




以前、ABT の白鳥の湖でロットバルト/ゴメスに殺られたF嫁です。

ヴィシニョーワとゴメスのお二人、絵的に美しい〜間違いないと期待して楽しみにしていた「マノン」でした。
でも見終わってみれば、想像以上のものが…
終わってからもしばらく寝ても覚めても 「デ・グリュー祭り」 の私でした。

最初デ・グリューが薄いブルーの衣装で舞台に立った時、
「あ〜美しい」そう思いました。

そして彼が踊りだして…誠実なステップを踏んで…
でもちょっと(ディアナ/マノンに比べて)大人しすぎる?かしらと思ったのもつかの間…
なんだか、身体全体が放つオーラが切ない。(すみません、バレエから離れていて)

近くから見ているので、お顔を歪めたり、小芝居をしていないのはわかるのですが、なぜだか切ない。
踊りは端正なのに切ない。

そのうちに、彼が踊る時、ジャンプするときにまったく音がしないのに気づきました。
私の席は一番前。
以前別のダンサーの時にドスンドスンと音がして(一番前の席はある意味興ざめするな〜)と思った事がありました。

無音ゴメスに相対するディアナもジャンプの後は無音。トウ立ちするときに「カツン」と音がするのみです。
凄いものを見ているのかも…と総毛立ってきました。

激しいのに無音。オケの音を取り除いたら、真空の中で情愛を語っているふたり。

デ・グリューはマノン一筋。
切ないほど純情。こんな良い男が純情なんて。(すみません、超個人的な感想で)
いやいや、こんなに思われたのなら、女として本望です。

デ・グリューにリフトされる時、回転する時、マノンからは「生命」「ライブ」がほとばしります。
明日はわからないけど、今は幸せ。生きているって素晴らしい。

最終的に物語は悲恋でしたが、音楽を思い出すと切ないデ・グリューの姿が思い出され、
私は翌日もどっぷりマノンの世界に浸っていたのでした。

こんな気持ちになったのは、バレエ鑑賞では珍しい出来事です。

良い映画や本を読んだ時の後のような満足感とともに素晴らしい(超絶的な)踊りを見れた事は、
「バレエはすごい芸術なのだ」と再確認する事にもなりました。

デ・グリューにときめいたのも今回が初めて。
マルセロ・ゴメスというダンサーの華、凄さを感じた夜でした。


以上 F 嫁がお送りしました。











ムッシュー G・M

F はヴィクター・バービー大好きです。
擦り切れるはずのない DVD が劣化しそうなほど見た ABT 時代バリシニコフの「ドン・キホーテ」

ガマーシュでありながら踊りまくって小芝居しまくって主役を喰っていたバービーに惚れたもんです。
あれは故パトリック・ビッセルのエスパーダもありお宝映像で、K-Ballet への影響はかなり大きいと思ってます。

バービーは過去の来日公演で「白鳥の湖」の式典長役で観られてラッキーと思いました。
その際、RB のサー・アンソニー・ダウエルみたいに重要な脇役で観たいと書きましたがまさに今回その通りになったのです。

ムッシュー G・M はお金持ちですが脚フェチの色ボケでもあります。
上流階級の慇懃さと性癖のイヤラシさ(脚フェチを否定するものではありません。どちらかというと…)を両方にじませないといけません。

これもあれですよね、やはり若過ぎたりハンサム過ぎたりしてはダメですよね。
本家 RB 最近の G・M であるクリストファー・サウンダースはやや上品寄り、以前のウィリアム・タケットはお洒落な長身の紳士という感じ。
そうそうサー・アンソニーは底知れぬ狂気を感じさせて良かったです。

バービーの G・M は恰幅の良いいかにも金持ちといった風貌です。
見初めたマノンを睨めつける視線は適度にいやらしく、おかしな言い方ですがとてもよい雰囲気でした。

デ・グリューの下宿でのマノン、レスコー、G・M の脚にスポットを当てた踊りでもしっかりとした足腰で健在ぶりを示しました。 
寝台に座ったマノンの脚にむしゃぶりつく仕草もよかったです。

バービー G・M の特徴は“怒り”だったと思います。
イカサマが発覚してテーブルをひっくり返すシーン、再びやって来たデ・グリューの下宿で怒りに任せてレスコーを射殺するシーン。

今まで見たどの G・M より激しい憤怒が伝わってきました。
若い頃一時代を築いたダンサーが、脇役ながら舞台に厚みを持たせる重厚な役どころで活躍するというのは羨ましい限りです。





ABT において芸術監督のケヴィン・マッケンジーを補佐する立場の副芸監であるヴィクター・バービー。
今後も ABT の芸術面で無くてはならない人材であり続けることでしょう。バヤデールの大僧正が観てみたいです。










レスコーの情婦

ソリストであるミスティ・コープランドが演じました。
女性では数少ない黒人の、とても綺麗な容姿のバレエダンサーです。

いちばん最初に「マノン」の舞台を見たのが 2005 年の RB 来日公演でした。
その時の情婦はソリスト時代のサラ・ラムだったんです。

レスコーの情婦というと清楚な彼女のイメージを覆す熱演がずっと脳裏に焼き付いていました。
コープランドのそれは美人でカワイイんですけど情婦という屈折したものは感じませんでした。

身体能力は高いと思いましたが、ちょっとバタバタした踊りに見えてしまって…
次へ次へと急ぎ過ぎというか、もう少しだけねっとり余韻が欲しいように思えました。












マエストロ

ABT 音楽監督のオームズビー・ウィルキンズさんが指揮を担当しました。
白髪長身のウィルキンズさん、我々は下手最前列だったので指揮を真横から観る形になりました。

マエストロの指揮はたいへん情熱的です。
盛り上がる場面では身体の上下動に加え、歌い出さんばかりの表情が楽しいです。

実際に歌っていたのかもしれません。

バレエ指揮はシンフォニー指揮者とは違う魅力があると思います。
自分の棒ひとつで音楽とダンサーまでもコントロールできる仕事は楽しいでしょうね。

東京シティ・フィルも熱演でした。












ABT

アメリカン・バレエ・シアターの「マノン」は初めて舞台で観ました。
全体的に本家ロイヤル・バレエに負けないプロダクションだと思いました。

セットは最初奥行きのある素晴らしいものだと思いましたが時折薄っぺらにも感じられ…
一度しか観ていないのであまりはっきりしたことは言えませんが、これはやはりコヴェント・ガーデンの勝ちかなと。

ただセット転換で緞帳裏からのドスンバタンの雑音がほとんど聞こえなかったのは優秀だと思いました。
酷い場合はスタッフの罵り声まで聞こえますからねぇ。最前列にいましたからその点は保証します。




コール・ドがフォーメーションを組んでの群舞などは無いのですが、ほんの数人の踊りでもやはり揃いませんねw
意図的にパを順送りにする振付が多用されていましたが、それでいてもスムースにつながらないのはどうかと。

カッチリキッチリとシンクロするのはカンパニーのキャラクター的に難しいのかもしまれせんね。
そのかわり舞台の隅々まで演じるという意味では優秀でした。

あちらこちらで小さな芝居や諍いなど、センター以外からも目が離せません。
娼館でのシーンで上手後方にいた情婦達が口論を始め、ひとりがワインをぶっかけられたのを目撃しました。

その後の切り返しも見事でつい周辺に目をやってしまい、視線的に慌ただしいことこの上なしです。
すべてが舞台芸術であり、主役の踊りに対し決して価値が劣るものではありません。

端から端まで楽しみ尽くしたければたくさんの眼球が必要でしょう。
でもなるべくそういった周囲の努力も汲み取るようにしたいと考えています。




そういえば高級娼婦で元ロイヤル・バレエのジェマ・ボンドを見つけて嬉しくなりました。
あいかわらず綺麗でしたね。

コール・ドには日本人女性のバレエダンサーが 2 人登場していました。どちらも頑張ってほしいと思います。
加治屋百合子さんはソリストですが、当日は役がついていなく観ることは出来ませんでした。











「マノン」

バレエ「マノン」は大好きな演目です。
マクミランの濃密な振付けも魅力ですが、シンプルでわかりやすいストーリー、ダンサーの魅力をストレートに伝えるパ・ド・ドゥ。

とはいえ話としては悲惨でとてもお子様向けとは申せません。
逆に言えば白鳥やらくるみやらをバレエの典型と見て敬遠している大人に観てもらいたいですね。

どうしてスカート(チュチュ)が横に広がっていてパンツが見えてんの?と真顔で聞かれたことが何度かあります。
「マノン」であるならそうした衣装的な違和感は少ないと思われます。

ABT の「マノン」は木曜日のソワレと土曜日のマチネでした。
木曜日はともかく土曜日の公演全体の楽日まで席が埋まっていなかったのは残念な事です。

「マノン」のような大人向けの演目が海外カンパニーの日本公演から潰えないようにしたいものです。
この舞台の素晴らしさを伝えるには甚だ頼りない拙文ですが、そのほんの小さな一助になれば幸いです。





本公演のプログラムに各界の著名人が文章を寄せていました。
その中のひとつにバレエダンサー小林十市さんの実弟である落語家の柳屋花緑さんのものがありました。

その文章につけられた表題がこの舞台を観ることができた F & F 嫁の心情を完璧に表現していたのでここに引用させていただきます。


“バレエ公演の記憶は人生の宝物”

















表紙だワッショイ!! 2014 春 part 2

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公演から一週間経っても ABT 「マノン」 の興奮冷めやらぬ F & F 嫁です。
ツイッターでも直後につぶやいたのですが、ウチで「カニバサミ」と呼んでいる「寝室のパ・ド・ドゥ」での振付けを真似したんですよ。
ええ、酔った勢いで F 嫁とw

見事に F の腰が砕けました…

いや難しい。
だいたい右手一本で F 嫁を支えきれないし、F 嫁にしても空中で姿勢をキープしきれません。
このまま上下動しながら移動するとか無理無理無理w

マクミラン先生渾身の振付けですから生易しいものであるわきゃないのに酒の力は恐ろしい。
あらためてバレエダンサーの体躯は凄いです。
素人ペアは決してマネしないようにね。



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さて書店でミリ系の雑誌を探している途中、美しいバレエダンサーの表紙に目が止まりました。
あららら〜 K-Ballet の 浅川紫織ちゃん じゃありませんか!

先日老舗 ダンスマガジンの表紙 に抜擢された時は待ち構えていたんですが クロワゼ はノーマークでした。

ダンマガはバレエファンでございって顔で買えるのですが、クロワゼやクララはオッサンがレジに持ってくのは気が引けます。
まるで厨房のようですが、ちょうど Tipo のスモールカー特集があったので一緒に購入しました。









瀬戸秀美先生撮影による美しい写真はレッスン着と私服。

記事冒頭にもありますが、映像作品にもなった「シンデレラ」での仙女はとても当たり役だったですね。
インタビューではその前に負った怪我によって身体の使い方を根本的に考え直した事や、
それに対応した日々のレッスンでの工夫等について書かれています。





いよいよ今月末に初演となる K-Ballet「ラ・バヤデール」
紫織ちゃんは唯一、ニキヤとガムザッティ両方を踊ります。

1月にプリンシパルに昇進しての最初の大舞台です。
ウチは 23 日ソワレのガムザッティ、楽日 26 日マチネのニキヤを観に行きます。





宣伝動画での“愛憎渦巻くスペクタクルバレエ”っつーのがやや気になります。
F はご承知の通り「ガムザッティ性善説」ですからw

いずれにしても御大がオレも踊るなんて言い出さなきゃツアーのメインは紫織ちゃんだったんです。
御大も認めた今 K-Ballet でいちばん輝いているバレリーナの活躍を楽しみにしています。










6 月のロミジュリ はジュリエットのみの一日だけとはもったいない。
  紫織ちゃんのロザラインも絶品であることを皆に知って欲しいのですが…





いちごのタルト

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先日 F 嫁と所用で立ち寄った千葉そごうで 3 階婦人服売り場の奥にある SWEET & CAFE ベリーカフェ でひと休みしました。
当ブログでベリーといえばダンスですが、ここは旬のフルーツタルトと紅茶が売りのお店です。





RICOH GR


F 嫁は紅茶、F はコーヒーを頼んで、ショーウィンドウに居並ぶタルト類を物色に立ち上がります。








RICOH GR


F 嫁が選んだのはこちらのディシュアート。






RICOH GR


徳島県 佐那河内村 「さくらももいちご」のタルト です。

さくらなのかももなのかいちごなのかよくわかりませんがw
当時は意識もしていませんでしたが、今となっては「さなごうち」村という産地の村名にドッキリです。







RICOH GR


F のはこちら 愛媛県産 天使のいちご「レッドパール」のタルト です。

レッドパールの名に恥じない鮮やか過ぎる赤。
お皿やクリームの白、イチゴの濃い赤、イチゴを使ったケーキは被写体として相当難しいですねぇ。







RICOH GR


F 嫁曰く「美味しかった」そうですが、正直な話、産地によるイチゴの違いがよくわかりませんでした。
こっちの方がやや甘いかな、酸っぱいかな、程度ですね。

間抜けな話ですがショーウィンドウの価格を見た時、F は一瞬ホール丸ごとの値段かと勘違いしました。
ランチはけっこうお得という噂なんですが、ちょっとお茶を‥という感覚だとビックリするかもしれません。



それでも旬のイチゴをたくさん食べることはできました。
気まぐれな低気圧に翻弄されるのもそろそろ終わりにして欲しいですね。











AMD-65改 4

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3 より続く



ごく一部のミリヲタ以外には本当にどーでもいいことなんですけど、アサルト化によって全長が短くなる傾向にある
近代ライフルの銃口には必ず存在する小さな金属部品についてです。

機能によって様々な呼称が存在します。

  射撃時の発射炎を軽減するもの・・・・・フラッシュサプレッサー、フラッシュハイダー等
  射撃時の跳ね上がりや反動を軽減するもの・・・・・コンペンセイター、マズルブレーキ等

もしくはその両方の機能を期待できる製品もあります。
これら広範囲の製品を一括りにする呼び方として マズルデバイス というのもあります。


ウチのプライマリーウェポン 2 である LCT AMD-65改 ですが、その名の通りベースの銃は 1965 年 の設計です。
カービン化故発生する盛大な発射炎とリコイル抑制の為、当時としては大胆なフラッシュハイダー兼マズルブレーキが装着されました。




ワイヤーストックとともに AMD-65 のアイコンであるこのハイダーは効果的であると聞き、同時になかなかカッコイイと思ったのでした。
しかし AK の基本形は変わらずともマズルデバイスの進化は日進月歩であります。
タクティカル化された現代 AK における最先端は何なのか。
実際のシューター/オペレーターはどんなマズルデバイスを使用しているのかの探求が始まりました。



長さ 5cm からせいぜい 7cm で穴の開いた金属パイプが写るパソコンの画面を唸りながら鬼気迫る表情で凝視する夫に動じないのが
F 嫁ですが、まぁ普通の感覚ならコイツ大丈夫か?と疑いたくなりますなw
各メーカーのレプリカを数点入手して検討に検討を重ねた結果、AMD-65改のマズルデバイスが決定しました。


(バイオプラスチックの BB 弾を空気圧で発射するエアソフトガンに反動も発射炎もないだろう、というツッコミはなしで‥ね)


そいつは プライマリー・ウエポンズ・システムズ (PRIMARY WEAPONS SYSTEMS) の FSC47 です。

PRIMARY WEAPONS SYSTEMS

クリック すると同社のトップページに飛びます。
タブのマズルデバイスをクリックすると FSC シリーズという項目があります。
シリーズということは .223、.308 等他の口径もあるということですね。
FSC47 はもちろん AK の 7.62×39 を念頭に置いたマズルデバイスとなります。


決め手のひとつはこの動画でした。

PWS FSC47 Demo


FSC47 を装着したフルサイズの AK をフルオートで片手打ちする男性。
昼間ですからマズルフラッシュはわかりませんが、体格を差し引いてもこの制動性はもの凄いですね。
まさか減装弾という可能も?
ユーザーが実感できる現地でさすがにそれは無いでしょうかね。







RICOH GR


これは PWS 社のロゴが入ったベースボールキャップです。
F 嫁はこのロゴを見て 「小?」 とか言ってましたが確かにw
ロゴの由来はわかりません。
いわゆるタクトレブームでベースボールキャップは百花繚乱ですが、こいつを被ってる人は少ないでしょう。






RICOH GR


こいつがその FSC47 です。
7.62×の後は見えてませんが当然 39 ですね。






RICOH GR


保険にと同じく AK シリーズに対応している J-TAC47 も頼んでみました。







RICOH GR


まず押さえの J-TAC47 から開封してみます。
ぱっと見、バードケージタイプのよくあるハイダーに思えます。
ただ左右の切り込みは独特の形状をしており、これが(実銃の場合は)ブレーキとして働くのだなと思わせます。
右側の赤いリングは耐熱シリコン製です。

それにしても黒というよりグレイの金属肌はカサカサで粉吹いてますw
手前の凹みは AK のフロントサイト基部からバネで突き出しているロックピンを差し込む箇所です。
別の言い方をすれば、ここに凹みのあるマズルデバイスは AK 対応ということになると思います。






RICOH GR


そしてこちらが本命の FSC47 です。
同じ PWS 社の製品ですがこちらは一転油まみれですw

ロックピンの凹みは J-TAC47 とは異なりカッチリした形状ですね。
何となくこちらの方が丁寧に造られているような印象を持ちます。






RICOH GR


もう一枚。
J-TAC47 同様に耐熱シリコンリングが附属します。

いやカッコイイですな。
サイドの切り込みはより複雑な形状となり、先端は 4 つに分かれており攻撃的です。








RICOH GR


まずは J-TAC47 から AMD-65改 に取り付けてみます。
落ち着きがあって悪く無いと思います。
が、やはり M4 等のバードケージ型ハイダーを思い出してしまいワクワク感は無いですなぁ。

これは LCT 製品の問題だと思いますが、ロックピン太過ぎてが凹みに収まりません。
もちろん現地では問題ないでしょう。







RICOH GR


続いて油を拭き取った FSC47 を装着してみます。
こちらの凹みにはロックピンがジャストで収まりました。

いや〜カッコイイ!!

J-TAC47 には申し訳ないけれど圧勝ですな。
ま、トップ写真でバレていたとは思いますが。
そうそう耐熱シリコンリングの赤がよいチャームポイントとなっていますね。(えっ‥なっていない?)







RICOH GR


真上から見るとまたアバンギャルド。
魚の骨を思わせる左右の造作がまたカッコイイ。
これ排煙や排炎を綿密に計算した開口面積であり角度であるのでしょうね。
つくづく BB 弾の作り出す微風しか対処させてあげられないのが惜しい。






RICOH GR


そして現物を見て初めて気づいたのが先端の 4 本突起の角度。
ただ均等に 4 本が飛び出しているのかと思いきや、ズレた十字形となっています。
これもボーテックス等の理論があるのでしょうか。

いやそれ以前にアグレッシブでカッコイイんです。






RICOH GR


FSC47 装着のフロント周りです。
う〜ん相当気に入りましたよ、コイツは。






RICOH GR


というわけで 4 回に渡ってお送りした AMD-65改 の“改”はこれでひとまず最終形となります。
リポバッテリー抜きで 4.2kg とそこそこの重さになってしまいましたが満足です。







RICOH GR


ウチのプライマリーウェポン 1 である VFC SR-15E3 と並べてみます。
AR 系とはやはり根本的に異なるモノですね。

M4 以降の伸縮ストックは当初否定的でしたが、自分でボディーアーマーを着て構えて以来なるほどと評価するようになりました。
それも含めた取り回しは圧倒的に SR-15E3 の勝ちです。
特にインドア戦ではコンパクトに構えられるこちらでしょうね。

インドアということであれば、そもそも AK には(個人的な感想ですが)ウェポンライトが似合わないんですよ。
それでもいいと思わせる魅力が AK にはあります。







RICOH GR



しかしパーツ 1 個のために文献集めてウェブで資料を調べて吟味に吟味を重ねて通販でポチするまでの作業は嫌いじゃないんですが…

増税の春、◯◯◯◯改定の春、XP 終焉の春、仕事が山積みなのが困ったものです。
職場小隊 の皆様もお忙しく、AMD-65改 をフィールドに持ち出せるのは早くて桜が散った後になりそうです。
その前にちゃんとしたレンジでゼロインしたいなぁ。













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